コペンハーゲンの街歩き🐾前編：人魚姫 ～ ゲフィオンの噴水 ～ アマリエンボー宮殿 ～ ローゼンボー宮殿

2025/07/12 - 2025/07/13

｢白夜のノールカップと４大フィヨルド15日間」という “旅のデザインルーム社” 催行のツアーに一人参加しました。

12日目の夕刻から13日目にかけて訪れたコペンハーゲンは観光としてはいよいよ最後となりました。
長くなってしまうので前編・後編に分けて、ここでは前編の街巡りの記録です。

【12日目　2025/07/12（土）】快晴→曇
　午前：ベルゲン市内観光
　昼食：グランドホテル・テルミナス
　15：40　ベルゲン発SK-2873便
★17：00　コペンハーゲン着
★夕食：ポークスペアリブ
　宿泊：コンウェル コペンハーゲン
　　　　ポートサイド

【13日目　2025/07/13（日）】曇・晴
　朝食：ホテル
★午前：コペンハーゲン市内観光
　　　　・人魚姫の像
　　　　・ゲフィオンの噴水
　　　　・アマリエンボー宮殿
　　　　・ニューハウン
　　　　・ローゼンボー宮殿
　昼食：国民食 スモーブロー
　午後：クロンボー城
　夕刻：フリータイム
　夕食：各自
　宿泊：同上ホテル連泊

★がこの旅行記の範囲です。

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

15日間の全行程略図です。
コペンハーゲンはこの旅の最後を締めくくるスポット。

【12日目 2025/07/12（土）】晴→雨曇
快晴のベルゲンを発ち１時間20分、
17：00　コペンハーゲン空港着。
17：50　空港を後にして市街中心部に夕飯を食べに向かいます。

カストルップ国際空港 (CPH) 空港

18：15　雨粒が車窓を打ちます。
午前中のノルウェーのベルゲンは快晴でしたが、今ここで降られても殆ど影響はないですね。

この不可思議な建物はヨーロッパ最高の高層建築物に選ばれたこともある集合住宅です。
でも私の趣味じゃあないな・・

｢コペンハーゲン中央駅」

コペンハーゲン中央駅 駅

｢ハンス・クリスチャン・アンデルセン」の像

アンデルセン像 モニュメント・記念碑

｢コペンハーゲン市庁舎」
無料で中に入れるそうです。

コペンハーゲン市庁舎 建造物

｢チボリ公園」の近くでバスを降りて10分程歩きます。
市内で降車できる場所は限られています｡

チボリ公園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

目抜通りの「ストロイエ通り」は約１kmにも及ぶ、ヨーロッパで最も長いホコ天です。
雨も止んで傘は差さずに済みました。

ストロイエ 散歩・街歩き

18：30　｢ヒアフォード ビレッジ（Hereford village）」というレストランで夕食です

ヒアフォード ビレッジ ステーキ・グリル

階段を上がって２階へ。

前菜のマッシュルームのスープ

テーブルウォーターは昼夜の食事に際し毎回旅行社が用意してくれます。
日本なら当たり前のサービスですが、外国では水もタダではないので助かります。
なので食事時の飲み物は敢えて頼まなくても不都合はありませんが、

今夜はツアーとしては最後の晩餐｡
旅のデザインルーム社では “サヨナラドリンク“ としてワンドリンクサービスしてくれるのが恒例です。

これはワインを頼んだ方に撮らせて貰いましたが、

やっぱ私はデンマークのお家芸「カールスバーグ」の大盛りにしました　(^_^)v

メインはポークスペアリブ。
凄いボリュームです。
明日の夕飯は個人対応なので、私は半分は（持参の）ラップに包んで持ち帰りました。セコッ！

19：20　アップルパイはデンマークの代表的デザート

19：50　滞在1時間20分でレストランを後にします。
１階は「BUKA」というベーカリー。

店先のショーケースの中に綺麗に並べられていたオープンサンドイッチ。
デンマークの国民食：スモーブローです。

20：05　駐車場までの道すがら有った「ゼロキロメートルストーン（Nulpunktsten）」
デンマークの主要な都市への距離を示す起点となっています。　
日本橋の「道路元票」のようなものでしょうか。

再びバスに乗ってホテルに向かいます。

車窓から見た「ニールス・ユール」の像
17世紀のデンマーク海軍提督です。
ここで左折します。

20：20　２連泊する「コンウェル コペンハーゲン ポートサイド」着。
地下鉄の駅からは至近ですが、バスでさえも15分掛かり、市内中心街から歩ける距離ではないなとチョッと残念。　　
ツアーなのでこういう立地とキャパのホテルにしか泊まれないのかな？

※ ホテルの宿泊記は別途改めて書きます

コムウェル コペンハーゲン ポートサイド ドルチェ バイ ウィンダム ホテル

【13日目　2025/07/13（日）】曇・晴
09：00　ホテルを発ちます。

現地在住の日本人ガイドさんはナカコさん。

今日と明日お世話になるドライバーさんはエドワードさん。

09：15　アンデルセンの童話「人魚姫」のブロンズ像です
身長約120cm と小柄で、想像していたよりも貧弱だと思うのか、
・シンガポールのマーライオン
・ベルギーの小便小僧
と並び「世界三大がっかりモニュメント」といわれています。

私は3点ともガッカリはしませんでしたが・・

人魚姫の像 モニュメント・記念碑

ただ、西を向いているので朝イチで訪れたのでは逆光になってしまいます。
ここは午後来るのが良いですね。

近くに建っていた「イヴァール・フイトフェルト記念柱」
1710年の大北方戦争中に戦死したデンマーク（＝ノルウェー）海軍の提督です。
柱の頂上には、勝利の女神：ニケの像が立っています。

「ゲフィオンの噴水」
北欧神話の女神：ゲフィオンが4頭の牛に鞭を打ち大地を鋤くブロンズ像です。

ゲフィオンの泉 モニュメント・記念碑

｢聖アルバニ教会 (St. Alban's Church) 」
英国国教会です。

聖アルバニ教会 寺院・教会

｢ロイヤルパビリオン (Royal Pavilions) ｣
1915年に建てられたもので、かつての王室の休憩所として使われていました。

世界130ヵ国に展開する海運・物流会社「A.P. モラー・マースク（Maersk）」の本社

対岸に見える「オペラハウス」
デンマーク王立劇場の国立歌劇場として
2005年にオープンしました

09：45　｢アマリエンボー宮殿」

広場

八角形の広場を囲むように4つのロココ様式の宮殿が建つデンマーク王室の冬の王宮です

広場中央に立つ「フレデリク5世」の騎馬像

アマリエンボー宮殿 城・宮殿

衛兵さんには「写真撮ってもいいですか？」とさえ話し掛けてはいけないとガイドさんも言うのに、勝手に一緒に並んで記念撮影している人もいました　(ｰ ｰ;

「フレデリック教会 (Frederiks Kirke)」
ここからバスに乗ります。

フレデリクス教会 寺院・教会

港町「ニューハウン（Nyhavn）」
コペンハーゲンの代表的な景観ですね。
立ち寄る予定には無かったみたいですが、ガイドさんが是非にと連れて来てくれました。

対岸
ここで僅かなフリータイム

イチゴとアメリカンチェリーの屋台

「コンゲンス・ニュートー広場（Kongens Nytorv）」
中央奥に見えるのはデンマーク最古のデパート「マガシン・デュ・ノール（Magasin du Nord）」

コンゲンス ニュートー広場 広場・公園

デンマーク王立劇場

デンマーク王立劇場 劇場・ホール・ショー

劇場前にある劇作家・哲学者の「ルートヴィヒ・ホルベア（Ludvig Holberg）」の像

“デンマーク文学の父” と呼ばれる「ルーヴィ・ホルベア（Ludvig Holberg）」の像

デンマークのベビーカーは車輪が大きいとガイドさんが言ってました。
石畳が多いからなんでしょうか？
再びバスに乗り込み「ローゼンボー城」に向かいます。

車窓から見た「デンマーク自然史博物館（Geologisk Museum）」

｢ローゼンボー宮殿」のゲートハウス外側
お天気が良過ぎる日の逆光なのがチト残念　(u_u)

振り返って見た一番外側の入口のアーチ門の隣に位置する司令官の住居｡
順光ならこんなに明るいのに・・

ゲートハウス内側
料金は125DKK × 25円 ≒ 3,000円らしい｡
日本語のパンフレットも有ったようですが気付きませんでした。

宮殿の西側面

入城した途端、修復作業中のお部屋でガイドさん拍子抜け・・
でも、こうしたメンテは必要だよね。

豪華なスタッコ細工の天井画

この奥がクリスチャン4世のトイレで「秘密の部屋」といわれていました。
けど、陽光燦々と降り注ぐ個室ですね～

なんかちょっと不気味

「騎士の間 (The Knights' Hall)」の天井

壁面の装飾品

クリスチャン4世の書斎に置かれていた鏡

書斎の暖炉

17世紀にイタリアで作られた「シュランダース・キャビネット（Schlanders Cabinet）」

ピエトラ・ドゥーラ（硬い石を使った象嵌細工）で装飾されたテーブル。
ちょっと日本の螺鈿細工に似てます。

豪華なシャンデリアやタペストリー、精巧な装飾が施されたキャビネット

元々はクリスチャン4世の2番目の妻：キルステン・ムンクの寝室だった「大理石の間（The Marble Room）」

クリスチャン4世の私室の一つで、接見の間として利用された「ウインタールーム」

「鏡の間」の床に埋め込まれた鏡。
王様のよからぬ願望の為ではないかとガイドさん言ってました・・

最上階にある「ロングホール（騎士の広間）」
元々は舞踏会場でしたが、レセプション・晩餐会にも使用されました。

王座と王妃の座の前には三頭の銀のライオン像が睨みを利かせています。

反対側にある戴冠式の王座

宝物殿に行くため一旦外に出ます。
ローゼンボー城の地下には、デンマーク王室の王冠や王室の宝物コレクションが保管されています。
入場に際し、大きな荷物はロッカーに預ける必要があります。

宝物と同じフロアには400年物のワインセラーがあり、特別な儀式の時に開封されるそうです

武具や

馬具

黄金の宝物

王家の王笏の剣もさることながら、

ここでは燦然たる王冠が目を惹きます。

これは1596年にクリスチャン4世の戴冠式のために作られたデンマーク最古の王冠。

その下の宝石箱のように見えるのは台座の鏡に写った王冠の裏側でした。

右側がクリスチャン5世の王冠、
左側がその王妃の王冠。
展示ケースの脇に踏み台が有って、少し高い位置から撮影できるようになっています。

お城の北側面

ローゼンボー離宮 城・宮殿

衛兵さん

逆光が和らいだゲートハウスです。

11：30　混んでいる外のトイレを使って、ローゼンボー宮殿を後にしました。

午後はハムレットの舞台の、

「クロンボー城」です

クロンボー城 城・宮殿