2017/06/26 - 2018/06/26
170位(同エリア243件中)
Yoheiさん
- YoheiさんTOP
- 旅行記55冊
- クチコミ10件
- Q&A回答0件
- 18,670アクセス
- フォロワー2人
自転車で北海道旧212市町村の完全走破を目指す旅の一環として、2017年6月26日、羊蹄山周辺の6町村をめぐりました。道の駅230ルスツを出発し、留寿都村、喜茂別町、京極町、倶知安町、ニセコ町、真狩村を反時計回りに走破。各町村のカントリーサインや道の駅、名物を楽しみながら、羊蹄山をぐるりと一周した一日の記録です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自転車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まずは、今回の旅に出る前までの走破状況を確認しておく。これまでに自転車で走破したのは、黄色で塗った北海道旧212市町村のうち116市町村。進捗率は54.7%で、まだ6割にも届いていない。完全走破までは、残り96市町村。まだまだ先は長い。
1年間のサウジアラビア赴任から戻り、休暇中の私は、実はこの2日前まで、オホーツク・上川地方を自転車で走っていた。6月20日に女満別空港からスタートし、北見、置戸、遠軽、上川、剣淵、士別方面へと走りつないだばかりである。いったんその旅を終えたものの、せっかく北海道にいるのだから、この機会にもう少し未走破の市町村を埋めておきたい。そう考えて次に目を付けたのが、羊蹄山周辺だった。
今回まとめて走破するのは、羊蹄山麓に位置する留寿都村、喜茂別町、京極町、倶知安町、ニセコ町、真狩村の6町村である。
蝦夷富士とも呼ばれる独立峰・羊蹄山。その山頂付近では5つの町村が境界を接している。12時方向から時計回りに倶知安町、京極町、喜茂別町、真狩村、ニセコ町。そして真狩村と喜茂別町の南側に位置しているのが、今回の出発地点となる留寿都村だ。
いずれも後志総合振興局管内に位置する羊蹄山麓の町村だが、私が2008年に道南一周ツーリングをした際は海岸線ばかりを走ったため、この一帯だけが内陸にぽっかりと取り残されていた。オホーツク・上川地方の旅を終えたばかりではあるが、今回はその空白をまとめて埋めにいく。 -
今日は風が強く、雲も多い。羊蹄山麓を一周するのだから、どこを走っていても羊蹄山を眺められることを期待していたのだが、残念ながら山頂付近は厚い雲の中。場所によっては中腹付近まで雲が垂れ込めている。
道の駅 230 ルスツ 道の駅
-
午前11時15分、道の駅230ルスツを出発した。ここから羊蹄山の周囲を反時計回りに走る。今日の行程はおよそ70km。1日で6町村をまとめて走破する計画だ。まずは喜茂別町を目指す。
ルスツを出ると、道路の両側には広い畑が続く。左手には尻別岳を眺めながら、緩やかな下り坂を進んでいく。交通量もそれほど多くなく、走りやすい。道の駅 230 ルスツ 道の駅
-
ほんの数km走ったところで喜茂別町に入った。喜茂別町のカントリーサインには、羊蹄山とアスパラガスが描かれている。喜茂別はアスパラガスの産地として知られ、日本で初めて本格的なアスパラガス栽培が始められた地ともいわれている。
カントリーサインの近くには、「札幌70km、中山峠24km、喜茂別4km」と書かれた案内標識。札幌まで70km。こういう何気ない距離表示を見るだけでも、北海道を走っていることを実感する。 -
喜茂別に入ってほどなく、国道沿いに「きのこ王国」を発見した。建物の正面には大きく「名物 きのこ汁100円」の文字。少し肌寒かったこともあり、これは素通りできない。店に入り、迷わずきのこ汁を注文した。しめじ、なめこ、しいたけなどがたっぷり入った味噌汁で、きのこの旨味が汁に溶け込んでいてとても美味しい。しかも100円。冷えた体にはありがたい。
きのこ王国は大滝村や仁木町にも店舗があるが、私はここのきのこ汁が大好きで、前を通る機会があるとついつい寄ってしまう。温かいきのこ汁に大満足し、再び自転車にまたがる。次は京極町を目指す。きのこ王国 喜茂別店 グルメ・レストラン
-
喜茂別を離れると、再び畑の中を走る。羊蹄山麓らしく、道路の左右には整然と畝の並んだ畑が広がっている。
12時を回ったところで京極町に入った。カントリーサインは羊蹄山とふきだし公園。京極町は「名水の郷」として知られている。町を代表するふきだし公園では、羊蹄山に降った雨や雪が地下へ浸透し、長い年月をかけてろ過された伏流水が湧き出している。その量は1日約8万トン。水温は年間を通して約6.5℃とほぼ一定で、名水百選にも選ばれている。公園では実際に湧水を汲むこともでき、多くの人が容器を持って水を汲みに訪れる。 -
せっかく京極まで来たのだから私も名水を汲んでいきたいところだが、今日は少々寒い。ということで、水汲みは遠慮して先へ進む。大きく開けた畑の向こうには山々が見えるが、羊蹄山の山頂は相変わらず雲の中だ。
-
京極から次の倶知安町までは14km。道路脇の案内標識にも「小樽74km、倶知安14km」とある。多少のアップダウンは続くものの、勾配は緩やかで、それほど苦になるほどではない。
-
13時前、倶知安町に到着した。カントリーサインに描かれているのは、スキーをするじゃがいも。じゃがいもとスキー。どちらも倶知安を代表するものだ。
このキャラクターの名前は「じゃが太くん」というらしい。倶知安では明治末期から馬鈴しょ栽培が始まり、良質なじゃがいもの産地として知られるようになった。まさしく「じゃがいもの町」である。 -
倶知安町に入って30分ほど走ると、中心市街地に到着した。れまで畑や山間部を走ってきただけに、倶知安は想像していた以上に大きな町に感じる。確認しただけでもTSUTAYAが2店舗もあった。
「TSUTAYAがある=大きな町」という私独自の判断基準もどうかと思うが、周辺の町村からやって来ると、急に都市部へ入ったような感覚になる。人口は1万6000人ほど。
後志地方最大の都市は小樽市だが、後志総合振興局の庁舎が置かれているのは小樽ではなく、ここ倶知安町である。そして倶知安町の比羅夫地区は、いまや世界的に知られるニセコスキーリゾートの中心地でもある。
この地域のパウダースノーは外国人からの評判が高く、近年は外国人観光客が急増。外国人向けの別荘やコンドミニアム、ホテルなどの開発も進みつつある。
次の目的地、ニセコ町までは13km。倶知安市街地の案内標識にも「函館181km、長万部74km、ニセコ13km」と表示されている。比羅夫周辺のリゾートホテルを右手に眺めながら、自転車を進めていく。 -
倶知安の市街地を離れるにつれて、再び緑の濃い風景へと戻っていく。14時前、ニセコ町に入った。カントリーサインはニセコ連峰とスキーをする人。言わずと知れた国際観光地である。
ニセコ町境付近は、いわゆる華やかなリゾート地というより、木々に囲まれた山間の道という雰囲気だ。北海道の多くの市町村が人口減少に悩むなか、ニセコ周辺では外国人を中心とした定住者も増えているという。観光地として外国人が訪れるだけではなく、実際に外国人が暮らす町へと変わりつつある。
沿道には「LAND FOR SALE」「PROPERTY FOR SALE」といった英語の看板も目立つ。日本人向けというより、明らかに外国人の購入者を意識しているのだろう。ニセコ周辺が急速に国際的なリゾートへ変わりつつあることを、こうした何気ない風景からも感じる。 -
そしてニセコ町に入ったあたりから、それまで空を覆っていた雲の間に少しずつ青空が見え始めた。羊蹄山も、ときどき雲の切れ間から姿を現す。山頂はまだ雲の中だが、麓から伸びる大きな山体が目の前に迫ってくる。
-
その羊蹄山をちらちら眺めながら走っていると、道路脇の牧草地に牛を発見した。一頭、二頭どころではない。何頭もの牛が広い草地に放牧され、のんびりと草をはんでいる。その向こうには雲をまとった羊蹄山。これはいかにも北海道らしい風景だ。思わず自転車を止め、しばらく眺める。
-
再び走り始めると、「道の駅ニセコビュープラザ 1km」の案内標識が現れた。
-
14時15分、道の駅ニセコビュープラザに到着。ここでいったん休憩する。駐車場の向こうには羊蹄山が見えるが、やはり山頂付近には雲がかかっている。道の駅には農産物の直売所や飲食店が並び、観光客も多い。ツーリングもいよいよ後半戦。ここで少し補給を済ませ、今回最後の未走破自治体となる真狩村を目指して南下する。
道の駅 ニセコビュープラザ 道の駅
-
ニセコを離れるころには青空の面積がかなり増えてきた。今日一日、曇ったり青空が広がったりを繰り返しているが、ここまで来てようやく天気が回復してきたようだ。
14時40分、真狩村に入った。カントリーサインは羊蹄山。とってもシンプル。ここまでアスパラガス、名水、じゃが太くん、スキーと、それぞれの町が特徴を盛り込んだカントリーサインを見てきただけに、この潔さが逆に印象に残る。 -
青空の割合が増えてきたが、いまだ羊蹄山の山頂付近は雲で覆われている。
-
緑に囲まれた道路を進み、15時ちょうど、道の駅真狩フラワーセンターに到着した。真狩村といえば、演歌歌手・細川たかしの出身地として有名である。道の駅にも細川たかしに関する展示があり、地元出身の大スターとして大きく取り上げられていた。
道の駅 真狩フラワーセンター 道の駅
-
これで今回目的としていた羊蹄山麓6町村をすべて走破した。
-
出発地点である留寿都村の道の駅まで再びペダルをこいだ。
-
今回新たに後志総合振興局管内の6町村を走破し、北海道旧212市町村のうち、走破した市町村は116から122市町村となった。走破率は57.5%。完全走破までは、残り90市町村。まだ6割にも届いていない。
-
それでも北海道の地図に残っていた空白が一つずつ埋まっていくのを見るのは楽しい。ゴールまではまだまだ遠いが、こうして少しずつ走りつないでいこう。
走行距離 66.24km
走行時間 3時間27分51秒
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
北海道旧212市町村完全走破
-
前の旅行記
女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (5/5)
2017/06/24~
士別・和寒・下川
-
次の旅行記
平成最後の自転車旅 釧路から帯広へ (1/3)
2019/04/28~
釧路
-
帯広 富良野 旭川 狩勝峠自転車ツーリング [1/4]
2015/09/06~
帯広
-
帯広 富良野 旭川 狩勝峠自転車ツーリング [2/4]
2015/09/07~
富良野
-
帯広 富良野 旭川 狩勝峠自転車ツーリング [3/4]
2015/09/08~
旭川
-
帯広 富良野 旭川 狩勝峠自転車ツーリング [4/4]
2015/09/09~
美唄
-
女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (1/5)
2017/06/20~
北見
-
女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (2/5)
2017/06/21~
北見
-
女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (3/5)
2017/06/22~
東川・上川
-
女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (4/5)
2017/06/23~
東川・上川
-
女満別から士別へ 北海道内陸5日間の自転車旅 (5/5)
2017/06/24~
士別・和寒・下川
-
羊蹄山麓 6町村自転車一周の旅
2017/06/26~
ルスツ
-
平成最後の自転車旅 釧路から帯広へ (1/3)
2019/04/28~
釧路
-
平成最後の自転車旅 釧路から帯広へ (2/3)
2019/04/29~
白糠・音別
-
平成最後の自転車旅 釧路から帯広へ (3/3)
2019/04/30~
池田・浦幌
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
ルスツ(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 北海道旧212市町村完全走破
0
22