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2017年6月20日から24日まで、北海道旧212市町村完全走破を目指す旅の一環として、女満別空港から北見、置戸、遠軽、上川、剣淵、士別方面へと自転車で走った5日間の記録です。オホーツク内陸から上川北部へ、カントリーサインを追いながら未走破の市町村をつないでいきました。晴天あり、峠越えあり、雨による輪行あり。北海道内陸部の広さと変化に富んだ風景を味わったツーリングです。<br /><br />女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (1/5)	https://4travel.jp/travelogue/12076366<br />女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (2/5)	https://4travel.jp/travelogue/12076627<br />女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (3/5)	https://4travel.jp/travelogue/12076808<br />女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (4/5)	https://4travel.jp/travelogue/12076815<br />女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (5/5)	https://4travel.jp/travelogue/12076821

女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (4/5)

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2017/06/23 - 2017/06/23

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Yohei

Yoheiさん

2017年6月20日から24日まで、北海道旧212市町村完全走破を目指す旅の一環として、女満別空港から北見、置戸、遠軽、上川、剣淵、士別方面へと自転車で走った5日間の記録です。オホーツク内陸から上川北部へ、カントリーサインを追いながら未走破の市町村をつないでいきました。晴天あり、峠越えあり、雨による輪行あり。北海道内陸部の広さと変化に富んだ風景を味わったツーリングです。

女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (1/5) https://4travel.jp/travelogue/12076366
女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (2/5) https://4travel.jp/travelogue/12076627
女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (3/5) https://4travel.jp/travelogue/12076808
女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (4/5) https://4travel.jp/travelogue/12076815
女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (5/5) https://4travel.jp/travelogue/12076821

  • 層雲峡温泉で一泊し、前日の雨で消耗した体力もかなり回復した。朝から相変わらず雲は多かったが、雨は降っていない。今日は、上川駅に置いていた自転車を組み直し、旅を再開することにした。<br /><br />元々の計画では、この先も滝上町や西興部村など、網走支庁の内陸部にある未走破の市町村を巡っていくつもりだった。しかし昨日の雨で予定が大きく狂ったため、ルートを変更。今日は晴れを求めて雲の流れと反対側へ走り、石狩川沿いを旭川方面へ下り、そこから国道40号を北上して剣淵町を目指すことにした。剣淵町にはすでに宿を取ってあるため、今日のゴールだけは決まっている。<br /><br />9時25分、上川駅を出発。駅前から国道39号へ出ると、案内標識には旭川方面のほか、士別39km、名寄62km、稚内234kmの文字が並んでいた。北海道の道路標識らしい距離感である。上川から旭川方面へは基本的に下り基調で、昨日まったく走っていない脚にはちょうどいい。ペダルを回さなくてもスピードが乗る区間が多く、快調に西へ進んでいく。

    層雲峡温泉で一泊し、前日の雨で消耗した体力もかなり回復した。朝から相変わらず雲は多かったが、雨は降っていない。今日は、上川駅に置いていた自転車を組み直し、旅を再開することにした。

    元々の計画では、この先も滝上町や西興部村など、網走支庁の内陸部にある未走破の市町村を巡っていくつもりだった。しかし昨日の雨で予定が大きく狂ったため、ルートを変更。今日は晴れを求めて雲の流れと反対側へ走り、石狩川沿いを旭川方面へ下り、そこから国道40号を北上して剣淵町を目指すことにした。剣淵町にはすでに宿を取ってあるため、今日のゴールだけは決まっている。

    9時25分、上川駅を出発。駅前から国道39号へ出ると、案内標識には旭川方面のほか、士別39km、名寄62km、稚内234kmの文字が並んでいた。北海道の道路標識らしい距離感である。上川から旭川方面へは基本的に下り基調で、昨日まったく走っていない脚にはちょうどいい。ペダルを回さなくてもスピードが乗る区間が多く、快調に西へ進んでいく。

  • 30分も走らないうちに愛別町へ入った。カントリーサインには、愛別町の名産であるきのこが描かれている。

    30分も走らないうちに愛別町へ入った。カントリーサインには、愛別町の名産であるきのこが描かれている。

  • 対向車線側には昨日拝むことができなかった上川町のカントリーサイン。デザインはエスポワールの鐘だ。

    対向車線側には昨日拝むことができなかった上川町のカントリーサイン。デザインはエスポワールの鐘だ。

  • 道路の周囲は深い緑に覆われ、横には石狩川が流れている。前日までの雨の影響か川はかなり水量が多く、灰色がかった水が勢いよく流れていた。

    道路の周囲は深い緑に覆われ、横には石狩川が流れている。前日までの雨の影響か川はかなり水量が多く、灰色がかった水が勢いよく流れていた。

  • 標識が木に隠れているが、旭川から層雲峡にかけては、石狩川沿いに旭川層雲峡自転車道が整備されている。約70kmに及ぶかなり本格的な自転車道で、国道39号を走り続けるよりも車を気にせず走れるのがありがたい。愛別町で食料を調達したあと、自転車道へ入ることにした。

    標識が木に隠れているが、旭川から層雲峡にかけては、石狩川沿いに旭川層雲峡自転車道が整備されている。約70kmに及ぶかなり本格的な自転車道で、国道39号を走り続けるよりも車を気にせず走れるのがありがたい。愛別町で食料を調達したあと、自転車道へ入ることにした。

  • 川沿いの道は交通量もなく、時折木々の間を縫うように続いていく。

    川沿いの道は交通量もなく、時折木々の間を縫うように続いていく。

  • 所々には堰や水門のような河川施設もあり、石狩川と並走していることを実感する。

    所々には堰や水門のような河川施設もあり、石狩川と並走していることを実感する。

  • 11時ちょうどに当麻町へ入った。ただし、自転車道そのものには市町村境を示すカントリーサインがない。そのため一度国道側へ寄り、頭上を走る道路沿いに設置された当麻町のカントリーサインを撮影した。描かれているのは、黒い皮が特徴の「でんすけすいか」。当麻町を代表する名産品である。

    11時ちょうどに当麻町へ入った。ただし、自転車道そのものには市町村境を示すカントリーサインがない。そのため一度国道側へ寄り、頭上を走る道路沿いに設置された当麻町のカントリーサインを撮影した。描かれているのは、黒い皮が特徴の「でんすけすいか」。当麻町を代表する名産品である。

  • そのまま自転車道を降りて、当麻町の市街地へ向かう。11時30分頃、道の駅とうまに到着した。ちょうど昼時だったため、ここで昼食休憩。せっかく当麻町まで来たので、名物のでんすけすいかのカットフルーツも購入した。見た目は普通のすいかより色が濃く、食べてみるとみずみずしくて甘い。自転車で走った後ということもあって、冷たいすいかが非常にうまかった。

    そのまま自転車道を降りて、当麻町の市街地へ向かう。11時30分頃、道の駅とうまに到着した。ちょうど昼時だったため、ここで昼食休憩。せっかく当麻町まで来たので、名物のでんすけすいかのカットフルーツも購入した。見た目は普通のすいかより色が濃く、食べてみるとみずみずしくて甘い。自転車で走った後ということもあって、冷たいすいかが非常にうまかった。

  • 昼食を終えると、ここからは今日の宿泊地である剣淵町を目指して北上する。旭川方面へ向かうのはここまで。進路を北へ変え、国道40号沿いを進んでいく。

    昼食を終えると、ここからは今日の宿泊地である剣淵町を目指して北上する。旭川方面へ向かうのはここまで。進路を北へ変え、国道40号沿いを進んでいく。

  • 12時30分前には比布町へ入った。比布町のカントリーサインは、スキーをする人といちごが描かれたデザイン。町の周囲には田畑が広がり、遠くには低い山並みが続いている。

    12時30分前には比布町へ入った。比布町のカントリーサインは、スキーをする人といちごが描かれたデザイン。町の周囲には田畑が広がり、遠くには低い山並みが続いている。

  • 標識を見ると士別までは39km。剣淵はその手前なので、残りは30kmほどしかない。今日はかなり早い時間に宿へ入れそうだ。<br /><br />比布町を抜けると、徐々に道は山間へ入っていく。国道40号をひたすら北へ進み、やがて塩狩峠へ差しかかった。「峠」と聞くと長い登りを覚悟するが、実際にはそこまで厳しい坂ではない。自転車でも難なく登れる程度で、むしろ丘を一つ越えるような感覚だった。

    標識を見ると士別までは39km。剣淵はその手前なので、残りは30kmほどしかない。今日はかなり早い時間に宿へ入れそうだ。

    比布町を抜けると、徐々に道は山間へ入っていく。国道40号をひたすら北へ進み、やがて塩狩峠へ差しかかった。「峠」と聞くと長い登りを覚悟するが、実際にはそこまで厳しい坂ではない。自転車でも難なく登れる程度で、むしろ丘を一つ越えるような感覚だった。

  • 塩狩峠の頂上付近で和寒町へ入った。カントリーサインにはスキーをするトマトが描かれている。スキーもトマトも和寒町の名物らしい。

    塩狩峠の頂上付近で和寒町へ入った。カントリーサインにはスキーをするトマトが描かれている。スキーもトマトも和寒町の名物らしい。

  • 峠を越えると、それまで周囲を囲んでいた山が一気に途切れ、目の前に広い平野が現れた。水田や畑がどこまでも続き、遠くの山並みまで見渡せる。

    峠を越えると、それまで周囲を囲んでいた山が一気に途切れ、目の前に広い平野が現れた。水田や畑がどこまでも続き、遠くの山並みまで見渡せる。

  • 畑には規則正しく畝が刻まれ、その線が丘の向こうまで伸びている。いかにも北海道の内陸部らしい景色で、走っていて気持ちがいい。<br /><br />朝から空を覆っていた雲も、北へ進むにつれて少しずつ切れ始めた。青空が見える時間が増え、景色の色も明るくなっていく。午前中は灰色だった空が、午後になると白い雲と青空のまだら模様になった。昨日は一日雨だったことを考えると、それだけでも気分がかなり違う。

    畑には規則正しく畝が刻まれ、その線が丘の向こうまで伸びている。いかにも北海道の内陸部らしい景色で、走っていて気持ちがいい。

    朝から空を覆っていた雲も、北へ進むにつれて少しずつ切れ始めた。青空が見える時間が増え、景色の色も明るくなっていく。午前中は灰色だった空が、午後になると白い雲と青空のまだら模様になった。昨日は一日雨だったことを考えると、それだけでも気分がかなり違う。

  • 14時18分、本日の目的地である剣淵町に到着した。カントリーサインには開いた絵本と黒い鳥が描かれている。この鳥は剣淵町のキャラクター「ビバカラス」。剣淵町は「絵本の里」として町づくりをしているらしい。

    14時18分、本日の目的地である剣淵町に到着した。カントリーサインには開いた絵本と黒い鳥が描かれている。この鳥は剣淵町のキャラクター「ビバカラス」。剣淵町は「絵本の里」として町づくりをしているらしい。

  • 程なくして道の駅に到着した。赤い屋根が連なる大きな建物で、駐車場には思った以上に車が多い。今日はかなり早い時間に剣淵まで来ることができたので、しばらくここで時間を潰す。昨日ほとんど動いていないこともあり、脚にもまだ余裕がある。<br /><br />その後、町のセイコーマートで晩酌用の酒とつまみを購入した。サウジアラビア赴任中は酒を飲めない生活が1年間続いていたこともあり、日本に戻ってからこうして自転車旅の途中でコンビニに寄り、夜の酒を選べること自体が妙に楽しい。

    程なくして道の駅に到着した。赤い屋根が連なる大きな建物で、駐車場には思った以上に車が多い。今日はかなり早い時間に剣淵まで来ることができたので、しばらくここで時間を潰す。昨日ほとんど動いていないこともあり、脚にもまだ余裕がある。

    その後、町のセイコーマートで晩酌用の酒とつまみを購入した。サウジアラビア赴任中は酒を飲めない生活が1年間続いていたこともあり、日本に戻ってからこうして自転車旅の途中でコンビニに寄り、夜の酒を選べること自体が妙に楽しい。

  • 今日の宿は剣淵町の東側、桜岡湖のほとりにある。市街地からは約7km。時間にはかなり余裕があるので、景色を眺めながらゆっくり走って向かう。町を離れると再び一面の農地となり、畑の向こうには緩やかな丘陵が連なっている。北海道らしい大きな空の下を、ほとんど車のいない道で進んでいく。<br /><br />周囲には水田だけでなく広い畑や牧草地も多く、刈り取られた草を丸めた牧草ロールが点々と転がっていた。空もすっかり明るくなり、朝の上川とは別の日のようである。

    今日の宿は剣淵町の東側、桜岡湖のほとりにある。市街地からは約7km。時間にはかなり余裕があるので、景色を眺めながらゆっくり走って向かう。町を離れると再び一面の農地となり、畑の向こうには緩やかな丘陵が連なっている。北海道らしい大きな空の下を、ほとんど車のいない道で進んでいく。

    周囲には水田だけでなく広い畑や牧草地も多く、刈り取られた草を丸めた牧草ロールが点々と転がっていた。空もすっかり明るくなり、朝の上川とは別の日のようである。

  • やがて桜岡湖に到着した。桜岡湖は農業用水を貯めるためにつくられた人造湖とのこと。周囲を低い山と森に囲まれ、湖畔はとても静かだった。この日は風がほとんどなく、湖面は鏡のように穏やか。青空と白い雲、対岸の深い緑がそのまま水面に映り込んでいた。冬になると湖面が凍り、ワカサギ釣りで賑わうらしい。

    やがて桜岡湖に到着した。桜岡湖は農業用水を貯めるためにつくられた人造湖とのこと。周囲を低い山と森に囲まれ、湖畔はとても静かだった。この日は風がほとんどなく、湖面は鏡のように穏やか。青空と白い雲、対岸の深い緑がそのまま水面に映り込んでいた。冬になると湖面が凍り、ワカサギ釣りで賑わうらしい。

  • 昨日は雨のため一度も自転車に乗れなかったが、今日は上川町から愛別町、当麻町、比布町、和寒町、剣淵町と、上川地方を一気に北上することができた。朝はまだ厚い雲に覆われていたものの、最後には青空の下で静かな桜岡湖を眺めながら一日を終えることができた。予定変更続きの旅ではあるが、これはこれで悪くない。<br /><br />走行距離 76.55km<br /><br />5日目に続く。<br />https://4travel.jp/travelogue/12076821

    昨日は雨のため一度も自転車に乗れなかったが、今日は上川町から愛別町、当麻町、比布町、和寒町、剣淵町と、上川地方を一気に北上することができた。朝はまだ厚い雲に覆われていたものの、最後には青空の下で静かな桜岡湖を眺めながら一日を終えることができた。予定変更続きの旅ではあるが、これはこれで悪くない。

    走行距離 76.55km

    5日目に続く。
    https://4travel.jp/travelogue/12076821

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