2026/05/23 - 2026/05/23
134位(同エリア1704件中)
+mo2さん
静岡県立美術館が開館40周年ということで特別展を開催しているので行ってきました。
HPより~
静岡県立美術館は誕生してちょうど40年。「風景の美術館」をうたい、日本・西洋の風景画を中心に2900点を超えるコレクションを築くとともに、多彩な展覧会を重ねてきました。開館40周年を記念するこの展覧会では、狩野探幽、伊藤若冲、ゴーギャン、川村清雄、草間彌生など、コレクションから厳選した作品をてがかりに、美術の世界の広がりを探求する旅へとみなさんをお連れします。7つの部屋が待っています。扉をひらけば、そこは展示室であるとともに実験室。絵の外側にまで目を向ける、絵の具の厚み=絵の高さに注目する、風景画とは何か、作者とは誰なのかを考えるなど、ふだんとはちょっと違う体験ができる部屋で、館長と5人の学芸員がお待ちしています。40年にわたるこれまでの歩みを振り返り、これからの美術館の姿を示します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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開館40周年を記念する本展では、狩野探幽、伊藤若冲、ゴーギャン、川村清雄、草間彌生など、コレクションから厳選した作品を手がかりに、美術の世界の広がりを探求します。会場には7つの部屋があり、「絵の外側にまで目を向ける」、「絵の具の厚み=絵の高さに注目する」、「風景画とは何か」、「作者とは誰なのかを考える」など、ふだんとは異なる体験ができます。
静岡県立美術館 美術館・博物館
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今回の展覧会では一部の部屋(作品)で写真撮影がOKとなっていました。
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カミーユ・ピサロ「ライ麦畑、グラット=コックの丘、ポントワーズ」1877年
カミーユ・ピサロは、日常的風景の賛美者です。彼の作品には、一貫して自然に対する素直さや率直さがにじみ出ており、平俗な美へのリアリズムがあふれています。そうした彼の画業全体に通じる特質が、我々に親しみやすさや近づきやすさを感じさせる要因でしょう。 -
ファン・グリス「果物皿と新聞」1918年
象の形態分割にそくして明度差のある色彩を隣り合わせに配し、各部を反転させます。その操作によってそれぞれの物体の存在感と配置の結束感が強調されています。例えばテーブルの足は、3色に塗り分けられた正方形に近い台形の面で表され、支えとしての堅固さを持ちます。また、直線に還元された木目と、新聞(JOURNAL)文字はテーブルの面を示し、そこに横たえられたパイプは茶色と黒の反転で示されます。ピカソ、ブラックが茶色系統の色を用いて禁欲的に形態分析をしていたのとは異なり、グリスは緊密な画面構築のためにむしろ進んで色彩を使いました。 -
アールト・ファン・デル・ネール「森の風景」1645年頃
ファン・デル・ネールの風景画の中でも屈指の大作です。青空ののぞいた森の空き地には、人物、家畜、家などが配されていますが、幹のへし折れた枯れ木、黒雲のまだのこる空、地面にできた水たまりから推すと、強い風雨の過ぎ去った後と想われます。 -
クロード・ロラン「笛を吹く人物のいる牧歌的風景」1630年代後半
本作品の場合、キリスト教や神話に基づく、特定の主題は設定されていません。「世知辛い俗世から離れた、牧歌的な暮らし」という理想を表すために、牧人や山羊、牛が描き込まれています。画面左のやや奥に、円筒形の遺構と思われる建築があるのは、それが理想郷としての古代を強く連想させるからでしょう。 -
イチオシ
クロード・モネ「ルーアンのセーヌ川」1872年
普仏戦争を避けて滞在していたイギリスからオランダを経由して帰ったモネは、1871年12月よりセーヌ河畔の町、アルジャントゥイユに居を構えました。同時期にル・アーブルやルーアンなど近隣の風景を描いています。 -
モーリス・ド・ヴラマンク「小麦畑と赤い屋根の家」1905年
1901年、ベルネーム・ジュヌ画廊で開催されていたゴッホ回顧展を訪れたヴラマンクは、会場でマティスに出会いました。ゴッホとマティス、両者が、フォーヴィスム期のヴラマンクの、チューブから出したままの原色絵具や厚く盛り上がった力強い筆触に強い影響を与えたことを考えると、このときの三者の出会いは示唆的です。 -
リチャード・ウィルソン「リン・ナントルからスノードンを望む」1765-67年頃
本作はウェールズ北部にある、リン・ナントル湖の東端から西方を望んだ眺めです。画面の正面奥にはイ・ウィッドファと呼ばれるスノードンの山頂、その下方にはクログウィン・イ・ガレグという名の小山が見え、中景左方にはミニッド・モアーの斜面、右方には尖った頂をもつ山並みが続いています。 -
ヤーコブ・ファン・ライスダール「小屋と木立のある田舎道」1670年
田舎道は、森林、海浜、河川、砂丘、滝などとともに、ヤーコブ・ファン・ライスダールがしばしば取り上げた主題でした。 -
サルヴァトール・ローザ「川のある山岳風景」1650年代後半
649年、フィレンツェからローマに戻ったローザは、デモクリトスやディオゲネスなどを主題にした大作を発表し、歴史画家としての栄達をはかりましたが、その一方で風景画の制作も精力的におしすすめていました。1650年代後半の様式的特徴を示す本作は、「洗礼者ヨハネのいる風景」「モーゼの救出」「アポロンとクマエの巫女」など、横幅2mを越す一連の大型作品に連なるものです。 -
ポール・ゴーギャン「家畜番の少女」1889年
1888年2月、ゴ-ギャンは86年に引き続き、ブルタ-ニュ地方の小さな村ポン=タヴェンに滞在しました。同年8月には旧知のエミール・ベルナールと合流し、「事物を前にして描くのではなく、想像力のうちに捉え直して描くべきだ」というベルナールとともに、象徴的総合主義の実験を続けました。 -
ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ「「牢獄」第2版 : (III)」1761年
ピラネージといえば『牢獄』と連想されるほどに知られた作品。ロマン主義の文学者に与えた影響という点でも、言及されることが多い。1749年から1750年に、『牢獄の気まぐれな空想』として初版が出版され、本展出品作は『空想の牢獄』として1761年に出版された第2版です。 -
ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ「「牢獄」第2版 : (Ⅳ)」1761年
題名にもある通り、あくまで「空想の」牢獄が描かれており、特に実在の建築物を描いたものではありません。用途の不明な滑車や、拷問を連想させる禍々しい器具が散見されるものの、人物達は勝手に行き交っているようであり、建物も外部とつながっているように見えるところすらあります。 -
イチオシ
江戸時代中期の京都において、他の誰とも似ない独自の絵画世界を打ち立てた伊藤若冲。その若冲ならではの独創性が如何なく発揮された作品として注目を集めているのが、静岡県立美術館が所蔵する「樹花鳥獣図屏風」です。
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イチオシ
右隻は「獣尽くし」左隻は「鳥尽くし」で、それぞれ実在の身近なものから、外国産、はたまた空想上の生き物まで、様々な鳥獣が水辺に群れ集う風景です。
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枡目描きと呼ばれる奇想天外な描法で描かれる動物と鳥の楽園は、江戸時代の絵画のイメージを覆す、新鮮な驚きに満ちています。
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枡目描きは、まず、淡墨で縦横約1cm間隔の線を引き、画面全体に方眼を作ります。その上から、絵柄に合わせたごく淡い色を薄く塗って下地を作ります。次に、方眼一つ一つを先ほどよりやや濃い目の色で正方形に塗り込めます。その正方形の隅にもっと濃い色を小さく付け加えて、ようやく方眼一つの出来上がりです。
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必要なところにはさらに色をつけたり陰影を施したりして全体の調子を整え、完成。実に根気のいる、気の遠くなるような作業です。伊藤若冲が発明したと考えられる独自の描法です。
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「樹花鳥獣図屏風」では、一双で11万6,000個を越える方眼が確認できるそうです。
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「尽くし」の趣向や白象・鳳凰が各隻の主役であるところから、吉祥性の強い大変おめでたい屏風と言えます。この時代ならではの、若冲なりの「異国」の風景を表すとの説もあります。
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イチオシ
伊藤若冲「釈迦十六羅漢図屏風」は、「枡目描き」が用いられた作品のひとつです。現在、行方不明とされる作品ですが、空襲で焼失した可能性が高く、当時の白黒の図版のみがその姿を今日に伝えています。
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今回、この白黒写真をもとに、TOPPANがデジタル推定復元を行いました。
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中央にはお釈迦様が、周囲には十六羅漢がひとつひとつ豊かな表情で、個性を持って描き分けられています。
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狩野探幽「富士山図」寛文7(1667)年
探幽が66歳のときに描いた本図はとくにすぐれた作品であり、淡墨・淡彩を基調とする安定した画面構成、紅葉や寺院、さまざまな人物、牛馬、鳥などの細やかな点景描写が,繊細で叙情をたたえた絵画空間を生み出しています。 -
狩野探幽「富士山図」寛文10(1670)年
上記「富士山図」の三年後に描かれた作品。前作と異なって絹に描かれ、表現内容も「富士三保松原図」ではなく、一般的な山水画モチーフが配されており、具体的な実景に比定することはできません。 -
司馬江漢「駿河湾富士遠望図」寛政11(1799)年
司馬江漢が油絵具を用いて描いた富士山図です。 -
横山大観「富士山」昭和25-30年頃
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横山大観「群青富士」大正6-7年頃
「群青富士」は、金泥地の上に、やや俯瞰的に、湧き立つ白い雲(中景)を両隻にわたって流し、左隻に繁茂する樹叢(近景)を、そして右隻にその頂にまだ数条の雪を残す富士(遠景)を描いた作品。 -
イチオシ
「群青富士」(部分拡大)
限定されたモティーフですが、富士の山肌の群青、雲や残雪の白、樹叢の緑青のそれぞれが、重厚でかつやわらかな性格を示す金泥とよく響きあい、デザイン的な構成のうちに、すがしがしい初夏の富士の景を描き出しています。 -
草間彌生「かぼちゃ軍団」昭和60(1880)年
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草間彌生「花(1)」平成4(1992)年
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草間彌生「水玉」平成6(1994)年
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草間彌生「最後の晩餐」昭和56(1981)年
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作品「最後の晩餐」では、日常的な食卓が水玉模様や無数の突起物で覆われている。食欲と性欲という人間の根源的な欲望が題材とされ、一種のオブセッション(強迫観念)的なイメージが漂う作品となっています。
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草間彌生「帽子」昭和59(1984)年
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吉原治良「Work」昭和34(1959)年
戦前より二科会で活躍していた吉原は、1954年、彼の元に集まる若手作家らと具体美術協会を設立しました。本作は「具体」設立後に制作されたもので、白色で厚塗りした箇所に見られる激しいタッチや、太く黒い線が特徴的です。 -
嶋本昭三「Mar-61」昭和36(1961)年
嶋本は、1954年に結成された関西の前衛美術グループ「具体美術協会」の創立メンバーの一人。 -
田中敦子「1985A」昭和60(1985)年
原色で塗られた放電管とコードを取り付け、点滅させる《電気服》(1956年)に端を発するタブロー群の一つです。 -
グループ〈位〉「非人絵画(8点組)」昭和40/平成16(再制作)
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小池一誠「石」1970-80年代
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鈴木康広「地球展開儀」平成23/令和6年
鈴木康広「ファスナーの船」平成16年 -
美術館内にレストランでランチ
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サーモンとアボカドのクリームソースをいただきました。
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