2024/10/12 - 2024/10/12
7位(同エリア43件中)
kojikojiさん
- kojikojiさんTOP
- 旅行記1760冊
- クチコミ1205件
- Q&A回答73件
- 3,460,102アクセス
- フォロワー169人
この旅行記のスケジュール
2024/10/12
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
「ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅」のツアーはすでに9日目に入りましたが、ようやく2つ目の寄港地のネーピアの1日が始まります。午前7時くらいに波の穏やかな湾内に入り、1時間ほどかけて木材の積出港に着岸しました。「ネイピア( Napier)」は午後6時まで停泊しているので午前中は自分たちで街歩きを行い、午後は船のエクスカーションに参加することにしました。1931年2月3日の「ホークス・ベイ地震」によりネイピアは壊滅的被害を受け、この地震で地盤が最大4メートル上昇し、約40平方キロの沼地が陸地化したことにより耕作地や住宅地として利用可能となりました。市街地の復興は当時の建築の流行であったアールデコ様式で統一して行われたことにより、世界で有数の「アールデコ様式の建築物がまとまって残っている街」となっています。春に行ったノルウェーのクルーズでは世界有数の「アール・ヌーヴォー様式の建築物がまとまって残っている街」と言われるオーレスンにも行きましたので楽しみにしていました。朝食を食べた後は大阪のご夫婦と一緒に下船して、ネイピア市が運行している無料のシャトルバスに乗って観光案内所まで移動します。最初の目的地である「ナショナル・アクアリウム(National Aquarium)」に向かって歩き出すと巨大な美しいトラックのパレードが始まりました。これは「ホークスベイ・ショーグラウンド(Hawke's Bay Showgrounds)」というイベントで、お金を払うとそのトラックに乗れるものでもありました。キャブ(運転台)だけのトラックもありますが、後部を連結している車両は木材を運ぶものでした。美しい海岸線を歩いているのはポカポカ陽気ということもあり、とても気持ちよかったです。水族館は日本のものに比べると小さい規模のものでしたが、土曜日ということもあり、地元の家族連れの姿もあり微笑ましい光景でした。最大の展示はニュージーランドの国鳥でもある「キーウィ(Kiwi)」だと思いますが、赤外線ライトだけの真っ暗な盛の中にいるのでほとんど肉眼では観ることが出来ません。唯一モニターの中で動いているのが見えるだけです。1時間ほど童心に返って楽しい時間を過ごしました。見学を終えてミュージアムショップに入ると熊本のご夫婦とばったり。東京から一緒だった年配の姉妹は乗船してからお会いしていなかったので、ここで元気な姿を確認できて良かったです。我々4人は海岸を戻り、案内所で貰ったマップに載っていた「パニア像(Pania )」を見て、「MTGホークス・ベイ(MTG Hawke's Bay)」という博物館に入りました。ここは無料の施設で、ホークス ベイ地域およびその他の地域の芸術と文化について学ぶのに最適な場所でした。マオリのコレクションは充実していて、複雑な彫刻や織物、武器が特徴的です。博物館にはマオリ専用のギャラリーもあり、マオリの文化と歴史をより深く理解できました。博物館の後は我々は船に戻らなければならないので2人と別れ、ぎりぎりまでアール・デコの町並みを楽しみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
夜中に目が覚めてバルコニーに出てみると満天の星が見えました。移動している船上から手持ちで撮影しているのでこれが限界でした。iPhoneとかだったらもっときれいに撮影できるのだと思うのですが。
-
星座については詳しくないのですが、オリオン座くらいは分かりました。北半球で見るオリオン座とは逆なので南半球にいるのだなと感じます。
-
オリオン座というと若い頃にガールフレンドとイタリアとスイスを旅したフリブールで夜空を眺めたことを思い出しました。
-
船尾方向から朝日が昇ってきたので「ネイピア」が近いことが感じられます。
-
すでにホーク湾に入ったことが肉眼でも確認できました。昨日は曇天の1日でしたが、今日は晴れてきそうです。
-
パイロット船が近づいてきました。このクルーズでは右舷側から乗船と下船をしていたので、その様子を見ることが出来ました。
-
水先案内人を下ろすと船は全速で港に戻っていきます。
-
カモメかと思ったら鵜のような水鳥でした。ニュージーランドの鳥についてはキーウィくらいしか知らないなと思います。
-
まだ港には入っていませんが、広域にわたって住宅地が広がっていることが分かります。その奥には朝日を浴びて輝く山々も見えます。
-
午前7時すぎですが、水上オートバイが数台近づいてきました。多分ダイヤモンド・プリンセスの入港を知って見に来たのだと思います。日本でよく見かけるマナーの悪い人はいませんでした。
-
港の手前で船は旋回を始めました。ここでもサイドスラスターを使ってスムーズに方向転換していきます。
-
タグボートも近くにいますが、以前のように船体で押したり、ロープで牽引したりという姿は見なくなりました。
-
海外に行くとカラフルなタグボートのデザインが美しいと感じることがあります。ニュージーランドのタグボートも赤いボディがカッコいいです。
-
旋回することで部屋のバルコニーからも港の様子が見えてきました。
-
コンテナが積み上げられ、観光的な要素は何も感じられません。港の奥にある丘は「ブラフ ヒル(Bluff Hill)」と呼ばれる風光明媚な場所のようです。
-
さらに船が旋回を続けて着岸作業が始まると埠頭に積み上げられた丸太が見えてきました。ほぼ同じ太さの丸太は同じ長さに切り揃えられ、この場所で樹皮を剥かれています。
-
ネイピアは1980年から北海道の苫小牧市と姉妹都市になっています。これは苫小牧市に工場を持つ王子製紙が1971年に家庭用紙事業に進出する際にネイピアでパルプ事業をしていた縁から「ネピア」の名を採用したためだそうです。
-
コロナ禍の2021年に名古屋港から仙台に立ち寄りながら苫小牧まで太平洋フェリーで移動したことがありました。当時はダイヤモンド・プリンセスのコロナのこともあり、フェリーで旅する人も少なく30人ほどの乗客で運行していました。そのダイヤに乗ってネイピアへ来るのは感慨深いものがありました。
苫小牧への旅:https://4travel.jp/travelogue/11702368 -
義兄が富士宮で製紙会社に勤めていたこともありいろいろ話は聞いていましたが、ティッシュの「ネピア」の名前の由来の地に来ているとは思いませんでした。
https://www.youtube.com/watch?v=hanWIk4FYMQ&t=49s -
町の南東に位置する「クリフトン・ビーチ(Clifton Beach)」の断崖が見えます。
ブラフ ヒル 自然・景勝地
-
ネイピアの北にある「タンゴイオ(Tangoio)」辺りには朝霧がかかり幻想的な雰囲気です。
-
今日の午前中は大阪のご夫婦と一緒に街歩きをする約束をしているので早めに朝ご飯を頂きます。そろそろ洋食に飽きてきたので、焼きそばに目玉焼きに燻製ニシン。ヨーグルトドリンクにヨーグルト。
-
ニシンの燻製はあまり好きではなかったのですが、ロシアを旅行した際に食べて見たらおいしくて病みつきになりました。酢漬けのニシンと共にロシアや北欧の旅を思い出す料理です。
-
この日はお粥もありました。この船にも香港や中国から来ているお客さんが多かったです。大阪のご夫婦の情報では船のフューチャークルーズで申し込まれた中華系のご夫婦は我々よりも安い金額で予約したと聞きました。
-
また別の情報ではこの船に乗っている添乗員さん付きのクルーズでは、エクスカーションは含まれているとしても内側の船室でとても高い金額が設定されていたそうです。
-
4人揃ったところで一緒に下船しました。午前中のエクスカーションの出発のピークは過ぎているので長閑な下船でした。
-
ネイピアでは市の運営するシャトルバスが運行されているので、無料で町中の観光案内所まで行くことが出来ました。船会社の運行するシャトルバスだとめちゃくちゃ高いのでこれはありがたいです。
-
使用されているバスは2種類あり、普通の路線バスタイプのものと観光バスタイプのものでした。こちらは路線バスタイプのものでした。
-
後で分かりましたが、復路は観光案内所のすぐ先でUターンして港に戻るのは路線バスタイプで、観光バスタイプは水族館まで行くので時間がかかりました。
-
港から出るにはエクスカーションのツアーバスに乗るか市のシャトルバスに乗るしかありません。フットパセンジャーは港のゲートを通過することは出来ません。
-
オークランドではオセアニアらしい植物を観ることはありませんでしたが、ネイピアでは港を出たところから不思議な木や花を見ることが出来ました。
-
バスは15分くらいで海岸線に建つ「観光案内所(Napier isite Visitor Information Centre)」に到着しました。
観光案内所 散歩・街歩き
-
観光案内所の前の噴水に立てられた支柱のデザインはマオリに由来するものだと思います。案内所では地図を貰い、水族館までの距離などを教えてもらい絵葉書とマオリの彫刻についての本を買い求めました。
-
表に出ると巨大なトラックが何台も通り過ぎるのにびっくりしました。何事が起きたのだろうかと思いました。
ザ ドーム ホテル
-
調べてみるとこれは「ホークスベイ・ショーグラウンド(Hawke's Bay Showgrounds)」のイベントで200台のトラックが参加しているということです。
-
最初は家族を乗せているのかと思いましたが、「カヴァルケード・ライド(Cavalcade Ride)」というイベントで、20ニュージーランドドルでトラックの助手席に乗れるようです。
-
キャブ(運転台)だけのトラックが多かったですが、荷台が付いているトラックは木材を積む専用だったり、積み込むためのクレーンが付けてありました。それだけ林業に特化した国なのだと感じます。
-
海岸線には東向きに同じデザインの住宅が立ち並んでいます。木造のデザインの何とも言えない風情があります。
-
日本ではまず見ることが出来ない巨大なキャブがカッコいいです。
-
その全てがピカピカに磨き上げられていて、ニュージーランドのトラック野郎の意気込みが感じられます。
-
「マリンパレード(Marine Parede)」と呼ばれる海岸線には住宅以外にも低層の宿泊施設がいくつも並んでいました。このペパーミントグリーンの建物もそんな1つです。
-
スケードボード場の観客席の下はカフェになっていました。「Lick this」という店ではアイスクリームも売っているので妻は気になって仕方ないようです。
-
ノーフォークパインツリーの並木道の途中には「AIRSTREAM(エアストリーム)」が置かれてありました。1930年代から製造されている流線形でリベット打ちのアルミボディが輝いています。
-
ポカポカ陽気で気持ちの良い午前中ですが、紫外線の強さは日本と違います。
-
ピカピカの「インターナショナル・ハーベスター(International Harvester R-sarja)」が木陰に停まっていました。Rシリーズは1952年から1955年にかけてインターナショナル・ハーベスター・カンパニーが製造した商用車のシリーズなので、ほぼ妻と同じ年数を経ています。シトロエンのDS(デ・エス)も同い年です。
-
真っ赤な「インターナショナル・ハーベスター」の横を巨大な「ケンワース(Kenworth)」のトレーラーが通り過ぎていきます。
-
海岸線は美しい芝生に覆われ、木々が植えられていますが、その多くは1メートルくらいのフェンスで囲われています。これは鹿などの野生動物が若芽を食べてしまうからだと思います。ニュージーランドでは銃のライセンスを持つガイドが同行することで、ライセンスが無くてもショットガンもマグナムも撃つことができるようです。
-
様々な種類の狩猟動物と壮観で変化に富んだ地形のニュージーランドは、以前よりハンターの憧れの国として知られているようです。ニュージーランドの狩猟動物の全てが海外から持ち込まれたもので、1800年代初期にヨーロッパから哺乳動物が入ってくるまではネズミと2種類のコウモリ、そしてマオリが持ち込んだクリと呼ばれる犬しかいなかったそうです。
-
キャプテン・クックが将来難破しニュージーランドに流れ着くかも知れない水兵の食料としてイノシシやヤギを放ったことに始まり、1851年には南島ネルソン周辺にレッド・ディアーが放されました。1861年以降50年以上にわたり鹿をはじめブタ、ヤギ、ワラビー、ポッサム(袋ネズミ)、ウサギや大型の野ウサギなど数多くの動物が連れてこられました。
-
「ニュージーランド国立水族館(National Aquarium of New Zealand)」に到着しました。市のシャトルバスでここまで来ることが出来たようですが、トラックのパレードも見ることが出来たので歩いてきて良かったです。
ニュージーランド国立水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
入場料は28.5ニュージーランドドルでしたが、65歳以上はシニア割がありました。ただ、入場料に対して展示などは日本の水族館に比べると少ないと思います。
-
ニュージーランドでは日本と同じく1970年代までは恐竜化石は何も出ていなかったようですが、その後発見されたことからこの水族館にも恐竜コーナーがありました。
-
どちらかというと子供の学習用の展示といった感じがします。
-
パクはピラニアに関連する雑食性の南アメリカの淡水漁です。別府温泉の温泉水で飼育しているのを見たことを思い出しました。観光バスの地獄めぐりは楽しかったです。
-
姿もピラニアに似ていますが主に植物を食べ、肉食では無いようです。パクはピラニアよりもはるかに大きなサイズまで育ち、最大1メートルを超えるようです。
-
金魚が展示されているのにはびっくりしましたが、その説明は非常に勉強になりました。2000年前の宋王朝の頃に飼育され始め、濃いと似ていても全く違う種類の魚であること、喉に歯があり胃袋が無いこと、うろこは透明なので赤色は皮膚の色だということです。そんなことを全く知らずに子供の頃は飼っていました。
-
鯉も展示されていて年配のご夫婦が興味深く見続けていました。鯉については50年以上生きて100年を超すこともあると書かれ、ニュージーランドでは野生化しているものもあり、在来種の生息地に大きな影響を与えていると書かれてあります。
-
水族館ですがニュージーランドの国鳥なので「キーウィ(Kiwi)」の展示もありました。案内文にはニュージーランドの北島にしか生息していないとあり、これも初めて知ったことです。雌の方が大きく2.7キロで雄は2.0キロほどになり、体重の15%の大きさの卵を産むそうです。その喩えとして人間が4歳児を生むと書かれています。
-
日本では動物園や水族館にはほとんど行くことも無いのですが、調べてみるとキーウィは1970年の大阪万博に際にニュージーランドから大阪市天王寺動物園へ寄贈されたことがあるようです。その後何度か気像があったようですが、最長で42歳まで生きたようです。2024年の8月に最後の一羽が亡くなったので日本には1羽もいないようです。
-
初めて見る生きたキーウィです。ガラス張りのゲージの中は赤い赤外線ライトだけなのでほとんど肉眼では分かりません。
-
何とか映ったのがこの写真だけでした。
-
展示室にあるモニターには白黒のカメラで撮影した映像も流されていました。
-
水族館のペンギン施設はコガタペンギンのリハビリテーションセンターです。ニュージーランド国立水族館のペンギンは水族館の専門スタッフの助けが必要なために飼育されているそうです。
-
小さなオープンの水槽なので間近で見ることが出来ます。数年前に北海道の「旭山動物園」でペンギンを観たのを思い出します。
-
コガタペンギンはオーストラリア南部、ニュージーランド、チャタム諸島に生息し、他のペンギンと違って、直立で歩行せずにやや前傾姿勢で歩行する。このことから、最も原始的な種類のペンギンのようです。
-
潜水深度は通常は18メートル未満で、平均潜水時間は約35秒だそうです。体が小さく酸素を蓄える能力が低いため、水面近くに獲物がいる浅い海に潜るようです。
-
カクレクマノミはどこの水族館でも人気のようです。
-
小さな水槽にいるウミガメがちょっとかわいそうな気がします。伊豆大島の波浮港の岸壁から海中を泳いでいる姿を思い出します。
-
1月にMSCベリッシマで石垣島に寄港した時は「川平湾」でグラスボートから眺めることが出来ました。まさかその後にニュージーランドでウミガメを見るとは思いませんでした。
-
ニュージーランド産のクレイフィッシュはイセエビの一種です。ロブスターに似ていますが、頭部がゴツゴツとしていて大きなハサミはありません。
-
岩場や水深のある海底を好むクレイフィッシュはニュージーランド各地の沿岸部に生息しているようです。せっかくニュージーランド迄来たので、こんなのを食べてみたい気もします。
-
大きな水槽では水族館のスタッフが魚に餌をやっていました。
-
じっと見ていたら口から輪っかを出してくれました。
-
出口にあったショップを覗いていると同じクルーズプラネットで申し込みをされた方々に出会いました。東京から一緒だった年配の姉妹にも乗船時以来1週間ぶりに再会しました。熊本のご夫お二人で精力的に行動されています。
-
帰りは「マリンパレード(Marine Parede)」歩道ではなく、海岸の中の遊歩道を歩くことにします。海岸にはこんなBBQスペースがありました。利用には申し込みなどルールがあるのだと思いますが、食材と燃料を持ってくればBBQが出来るような設備です。
-
海岸には大小たくさんの流木が流れ着いています。大阪のご夫婦の奥さんは小さな立木を拾っていましたが、これは植物とみなされ船に持ち込めないのだろうかと悩んでいます。
-
ホークス湾はマオリの文化と神話に富んでいて、この地域を特徴づける海岸線の形についての伝説は際立っています。マオリの神々の中で最も有名なマウイは祖母の顎の骨から作られた釣り針で北島を引き上げました。マウイの釣り針はホーク湾の最南端を形成する岬であるケープ・キッドナッパーズの形に一瞬にして変わりました。上から見るとその鉤状の形が見えるため、ホークス湾は「テ・マタウ・ア・マウイ(マウイの釣り針)」と呼ばれるそうです。
-
絵に描いたような美しい建物です。こんなところに住んだらどんなだろうかなどと考えてしまいます。
-
南半球はこれから暖かくなりますが、温かい海岸線には黄色いタンポポのような花がたくさん咲いています。
-
一見のどかな海岸線ですが、急に深くなるようで遊泳禁止なようです。
-
普通は往路より復路の方が早く感じるのですが、ここでは帰り道の方が遠く感じます。
-
オークランドでは町中の散策がメインでしたが、ネイピアではニュージーランドの小さな町を歩くことが出来て良かったです。
-
観光案内所近くの「サンケン・ガーデンズ(Sunken Gardens)」まで戻ってきました。ニュージーランドには不思議な植物があるなと思ってグーグル・レンズで検索してみると「ダシリリオン・ロンギシマム(Dasylirion longissimum)」というメキシコ原産のものでした。
-
「ビュー・プラットフォーム(Marine Parade viewing platform)」の先まで行ってみます。
-
天気も最高なので美しい景色を堪能できました。
-
歩いてきた海岸線を振り返ってみます。こんな町の近くで手つかずの海岸線が残されていることに驚きます。
-
「ザ・ドーム(The Dome)」という名前のホテルの建物が美しいです。午後はネイピアのアール・デコ建築巡りのツアーに申し込んでいます。
-
観光案内所でパンフレットを貰った「パニアの像(Pania of the Reef)」にも立ち寄りました。パニア(Pania)はマオリ神話の登場人物で、ネイピアのシンボルとして知られています。
パニアの像 モニュメント・記念碑
-
伝説によるとパニアはニュージーランド北島の海に住む美しい娘で、日中はサンゴ礁の生き物と共に泳ぎ、日が暮れると後にネイピアの入江に流れ込む小川に行くのを常としていました。小川をさかのぼり、亜麻の茂みで休息をとりました。
-
マオリ族のリーダーのアリキの息子のKaritoki(カリトキ)という若者が、最も塩分濃度が低いという理由で毎晩その場所で渇きをいやしていましたが、パニアが何週間も彼を見つめていることは知りませんでした。
-
彼女が使ったささやかな魔法は彼を振り向かせ、カリトキはこんなに美しい女性を今までに見たことがなく一瞬で恋に落ちてしまいました。2人は互いに愛を誓い、秘密裏に結婚しました。パニアはカリトキの家に行きますが、暗い時間なので目撃した者はいませんでした。太陽が昇るとパニアは帰る準備を始め、引き留めるカリトキに説明します。海のセイレーンが毎朝彼女を呼ぶが、そうなったら従うしかなく、さもなくばパニアは生きていられないと。パニアは毎晩来ると約束して2人の結婚は続きました。
-
カリトキは村の長老のカウマトゥアに相談しました。カウマトゥアは人魚の存在を知っていたのでカリトキの言葉を信じました。そしてパニアに陸で調理された食べ物を他bうぇさせれば海に帰ることが出来なくなり、一緒に陸で暮らせると教えます。
-
その夜パニアが眠りに就くとカリトキは食べ物を一かけら彼女の口にねじ込もうとしました。するとルルという鳥(ニュージーランドアオバズク)が大声で警告したのでパニアは驚いて目覚めました。パニアはそのまま逃げて海に飛び込みます。カリトキは必死で海を泳いでパニアを追いましたが、パニアの仲間たちは水面に上ってきて、彼女を深みに引き下ろしました。それ以来カリトキはパニアを見ていません。
-
美しい公園を抜けて「ホーク ベイ博物館 & 劇場 & 美術館(MTG Hawke's Bay)」に入ることにしました。ここは無料で見学の出来る博物館で、無料のコインロッカーもありました。
ホーク ベイ博物館 & 劇場 & 美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
19世紀半ばからあったネイピアの博物館と劇場と美術館が統合されて2013年に開設された新しい施設で、ニュージーランドの画家や芸術家の作品やこの地方の自然や文化が紹介されています。
-
オークランドの博物館でも見た「プーポウ(Poupou)」が展示してありました。これは著名な彫刻家の製作した61枚のパネルのうちの2枚のようで、他のパネルはニュージーランドの他の博物館に展示されているようです。キャプションの人名などはマオリ語なので読解しにくいです。
-
「コチアト(Kotiate)」はニュージーランドの先住民族マオリ族が用いた棍棒のことです。全長30センチから50センチで、形状はバイオリン型なので最初は楽器かと思いました。
-
素材は堅い木材やマッコウクジラの骨が使われ、50程あるマオリ族の部族の間で広く用いられ、部族ごとで柄の部分に独特の象眼があるようです。コチアテとは肝臓を切るとか分割するという意味で、形がキドニーシェープな意味が分かりました。
-
2階は小さな美術館の部屋が1つあり、絵画や彫刻が展示してあります。それぞれのテーマと作品が非常に興味深く感じられました。
-
「Red Haring 5」ディック・フリッツェル(Dick Frizzell)
1992年に発表した初めてのシリーズの1枚で、キャプションには他のアーティストのスタイルを流用したとありました。はじめ見たときは何でキース・へリング( Keith Haring)がマオリのティキ(Tiki)を描いたのかと思いました。「Red Haring」というシリーズもキースへのオマージュなのでしょうか? -
「国家の恥辱(Natinal Shame)」ナイジェル・ブラウン(Nigel Brown)
1981年にはスプリングボクスがニュージーランドへ遠征しますが、ニュージーランド国民による抗議デモが警官隊との衝突に発展したり、両国の対戦中にスタジアム上空からセスナ機が障害物を投げ入れたり混乱が広がります。オールブラックスとスプリングボクスとのテストマッチは1981年以降アパルトヘイトが撤廃されるまで行われませんでした。ナイジェル・ブラウンはドイツのスタイルでこの版画を制作しました。 -
「クック海峡(Cook Strait)」ガイ・ガン(顏國鍇/Guy Ngan)
この作品では流れる流れる線がクック海峡の風景と海流の動きを表しています。自らを「太平洋の中国人」と自称するガイ・ガンはニュージーランドで画家やアーティスト、建築家、デザイナーとして働いていました。彼の作品の多くはニュージーランド全土の重要な歴史的建造物に展示されています。 -
「収穫(The Harvest)」アイーシャ・グリーン(Ayesha Green)
ドイツの画家フランツ・クサーヴァー・ヴィンターハルターの描いた英国王室の荘厳な肖像画を再解釈しています。この作品をあえて素朴なスタイルで描くことにより宝飾ひにゃ華やかな衣装をそぎ落とし、王室に対する認識に疑問を投げかけています。ヴィンターハルターが肖像画を描いた1846年に英国政府はマオリ族を入植者政府の支配下に置く憲法制定を提案しました。 -
「ウィリアム・コレンソの肖像(Portrait of William Colenso)」ギャビン・ハーリー(Gavin Harley)
ウィリアム・コレンソは23歳でニュージーランドにやってきた野心的な宣教師で、探検家で植物学者でした。ハーリーはウィットのある19世紀の影響力のあった人物のシリーズを描いているようです。 -
「ルアペフ山(Ruapehu)」サンディ・アドセット(Sandy Adsett)
コファイファイ(Kowhaiwhai)は伝統的なアオテアロア(Aotearoa)の模様で、ファカイロ(彫刻)や芸術でストーリーテリングを強化するために使用されます。 -
「Taku Taku,MTG Hawkes Bay」フィオナ・パ―ディントン(Fiona Pardington)
フイア(Huia)は神聖な鳥でランガティラタンの主権を象徴していました。この鳥が絶滅する前は首長であるランガティラは羽をまとってマナを表現していました。現世に戻った翅の先端は触れた地面を明るく照らし、その存在を知らしめます。 -
博物館を出たところでご夫婦とは別れて妻と2人でネイピアの町を少し歩くことにします。午後から港を出発するエクスカーションに申し込んであるので、残り時間はあまりありません。
-
ネイピア(Napier)にヨーロッパ系移民が移り住んだのは1800年代半ば頃で、その当時のマレワ地区のあたりは海水混じりの沼地でした。不衛生でコレラなどの病気が発生する可能性があるとしてあまり好まれなかったにもかかわらず、1900年代初期ごろから急速に発展しました。
-
1931年2月3日の「ホークス・ベイ地震」によりネイピアは壊滅的被害を受けました。この地震で地盤が最大4メートル上昇し、約40平方キロの沼地が陸地化し、耕作地や住宅地として利用可能となりました。
-
市街地の復興は当時の建築意匠の流行であったアールデコ様式で統一して行われ、現在世界で有数の「最もアールデコ様式の建築物がまとまって残っている街」となっています。
-
ネイピアには「ホークスベイヴィンテージカークラブ」というものがあり、1945年以前の車のオーナーで構成されているようです。「アールデコフェスティバル」では水族館まで歩いたマリン・パレードをこんな車が300大パレードを行うとパンフレットにありました。
-
真白な「1937年型パッカードシックスシリーズ115-C」が広場に停まっています。パッカードシックスは1913年から1947年まで数世代にわたって製造された一連の高級車でした。街並みだけでなく乗り物までヴィンテージです。
-
広場からメインストリートに入るとすべての建物がアールデコのデザインなので、映画のセットの中にでも迷い込んだような気分になります。
-
「クライテリオン ホテル(Criterion Hotel)」
現在はバックパッカー御用達のホステルになっているようです。 -
「エマーソンビル(Emerson Building)」
ビルの名前は残されていますが、1階のテナントは全く違うものが入っています。 -
「オーシャン・ブルーバード(Ocean Boulevard)」
エリック・クラプトンのアルバム「461オーシャン・ブルーバード」を思い出しました。ボブ・マーリーのカバー曲「アイ・ショット・ザ・シェリフ」が頭に浮かんできます。 -
「ロッカーズビル(Lockyer’s Building)」
ヤシの木とアール・デコの建物が、組み合わさるとエリック・クラプトンのLPのジャケットのままです。 -
「ウェルスフォーズ(Welsfords)」
どの建物の前にもアーケードがあり、それも拭くりものだということは午後のツアーで詳しく教えてもらいました。 -
「ブリアスコス・ビル(Briascos’Building)」
-
「ホークス・ベイ地震」の後の火災で町並みは壊滅状態になりますが、その後の再建では通りを広くしたり区画も整備されたのではないかと感じます。
-
この奇跡的な2階建ての町並みがずっと保存されることを願います。
-
今回の旅では絵葉書を書い、船内の部屋で書き溜めましたが切手代金が絵葉書でも300円ほどなので成田空港で切手を貼って投函しました。10月から日本の郵便料金も値上がりしていたことを思い出し、郵便局で22円切手をたくさん買う羽目になりました。
-
妻が入りたがったジュエリーショップで見せてもらったグリーンストーンカービングの一覧表です。日本語だったのでお願いして写真に撮らせてもらいました。その意味を知ると欲しくなりなりましたが、装飾品を身に着ける習慣が無いので買いませんでした。
-
「ホール&ダックワース(Hall&Duckworth)」
-
「ルー・キー商会(Loo Kee&Co)」
元々は華僑の人の経営する会社の建物だったのでしょう。華僑の人のバイタリティを感じます。 -
「パブリックトラストビル(Public Trust Building)」
1922年にオープンしたギリシャの神殿建築を説得力のある呼び起こしである古典的なドーリア式のデザインは、当時この種の大きくて印象的な建造物が比較的少なかった通りで、建物にランドマーク的な存在感を与えました。 -
「マディソンズ(Madisons)」
おしゃれなインテリアのショップです。ガラス張りの開口部が開放的です。 -
「ハルスベリー商会(Halsbury Chambers)」
-
「シンデ・ビル(Scinde Building)」
-
「アンティーク・センター(Antique&Jewellery Center)」
時間が無いので午後に入ってみたいと思います。 -
「テニソン商会(Tennyson Chanbers)」
-
「グラッドストーン商会(Gladstone Chamber)」
-
「マンスター商会(Munster Chambers)」
-
「デイリー・テレグラム(The Daily Telegraph)」
デイリー・テレグラフ紙は1871年2月に創刊されました。1886年の火事で最初のデイリー・テレグラフの建物と他の25の建物が完全に破壊されましたが、火災から1週間も経たないうちに、元の建物から道路を挟んだ向かいに新しい敷地を建設する作業が始まりました。再建された建物もホークスベイ地域を襲った大地震により完全に破壊されました。 -
「ブラウン&ベイツ(Brown&Bates)」
-
「アール・デコ・センター(Art Deco Center)」
ここでいろいろパンフレットなどをいただいてシャトルバス乗り場に向かいます。午後にも再びここに来るとは思いませんでした。 -
「メイソニック・ホテル(Masonic Hotel)」
この美しいホテルも午後に見学することが出来ました。 -
「(Ford F-Series)」愛好家の間では「デントサイドフォード」とも呼ばれ、1973年から1979年モデルまでフォード・モーター・カンパニーが生産したピックアップトラックと中型商用トラックのラインです。青空にイエローのボディを観ているとわたせせいぞうのイラストのようにも見えます。
-
観光案内所の前から乗ったシャトルバスは水族館まで行ってから戻るので、往路よりはかなり時間がかかり、エクスカーションの出発時間が迫ってしまい焦りました。
-
何とか時間ぎりぎりで港に戻れそうです。港の入り口にはコンテナを改造したモニュメントが置かれてあります。
-
港の入り口にはセキュリティのゲートがあり、歩いて戻って来た人たちがバスに乗せられました。セキュリティチェックするので時間がかかります。
-
何とか時間前に港に戻ることが出来ました。
ブラフ ヒル 自然・景勝地
-
港に来ていたバスに最後に乗り込んで、船主催のエクスカーションツアーのバスに乗り換えました。これから引き続きネイピアとその周辺のアール・デコ建築を巡ります。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2024ニュージーランドクルーズ
-
前の旅行記
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(6)先住民マオリの伝統的な踊りハカを鑑賞してオ...
2024/10/10~
オークランド
-
次の旅行記
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(8)エクスカーションでアールデコの町ネイピアを...
2024/10/12~
ネイピア
-
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(1)香港経由でメルボルンに入り、2カ月ぶりのダ...
2024/10/04~
メルボルン
-
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(2)メルボルン港からニュージーランドのオークラ...
2024/10/06~
メルボルン
-
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(3)オークランド入港からエクスカーションでオー...
2024/10/10~
オークランド
-
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(4)オークランド博物館でニュージーランドの伝統...
2024/10/10~
オークランド
-
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(5)The Occidentalでランチを食べ...
2024/10/10~
オークランド
-
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(6)先住民マオリの伝統的な踊りハカを鑑賞してオ...
2024/10/10~
オークランド
-
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(7)ネイピアの海岸線を散策し、水族館と博物館を...
2024/10/12~
ネイピア
-
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(8)エクスカーションでアールデコの町ネイピアを...
2024/10/12~
ネイピア
-
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(9)ストーム・コーストをドライブし、牧場でのど...
2024/10/13~
ウェリントン
-
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(10)小雨の中ウエリントンの美しい建築群を散策...
2024/10/13~
ウェリントン
-
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(11)クライストチャーチからワイパラのワイナリ...
2024/10/14~
クライストチャーチ
-
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(12)ワイパラの2つのワイナリーを巡り、クライ...
2024/10/14~
クライストチャーチ
-
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(13)ダニーデンのオルタゴ湾クルーズでアホウド...
2024/10/15~
ダニーデン
-
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(14)悪天候に備えてフィヨルドランドには寄らず...
2024/10/16~
フィヨルドランド国立公園周辺
-
ダイヤモンド・プリンセス ニュージーランドクルーズ17日の旅(15)キャセイパシフィックでメルボルンから香港...
2024/10/19~
メルボルン
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
ザ ドーム
評価なし
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ネイピア(ニュージーランド) の人気ホテル
ニュージーランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ニュージーランド最安
418円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 2024ニュージーランドクルーズ
0
143