ベルゲンの街巡り🚌世界遺産ブリッゲン地区 ～ 作曲家グリーグの家 ～ フロイエン山展望台 ✈️ コペンハーゲンへ

2025/07/12 - 2025/07/12

｢白夜のノールカップと４大フィヨルド15日間」という “旅のデザインルーム社” 催行のツアーに一人参加しました。

12日目の今日は午前中ベルゲンの街巡り。
午後、コペンハーゲンに向けて飛行機で移動しました。

【12日目　2025/07/12（土）】快晴
　早朝：ホテル周辺散策
　朝食：グランドホテル・テルミナス
★午前：ベルゲン市内観光
　　　　・ブリッゲンの街並み
　　　　・作曲家：グリーグの家
　　　　・フロイエン山展望台
★昼食：グランドホテル・テルミナス
★15：40　ベルゲン発SK-2873便
★17：00　コペンハーゲン着
　夕食：レストラン
　宿泊：コペンハーゲン

★がこの旅行記の範囲です。

エリア ベルゲン(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

この旅の全行程略図です

【12日目　2025/07/12（土）】快晴
09：00「グランドホテル・テルミナス｣をバスで発ち、世界遺産「ブリッゲン地区」に向かいます。

Grand Hotel Terminus ホテル

車窓から見たホテル隣の「ベルゲン駅」

ベルゲン駅 駅

「グリーグ・アカデミー（Griegakademiet）」です。
ベルゲン大学の音楽学部で、作曲家：エドヴァルド・グリーグにちなんで名付けられました。

「バイパルケン（Byparken）公園」内にある音楽パビリオン「ムシッカパヴィリヨンゲン（Musikkpaviljongen）」
朝の散歩の際も見ました。

ホテルから10分、
09：10　ブリッゲン地区のハイライト：切妻屋根の木造倉庫群で降車します。
現在、これらの建物は店舗・レストラン・博物館などとして利用されています。

この時間、対岸は順光で明るいのですが、

折角のカラフルな木造倉庫群なのに、お天気良過ぎる日に逆光なので暗くなってしまって残念　(u_u)
ここはお昼頃に訪れるべき場所ですね。
ちなみにライトアップも綺麗だとか。

尤も “ベルゲンは年間400日の雨が降る” といわれるので贅沢な文句ですが・・

ブリッゲン 旧市街・古い町並み

1979年にユネスコの世界遺産に登録されています。

でも全部が世界遺産という訳ではなく、
「右端からこの人形の付いている倉庫までが該当する」とガイドさんが言ってました。

ヴァイキング又はハンザ同盟時代の商人や職人を模した木彫りの人形です。

奥に見える「ローゼンクランツ塔」。
「ベルゲンフス要塞」の一部であり、
16世紀に建てられました。

ブリッゲン地区の案内板
ブリッゲンとは「埠頭」を意味します。
1070年に創設され、
14世紀～16世紀にかけて、ハンザ同盟のドイツ商人たちが居住したり商館を構えて交易の拠点とした場所だそうです。

ブリッゲンは木造ゆえ、度重なる火災に見舞われましたが、その都度当時の街並みを忠実に再現して再建されてきました。
今でも伝統的工法で保存・修繕が行われています。

間口は狭くても奥にずっと長い造りで、
通路は荷車を転がしやすいように板敷になっています

ユニークな階段や渡り通路

干し鱈などの海産物をはじめ、欧州産の穀物や交易品を階上に運ぶために滑車が設置されています。

それでも人力で上げることには変わりはなかったんですよね💦

奥の方に建っていた戸建てのお家。
閉まっていましたが刺繍工房だとのこと。
現上皇后美智子様もベルゲン訪問の際に立ち寄られたそうです。

倉庫街を抜けた裏の方に在った伝統倉庫を模して造られた現代の建物。

旅行記を書く段階で知ったのですが、地区内に大きな木彫りの鱈が有ったというのです。
私たちは見ていなかったので残念。

倉庫街を後にして暫く歩きます

土産店のマグネット。
手作りみたいです。

マンホールのふた

「クラリオン コレクション ハヴネコントレ」
1920年代に建てられた石造りの建物を利用した風格あるホテルです。

屋外博物館「ガムレ・ベルゲン博物館（Old Bergen Museum）」

少年鼓笛隊「ドラッゲン・ブーコルプス（Dræggens Buekorps）」の像

「聖マリア教会」
1180年頃に完成したと記録されているベルゲンで最も古い建築物の一つ

カラフル倉庫群を後ろから見たところです。
順光で色が綺麗。

09：40　30分の見学の後、この辺りでバスに戻り、次は郊外の「グリーグの家」に向かいます。

車窓から見た「グリーグホール（Grieghallen）」
大規模なコンサートホールと会議施設です。

高速道路沿道の「ハイテクセンター」

10：00　20分ほどで、作曲家：グリーグの生家「エドヴァルド・グリーグ博物館（トロルハウゲン）」着

エドヴァルド グリーグ博物館（トロルハウゲン） 博物館・美術館・ギャラリー

駐車場からブナの並木道を5分くらい歩きます

どなたか忘れましたが日本の皇族の方（皇太子さま？）がこの木に耳を当てて「樹液の流れる音がする」と言われたそうです。

ミュージアムも併設されています。

明るい日差しが降り注ぐロビー

グリーグの全身像。
彼は身長：152cmだったそうです。
だとすると少し盛った頭身・・？

グリーグ夫妻が夏の間、22年間を過ごした家

エドヴァルド グリーグ博物館（トロルハウゲン） 博物館・美術館・ギャラリー

屋内の案内は15分置きに、一回当たりマックス20人で係の方に引率されて見学します

部屋

部屋

ケースに飾られていた銀製の食器

居間

愛用のピアノ
体格に合わせて特注のピアノだったそうです。

サンルーム

フィヨルドが見渡せます

裏口ドアの上のステンドグラス。
妻：ニーナ・ハーゲルップを象徴するバラが描かれています。

敷地内にはグリーグが作曲に使用したとされる赤い屋根の作曲小屋や、夫妻のお墓も在ったというのですが見逃しました。

ミュージアムの建物に戻ります。
彼の経歴などパネル展示が主です。

ロビーからもフィヨルドが見渡せます。

胸像

奥様のドレスでしょうか

モニター室

ミュージアムショップで楽譜を購入した方もいます。
バイエルしか遣ってない私には無縁です

10：50　50分程の滞在で駐車場に戻って来ました。
ベルゲン市内に戻ります。

沿道左手の「レペルバーネン（Reperbanen）」
かつてロープを製造していた工場で、長い社屋が特徴的です。

11：05　フロイエン山へのケーブルカー乗り場

フロイエン山とケーブルカー 山・渓谷

｢フロイバーネン（Fløibanen）」というケーブルカーに乗ります

欧米人ばかり目立ちます

スケルトンの天井

展望台です

ベルゲンの街とフィヨルドが一望できます

いいお天気☀️

黄色◯の所が先程行った世界遺産のカラフル倉庫群です

赤←の所がベルゲン駅。
泊まった「グランドホテルテルミナス」はその手前でこの写真では見えません。

戦没者慰霊碑（War Memorial Sports Youth Fløyen）

レストラン・・誰も居ない

SHOP

山頂での滞在約30分で、
11：40　下山します

12：00　朝チェックアウトした「グランドホテルテルミナス」のレストランでランチ。

アボカドスープと黒パン

トナカイのハンバーグは美味しかったけれど、
フィッシュマーケットもある海産物の漁港都市なんだからお魚料理の地元レストランで食べたかったなとも思います・・

Grand Hotel Terminus ホテル

ベリーのムースとカフェ

13：20　ベルゲン空港到着。
9日のオスロから４大フィヨルド周遊、そして今日まで４日間🚌長距離運転してくれたローランさん、ありがとう！
ここでお別れです。

ベルゲン空港 (BGO) 空港

15：40　ベルゲン発SK-2873便

機材はE190。
私の席は右側の窓側です。
絶対通路派の私ですが、昼間の短時間フライトなら窓際も望むところです。

フィヨルドの景色を上空から見られるもね

17：00　１時間20分の搭乗でデンマークのカストラップ空港着。

市内中心部のレストランで夕食をとり、
コペンハーゲンでは２連泊します。