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5月から計画していた小笠原行き。コロナワクチン接種も4回実施し、状況も少し落ち着いた11月下旬に無事に行くことができました。<br />今回の目的はダイビングですが、青い海、イルカ、クジラではなく、日本のダイビング人口では1%未満のレックです。<br />ダイビングショップも複数店舗ありますがレック(沈船)となると場所が分からないとか、危ないとかで塩対応。<br />1軒のみ対応してもらえましたがツアーで参加ならOKとのことで、主催者に連絡して今回の父島行となりました。<br />今回は父島最終日の4日目のダイビング2本目です。<br /><br />旅の日程<br />11月18日<br />東京竹芝桟橋:1100発(おがさわら丸)<br />11月19日<br />父島二見港:1100着 <br />2ボートダイビング<br />11月20日<br />3ボートダイビング<br />11月21日<br />3ボートダイビング<br />11月22日<br />2ボートダイビング<br />父島二見港:1500発(おがさわら丸)<br />11月23日<br />東京竹芝桟橋:1500着<br /><br />費用<br />旅行費:おがさわら丸、宿泊費、ダイビング代188,860円<br />重器材レンタル代2,475×4日=9900円<br />食費・お土産代15,500円<br />しまぽ購入費56000円<br />計270,260円

時が止まった戦場へ父島でDIVE!~徴用船 辰栄丸(TATSUEI MARU)~

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2022/11/22 - 2022/11/22

29位(同エリア394件中)

旅行記グループ レックダイビング

2

20

GAT

GATさん

5月から計画していた小笠原行き。コロナワクチン接種も4回実施し、状況も少し落ち着いた11月下旬に無事に行くことができました。
今回の目的はダイビングですが、青い海、イルカ、クジラではなく、日本のダイビング人口では1%未満のレックです。
ダイビングショップも複数店舗ありますがレック(沈船)となると場所が分からないとか、危ないとかで塩対応。
1軒のみ対応してもらえましたがツアーで参加ならOKとのことで、主催者に連絡して今回の父島行となりました。
今回は父島最終日の4日目のダイビング2本目です。

旅の日程
11月18日
東京竹芝桟橋:1100発(おがさわら丸)
11月19日
父島二見港:1100着 
2ボートダイビング
11月20日
3ボートダイビング
11月21日
3ボートダイビング
11月22日
2ボートダイビング
父島二見港:1500発(おがさわら丸)
11月23日
東京竹芝桟橋:1500着

費用
旅行費:おがさわら丸、宿泊費、ダイビング代188,860円
重器材レンタル代2,475×4日=9900円
食費・お土産代15,500円
しまぽ購入費56000円
計270,260円

旅行の満足度
3.0
観光
3.0
同行者
その他
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
旅行の手配内容
個別手配

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  • 22日2本目、徴用船 辰栄丸<br />通称:バラ沈<br />排水量1942トン・ 全長87m・1944年(昭和19)年3月31日竣工。<br />同日に徴用され、国内の輸送任務に従事。<br />1944年(昭和19年)7月4日、米海軍空母艦載機の空襲により沈没。<br />黙祷の後、潜行開始。<br />潜行を開始するとバラバラになった船体が見えてきました。

    22日2本目、徴用船 辰栄丸
    通称:バラ沈
    排水量1942トン・ 全長87m・1944年(昭和19)年3月31日竣工。
    同日に徴用され、国内の輸送任務に従事。
    1944年(昭和19年)7月4日、米海軍空母艦載機の空襲により沈没。
    黙祷の後、潜行開始。
    潜行を開始するとバラバラになった船体が見えてきました。

  • ポイント名 バラ沈<br />平均水深10.0m Max14.6m 透明度Max20m 水温25.4℃、30分のダイビング。<br />ポイント名のとおりバラバラなので船体のどの部分か、さっぱり分かりません。

    ポイント名 バラ沈
    平均水深10.0m Max14.6m 透明度Max20m 水温25.4℃、30分のダイビング。
    ポイント名のとおりバラバラなので船体のどの部分か、さっぱり分かりません。

  • 海底に横たわるマストまたはクレーン。

    海底に横たわるマストまたはクレーン。

  • 1本目の第八雲洋丸と同様に機械室内の復水器は原形を留めています。<br />因みに第八雲洋丸とは同型船で1D戦時標準船と呼ばれ、昭和18年後半から昭和19年にかけて22隻が建造されたが、終戦時に残存していたのはたったの2隻...。<br />しかも竣工後、30日後に撃沈されている同型船も...。<br />圧倒的な物量と先端技術を駆使したアメリカと、物資不足で薄い鉄板で建造されて、まともな護衛戦力もない日本。精神論で勝てるわけがない...。

    1本目の第八雲洋丸と同様に機械室内の復水器は原形を留めています。
    因みに第八雲洋丸とは同型船で1D戦時標準船と呼ばれ、昭和18年後半から昭和19年にかけて22隻が建造されたが、終戦時に残存していたのはたったの2隻...。
    しかも竣工後、30日後に撃沈されている同型船も...。
    圧倒的な物量と先端技術を駆使したアメリカと、物資不足で薄い鉄板で建造されて、まともな護衛戦力もない日本。精神論で勝てるわけがない...。

  • 復水器近くには主機の一部分と思われる残骸が...。

    復水器近くには主機の一部分と思われる残骸が...。

  • 今は小魚の住処になっています。

    今は小魚の住処になっています。

  • 船体後部付近ですがバラバラ過ぎてハッキリ分かりません。

    船体後部付近ですがバラバラ過ぎてハッキリ分かりません。

  • 巻揚げ機だけは一目でわかりますが、あとは船体の薄い鉄板が散乱している感じです。

    巻揚げ機だけは一目でわかりますが、あとは船体の薄い鉄板が散乱している感じです。

  • バラバラの船体。因みに空襲前に物資は揚陸済だったそうです。

    バラバラの船体。因みに空襲前に物資は揚陸済だったそうです。

  • 歯車が多数確認できるので機関関係の部品と思われます。

    歯車が多数確認できるので機関関係の部品と思われます。

  • 船倉付近ですが原形留めていません。

    船倉付近ですが原形留めていません。

  • 先程のマストまたはクレーンを見ながら後部に戻ります。

    先程のマストまたはクレーンを見ながら後部に戻ります。

  • 先程の復水器を正面から見ると、同型船の第八雲洋丸と同じと分かります。

    先程の復水器を正面から見ると、同型船の第八雲洋丸と同じと分かります。

  • 人と比較しても復水器の大きさが分かります。

    人と比較しても復水器の大きさが分かります。

  • 浮上ポイントへ移動します。

    浮上ポイントへ移動します。

  • 船倉付近を移動して...。

    船倉付近を移動して...。

  • 浮上開始。<br />さらば辰栄丸。<br />

    浮上開始。
    さらば辰栄丸。

  • 兄島滝乃浦湾を後にします。

    兄島滝乃浦湾を後にします。

  • 約15分で二見湾に戻ってきました。

    約15分で二見湾に戻ってきました。

  • 4日間9本のレックダイビングは無事終了です。<br />午後発のおがさわら丸に乗るべく、慌ただしく出発準備です。

    4日間9本のレックダイビングは無事終了です。
    午後発のおがさわら丸に乗るべく、慌ただしく出発準備です。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • aoitomoさん 2023/10/09 23:06:54
    レック9本コンプリート!
    GATさん こんばんは~

    『辰栄丸』
    通称『バラ沈』だけに船体バラバラ。
    レック慣れしたGATさんならイメージもわくのでしょうが。
    薄い鉄板の粗末な徴用船でなおさら崩壊したのでしょうか。

    でも二見湾より閉ざされていない兄島の滝乃浦湾ですから、
    透明度はいいですね~
    『浅沈』と同じぐらいでしょうか。
    水中での遠くのダイバーもよく見えます。

    アルミタンクは軽いんでウエイトも多めにつけないと、
    エアが少なくなると浮力もついて大変なんですよね。
    ハズレのレンタルBCもあったりと、色々大変でしたが、
    それでもいい写真を撮ってくるので流石です。

    aoitomo

    GAT

    GATさん からの返信 2023/10/22 07:58:21
    おはようございます。
    おはようございます、aoitomoさま。
    アルミタンクに四苦八苦、BC不具合ありといろいろありましたが、最終日にようやく落ち着いて潜ることができました。
    滝之浦湾の沈船は全てコンプリートですが、二見湾にはあと4隻沈んでいます。
    海外も自由に行けるようになりもう1回父島で潜るならミクロネシアかな?と思う今日この頃...。
    毎回コメント有難うございましたー!
    by GAT

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