「曹源寺（さざえ堂）」のアジサイ_2025_咲き始めてますが、花は少ないようです（太田市）

2025/06/18 - 2025/06/18

群馬県太田市の「曹源寺」へ、アジサイを見に行きました。境内の南東～東側～北東のエリアでは、だいぶ咲き始めていて、色付きも進んでいました。しかい、北側～北西～西側では、ほとんど咲き始めてもいません。他のアジサイの名所と云われるところでも、今年は不作のようなので、このまま咲かないのではないかと心配になりました。

エリア 太田(群馬)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

群馬県の太田市の「曹源寺」は、太田駅（東武伊勢崎線）から北へ、3.5kmくらいです。北関東道・太田桐生IC出口からは数百ｍの距離です。

写真は、南側の駐車場です。駐車場は、東側にもあります。

駐車場から山門へ行く途中、境内の南東の角です。

山門と参道は、東側にあります。

「祥寿山 曹源寺」は、曹洞宗のお寺です。

新田氏の祖、新田義重が ”養姫である祥寿姫” の菩提を弔うために、文治３年(1187)に開基した、と伝えられています。（太田市観光サイト）

先々代の住職が植え始めたアジサイは、350株ほどに増えています。と書かれたネット情報がありますが、平成の大修理のときに、かなりの量のアジサイを伐採し、修理後に新たに植栽しています。

平成の大修理の前は、「本堂（栄螺堂）」の周りを大きなアジサイの木が取り囲んでいた印象があります。また、アジサイ以外の大きな木々も、工事のためと、工事後の境内の整理によって、かなり伐採されました。

平成27年(2015)から平成29年(2017)までの大修理によって、建設当時の姿に近付けられ、平成30年(2018)に、国の重要文化財に指定されました。

文安元年(1444)に建立された元の「本堂」は、２度の火災で焼失し、焼け残った「観音堂（さざえ堂）」を「本堂」として使用しています。

外観は２階建てに見えますが、中は３階建てです。堂内の通路は、２重螺旋のような一方通行で、１階から３階へ、そして３階から１階へ、同じところを通らずにお参りできます。

「本堂」の右、北側から境内を歩きます。

満開と云うほどではありませんが、アジサイは咲き進んでいます。

境内の北東側、色付きもだいぶ進んでいます。

境内の北東側は、工事車両の出入りのために伐採されたところもありますが、以前のままの（林の）雰囲気が残っています。

アジサイも、以前の木が残っているように感じます。

このガクアジサイは満開です。

ここは色付き進行中です。

未だ開花の途中ですね。

ここも北東側、以前のアジサイの木が残っていそうな雰囲気です。

ガクアジサイは早咲きなのでしょうか、最盛期を過ぎてるようです。

これはまだ綺麗です。

「本堂」の北側のアジサイ達、ほとんど咲いていません。工事後に植えられたあじさいですね。

やっと見つけた咲き初めの花です。

境内の北西のエリアです。ここは以前の大きな木を伐採して、明るくなりました。そして、アジサイの幼木を植栽したのですが、なかなか大きく生りません。

やっと見つけた咲き初めの花です。

普通に咲いてる木が、１本ありました。

「本堂」の西側のアジサイも、ほとんど咲いていません。このエリアも、大きな木の多くを伐採して、アジサイの幼木を植栽したところです。

右後方の建物は「西門」です。

左手前は「西門」の横のアジサイです。これは工事以前からあったアジサイだと思います。

そして、これが「本堂」の南側です。

「本堂」の南側は、大きな木も大きなアジサイも、すべて取り払って、工事のためのエリアとして使われました。工事終了後、建物に沿ってアジサイの幼木を植栽したのですが、ここは他の場所以上に育ちが悪いようです。

育たないので、何度か植え替えてるかもしれません。

アジサイを育てるのも、難しいんですね。

「鐘楼」の周りのアジサイ達は、だいぶ咲き進んでいます。上に見えるのは、梵鐘のシルエットです。

今年は、アジサイの名所と云われてるところでも、開花が遅いとか、半分くらいしか咲かない等の話が聞こえてきます。

今年の陽気は、アジサイには合わないのかもしれません。

咲くのが遅いと言いながら、咲かないまま過ぎるのかもしれませんね。

やっと咲いた花も、小雨と酷暑で（←たぶん）花びらの先が萎れ始めています。

アジサイ以外の植物（や作物）にも、影響が出るかもしれません。

などと考え出すと、アジサイ見るだけで、落ち込んでしまいそうです。

みんなを（私を？）元気にするために、大きく育って欲しいですね。

（　おしまい　）