オックスフォード クライストチャーチ (Christ Church) 見学 2008年12月

2008/12/21 - 2008/12/21

　有名なオックスフォード大学の最大のカレッジであるクライストチャーチに行ったのは今回が２回目でした。
　前回行った時は大聖堂に興味も無く、しかもパンフレットの観光ルートにあるにも関わらず、気づかずに通り過ぎて帰ってしまいました（笑）

　クライストチャーチはヘンリー８世によって1546年創設だそうですが、元々はウォルゼイ(Wolsey)枢機卿が1525年に設立したものをブン取ってしまったそうです。その偉そうな御姿はハリーポッター撮影にも使われたグレートホール（食堂）で拝むことができます。

　大聖堂は小さいですが、雰囲気よかったです。

エリア オックスフォード(イギリス)

　かの有名なオックスフォードで最大のカレッジらしいクライストチャーチを訪れるのは２度目です。正確に言うと、前日の土曜午後に来たら大聖堂はすでに閉まっていたので、３度目でした。

　日曜のおかげで駐車はVisitor用入口のほぼまん前に無料路駐できました。

　外から目印にもなる、この目立つ建物はこのトムタワーです。中にはグレートトムと呼ばれる大きな鐘が入っていて毎晩9時5分から101回鳴らされるそうです。

クライスト チャーチ 建造物

　Visitor用の門から入ると、左に建物群が見えますが、真ん中に見えるのがグレートホール（食堂）です。
右は広い空き地が広がってました。

　この建物の真ん中辺りに入口がありました。入場料は通常大人 ６ポンドです。大聖堂が閉まってたりすると割引されます。
　
　ちなみに受付のオッサンは態度デカそうだな、と思っていたら、ほんとに態度悪くて気分悪かったです。
　20ポンド札で支払い、細かいの無いかと聞かれたので、ゴメン、無いですと言ったら舌打ちされました。。。

　入るとまず回廊がありました。

　回廊の中庭です。

　回廊の中庭からは、大聖堂の塔が見えました。

　前回来た時はこの塔にすら気づかなかったと思います。完全に大聖堂無視でした。

　最初の順路はグレートホールになっており、階段を登って上に行きます。

　グレートホールの入口の間です。

　グレートホールは薄暗くて、観光場所としてはいい雰囲気出てました。
　ただ、周りには肖像画がたくさん並んでいるので、ここで飯を毎日食うにはちょっと辛いかなと思います。実際に毎日食べてるか分かりませんが。
　ちゃんと部屋の隅には皿が積まれていました。

　グレートホールの一番奥には、現代では明らかに怪しげなカッコをしたヘンリー８世の肖像画が飾られています。

　グレートホールを出て順路を進むと、トムクワッドという大広場に出ます。その広場に出てすぐ右に、大聖堂の入口があります。
　前回はトムクワッドの芝生とトムタワーに見とれて、この大聖堂入口を通り過ぎてしまいました。　　まあ、案内図をよく見てなかったし興味もなかったからですが。

　中に入るとまずパイプオルガンが頭上に見えました。

　大聖堂入口から内部を見たところですが、大学にこんなのがあるなんて立派です。さすがイギリス。

　入口では各国語のパンフレットがあり、日本語版を取りました。

　入ってすぐ左手にある写真の窓はヨナの窓で、1630年代の作品だそうです。

　身廊(Nave)北側の通路を通って行きました。

　大聖堂中心部の北側にある場所には派手な窓がありました。

　同じく北側広場です。

　この北側の窓はパンフレットには記載がありませんが、天使の軍団っぽいです

　内陣の北側には２つのChapel(礼拝所)がありました。

　奥はラテンチャペル、手前はLady chapelです。

　北の奥側にあるのがLatin chapelでした。

　ラテンチャペルです。

　ラテンチャペルの奥の窓はSt.Frideswide (フライズワイド)の窓と呼ばれていて、19世紀中ごろのものです。
　

　大聖堂の中で最古の記念碑(1289年)で、オックスフォードの守護聖人であった聖Frideswide(フライズワイド)が納められていたそうです。

　伝説によると、この聖人は王にしつこく求愛されて森に逃げてたけれども、病気にかかった王を治す代わりに自由になれたそうです。

　ラテンチャペルのすぐ南側にあるのがLady chapel(聖母礼拝堂)です。

　Lady chapelの窓です。

　Lady chapelの右にあったのは、一見ただの木彫りの机に見えるベルの祭壇です。ジョージベル大司教にささげられたもので、2000年製。

　内陣の中から入口方面の写真です。

　内陣の丸天井は1500年頃にウィリアム・オーチャード作で、天国をイメージして入り組んだ星型模様になってます。

　一番奥は主祭壇になっています。

　主祭壇の上部窓です。

　主祭壇を横切って南側に行くと、奥には聖キャサリンの窓があります。窓中央のキャサリンはエディス・リデルで、不思議の国のアリスの姉だそうです。

　奥に聖キャサリン窓が見えるこの場所はミリタリーチャペルだそうです。

　大聖堂中央から南方向の写真です。

　左にはXmasツリーもありました。

　南側にあるLucy chapelには季節物のXmasツリーが。

　その奥の窓にはトーマス・ベケットも描かれてます。

　ツリーの奥にある窓には、大司教トーマス・ベケットの暗殺シーンが描かれてます。中央です。

　南側の一角には、何の御一行だか忘れてしまいましたが、寄贈された人形がおいてありました。

　南側の通路の写真です。

　回廊に出てChapter houseに向かうと、そこは土産物ショップになってました。
　そういえば前回来た時にショップでマグカップを買った覚えが。オックスフォードの各カレッジの紋章が並んだカップでした。

　大聖堂を出て出口に行く途中には図書館がありました。

　図書館のあるペックウォーター・クワッドもきれいな広場でした。

この旅行記へのコメント （2）

• worldspanさん 2009/02/01 12:25:20

  クライストチャーチって

  chahiroさん
  
  はじめまして。オクスフォードのブログ、大変懐かしく拝見いたしました。今は観光に入場料を取るようになったのですね。私がこの町に居てたときは、クライストチャーチは無料で入場・見学ができていたんです。ハリポタブームで恐らくすごい観光客の数が増えたんですね。クライストチャーチカレッジの敷地には川が流れてて、芝生の上に寝転んでいると天気の良いときは気持ちよいんですよ〜。次回行かれたときに是非試してみてください。

  ohahiroさん からの返信 2009/02/03 02:56:32

  RE: クライストチャーチって

  　worldspanさん
  
  　はじめまして、書き込みありがとうございます。
  
  　オックスフォードで昔生活をされていたのですか？
  自分は学生時代にあの町(大学)にちょっと憧れましたが、自分にとってはレベルが高すぎたようで（笑）
  でもまさかその後このように訪れることができるとも思っていなかったので。
  
  　敷地内の川には気づかなかったのですが、建物に入る手前の広い場所にありそうな雰囲気でした。奥をぶらぶら散歩している人もたくさんいましたね。
  トムクワッドの芝生と建物には見とれてしまいます。あそこで夏にごろっとしたいですが、すぐに警備に排除されますよね。
  
  　そういえば、ハリーポッターに使われていそうな大聖堂やダビンチコードで使われたと言う場所に色々行って見ましたが、後から映画みてもいまいちこれだって言う場面に出会えてません。。
  
  　では、またworldspanさんのブログも楽しませていただきます。