太田旅行記(ブログ) 一覧に戻る
太田市の「曹源寺」へ、アジサイを見に行きました。この日(6月8日)のアジサイは咲き始めで、花は未だ少な目、咲いた花も色付き進行中でした。<br /><br />「曹源寺」の本堂は、元は「観音堂」で、外見は2階建て、内部は3層構造です。各階層には、秩父、板東、西国の計百ヵ所の札所の観音様を模した観音像が、回廊の内壁に安置されています。<br />各層の回廊と、各層の間の階段は、上りと下りが分けられていて、1層から3層へ右回りで上り、3層から1層へ右回りで下るまで、同じ道を通らずにお詣りできます。これが「さざえ堂」と呼ばれる建築構造です。<br /><br />「さざえ堂」は、江戸時代に多く作られましたが、現存する中では、この「曹源寺」が最大規模です。大規模な保存修理工事の後、2018年に国の重要文化財に指定されました。<br /><br />旅行記作成に際しては、「曹源寺」のホームページを参考にしました。

「曹源寺(さざえ堂)」のアジサイ_2022_咲き始めました(群馬県・太田市)

31いいね!

2022/06/08 - 2022/06/08

80位(同エリア605件中)

minaMicaze

minaMicazeさん

太田市の「曹源寺」へ、アジサイを見に行きました。この日(6月8日)のアジサイは咲き始めで、花は未だ少な目、咲いた花も色付き進行中でした。

「曹源寺」の本堂は、元は「観音堂」で、外見は2階建て、内部は3層構造です。各階層には、秩父、板東、西国の計百ヵ所の札所の観音様を模した観音像が、回廊の内壁に安置されています。
各層の回廊と、各層の間の階段は、上りと下りが分けられていて、1層から3層へ右回りで上り、3層から1層へ右回りで下るまで、同じ道を通らずにお詣りできます。これが「さざえ堂」と呼ばれる建築構造です。

「さざえ堂」は、江戸時代に多く作られましたが、現存する中では、この「曹源寺」が最大規模です。大規模な保存修理工事の後、2018年に国の重要文化財に指定されました。

旅行記作成に際しては、「曹源寺」のホームページを参考にしました。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
同行者
一人旅
交通手段
自家用車 徒歩
  • 太田市の「曹源寺」に、やってきました。写真右の空き地が駐車場です。

    太田市の「曹源寺」に、やってきました。写真右の空き地が駐車場です。

  • 「曹源寺」は、市街地の北、太田駅(東武伊勢崎線)から3km半くらいのところにあります。

    「曹源寺」は、市街地の北、太田駅(東武伊勢崎線)から3km半くらいのところにあります。

  • 「祥寿山 曹源寺」は曹洞宗の寺院で、「さざえ堂」として知られています。<br /><br />「さざえ堂」は、堂内の回廊が、三階までの上りと、三階からの下りが、二重螺旋構造(の様に)になっていて、同じところを通らずに上がって下りることが出来る建築様式です。<br /><br /><br />

    「祥寿山 曹源寺」は曹洞宗の寺院で、「さざえ堂」として知られています。

    「さざえ堂」は、堂内の回廊が、三階までの上りと、三階からの下りが、二重螺旋構造(の様に)になっていて、同じところを通らずに上がって下りることが出来る建築様式です。


  • ウィキペディアには、「さざえ堂」として8ヵ所のお堂が紹介されています。<br /><br />「曹源寺」のホームページによると、8ヵ所の内、「円通三匝堂(会津)」、「成身院(本庄市)」、この「曹源寺」、この3ヵ所のお堂が「日本三さざえ堂」とされています。

    ウィキペディアには、「さざえ堂」として8ヵ所のお堂が紹介されています。

    「曹源寺」のホームページによると、8ヵ所の内、「円通三匝堂(会津)」、「成身院(本庄市)」、この「曹源寺」、この3ヵ所のお堂が「日本三さざえ堂」とされています。

  • 以前、本堂の軒下に掲げられていた額です。ここには、「曹源寺」と「成身院」は”上州型”、「円通三匝堂」は”会津型”と書かれています。<br /><br />”会津型”とは、堂内の回廊がスロープで、上りと下りが重なった”二重螺旋構造”になっている、<br />”上州型”は、各層の廊下が平坦で、それらの間を階段またはスロープでつないで、上りと下りの順路を”二重螺旋的”に分けている、<br />と、個人的には解釈しました。

    以前、本堂の軒下に掲げられていた額です。ここには、「曹源寺」と「成身院」は”上州型”、「円通三匝堂」は”会津型”と書かれています。

    ”会津型”とは、堂内の回廊がスロープで、上りと下りが重なった”二重螺旋構造”になっている、
    ”上州型”は、各層の廊下が平坦で、それらの間を階段またはスロープでつないで、上りと下りの順路を”二重螺旋的”に分けている、
    と、個人的には解釈しました。

  • 山門の右、北側が、通路状に広くなっています。平成27年(2015)から平成29年(2017)の間に行われた”本堂大規模保存修理工事”の際に、資材や重機の搬入路として開けられたと思われます。

    山門の右、北側が、通路状に広くなっています。平成27年(2015)から平成29年(2017)の間に行われた”本堂大規模保存修理工事”の際に、資材や重機の搬入路として開けられたと思われます。

  • そこから境内に入ると、まわりに沢山のアジサイが植栽されています。

    そこから境内に入ると、まわりに沢山のアジサイが植栽されています。

  • アジサイは未だ咲き始めです。

    アジサイは未だ咲き始めです。

  • 咲き始めなので、花の数は多くはありません。

    咲き始めなので、花の数は多くはありません。

  • 咲きかけている花の方が多いと思います。

    咲きかけている花の方が多いと思います。

  • 色付きが進んでいない花が、多く見られます。

    色付きが進んでいない花が、多く見られます。

  • 若い花には、エネルギーを感じます。

    若い花には、エネルギーを感じます。

  • まだ咲き始め、”見頃”と云うには、少し早そうです。

    まだ咲き始め、”見頃”と云うには、少し早そうです。

  • だいぶ色付いてますが、もう少し濃くなりそうです。

    だいぶ色付いてますが、もう少し濃くなりそうです。

  • ガクアジサイも、咲いています。

    ガクアジサイも、咲いています。

  • 後方は「鐘楼」です。

    後方は「鐘楼」です。

  • 五重塔(石塔)です。

    五重塔(石塔)です。

  • 後方は「山門」です。

    後方は「山門」です。

  • 紫色っていうのは、色変わりの途中ってことでしょうか。

    紫色っていうのは、色変わりの途中ってことでしょうか。

  • 本堂の北側です。

    本堂の北側です。

  • 周りの花(ガクの部分)が少ないのは、開花の途中だからでしょうか、それとも、こういう形なのでしょうか。

    周りの花(ガクの部分)が少ないのは、開花の途中だからでしょうか、それとも、こういう形なのでしょうか。

  • 明るい曇りなので、下から見ると透過光が綺麗です。

    明るい曇りなので、下から見ると透過光が綺麗です。

  • でも瓦が光っているのは、前日雨が降ったからです。

    でも瓦が光っているのは、前日雨が降ったからです。

  • 葉にも雫が残っています。

    葉にも雫が残っています。

  • 開花途中のアジサイも綺麗ですね。

    開花途中のアジサイも綺麗ですね。

  • 本堂の北西側に、”葉の縁が白い”ガクアジサイが咲いてました。

    本堂の北西側に、”葉の縁が白い”ガクアジサイが咲いてました。

  • 本堂北側のアジサイ達です。手前側は、工事後に植栽したアジサイだと思います。丸4年経っていますが、あまり大きくなりませんね。中央奥のアジサイは、工事前からあったと思います。

    本堂北側のアジサイ達です。手前側は、工事後に植栽したアジサイだと思います。丸4年経っていますが、あまり大きくなりませんね。中央奥のアジサイは、工事前からあったと思います。

  • こちらは本堂の西側です。ここに見えるアジサイ達も、工事後に植栽したモノです。本堂側のアジサイは、あまり大きくなっていません。

    こちらは本堂の西側です。ここに見えるアジサイ達も、工事後に植栽したモノです。本堂側のアジサイは、あまり大きくなっていません。

  • これも本堂の西側です。本堂から少し離れているアジサイは、だいぶ大きくなりました。

    これも本堂の西側です。本堂から少し離れているアジサイは、だいぶ大きくなりました。

  • 同じ時期に植えられたのに、こんなに違うんですね。

    同じ時期に植えられたのに、こんなに違うんですね。

  • もっと離れたところでは、あまり育っていません。

    イチオシ

    もっと離れたところでは、あまり育っていません。

  • ほら、手前側の方が小さいでしょ。

    イチオシ

    ほら、手前側の方が小さいでしょ。

  • 本堂の西側って、工事前は鬱蒼とした林だったのですが、工事のときに間伐(間引き?)して、とても明るくなりました。

    本堂の西側って、工事前は鬱蒼とした林だったのですが、工事のときに間伐(間引き?)して、とても明るくなりました。

  • その明るくなった林の中にも、アジサイを植栽しています。

    その明るくなった林の中にも、アジサイを植栽しています。

  • それらの中では、本堂に近い側の方が育っています。

    それらの中では、本堂に近い側の方が育っています。

  • 小さい株でも、綺麗な花が咲きます。

    小さい株でも、綺麗な花が咲きます。

  • この「本堂」、元は「観音堂」でした。1852年(江戸末期ですね)の2度目の火災で元の本堂が焼失した後、焼失を免れた観音堂を本堂として使っています。

    この「本堂」、元は「観音堂」でした。1852年(江戸末期ですね)の2度目の火災で元の本堂が焼失した後、焼失を免れた観音堂を本堂として使っています。

  • この「本堂=観音堂=さざえ堂」は、 寛政5年(1793)頃に、関東の大工の祖といわれた町田兵部栄清により建てられました。

    この「本堂=観音堂=さざえ堂」は、 寛政5年(1793)頃に、関東の大工の祖といわれた町田兵部栄清により建てられました。

  • 外からは2階建てに見えますが、内部は3層で、百体の観音像が奉安されています。

    外からは2階建てに見えますが、内部は3層で、百体の観音像が奉安されています。

  • 1層目の中央には、ご本尊の魚藍観世音菩薩が祀られています。<br /><br />回廊の内壁には、1層目には秩父34観音、2層目には坂東33観音、3層目には西国33観音、計百札所の観世音菩薩を模した観音像が安置されています。

    イチオシ

    1層目の中央には、ご本尊の魚藍観世音菩薩が祀られています。

    回廊の内壁には、1層目には秩父34観音、2層目には坂東33観音、3層目には西国33観音、計百札所の観世音菩薩を模した観音像が安置されています。

  • 各階層の回廊、および階層間の階段は、上りと下りが分けられていて、1層目のご本尊の左側の通路から、右回りに進んで行くと、2層3層と上がっていき、また回りながら同じ道を通らずに1層に戻ってくる構造になっています。<br /><br />「さざえ堂」を一回りすれば、百ヵ所の札所を巡った功徳を得られる、と云われています。

    各階層の回廊、および階層間の階段は、上りと下りが分けられていて、1層目のご本尊の左側の通路から、右回りに進んで行くと、2層3層と上がっていき、また回りながら同じ道を通らずに1層に戻ってくる構造になっています。

    「さざえ堂」を一回りすれば、百ヵ所の札所を巡った功徳を得られる、と云われています。

  • 仏の前を右に回って退出するという「右繞三匝(うにょうさんぞう)」という仏教儀礼を建築構造に採り入れた、大変珍しい建築様式です。

    仏の前を右に回って退出するという「右繞三匝(うにょうさんぞう)」という仏教儀礼を建築構造に採り入れた、大変珍しい建築様式です。

  • この建築様式を「三匝堂」といいます。<br /><br />「さざえ堂」という呼び名は、「貝のサザエ」に似ているからとも、「三匝堂」の呼び名が変化したものとも言われています。

    この建築様式を「三匝堂」といいます。

    「さざえ堂」という呼び名は、「貝のサザエ」に似ているからとも、「三匝堂」の呼び名が変化したものとも言われています。

  • 「三匝堂」は、江戸時代後期に盛んに建築されました。現存している「三匝堂」では、ここ「曹源寺」が最大の規模です。

    イチオシ

    「三匝堂」は、江戸時代後期に盛んに建築されました。現存している「三匝堂」では、ここ「曹源寺」が最大の規模です。

  • 埼玉県本庄市にある「成身院百体観音堂」、福島県会津若松市にある「旧正宗寺三匝堂」と合わせて「日本三さざえ堂」と呼ばれています。

    埼玉県本庄市にある「成身院百体観音堂」、福島県会津若松市にある「旧正宗寺三匝堂」と合わせて「日本三さざえ堂」と呼ばれています。

  • 「曹源寺」のホームページには、「百体観音にならって百株のあじさいが植えられている」と書かれています。工事前に百株あったのか、工事後の植栽で百株としたのか、あるいは、”百”は”たくさん”ということです、なのか、気にすることではありませんね。

    「曹源寺」のホームページには、「百体観音にならって百株のあじさいが植えられている」と書かれています。工事前に百株あったのか、工事後の植栽で百株としたのか、あるいは、”百”は”たくさん”ということです、なのか、気にすることではありませんね。

  • 後方は、敷地の西に儲けられた門(西門? 通用門?)です。この門も綺麗に修復されました。普段は使われていないようです。

    後方は、敷地の西に儲けられた門(西門? 通用門?)です。この門も綺麗に修復されました。普段は使われていないようです。

  • ”本堂大規模保存修理事業”(2015-2017)が終わった翌年に、”国の重要文化財”に指定されました。<br /><br />写真は本堂の南面です。南側のアジサイは、幼木の植栽から4年以上経つのに育ちませんね。

    ”本堂大規模保存修理事業”(2015-2017)が終わった翌年に、”国の重要文化財”に指定されました。

    写真は本堂の南面です。南側のアジサイは、幼木の植栽から4年以上経つのに育ちませんね。

  • 工事後、境内はとても明るくなり、お詣りしやすくなりました。

    工事後、境内はとても明るくなり、お詣りしやすくなりました。

  • 工事後植栽されたアジサイが、更に大きく育って、花を沢山咲かせることを期待しています。

    工事後植栽されたアジサイが、更に大きく育って、花を沢山咲かせることを期待しています。

  • 今年(2022)も、もう少しで満開になり、沢山の花を楽しめるようになると思います。

    今年(2022)も、もう少しで満開になり、沢山の花を楽しめるようになると思います。

  • でも、西側のアジサイが更に大きくなり、南側のアジサイが育ってくれれば、境内全体がアジサイで満たされると思います。

    でも、西側のアジサイが更に大きくなり、南側のアジサイが育ってくれれば、境内全体がアジサイで満たされると思います。

  • 満開になった頃、機会があれば、そして(できれば)青空の下で、再訪したいと思います。<br /><br />( おしまい )

    満開になった頃、機会があれば、そして(できれば)青空の下で、再訪したいと思います。

    ( おしまい )

31いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP