2024/12/04 - 2024/12/04
12位(同エリア444件中)
GATさん
9月のコロン湾レックに引き続き父島レックへ。
2022年11月に引き続きの2回目の父島ですが、今回も沈船オンリーダイビングです。珊瑚たくさんの青い海、イルカ、クジラは一切ありません!
前回利用したレックダイビング可能なお店が撤退したのですが、昔そのお店で働いていた方のダイビングショップなら11月~12月上旬の閑散期に対応可能という話で、プロの方の主催で4名で父島へ。
日本人は物忘れが酷いのか、この島が戦争に巻き込まれたことも知らない方も多いと思いますので少し紹介。
太平洋戦争終盤の1944年8月にアメリカ軍はマリアナ諸島攻略を終え、日本軍は小笠原諸島の防衛強化を急いだ。
アメリカ海軍は戦略見直しの中、小笠原諸島に対する航空攻撃スカベンジャー作戦を8月4日~5日に実施。
父島も空襲を受け地上施設のほか、艦船(駆逐艦1隻撃沈、揚陸艦2隻全損、徴用船舶12隻撃沈破)、航空機も若干破壊された。
この作戦以降、硫黄島の戦いまで、攻撃を行うが上陸作戦は実施せず、周囲に機雷を敷設するなどして孤立させ終戦。
なお、1944年9月2日に後の第41代大統領パパ・ブッシュがパイロットとして参加し、対空砲火に被弾し海上に不時着、後に友軍潜水艦に救助されています。
戦後はアメリカが統治し23年後の1968年6月8日に日本に返還。
今回の旅行記は4日の1本目、第八雲洋丸(通称:横沈)をダイビング。
旅の日程
12月3日
東京竹芝桟橋:1100発(おがさわら丸)
12月4日
父島二見港:1100着
2ボートダイビング
12月5日
3ボートダイビング
12月6日
3ボートダイビング
12月7日
2ボートダイビング
父島二見港:1500発(おがさわら丸)
12月8日
東京竹芝桟橋:1500着
費用
おがさわら丸:53,680円
宿泊費:24,000円(3泊)
ダイビング代187,000円
食費:17,890円
お土産:8,905円
計291,475円
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
二見港を出港し滝乃浦湾へ向かいます。
12月の曇り空ですが、南の島なので暖かい! -
4日1本目、徴用船 第八雲洋丸
通称:横沈
排水量1,941トン・ 全長87m・1944年(昭和19)年2月21日竣工。
翌2月22日に徴用され輸送任務に従事。
1944年(昭和19年)7月4日、米海軍空母艦載機の空襲により沈没。
黙祷の後、潜行開始。 -
イチオシ
ポイント名 横沈
平均水深14.4m Max21.8m 透明度Max25m 水温26.9℃、47分のダイビング。
今回は沈船の80m程離れた場所から潜行し沈船に向かう感じで、まずマストが見えてきました。
因みに2本目に潜る辰栄丸とは1D型戦時標準船と呼ばれる同型船です。 -
マスト根元付近の船体は原形を留めていません。
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船体が崩壊しているため機械室の復水器が剥き出しになっています。
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先程のマストを根元側から撮影。
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船尾へ移動中。
そしてツバメウオがお出迎えです。 -
甲板上の巻揚げ機には係留索が当時のままになっています。
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船尾方向から撮影。
ほぼ原形を留めていません。 -
船首へ移動開始。
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原形を留めるエンジンを見ながら船首へ。
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船体中央から船首にかけては船体全体が潰れています。
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中央付近から見る船尾方向。
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ツバメウオのエスコートで船首へ移動中。
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海底と船体の隙間を確認するも特に見るものはない。
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船首付近に到着。
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判りにくいですが錨口から錨鎖が見えてます。
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船体に対して小振りな錨。
資材不足の戦争後半では、錨も船体に不釣合いな物しなかった感じですね。 -
船首は原形を留めています。
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崩れた甲板の錨鎖が目立ちます。
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5mまで浮上開始です。
さらば第八雲洋丸。
コロン湾の後なので透明度が良くストレスフリーでした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- aoitomoさん 2025/11/13 17:55:43
- 理想的なレック!
- GATさん こんばんは~
『第八雲洋丸』
透明度もよくて流れも感じられないので、
ベストなダイビングだったのではないでしょうか。
ポイント名が『第八雲洋丸』とかでなくて『横沈』なんですね。
左舷を下にして沈んでいる様子がよくわかります。
船体の様々なものが随所に確認できて、
リアルな歴史の傷跡を見ているのを実感します。
しかしながらレック慣れしてないとなかなか気づかないのも多そうです。
その点はGATさんの観察眼なら問題ないですね。
錨口から錨鎖とかしっかり捉えてびっくりです。
船体に対して小振りな錨も資材(鉄)不足と考察。
その通りでしょうね。
aoitomo
- GATさん からの返信 2025/11/13 23:19:44
- aoitomoさま、こんばんは~。
- aoitomoさま、こんばんは~。
第八雲洋丸は透明度も良く、適度に深く、それなりに形が残った部分があるのでレック慣れには良いポイントと思います。ただ、もう少し魚影が濃ければ良いのですが...。
1本目のリハビリダイビングには良いポイントでした。
ポイント名:横沈は横倒しで沈んでいる沈船から...。
2010年代中期になるまで船名の特定もされていなかったので深くに沈んでいる船→深沈とか、バラバラの沈船→バラ沈とかで呼ばれています。
アメリカ占領の空白期間があったとはいえ島民でさえ船名を知らない歴史に埋もれた沈船群です。
戦争後期、資材不足の中の建造なので船体の外板、甲板も薄く感じます。80年経過すれば丈夫に造られた機械室以外は写真のようになるのは納得してしまいますね。
またの訪問お待ちしております。
by GAT
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