2025/05/04 - 2025/05/04
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mitsuさん
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*:.。パリ街歩き・美術館めぐり編☆.。.:*
【ジョージ・スーラルの繊細な点描から、ボナール、セザンヌが紡ぐ親密な室内世界へ】
今回は、新印象派の祖ジョルジュ・スーラが独自の細緻な点描で新緑のきらめきを描いた初期の小品『木々、春』のエリアからスタートしました。
続く通路では、バルビゾン派の巨匠ジャン=フランソワ・ミレーによる親子の素朴なぬくもりを写し取った『ザ・キス(母親の抱擁)』や、ナビ派の巨匠ピエール・ボナールがランプの明かりの下での家族の団欒を温かみのある色彩で捉えた『ランプの下の晩餐』を堪能。
さらに、近代美術の父ポール・セザンヌがテーブルの上の果実を骨太なタッチで描き出した至高の静物画『開いた引き出しのある静物』の前に立ち止まり、その圧倒的な存在感をじっくりと巡りました。
【ヴュイヤールが描くパリの青空から、コロー、ピサロによるバルビゾンの風景美へ】
さらに歩みを進め、ナビ派の巨匠エドゥアール・ヴュイヤールが自らのアトリエから見下ろした都会の空を写し取った大型キャンバス『ヴァンティミール広場』の前にやってきました。
続く通路では、バルビゾン派の巨匠ジャン=バティスト・カミーユ・コローが晩年に手がけた、暗がりのなかに高貴なドレス姿が浮かび上がる美しい人物画『読書する少女』を堪能。
最後は、印象派の父カミーユ・ピサロが若き日に木々の隙間から降り注ぐ瑞々しい光のきらめきをキャンバスにぶつけた風景画『バルビゾンの森の小道』の静かな情緒に触れ、今回のオルセー美術館の散策を締めくくりました。
全体の大まかな行程は以下になります。
今日は,★☆★です (^^)/
4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒
4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光
4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光
4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光
4/17(木) ギートホルン観光
4/18(金) キューケンホフ観光
4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動
4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光
4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光
4/22(火) ハーグ観光
4/23(水) プラハへ移動とプチ観光
4/24(木) プラハ観光+コンサート
4/25(金) プラハ観光+コンサート
4/26(土) プラハ観光
4/27(日) プラハ観光
4/28(月) プラハ観光
4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光
4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動
5/1(木) パリへ移動,観光
5/2(金) パリ観光
5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光
★☆★5/4(日) パリ観光
5/5(月) 体調不良により観光無し
5/6(火) 体調不良により観光無し
5/7(水) パリ観光
5/8(木) シャルトルへ移動・観光
5/9(金) パリ観光
5/10(土) パリ観光
5/11(日) パリ観光
5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光
5/13(火) パリ観光
5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動
5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発
5/16(金) 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【楽屋に広がる鮮やかな黄色いコラレット、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの『女道化師シャ=ユ=カオ』】
ロートレックが1895年に手がけた世界最高峰の作品です。本番前のステージ衣装である巨大な黄色のフリルを丁寧に身につけようとする女道化師の逞しい背中と、左上の鏡の内に小さく映り込む年配の紳士のシルエットが、格調高いコントラストをなしています。 -
【歓楽街のステージに弾ける情熱のステップ、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの『踊るジャンヌ・アヴリル』】
一気にムーラン・ルージュの熱気が伝わる素晴らしい傑作です。1892年頃に制作されたロートレックを代表する大看板です。
白いフリルのドレスの裾を豪快にたくし上げ、右足を高く蹴り上げて黒ストッキングのラインを誇示する人気ダンサーの躍動的なポーズが、右奥で見つめる紳士たちの視線とともに、良き時代ベル・エポックの生き生きとした歓楽の空気感を引き立てています。 -
【シルクハットの陰から覗く都会的な気品、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの『横顔の女(リュシー・ジェラール嬢)』】
厚紙の茶色い地肌(素材感)を活かした非常に洗練されたスケッチ調の油彩画です 。
大きな羽飾りの付いたお洒落な帽子をまとい、顔を真横に向けて静かにたたずむパリの上流階級の女性の滑らかな輪郭のラインが、背景のパステルブルーの水玉模様とともに、画家の鋭い観察眼を深く静かに息づかせています。 -
【 洗い場に佇む赤毛の女性のありのままの日常、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの『赤毛の女(化粧)』】
ロートレックが娼館の私生活を凄まじいリアリズムで写し取った、オルセー美術館のなかでもひときわ人気の高い名作です。
床の上に直接ちょこんと腰掛け、無意識のポーズで背中を向けて身をかがめる全裸の女性の瑞々しい肌の質感と、周囲を囲むクラシックな藤のチェアーや水桶のディテールが、冷たい偏見を一切排した人間のありのままの美しさを見事に留めています。 -
【娼館の室内にただようアンニュイな影、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの『金髪の娼館の女性』】
人間の隠された孤独を描き出した至高のポスト印象派絵画です。1894年に手がけられた貴重な油彩原画です。
キャミソール姿で黒いロングストッキングをはき、所在なげに佇む女性の飾らない横顔のラインが、当時のパリの光と影のドラマを、ひっそりと浮かび上がらせています。 -
【黒いボアをまとう都会の憂鬱な眼差し、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの『黒いボアの女』】
ロートレックのシリーズの締めくくりは、首元にボリューミーな黒いフェザーのマントをまとった非常にファッショナブルな肖像画です。
両手を腰に当て、少し不敵な笑みを浮かべながらこちらを見つめる女性の凛とした眼差しと、独自のタッチで描かれた衣服のダークなグラデーションが、素朴な厚紙のテクスチャーのなかに最高のインパクトを刻み込んでいます。 -
【巨大な駅の面影を残すガラス天井、テラス通路から見上げる中央大ホールの建築美】
再び中央大ホールの最もダイナミックな建築美を見渡す特等席へと戻ってきました。左手前にそびえ立つロダンの白い巨大なバルザック記念碑のシルエットから、頭上をのびのびと覆うモダンな鉄骨のガラスアーチ窓、圧倒的なスケール感を心ゆくまで味あわせてくれます。 -
【赤い衣装と白いレースが醸し出す気品、アルベール・マルケの『マルセル・マルケの肖像』】
ふたたび通路の奥に飾られた非常に落ち着いた20世紀初期のポートレート絵画です。ワインレッドの衣装を身にまとい、大きなレースの襟飾りをつけて物静かに正面を見つめる女性の滑らかな顔立ちが格調高い引力を放っています。 -
【 鋭い眼差しに宿る意思の強さ、オトニ・フリエスの『カリンの肖像(Portrait de Karin)』】
ひときわ強い存在感を放つ20世紀初期のポートレートです。オトニ・フリエスが1939年に手がけた名作です。
深いブルーの衣服を身にまとい、左右に結んだ髪にリボンをつけてじっと正面を見つめる少女の凛としたポーズが、驚くほどの引力を発揮しています。 -
【渋みのある色彩が物語る大人の気品、クノー・アミエの『マックス・カガノヴィッチの肖像』】
完璧な家族の繋がりを感じさせる素晴らしいスイスの傑作肖像画です。クノー・アミエが1932年に制作した高名な美術商の姿です。
深いワインレッドのカーテンを背に、シックなスーツを身にまとって真横を向く男性の滑らかな輪郭のラインが、独自の落ち着いた風格を引き立てています。 -
【密室のソファに横たわる大胆なうねり、ルイ・ヴァルタの『横たわる裸婦』】
フォーヴィスムの先駆者として知られるヴァルタによる非常にエネルギッシュな1枚です。
深緑色のソファの上にゆったりと身を横たえ、両腕を頭の後ろに回してくつろぐ裸婦のしなやかなシルエットと、手前に荒々しいタッチで描かれた無数のクッションの色彩の重なりが、深く静かに息づいています。 -
【幸福な室内のなかに溶け合う愛犬の影、ピエール・ボナールの『インテリア(女と犬)』】
ナビ派の巨匠ボナールが自宅の何気ない日常のひとコマを独自の視点で切り取った、ため息が出るほどお洒落な名作です。
赤い衣服を着てテーブルの前に座る女性の温かみのあるポーズと、その傍らで甘えるように顔を寄せる愛犬の微笑ましいディテールが、フランスパンの置かれた白い食卓のなかに心安らぐ詩情を見事に留めています。 -
【燃え盛るような赤が弾けるフォーヴの衝撃、モーリス・ド・ヴラマンクの『ブージヴァルのレストランの食堂』】
凄まじい色彩の嵐を放つフォーヴィスム(野獣派)を代表する歴史的な名作です。こちらはヴラマンクが1905年頃に発表した記念碑的な作品です。
画面の半分を埋め尽くすようなオレンジと朱赤の点描のラインと、左側に建つ赤いレストランの強い陰影、そして右側にそびえ立つ青と赤の巨木のコントラストが、大きな金の彫刻フレームの内にこれ以上ない劇的なエナジーを浮かび上がらせています。 -
【夕暮れのロンドンを彩る色彩のシンフォニー、アンドレ・ドランの『チャリング・クロス橋』】
ヴラマンクの生涯の相棒であったドランが、パリを飛び出してイギリスの景色を独自の野生的な感性で描き出した、世界最高峰の名作です。
ペールグリーンの道路を疾走する馬車のシルエットから、ピンク色に染まる並木道、そして黄金色の夕焼け空の彼方に青くかすむビッグベンのディテールにいたるまで、純度の高い絵の具の輝きが、まばゆいインパクトを刻み込んでいます。 -
【 ブルターニュの素朴な自然と祈りの足跡、ポール・ゴーガンの『ブルターニュの村の女たち』】
ポスト印象派の巨匠ゴーガンによる、人間の根源的な美しさを湛えた至高の大名画です。
白い頭巾とエプロンを身にまとい、農道で静かに語り合う二人の女性の飾らない立ち姿と、奥の広大な畑で黙々と作業を続ける農民たちの素朴なシルエットが、独自の平面的で装飾的なタッチのなかにフランス・ブルターニュ地方の土の匂いを心ゆくまで味あわせてくれます。 -
【松の巨木のふもとに佇む孤独の光、フィンセント・ファン・ゴッホの『サン=ポール病院の庭に立つ人物』】
ゴッホが療養期の最中に自らの内面世界の叫びをキャンバスにぶつけた、圧倒的なオーラを放つ至高の金字塔です。
うねるような生命力で天へとのびる画面左側の大きな松の老木のシルエットと、黄色のテラスの前でぽつんと佇む黒い衣服の男性の孤独な後ろ姿、そして背景の建物の上に渦巻く青空の激しい筆跡の重なりが、素晴らしい。 -
【激しい情念が交錯する初期の緊迫感、ポール・セザンヌの『絞殺された女(La Femme étranglée)』】
ひときわ劇的なサスペンスを湛えた初期の傑作です。ポール・セザンヌが1867年頃に手がけた大変珍しい暗黒時代の1枚です。
ベッドの上で激しく絡み合う青い衣服の人物のダイナミックなポーズと、広がる金髪のリアルなうねりの対比が、驚くほどの緊迫感を発揮しています。 -
【瑞々しい色彩が放つ初夏の芳香、ピエール=オーギュスト・ルノワールの『グラジオラスの花瓶』】
視界が華やぐ素晴らしい印象派のフラワー静物画です。ルノワールが1872年頃に制作した大変美しい作品です。
ガラス瓶のなかにあふれんばかりに活けられた淡いピンクやオレンジのグラジオラスののびやかなラインと、手前に添えられた白いバラのふっくらとした立体感が、貝殻模様が刻まれた見事な彫刻フレームの奥で独自の瑞々しい気品を引き立てています。 -
【穏やかな丘陵にのびる馬車の足跡、カミーユ・ピサロの『エヌリーへの道(Route d'Ennery)』】
印象派の父ピサロがフランスの素朴な田園風景を卓越したタッチで捉えた、非常に奥行きのある横長の作品です。
なだらかな緑の丘をバックに、一本の道をのんびりと進む馬車のシルエットと、右側で見守る農婦たちの凛とした佇まいが、深く静かに息づいています。 -
【天を突く巨木と降り注ぐ木漏れ日、アルフレッド・シスレーの『ルーヴシエンヌのヴェルサイユ街道』】
シスレーが自らの愛した街の並木道を独自の優しい光の感性で描き出した、オルセー美術館のなかでもひときわ爽やかな風景画です。
画面の左右にどっしりとそびえ立つ一対の大きなポプラの老木のシルエットと、道をのんびりと歩く街の人々の等身大の後ろ姿、そして青空に広がる白い雲のディテールが、自然への純粋な賛歌を見事に留めています。 -
【 曇り空の港に佇むマストの影、ウジェーヌ・ブーダンの『ボルドー、ガロンヌ川の港(Bordeaux, le port sur la Garonne)』】
モネの師として知られる海の巨匠ブーダンによる、波穏やかな港の風景を写し取った至高の作品です。1874年に発表された代表作です。
岸辺に密集して停泊する無数の帆船の細かなマストの直線ラインと、水面にうっすらと映り込む船体の影、そして右側を静かに行き交う小型ボートのポーズが、どこかノスタルジックな旅情を浮かび上がらせています。 -
【凍てつく川面に佇む雪景色の教会、クロード・モネの『ヴェトゥイユの教会、冬』】
印象派の巨匠モネが寒酷な冬の厳しさと光のきらめきをキャンバスにぶつけた、世界最高峰の作品です。画面の左奥にひっそりとそびえ立つクラシックな教会の尖塔のシルエットから、積もった雪の白と青の繊細な影、そして手前の川面に浮かぶ流氷の不規則なドレープにいたるまで、光の画家が捉えた極寒の一瞬が、まばゆい静寂をスッキリと刻み込んでいます。 -
【野生の花々が放つ素朴な生命力、ギュスターヴ・クールベの『リンゴの木の花(Branchesのリンゴ)』】
写実主義の巨匠クールベによる、大地の瑞々しさをそのまま写し取った非常に見ごたえのある静物画です。
画面いっぱいに咲き誇る白いリンゴの花の可憐なシルエットと、右側に小さく実る赤い木の実のディテール、そして背景を覆うダークグリーンの深い陰影のグラデーションが、伝統的な花の絵画とは一線を画す野生の力強さを心ゆくまで味あわせてくれます。 -
【浅瀬に乗り上げた漁船と北海の外光、ジャン=バティスト・カミーユ・コローの『トゥルーヴィル、運河に座礁した漁船(Trouville)』】
バルビゾン派の巨匠コローがノルマンディー地方の海岸の空気を独自の銀灰色のトーンで描き出した、大変貴重な小型の海洋風景画です。
浜辺の浅瀬に傾いてどっしりと佇む2隻の木造漁船のマストのラインと、はるか遠くの水平線に広がる淡いブルーの空の階調を物語っています。 -
【細緻な点描が織りなす新緑のきらめき、ジョルジュ・スーラルの『木々、春(Edge of Wood, Springtime)』】
ひときわ繊細な光を湛えた点描の小品です。新印象派の祖ジョルジュ・スーラが1883年頃に手がけた貴重な初期の1枚です。
画面中央ののびやかな新緑の木立ちのシルエットと、手前に広がる黄金色の野原のグラデーションが、純度の高い細かな色彩の配置によって、驚くほどの瑞々しさを発揮しています。 -
【親子の愛情を写し取った素朴なぬくもり、ジャン=フランソワ・ミレーの『ザ・キス(母親の抱擁)』】
バルビゾン派の巨匠ミレーによる大変微笑ましいデッサン調の油彩画です。我が子を愛おしそうに両手で抱き上げてキスを贈る父親の逞しいポーズと、その傍らで健気に見上げる小さな姉の凛とした佇まいが、独自の温かい情緒をクッキリと引き立てています。 -
【ランプの明かりが灯す親密な夜の食卓、ピエール・ボナールの『ランプの下の晩餐(La Soirée sous la lampe)』】
ナビ派の巨匠ボナールが家族の団欒のひとコマを独自の温かみのある色彩で捉えた、非常に奥行きのある横長の名作です。
黄色いテーブルクロスが敷かれた大きな丸テーブルをバックに、頬杖をついて穏やかに微笑む男性のシルエットと、左奥で見守る女性の物静かなポーズが、中央にそびえ立つお洒落なランプの光のなかに深く静かに息づいています。 -
【素朴な果実が放つ骨太な造形美、ポール・セザンヌの『開いた引き出しのある静物(Nature morte au tiroir ouvert)』】
近代美術の父セザンヌがテーブルの上の日用品を力強いタッチで描き出した、オルセー美術館のなかでもひときわ存在感のある静物画です。
青い皿の上にどっしりと並ぶ赤や黄色のリンゴの不規則なラインと、右側に置かれた2つの黄色い果実の立体感、そして背後にのぞく水桶のディテールが、伝統的な絵画のルールを飛び越えた独自の力強い存在感を見事に留めています。 -
【 雲の切れ間から覗くパリの青空、エドゥアール・ヴュイヤールの『ヴァンティミール広場(La Place Vintimille)』】
ナビ派の巨匠ヴュイヤールが自らのアトリエから見下ろしたパリの街並みを写し取った、パステル調の大型絵画です。
画面の大部分を覆うダイナミックな白いちぎり雲のシルエットと、その隙間を割るように流れる鮮やかなブルーの空の階調、そして眼下に広がる街並みの茶褐色のトーンが、どこかノスタルジックな都会の空気を浮かび上がらせています。 -
【暗がりのなかに浮かび上がる高貴な輪郭、ジャン=バティスト・カミーユ・コローの『読書する少女』】
バルビゾン派の巨匠コローが晩年に好んで描いた、人間の内面の静けさを宿した非常に美しい人物画の作品です。
深いダークグリーンの森の陰影をバックに、きらびやかなオレンジ色のドレスを身にまとって静かに手元を見つめる女性のなめらかな皮膚のラインが、独自の優しい外光のなかにまばゆい静寂をスッキリと刻み込んでいます。 -
【木漏れ日の小道へとのびる絵の具の嵐、カミーユ・ピサロの『バルビゾンの森の小道(Alley in the forest, Barbizon)』】
印象派の父ピサロが若き日にバルビゾンの聖地を訪れ、木々の隙間から降り注ぐ光のきらめきをみずみずしいタッチで描き出した風景画です。
左右に整然とそびえ立つ細い木々のシルエットと、中央の小道に優しく広がるパステルグリーンの木漏れ日のグラデーションが、表現されています。
今回の旅行記の作品はここまでです。オルセー美術館は限りなく広く、見どころはまだまだ続きます。ここまで見てくださりありがとうございます。
つづく
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