2025/05/04 - 2025/05/04
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mitsuさん
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*:.。パリ街歩き・美術館めぐり編☆.。.:*
【カザン、ガブリエルが描く愛らしい子供たちから、ヴァロットンの親密な室内世界へ】
今回は、ジャン=シャルル・カザンが水兵服を着た仲良し姉弟を優しく写し取った『浜辺の子供たち』の愛らしいエリアからスタートしました。
続く通路では、アントニオ・デ・ラ・ガンダラがおもちゃを広げる家族の風景を捉えた『おもちゃで遊ぶ子供たち』や、ジャン=ジャック・ヘネルがお洒落なハット姿を描いた『ル・ティエヌ嬢の肖像』を堪能。
さらに、フェリックス・ヴァロットンがテーブルを挟んで向かい合う夫婦の物静かな日常をモダンに切り取った室内画『刺繍する妻と画家』の前に立ち止まり、その独自のグラフィック美をじっくりと巡りました。
【華やかな1874年のサロンから、南仏の美しい海岸、ボードリーのヨハネへ】
さらに歩みを進め、ジャン=ベローが世紀末パリのファッショナブルな熱気をそのまま閉じ込めた大型大作『1874年のサロン』の前にやってきました。
続く通路では、フランソワ・ボヴァンがキッチンの何気ない幸福を卓越した光で描き出した『銅の泉と料理人』を鑑賞。
最後は、エルネスト・メソニエが青い地中海をゆく爽快な景色を写し取った『アンティーブでの乗馬』、そしてポール・ボードリーによる純粋な瞳が瑞々しい最高傑作『若き洗礼者ヨハネ』の静かな情緒に触れ、今回のオルセー美術館の散策を終えました。
全体の大まかな行程は以下になります。
今日は,★☆★です (^^)/
4/13(日) 成田⇒ドバイ⇒
4/14(月) ⇒アムステルダム フォーレンダム観光
4/15(火) アムステルダム,ホールン,エダム観光
4/16(水) アムステルダム国立美術館,市内観光
4/17(木) ギートホルン観光
4/18(金) キューケンホフ観光
4/19(土) ザーンセ・スカンス観光⇒ロッテルダムへ移動
4/20(日) デハール城,ユトレヒト観光
4/21(月) キンデルダイク,デルフト観光
4/22(火) ハーグ観光
4/23(水) プラハへ移動とプチ観光
4/24(木) プラハ観光+コンサート
4/25(金) プラハ観光+コンサート
4/26(土) プラハ観光
4/27(日) プラハ観光
4/28(月) プラハ観光
4/29(火) チェスキー・クルムロフへ移動⇒観光
4/30(水) チェスキー・クルムロフ⇒プラハへ移動
5/1(木) パリへ移動,観光
5/2(金) パリ観光
5/3(土) ヴェルサイユ宮殿観光
★☆★5/4(日) パリ観光
5/5(月) 体調不良により観光無し
5/6(火) 体調不良により観光無し
5/7(水) パリ観光
5/8(木) シャルトルへ移動・観光
5/9(金) パリ観光
5/10(土) パリ観光
5/11(日) パリ観光
5/12(月) ベルノンへ移動・観光,パリ観光
5/13(火) パリ観光
5/14(水) パリ観光後⇒ドバイへ移動
5/15(木) ドバイ観光⇒成田へ向けて出発
5/16(金) 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【地獄の門を見つめる永遠の思索、オーギュスト・ロダンの『考える人』(正面カット)】
大ホールの中心で凄まじいオーラを放つ、世界でいちばん有名な彫刻です。ガラスケースのなかに佇むブロンズ像の、引き締まった筋肉がとっても力強くて格好いいです。
背景の奥にこの像のふるさとでもある大傑作『地獄の門』がぴったり重なって写っています。 -
【横顔から際立つ肉体の美しさ、オーギュスト・ロダンの『考える人』(右側面カット)】
ぐるりと右側にまわり込んで、じっくりと横顔のポーズを収めてみました。顎に手を当てて深く考え込んでいるシルエットが、この角度から見るといっそうシャープに引き締まって見えます。時を忘れてじっと佇むその姿は、強烈なインパクトを残しています。 -
【逞しい背中が物語る圧倒的なオーラ、オーギュスト・ロダンの『考える人』(左後ろカット)】
左斜め後ろからその力強い後ろ姿を見上げるアングルです。盛り上がった肩から背中にかけてのリアルな筋肉のうねりが、正面から見るのとはまた違った凄みを感じさせてくれます。 -
【女神が導く神話のダイナミズム、大ホール壁面を彩る大型レリーフ彫刻】
壁面にそびえ立つ見事な大型モニュメントです。中央で松明を掲げて駿馬や雄牛を従える女神の力強い立ち姿が抜群の迫力を生み出しています。古代の神話世界のような壮大な空気感が浮かび上がっています。 -
【硝煙のなかに戦士たちが駆ける緊迫感、エドゥアール・デタイユの『ヴィレキセルの戦い(1871年)』】
19世紀末のフランス戦争画を代表する巨匠デタイユによる、歴史のひとコマを写し取った素晴らしい作品です。土手のうえで大砲を構えて激しく砲撃を繰り出す兵士たちの等身大の後ろ姿が捉えられています。
手前で談笑する人物や馬車のディテールが、驚くほどの真実味を発揮しています。 -
【嵐の如く突撃する騎兵隊の激しいうねり、アドルフ・シュライヤーの『クリミア戦争、近衛砲兵隊の突撃』】
馬たちの力強い躍動感を描いた至高の戦争絵画です。前線へと真っ直ぐ突き進む黒馬や茶毛の馬たちの荒々しい筋肉の立体感と、剣を掲げて果敢に指揮を執る将軍のシルエットの対比が実に見事。 -
【凍てつく雪原に燃え上がる戦火の爪痕、アルフォンス・ド・ヌヴィルの『ル・ブルジェの戦い(1870年)』】
普仏戦争の激しい市街戦の記憶をありのままに描き出した、言葉を失うほどの緊迫感を湛えた名作です。
白く降り積もった雪のなかに崩れ落ちるレンガ造りの民家と、激しく燃え盛る炎のコントサートが抜群の引力を放っています。
倒れ込む兵士たちの飾らないポーズが、まばゆい哀愁を刻み込んでいます。 -
【縛られた胸に宿る不屈の意思、ジャコモ・ヴィンチェンツォ・ジュスティの『打ち負かされたペトロリューズ(石油を配る女)』】
パリ・コミューンの激動を生き抜いた女性の姿を写し取った、非常に強い精神性を湛える貴重なブロンズ胸像です。
縄で固く縛られながらも、顎を引いて斜め後ろを鋭く見据える女性の滑らかな皮膚のラインが格調高いです。 -
【自由を求めて立ち上がる民衆の熱気、ウジェーヌ・ドラクロワの『バリケードの戦い(La Barricade)』】
ひときわ劇的な熱気を放つ歴史画です。ルーヴルの大名画『民衆を導く自由の女神』のきっかけとなった、巨匠ドラクロワによる大変貴重な油彩のスケッチです。白い硝煙がモクモクと激しくうねるなか、中央にドーンと掲げられた真っ赤な旗と、砦の上で銃を掲げて叫ぶ戦士のシルエットが描かれています。
手前に光を浴びて倒れ込む市民たちの飾らないポーズが、人間の強い意思を浮かび上がらせています。 -
【万博当時のモダンな駅舎の舞台裏、オルセー美術館の精巧な『建築構造模型』】
ガラスケースのなかに佇むもの凄く精密なミニチュア模型です。1900年のパリ万博当時に造られた美しい鉄骨の梁やアーチ天井の骨組みがとってもリアルでワクワクします。 -
【豪華絢爛なオペラ座の立体断面図、シャロル・ガルニエ設計の『パレ・ガルニエ建築模型』】
パリ・オペラ座の見事なカットアウェイ(断面)模型です。ドーム状の天井裏から、まばゆい大階段、そしてステージの裏側にいたるまで、ふだんは見られない内部の構造が細かく再現されていてとってもおもしろいです。 -
【 高い足場の上で繰り広げられる街の建築、アルベール・マルケの『建築家(L'Architecte)』】
近代都市へと生まれ変わるパリの建設現場の活気をダイナミックに描いた縦長の作品です。
青空をバックに設計図を広げて真剣に話し合う建築家たちと、手前で大きな石材をクレーンで吊り上げる作業員たちのポーズの対比が実に見事。何気ない街の営みが、深く静かに息づいています。 -
【凍てつく川面にたゆたう冬のノスタルジー、ルネ・ビロットの『雪の日のパリ郊外、凍った川の風景』】
曇り空のなかに静かな寂寥感が広がる大変美しい冬の風景画です。白く雪が積もった道路をのんびりと進む黒い馬車のシルエットと、右側の川岸を歩くちいさな人物の後ろ姿にどこか物語を感じます。 -
【巨獣たちの戦いに込めた時代の寓話、ギュスターヴ・ドレの『エニグマ(謎 / L'Enigme)』】
挿絵画家としても高名なドレが、戦争の悲劇をシンボリックに描き出したモノトーン調の至高の大名画です。
煙が沸き立つ荒野のうえで、翼を広げたスフィンクスとライオンが激しく掴み合うシルエットが息をのむほど綺麗。手前に倒れ込む戦士たちの飾らない姿が、驚くほどの迫力を発揮しています。 -
【バリケードの向こうに望むセーヌ川の光、ジョルジュ・クレランの『1871年、チュイルリー宮殿の火災』】
パリ・コミューンの激動のなかで炎上する宮殿の姿をドラマチックに捉えた貴重な歴史画です。
瓦礫が積み上がるバリケードのうえから赤い旗を掲げて対峙する人々の逞しい立ち姿が迫力あります。
はるか遠くの橋の向こうに白く浮かび上がる明暗のコントラストが、素晴らしい。 -
【 悲劇を乗り越える二つの祈りの競演、シャヴァンヌによる『気球』と『鳩』の並び全景】
歴史的な2枚のパネルが並んで展示されている壁面を、正面からパチリと収めました。
同じ黒いドレスを着た女性たちが、それぞれ左右対称になるような優美なポーズで並んでいる構図のバランスが実に見事です。 -
【嵐の荒野をひとりで見つめる決意、ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌの『気球(The Balloon)』】
シャヴァンヌが普仏戦争の籠城戦をテーマに描いた、大名画です。銃を手にして砦の上に立ち、空へと遠ざかっていくちいさな気球のシルエットをじっと見送る女性の後ろ姿にどこか深い物語を感じます。
どこか物悲しくも優しいパステル調のグラデーションが、洗練された気品を感じます。 -
【鳩を胸に抱いて祈るパリの記憶、ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌの『鳩(Le Pigeon)』】
黒いロングドレスを身にまとい、白い伝書鳩を大切そうに抱えて空を見上げる女性の凛とした立ち姿が描かれています。背景の雪に覆われたパリの街並みやノートルダム大聖堂のシルエットが、お洒落に調和しています。 -
【戦士を抱えて天へと飛び立つ翼の鼓動、アントナン・メルシエの『グロリア・ヴィクティス(敗者に栄光あれ)』】
命尽きても折れた剣をしっかりと握りしめる若い戦士と、彼を抱きかかえて大きな翼を広げる女神のポーズが迫力を生み出しています。冷たい金属の塊からこれほどまでに温かい生命の息遣いが、素晴らしいドラマをリアルに宿しています。 -
【天馬に乗って怪物と戦う英雄の勇姿、ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルの『ペガサスに乗るペルセウス』】
古典主義の巨匠アングルがギリシャ神話の一場面をダイナミックに描いた縦長の作品です。白い翼を持つ天馬の背にまたがり、光り輝く兜をかぶって槍を構える英雄のたくましい肉体がとっても格好よくて目を奪われます。 -
【悪病の門を叩く死神の劇的なサスペンス、ジュール=エリー・ドローネーの『ローマの疫病(Peste à Rome)』】
凄まじい迫力と明暗のコントラストを放つ、大名画です。画面の真ん中で白い大きな翼を広げ、槍を手に民家のドアを激しく叩く天使と、その陰でうごめく黒い衣服の死神のポーズがとってもドラマチック。
左側で倒れ込む人々が織りなす歴史の物語を、映し出しています。 -
【海風に吹かれて遠い水平線を見つめる瞳、アルフレッド・スティーヴンスの『オンフルールの海辺の兄妹』】
ベルギー出身の巨匠スティーヴンスが、ノルマンディー地方の美しい海岸を優しい光で切り取った名作です。
黒いシックなドレスを着てベレー帽をかぶったお姉さんの上品な横顔と、その肩に優しく手を回す弟のあどけない立ち姿がなんとも微笑ましい。
手前で咲き誇るピンクのバラの花のディテールが、さりげなく描かれています。 -
【水兵服がお似合いな仲良し姉弟、ジャン=シャルル・カザンの『浜辺の子供たち』】
とっても愛らしいふたりのポートレートです。お揃いのシックな水兵服を着て並ぶ、ちいさな姉弟のつぶらな瞳がなんとも微笑ましいです。
背後に広がる穏やかな砂丘と淡いブルーの空が、とっても優しく溶け込んでいます。 -
【賑やかなお部屋に広がる可愛い笑い声、アントニオ・デ・ラ・ガンダラの『おもちゃで遊ぶ子供たち』】
部屋の絨毯のうえで楽しそうに過ごす家族のひとコマを描いた、フランスの素敵なスナップ写真のような1枚です。
手前でこちらをじっと見つめるちいさな女の子のポーズが抜群に可愛らしくて絵になります。 -
【赤いドレスに映えるお洒落な麦わら帽子、ジャン=ジャック・ヘネルの『ル・ティエヌ嬢の肖像』】
お洒落な女の子の立ち姿を描いた縦長の作品です。花があしらわれた大きな帽子をかぶり、椅子の背もたれにそっと手を添えて微笑む彼女の仕草にどこか都会的な気品を感じます。
鮮やかな朱赤のワンピースのラインが、独自の個性をクッキリと際立たせています。 -
【陽光が差し込むアトリエの幸せな絆、ルイ・ウジェーヌ・ブーダンの『ブーダン一家の肖像』】
光の画家が自らの家族ののどかな日常をあたたかなタッチで写し取った、ため息が出るほど優しい作品です。
部屋のなかで並んで立つ可愛い子供たちの等身大のポーズと、奥の窓から見える南仏の爽やかな青空のグラデーションが実に見事。家族への純粋な愛を感じます。 -
【ロシアの雪原から届いた伝統の贈り物、イリヤ・レーピンの『パンと塩(Welcome)』】
木のぬくもり溢れるお部屋のなかで繰り広げられる、重厚な歴史のドラマを描いたロシアの至高の大名画です。
大きなパンを両手で持って主客を温かく迎える、白い髭を蓄えた男性の凛とした佇まいが抜群の存在感を放っています。
まわりで見守る民衆たちの飾らない表情が、深く静かに息づいています。 -
【 静かな居間で交わされる夫婦の思索、フェリックス・ヴァロットンの『刺繍をする妻と画家』】
ヴァロットンが自らの自宅の親密な空気感を独自の平面的で装飾的なタッチで切り取った、とってもお洒落な室内画です。
テーブルを挟んで、手元を見つめて静かに針を動かす奥様と、読書にふける画家のシルエットの対比が実に見事です。 -
【華やかな貴婦人たちが集う世紀末の社交場、ジャン=ベローの『1874年のサロン(美術展覧会)』】
当時のパリの最先端のファッショナブルな熱気をそのままキャンバスに閉じ込めた、見ごたえ抜群の大型作品です。
お洒落なドレスやリボンのハットを身にまとい、ソファに腰掛けて談笑する淑女たちのポーズが魅力的です。
壁一面にびっしりと飾られた無数の絵画のディテールとともに、良き時代ベル・エポックの贅沢な風景を映し出しています。 -
【キッチンのなかにきらめく銅製水差しの気品、フランソワ・ボヴァン独立の『銅の泉と料理人』】
フランスのクラシックな台所のひとコマを卓越した光の感性で描き出した、大変美しい静物画です。
中央に佇む大きなブロンズ製の給水器から、ボウルへと勢いよく流れる水の質感のディテールがとってもおもしろいです。
奥の窓辺でせっせと仕度をする料理人の後ろ姿とともに、何気ない日々の幸福を表現しています。 -
【647. 青い地中海をゆく爽快なホース・ライド、エルネスト・メソニエの『アンティーブでの乗馬(Antibes)』】
南フランスの眩しいお日様の光をたっぷりと浴びた、最高峰の海岸風景画です。
砂浜の上を颯爽と駆ける白馬と茶毛の馬たちのしなやかな筋肉の立体感が表現されています。
果てしなく広がるコバルトブルーの水平線のラインが、どこかノスタルジックな開放感を浮かび上がらせています。 -
【新緑の森で微笑む幼き聖者の純粋な瞳、ポール・ボードリーの『若き洗礼者ヨハネ』】
人間の肉体の完璧な美しさと内面の清らかさを形にした、大変微笑ましい神話調の最高傑作です。
画面の中央で木の杖を手に持ち、頭に手を添えて物静かにこちらを見つめる男の子の滑らかな肉体美が息をのむほど綺麗です。
今回の旅行記の作品はここまでです。オルセー美術館は限りなく広く、見どころはまだまだ続きます。ここまで見てくださりありがとうございます。
つづく
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