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*:.。パリ教会めぐり・聖堂散策編  ☆.。.:* <br /><br />【地下鉄ソルフェリーノ駅から、祈りと奇跡の不思議のメダイの聖堂へ】<br /><br />今回は、長い長いオルセー美術館をあとにし、新たな目的地を目指して地下鉄12号線のソルフェリーノ駅からセーヴル=バビロヌ駅へと移動しました。<br />最初のスポットとなる『不思議のメダイの聖堂』に到着。<br />敷地内では、聖母マリアからメダイの使命を託された聖カタリナ・ラブレの生い立ちを綴る白い壁面のレリーフや、貧しい人々に尽くした聖ヴィンセンシオ・ア・パウロの彫像をのんびりと巡りました。<br />さらに建造物内へと進み、愛徳姉妹会の共同創立者である聖ルイズ・ド・マリアックの側祭壇を静かに見つめました。<br /><br />【青いモザイクが美しい主祭壇から、黄金にきらめくメダイの図案の解説へ】<br />さらに歩みを進め、高いアーチ天井に包まれた美しい大聖堂のなかへと足を踏み入れました。<br />1830年の出現を伝える青いモザイク壁画と純白の大理石像が並ぶ主祭壇をはじめ、名匠カヴァイエ=コルが手がけた重厚なパイプオルガンや、パステル調の光が差し込む美しいステンドグラスの窓を鑑賞。<br /><br />最後は、地球の上に立つ聖母の姿が刻まれた黄金の『不思議のメダイ』の表面と、キリストとの切り離せない絆を示す二つの心臓や12の星が配置された裏面の精緻な図案をじっくりと通過し、今回の散策を終えました。<br /><br /><br />全体の大まかな行程は以下になります。<br /><br /><br />今日は,★☆★です (^^)/<br /><br />4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒<br />4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光<br />4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光<br />4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光<br />4/17(木) ギートホルン観光<br />4/18(金) キューケンホフ観光<br />4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動<br />4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光<br />4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光<br />4/22(火) ハーグ観光<br />4/23(水) プラハへ移動とプチ観光<br />4/24(木) プラハ観光+コンサート<br />4/25(金) プラハ観光+コンサート <br />4/26(土) プラハ観光<br />4/27(日) プラハ観光<br />4/28(月) プラハ観光<br />4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光<br />4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動<br />5/1(木) パリへ移動,観光<br />5/2(金) パリ観光<br />5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光<br /><br />★☆★5/4(日) パリ観光<br /><br />5/5(月) 体調不良により観光無し<br />5/6(火) 体調不良により観光無し <br />5/7(水) パリ観光<br />5/8(木) シャルトルへ移動・観光<br />5/9(金) パリ観光<br />5/10(土) パリ観光<br />5/11(日) パリ観光<br />5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光<br />5/13(火) パリ観光<br />5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動<br />5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発<br />5/16(金) 成田着

357。*:.。オランダ,チェコ,フランス35日間の旅 ☆パリ-96 不思議のメダイの聖母の聖堂 ☆.。.:*

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2025/05/04 - 2025/05/04

2979位(同エリア17307件中)

mitsu

mitsuさん

*:.。パリ教会めぐり・聖堂散策編 ☆.。.:* 

【地下鉄ソルフェリーノ駅から、祈りと奇跡の不思議のメダイの聖堂へ】

今回は、長い長いオルセー美術館をあとにし、新たな目的地を目指して地下鉄12号線のソルフェリーノ駅からセーヴル=バビロヌ駅へと移動しました。
最初のスポットとなる『不思議のメダイの聖堂』に到着。
敷地内では、聖母マリアからメダイの使命を託された聖カタリナ・ラブレの生い立ちを綴る白い壁面のレリーフや、貧しい人々に尽くした聖ヴィンセンシオ・ア・パウロの彫像をのんびりと巡りました。
さらに建造物内へと進み、愛徳姉妹会の共同創立者である聖ルイズ・ド・マリアックの側祭壇を静かに見つめました。

【青いモザイクが美しい主祭壇から、黄金にきらめくメダイの図案の解説へ】
さらに歩みを進め、高いアーチ天井に包まれた美しい大聖堂のなかへと足を踏み入れました。
1830年の出現を伝える青いモザイク壁画と純白の大理石像が並ぶ主祭壇をはじめ、名匠カヴァイエ=コルが手がけた重厚なパイプオルガンや、パステル調の光が差し込む美しいステンドグラスの窓を鑑賞。

最後は、地球の上に立つ聖母の姿が刻まれた黄金の『不思議のメダイ』の表面と、キリストとの切り離せない絆を示す二つの心臓や12の星が配置された裏面の精緻な図案をじっくりと通過し、今回の散策を終えました。


全体の大まかな行程は以下になります。


今日は,★☆★です (^^)/

4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒
4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光
4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光
4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光
4/17(木) ギートホルン観光
4/18(金) キューケンホフ観光
4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動
4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光
4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光
4/22(火) ハーグ観光
4/23(水) プラハへ移動とプチ観光
4/24(木) プラハ観光+コンサート
4/25(金) プラハ観光+コンサート 
4/26(土) プラハ観光
4/27(日) プラハ観光
4/28(月) プラハ観光
4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光
4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動
5/1(木) パリへ移動,観光
5/2(金) パリ観光
5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光

★☆★5/4(日) パリ観光

5/5(月) 体調不良により観光無し
5/6(火) 体調不良により観光無し 
5/7(水) パリ観光
5/8(木) シャルトルへ移動・観光
5/9(金) パリ観光
5/10(土) パリ観光
5/11(日) パリ観光
5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光
5/13(火) パリ観光
5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動
5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発
5/16(金) 成田着

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
鉄道
旅行の手配内容
個別手配
  • 【白とグリーンの車体が滑り込む、パリ・メトロの『ソルフェリーノ駅(Solférino)』】<br /><br />長い長いオルセー美術館を出て、新しい目的地を目指して地下鉄に乗り込みます。ちょうどホームに入ってきた電車の窓の奥には、たくさんの街の人々が乗っています。

    【白とグリーンの車体が滑り込む、パリ・メトロの『ソルフェリーノ駅(Solférino)』】

    長い長いオルセー美術館を出て、新しい目的地を目指して地下鉄に乗り込みます。ちょうどホームに入ってきた電車の窓の奥には、たくさんの街の人々が乗っています。

  • 【12号線がのびるアーチ天井のホーム、パリ・メトロの『ソルフェリーノ駅(Solférino)』】<br /><br />ソルフェリーノ駅からセーヴル=バビロヌ駅までは、地下鉄12号線に乗って2駅の移動です。ホームの電光掲示板には、終点のメリー・ディシー行きを示す文字が明るく灯っていました。<br />パリの地下鉄ならではの雰囲気が静かに流れています。

    【12号線がのびるアーチ天井のホーム、パリ・メトロの『ソルフェリーノ駅(Solférino)』】

    ソルフェリーノ駅からセーヴル=バビロヌ駅までは、地下鉄12号線に乗って2駅の移動です。ホームの電光掲示板には、終点のメリー・ディシー行きを示す文字が明るく灯っていました。
    パリの地下鉄ならではの雰囲気が静かに流れています。

  • 【祈りと奇跡が息づく聖なる場所、『不思議のメダイの聖堂(Chapelle Notre-Dame de la Médaille Miraculeuse)』】<br /><br />こちらは1830年に、修道女カタリナ・ラブレが聖母マリアの出現を体験した場所です。<br />カタリナは聖母から「この姿を刻んだメダイを作りなさい。このメダイを信頼して身につける人には多くの恵みが与えられるでしょう」というお告げを受けました。その後、このメダイを身につけた人々の間で病気の回復や心の平安などの証言が数多く伝えられたため、いつしか「不思議のメダイ(奇跡のメダイ)」と呼ばれるようになりました。<br />現在もその聖堂には世界中から巡礼者が訪れ、祈りを捧げています。カタリナ・ラブレの遺体も聖堂内に安置されており、静かな歴史の重みが今もここに留まっています。

    【祈りと奇跡が息づく聖なる場所、『不思議のメダイの聖堂(Chapelle Notre-Dame de la Médaille Miraculeuse)』】

    こちらは1830年に、修道女カタリナ・ラブレが聖母マリアの出現を体験した場所です。
    カタリナは聖母から「この姿を刻んだメダイを作りなさい。このメダイを信頼して身につける人には多くの恵みが与えられるでしょう」というお告げを受けました。その後、このメダイを身につけた人々の間で病気の回復や心の平安などの証言が数多く伝えられたため、いつしか「不思議のメダイ(奇跡のメダイ)」と呼ばれるようになりました。
    現在もその聖堂には世界中から巡礼者が訪れ、祈りを捧げています。カタリナ・ラブレの遺体も聖堂内に安置されており、静かな歴史の重みが今もここに留まっています。

  • 【壁面に刻まれた聖女の歩み、不思議のメダイの聖堂の『聖カタリナ・ラブレのレリーフ』】<br /><br />聖カタリナ・ラブレ(Saint Catherine Laboure)は1806年5月2日にブルゴーニュ地方の小さな村で生まれました。<br />9歳の時に母が亡くなり、11歳で農家の仕事をした彼女は23歳で愛徳姉妹会に入会します。<br />1830年4月21日に修練院に入ったあとの7月18日23:30に守護の天使に起こされ、聖堂で聖母マリアとともに長い時間を過ごしました。<br />それから4か月後に再度現れた時には、メダイを作る使命をカタリナに託します。彼女の生涯を綴る彫刻が、白い建物の壁沿いにそっと並んでいました。

    【壁面に刻まれた聖女の歩み、不思議のメダイの聖堂の『聖カタリナ・ラブレのレリーフ』】

    聖カタリナ・ラブレ(Saint Catherine Laboure)は1806年5月2日にブルゴーニュ地方の小さな村で生まれました。
    9歳の時に母が亡くなり、11歳で農家の仕事をした彼女は23歳で愛徳姉妹会に入会します。
    1830年4月21日に修練院に入ったあとの7月18日23:30に守護の天使に起こされ、聖堂で聖母マリアとともに長い時間を過ごしました。
    それから4か月後に再度現れた時には、メダイを作る使命をカタリナに託します。彼女の生涯を綴る彫刻が、白い建物の壁沿いにそっと並んでいました。

  • 【貧しい人々に尽くした優しき司祭、不思議のメダイの聖堂の『聖ヴィンセンシオ・ア・パウロの彫像』】<br /><br />聖ヴィンセンシオ・ア・パウロは、特に貧者に尽くしたカトリック教会の司祭です。<br />フランスのダクスで人文科学を学び、トゥールーズで神学を修めました。その後トルコ人海賊によって囚われの身となり奴隷として売り飛ばされるなど悲惨な経験をしますが、第二主人をキリスト教徒に改心させてボートで逃亡することでまたヨーロッパへ戻ります。<br />数々の感謝の銘板に囲まれた白い像の足元には、静かに小さな植木鉢が供えられていました。

    【貧しい人々に尽くした優しき司祭、不思議のメダイの聖堂の『聖ヴィンセンシオ・ア・パウロの彫像』】

    聖ヴィンセンシオ・ア・パウロは、特に貧者に尽くしたカトリック教会の司祭です。
    フランスのダクスで人文科学を学び、トゥールーズで神学を修めました。その後トルコ人海賊によって囚われの身となり奴隷として売り飛ばされるなど悲惨な経験をしますが、第二主人をキリスト教徒に改心させてボートで逃亡することでまたヨーロッパへ戻ります。
    数々の感謝の銘板に囲まれた白い像の足元には、静かに小さな植木鉢が供えられていました。

  • 【メダイの図案が記された壁面、不思議のメダイの聖堂の『聖母出現の記録レリーフ』】<br /><br />中央に刻まれた十字架とMの文字を囲むように、当時の奇跡を伝えるフランス語の解説文が綺麗に並んでいました。

    【メダイの図案が記された壁面、不思議のメダイの聖堂の『聖母出現の記録レリーフ』】

    中央に刻まれた十字架とMの文字を囲むように、当時の奇跡を伝えるフランス語の解説文が綺麗に並んでいました。

  • 【二つのシンボルが織りなす聖なる絆、不思議のメダイの聖堂の『メダイ中央図案のクローズアップ』】<br /><br />Mという文字は十字架によって支えられています。Mはマリアの頭文字、十字架はキリストの十字架です。<br />この絡み合っている二つのしるしは、キリストとこの上なく聖なる母とを結ぶ、切り離すことのできない絆を表しています。<br />石碑の中央に浮かび上がる白亜のオーバルレリーフのディテールが、非常に綺麗に捉えられていました。

    【二つのシンボルが織りなす聖なる絆、不思議のメダイの聖堂の『メダイ中央図案のクローズアップ』】

    Mという文字は十字架によって支えられています。Mはマリアの頭文字、十字架はキリストの十字架です。
    この絡み合っている二つのしるしは、キリストとこの上なく聖なる母とを結ぶ、切り離すことのできない絆を表しています。
    石碑の中央に浮かび上がる白亜のオーバルレリーフのディテールが、非常に綺麗に捉えられていました。

  • 【愛徳姉妹会を支えた二人の聖女、不思議のメダイの聖堂の『聖ルイズ・ド・マリアックと修道女の彫像』】<br /><br />台座に刻まれた文字の通り、こちらは聖ルイズ・ド・マリアック(Sainte Louise de Marillac)を記念した白い大理石の彫刻です。<br />彼女は17世紀に聖ヴィンセンシオ・ア・パウロとともに、貧しい人々に尽くす「愛徳姉妹会(Filles de la Charité)」を創立したフランスの聖女です。<br />ひざまずいてそっと本を差し出す修道女を優しく見つめるその姿が、感謝の銘板がびっしりと並ぶ壁の前に静かに佇んでいました。

    【愛徳姉妹会を支えた二人の聖女、不思議のメダイの聖堂の『聖ルイズ・ド・マリアックと修道女の彫像』】

    台座に刻まれた文字の通り、こちらは聖ルイズ・ド・マリアック(Sainte Louise de Marillac)を記念した白い大理石の彫刻です。
    彼女は17世紀に聖ヴィンセンシオ・ア・パウロとともに、貧しい人々に尽くす「愛徳姉妹会(Filles de la Charité)」を創立したフランスの聖女です。
    ひざまずいてそっと本を差し出す修道女を優しく見つめるその姿が、感謝の銘板がびっしりと並ぶ壁の前に静かに佇んでいました。

  • 【高いアーチ天井に響く祈りの静寂、不思議のメダイの聖堂の『大聖堂の全景』】<br /><br />不思議のメダイのメインの聖堂内へと足を踏み入れました。白を基調とした高いアーチ天井の下、ずらりと並ぶ木製のベンチには世界中から集まった多くの巡礼者たちが静かに祈りを捧げていました。<br />中央の通路を歩む人々のシルエットとともに、長いオルセー美術館のあとの心地よい安らぎの時間が流れていました。

    【高いアーチ天井に響く祈りの静寂、不思議のメダイの聖堂の『大聖堂の全景』】

    不思議のメダイのメインの聖堂内へと足を踏み入れました。白を基調とした高いアーチ天井の下、ずらりと並ぶ木製のベンチには世界中から集まった多くの巡礼者たちが静かに祈りを捧げていました。
    中央の通路を歩む人々のシルエットとともに、長いオルセー美術館のあとの心地よい安らぎの時間が流れていました。

  • 【青いモザイクと聖母が迎える美しい祭壇、不思議のメダイの聖堂の『中央祭壇と壁画のクローズアップ』】<br /><br />正面の大きなアーチ壁には、1830年に修道女カタリナが目撃した聖母マリアの出現の様子が美しい青いモザイク壁画で一面に描かれています。<br />中央の祭壇には純白の聖母マリア像が厳かに佇み、周囲には輝くキャンドルや白いお花が綺麗に供えられていました。<br />カタリナ・ラブレの遺体が安置されているこの神聖な空間の歴史を、まっすぐ正面から写し取っています。

    【青いモザイクと聖母が迎える美しい祭壇、不思議のメダイの聖堂の『中央祭壇と壁画のクローズアップ』】

    正面の大きなアーチ壁には、1830年に修道女カタリナが目撃した聖母マリアの出現の様子が美しい青いモザイク壁画で一面に描かれています。
    中央の祭壇には純白の聖母マリア像が厳かに佇み、周囲には輝くキャンドルや白いお花が綺麗に供えられていました。
    カタリナ・ラブレの遺体が安置されているこの神聖な空間の歴史を、まっすぐ正面から写し取っています。

  • 【大理石に刻まれた光の奇跡、不思議のメダイの聖堂の『主祭壇と光の聖母像』】<br /><br />かつて主祭壇には石膏製の仮の像が置かれていましたが、現在は礼拝堂全体を見渡すように美しい大理石の像が据えられています。<br />これは政府から共同体に寄贈された大理石の塊から彫り出されたもので、1856年に厳かに安置されました。<br />1914年には像の下に二体の熾天使(セラフィム)が配置され、彼らが肩で雲を支えるような構図となっています。<br />アーチに刻まれた「原罪なくして宿り給えるマリアよ」という文字とともに、厳かな空気が静かに満ちていました。

    【大理石に刻まれた光の奇跡、不思議のメダイの聖堂の『主祭壇と光の聖母像』】

    かつて主祭壇には石膏製の仮の像が置かれていましたが、現在は礼拝堂全体を見渡すように美しい大理石の像が据えられています。
    これは政府から共同体に寄贈された大理石の塊から彫り出されたもので、1856年に厳かに安置されました。
    1914年には像の下に二体の熾天使(セラフィム)が配置され、彼らが肩で雲を支えるような構図となっています。
    アーチに刻まれた「原罪なくして宿り給えるマリアよ」という文字とともに、厳かな空気が静かに満ちていました。

  • 【聖母の頭上に輝く光の輪、不思議のメダイの聖堂の『聖母マリアの王冠のアップ』】<br /><br />この冠は主に3つの要素から構成されています。冠の帯部分は人間界と聖母との関係を表し、花々は聖母の徳を象徴、9つの小さなメダイヨンには聖カタリナへの出現や不思議のメダイなどが描かれています。<br />まわりの星々は9つの天使の階級(天使の九品)を表し、冠の頂上にある百合の花は聖母を象徴しています。<br />頭部に固定するためのねじには教皇レオ13世の紋章があしらわれており、イエス・キリストがこの冠を戴かせることを望まれたことを示しています。<br />背後の2つの聖心(みこころ)とともに、細緻な職人技のディテールが綺麗に写し取られていました。

    【聖母の頭上に輝く光の輪、不思議のメダイの聖堂の『聖母マリアの王冠のアップ』】

    この冠は主に3つの要素から構成されています。冠の帯部分は人間界と聖母との関係を表し、花々は聖母の徳を象徴、9つの小さなメダイヨンには聖カタリナへの出現や不思議のメダイなどが描かれています。
    まわりの星々は9つの天使の階級(天使の九品)を表し、冠の頂上にある百合の花は聖母を象徴しています。
    頭部に固定するためのねじには教皇レオ13世の紋章があしらわれており、イエス・キリストがこの冠を戴かせることを望まれたことを示しています。
    背後の2つの聖心(みこころ)とともに、細緻な職人技のディテールが綺麗に写し取られていました。

  • 【金色の聖遺物箱に眠る共同創立者、不思議のメダイの聖堂の『聖ルイーズ・ド・マリヤックの側祭壇』】<br /><br />現在、聖ルイーズの聖遺物は右側の側祭壇に置かれた聖遺物箱の中に収められています。<br />1660年に他界したのち、フランス革命などの困難な時期を経て1815年にバック通りのこの礼拝堂へと運ばれました。<br />聖遺物箱の下には「貧しい人々への奉仕を大切にしなさい。何よりも、互いに深く結びつき、心から親密に、愛し合って暮らしなさい」という彼女の遺言が記されています。<br />頭上を飾る精霊の鳩や天使たちの美しい金色のモザイク壁画とともに、今も多くの人々の祈りを受け止めていました。

    【金色の聖遺物箱に眠る共同創立者、不思議のメダイの聖堂の『聖ルイーズ・ド・マリヤックの側祭壇』】

    現在、聖ルイーズの聖遺物は右側の側祭壇に置かれた聖遺物箱の中に収められています。
    1660年に他界したのち、フランス革命などの困難な時期を経て1815年にバック通りのこの礼拝堂へと運ばれました。
    聖遺物箱の下には「貧しい人々への奉仕を大切にしなさい。何よりも、互いに深く結びつき、心から親密に、愛し合って暮らしなさい」という彼女の遺言が記されています。
    頭上を飾る精霊の鳩や天使たちの美しい金色のモザイク壁画とともに、今も多くの人々の祈りを受け止めていました。

  • 【幼子イエスを抱く義父の佇まい、不思議のメダイの聖堂の『聖ヨセフの彫像』】<br /><br />青と金色の美しいモザイク壁画の前に佇む、白い大理石の聖ヨセフ像です。<br />聖母マリアの夫であり、イエス・キリストの養父としてカトリック教会で深く崇敬されている聖人の姿が丁寧に彫り出されています。<br />その腕の中に幼子イエスを優しく抱きかかえるポーズが、足元に飾られた白いバラの花とともに静かに礼拝堂内を彩っていました。

    【幼子イエスを抱く義父の佇まい、不思議のメダイの聖堂の『聖ヨセフの彫像』】

    青と金色の美しいモザイク壁画の前に佇む、白い大理石の聖ヨセフ像です。
    聖母マリアの夫であり、イエス・キリストの養父としてカトリック教会で深く崇敬されている聖人の姿が丁寧に彫り出されています。
    その腕の中に幼子イエスを優しく抱きかかえるポーズが、足元に飾られた白いバラの花とともに静かに礼拝堂内を彩っていました。

  • 【黄金の球体を捧げる純白の姿、不思議のメダイの聖堂の『地球儀を手にした聖母像』】<br /><br />聖母は世界をその手に抱き、それを「神の慈しみ」へと捧げています。<br />カタリナ修道女の指示に基づき、小さな十字架のついた黄金の地球儀を捧げ持つ姿が美しく形にされました。<br />幾度もの歴史を経て、現在はレアル・デル・サルト作のカッラーラ産大理石の像が美しく据えられています。<br />足元の雲や青いモザイク壁画とともに、静かで清らかな祈りのトーンが祭壇全体を包み込んでいました。

    【黄金の球体を捧げる純白の姿、不思議のメダイの聖堂の『地球儀を手にした聖母像』】

    聖母は世界をその手に抱き、それを「神の慈しみ」へと捧げています。
    カタリナ修道女の指示に基づき、小さな十字架のついた黄金の地球儀を捧げ持つ姿が美しく形にされました。
    幾度もの歴史を経て、現在はレアル・デル・サルト作のカッラーラ産大理石の像が美しく据えられています。
    足元の雲や青いモザイク壁画とともに、静かで清らかな祈りのトーンが祭壇全体を包み込んでいました。

  • 【奇跡の始まりを伝える祈りの場、不思議のメダイの聖堂の『聖ヴァンサン・ド・ポールの側祭壇』】<br /><br />1815年に移されたこの祭壇は1856年まで主祭壇として用いられていましたが、礼拝堂の拡張に伴い現在の右側の側廊へと設置されました。<br />1934年には「1830年、福者カトリーヌ・ラブレに対する聖母の出現は、当時この礼拝堂の主祭壇であったこの祭壇の足元で起こった」と記されたモザイク画が上部に設置されています。<br />1947年には、フランス革命の際にトリノやリヨンへと保管されていた聖ヴァンサンの心臓の聖遺物がこの場所に安置されました。<br />背後のまばゆい金色の光のレリーフとともに、深い歴史の重みが静かに息づいています。

    【奇跡の始まりを伝える祈りの場、不思議のメダイの聖堂の『聖ヴァンサン・ド・ポールの側祭壇』】

    1815年に移されたこの祭壇は1856年まで主祭壇として用いられていましたが、礼拝堂の拡張に伴い現在の右側の側廊へと設置されました。
    1934年には「1830年、福者カトリーヌ・ラブレに対する聖母の出現は、当時この礼拝堂の主祭壇であったこの祭壇の足元で起こった」と記されたモザイク画が上部に設置されています。
    1947年には、フランス革命の際にトリノやリヨンへと保管されていた聖ヴァンサンの心臓の聖遺物がこの場所に安置されました。
    背後のまばゆい金色の光のレリーフとともに、深い歴史の重みが静かに息づいています。

  • 【2階席までのびる美しいアーチ窓、不思議のメダイの聖堂の『礼拝堂全景(左側アングル)』】<br /><br />たくさんの木製ベンチがずらりと並ぶ、広々とした聖堂内の左側から祭壇を見渡した景色です。<br />白い柱の向こうには2階席のクラシックな黒い手すりがのびており、アーチ窓から優しい光が差し込んでいました。世界中から集まった巡礼者たちが静かに座る、落ち着いたトーンを映し出しています。

    【2階席までのびる美しいアーチ窓、不思議のメダイの聖堂の『礼拝堂全景(左側アングル)』】

    たくさんの木製ベンチがずらりと並ぶ、広々とした聖堂内の左側から祭壇を見渡した景色です。
    白い柱の向こうには2階席のクラシックな黒い手すりがのびており、アーチ窓から優しい光が差し込んでいました。世界中から集まった巡礼者たちが静かに座る、落ち着いたトーンを映し出しています。

  • 【青いモザイク画が迎える神聖な空間、不思議のメダイの聖堂の『礼拝堂全景(右側アングル)』】<br /><br />今度は反対の右側から、正面の中央祭壇に向かって広がる美しい聖堂全体をパチリと収めました。<br />高い天井のなめらかな曲線と、奥に白く浮かび上がる聖母マリア像のコントラストがとても綺麗で目を奪われます。多くの人々が心を寄せるこの場所の静かな祈りの時間が、広々としたパノラマのなかに優しく流れていました。

    【青いモザイク画が迎える神聖な空間、不思議のメダイの聖堂の『礼拝堂全景(右側アングル)』】

    今度は反対の右側から、正面の中央祭壇に向かって広がる美しい聖堂全体をパチリと収めました。
    高い天井のなめらかな曲線と、奥に白く浮かび上がる聖母マリア像のコントラストがとても綺麗で目を奪われます。多くの人々が心を寄せるこの場所の静かな祈りの時間が、広々としたパノラマのなかに優しく流れていました。

  • 【 美しいアイアンレースが彩るバルコニー、不思議のメダイの聖堂の『後方のパイプオルガン席』】<br /><br />くるりと後ろを振り返ると、正面の入り口の真上には重厚な木製のパイプオルガンが据えられていました。<br />細緻な植物模様のアイアンワークが施された2階バルコニーの手すりと、左右に飾られた美しい絵画の組み合わせがとても格好いいです。

    【 美しいアイアンレースが彩るバルコニー、不思議のメダイの聖堂の『後方のパイプオルガン席』】

    くるりと後ろを振り返ると、正面の入り口の真上には重厚な木製のパイプオルガンが据えられていました。
    細緻な植物模様のアイアンワークが施された2階バルコニーの手すりと、左右に飾られた美しい絵画の組み合わせがとても格好いいです。

  • 【聖堂に響く歴史ある音色の源、不思議のメダイの聖堂の『カヴァイエ=コル製のパイプオルガン』】<br /><br />1849年の改修により観覧席が大幅に縮小されたため、一時は主祭壇の背後へ設置されるなど、このオルガンは複雑な歴史を辿りました。1891年に現在の鐘楼ギャラリーへと移動され、ようやく今の美しい配置に落ち着くこととなります。<br />1873年の見積書には、フランスの伝説的な教会オルガン製作所「アリスティド・カヴァイエ=コル」の名がはっきりと記されていました。<br />精緻な木彫りのケースと美しい銀色のパイプの佇まいが、クリアに捉えられています。

    【聖堂に響く歴史ある音色の源、不思議のメダイの聖堂の『カヴァイエ=コル製のパイプオルガン』】

    1849年の改修により観覧席が大幅に縮小されたため、一時は主祭壇の背後へ設置されるなど、このオルガンは複雑な歴史を辿りました。1891年に現在の鐘楼ギャラリーへと移動され、ようやく今の美しい配置に落ち着くこととなります。
    1873年の見積書には、フランスの伝説的な教会オルガン製作所「アリスティド・カヴァイエ=コル」の名がはっきりと記されていました。
    精緻な木彫りのケースと美しい銀色のパイプの佇まいが、クリアに捉えられています。

  • 【優しい光が差し込むパステル調の窓、不思議のメダイの聖堂の『格子模様のステンドグラスとベンチ』】<br /><br />礼拝堂の壁面にずらりと並ぶ、淡いピンクやブルーの格子模様が可愛らしいステンドグラスの窓です。<br />静かな室内のベンチには、そっと腰掛けて心を落ち着かせる人々のシルエットが写っていました。

    【優しい光が差し込むパステル調の窓、不思議のメダイの聖堂の『格子模様のステンドグラスとベンチ』】

    礼拝堂の壁面にずらりと並ぶ、淡いピンクやブルーの格子模様が可愛らしいステンドグラスの窓です。
    静かな室内のベンチには、そっと腰掛けて心を落ち着かせる人々のシルエットが写っていました。

  • 【中庭の壁面に刻まれた奇跡のレリーフ、不思議のメダイの聖堂の『聖母出現のファサード彫刻』】<br /><br />聖堂の外に出て、白い建物の壁面に施された美しい大理石の彫刻の前です。<br />聖母マリアがひざまずく修道女カタリナの手を優しくとり、メダイの使命を託す場面が立体的に彫り出されています。<br />上部に刻まれたフランス語のメッセージとともに、どかな空気感が、明るい空の下にふんわりと広がっています。

    【中庭の壁面に刻まれた奇跡のレリーフ、不思議のメダイの聖堂の『聖母出現のファサード彫刻』】

    聖堂の外に出て、白い建物の壁面に施された美しい大理石の彫刻の前です。
    聖母マリアがひざまずく修道女カタリナの手を優しくとり、メダイの使命を託す場面が立体的に彫り出されています。
    上部に刻まれたフランス語のメッセージとともに、どかな空気感が、明るい空の下にふんわりと広がっています。

  • 【奇跡の願いが刻まれた黄金の輝き、不思議のメダイの聖堂の『不思議のメダイ(表面のクローズアップ)』】<br /><br />メダイの表面には、地球の上に立つ聖母マリアの姿が描かれており、彼女が人類や世界を神に取り次ぐ存在であることを示しています。<br />足元で蛇を踏む足は罪や悪に打ち勝つ姿を表し、手から出る光線はマリアを通して与えられる神の恵みで、光線の一部が短いのは願われていない恵みを表すとも説明されます。<br />周囲に刻まれた「原罪なく宿りたまいし聖マリア、われらのために祈りたまえ」という祈りの文句とともに、美しいシンボルの細緻なレリーフが正面アップで非常にクリアに収められていました。

    【奇跡の願いが刻まれた黄金の輝き、不思議のメダイの聖堂の『不思議のメダイ(表面のクローズアップ)』】

    メダイの表面には、地球の上に立つ聖母マリアの姿が描かれており、彼女が人類や世界を神に取り次ぐ存在であることを示しています。
    足元で蛇を踏む足は罪や悪に打ち勝つ姿を表し、手から出る光線はマリアを通して与えられる神の恵みで、光線の一部が短いのは願われていない恵みを表すとも説明されます。
    周囲に刻まれた「原罪なく宿りたまいし聖マリア、われらのために祈りたまえ」という祈りの文句とともに、美しいシンボルの細緻なレリーフが正面アップで非常にクリアに収められていました。

  • 【聖なる絆と愛のメッセージ、不思議のメダイの聖堂の『不思議のメダイ(裏面のクローズアップ)』】<br /><br />メダイの裏にはマリアの頭文字と、その生活へと私たちを導く神の計画が刻まれています。「M」という文字は十字架によって支えられており、マリアの頭文字とキリストの十字架が絡み合う二つのしるしは、キリストと聖なる母を結ぶ切り離すことのできない絆を表しています。<br />その下にある二つの心臓のうち、茨に囲まれた心臓は人間に対する愛ゆえに受けたキリストの受難を意味し、槍で貫かれた心臓は預言者シメオンの言葉の通りマリアのうちにある愛を意味しています。<br />周囲に刻まれた12の星は12人の弟子や教会を表し、自分を全く捧げるまでに至る愛の道を選び取るよう一人ひとりの良心に呼びかけています。<br /><br />つづく

    【聖なる絆と愛のメッセージ、不思議のメダイの聖堂の『不思議のメダイ(裏面のクローズアップ)』】

    メダイの裏にはマリアの頭文字と、その生活へと私たちを導く神の計画が刻まれています。「M」という文字は十字架によって支えられており、マリアの頭文字とキリストの十字架が絡み合う二つのしるしは、キリストと聖なる母を結ぶ切り離すことのできない絆を表しています。
    その下にある二つの心臓のうち、茨に囲まれた心臓は人間に対する愛ゆえに受けたキリストの受難を意味し、槍で貫かれた心臓は預言者シメオンの言葉の通りマリアのうちにある愛を意味しています。
    周囲に刻まれた12の星は12人の弟子や教会を表し、自分を全く捧げるまでに至る愛の道を選び取るよう一人ひとりの良心に呼びかけています。

    つづく

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