2022/01/26 - 2022/01/29
4348位(同エリア4640件中)
三峯霧美さん
嵯峨野から嵐山方面に歩いて、あちこち寄り道して行きます。
赤い鳥居のそばにある、平野屋でお茶を一服。
この場所、何年も前からあこがれていたんで、訪ねられてうれしいです。
嵯峨野もいくつも見どころはありますが、めぼしいところは訪れているし、どのお寺も拝観終了時間が迫っているので、拝観できるのは一か所だけ、思い付きで常寂光寺に行きました。
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13:57 愛宕念仏寺から歩いて8分ほどで、平野屋が見えてきました。
赤い鳥居は愛宕神社の一の鳥居です。
創建は江戸時代、鮎問屋が専門だったようで、愛宕神社参詣の途中のお茶屋さんでもあります。 -
この建物、何度も雑誌やTVで何度も見てて、いつか行ってみたいと思っていました。
建物の正面の高い位置に旧愛宕山鉄道の廃線跡が道路(バス路線の道)になっていて、そこから建物を見下ろせます。
秋は紅葉のバックにかやぶき屋根が見えるのがとても綺麗なのです。平野屋 グルメ・レストラン
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お茶とお菓子を頂きます。
名物の「志んこ」は冬は提供していないのが、ちょっと残念。
「むしやしない」(軽食)で冬季限定の「大根だき」、春限定の「筍どん」(筍づくし)、鮎茶漬けもありますが、がっつりランチ食べた後なので、そんなに入らない。 -
長火鉢がテーブル代わりです。
白洲正子さんの本が置いてありました、小さいほうの「白洲正子と歩く京都」は私も所蔵しています。 -
桜茶 きれいな色と桜の香りがいいですね。ほっと落ち着きます。
今まで結婚式の控室でしか、頂いたことがないです。
煎茶だと、この後頂く抹茶とかぶるからかしら? -
冬のお茶菓子は「柚しぐれ」
志んこより、こっちのほうが冬だけの提供なので、貴重かも?
いわゆる柚子ピール(柚子皮の砂糖煮)です。柚の香りと皮のほろ苦さが大人の味。後を引きます。 -
立派な置物と椿が活けてありました。
暖かくて、まったりし過ぎてしまいました。 -
14:22 さて、どんどん歩いて嵐山まで。明るいうちに戻らねば。
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道路で子供たちが遊んでいました。元気な声が聞こえてくる。
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14:27 嵯峨鳥居本町並み保存館
古民家が無料の資料館になっています。
入場無料、声をかけて、中を見させてもらいました。
土間がある造りです。 -
屋内に愛宕山鉄道があったころのジオラマがありました。
現在バスが走っている道が鉄道跡で、緩やかなカーブを描いて清滝に向かいます。
清滝から先はケーブルカーが引かれていました。 -
愛宕山周辺はホテル、遊園地、スキー場などがあって、一大観光地だったそうですが、経営がうまくいかず、さらに戦争が始まってレールを金属供出して廃線になり、施設も閉鎖されました。
戦時下でレジャーなんてものは存在を許されなかったんですね。「欲しがりません、勝つまでは」って時代ですから。
戦後も復興されることなく現在に至り、建物は撤去されずに廃墟になっているようです。 -
町並み保存館の前には将軍地蔵堂があります。
まだ日本が内戦状態だった昔に武家が信仰した地蔵です。
戦争は憎しみの連鎖でしかないのに、殺されたから殺すでは、何も解決しない。自分と違う人の存在を許すって難しい事なんでしょうか。
平和ボケしてると言われても日本に生まれて良かった。 -
この道は愛宕神社に通じる愛宕街道、農家風の建物と町屋風の建物が混在しています。
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14:37 化野(あだしの)念仏寺に着きました。
ここは東山の鳥辺野、洛北の蓮台野と同様に亡くなった人の亡骸を風葬する場所だったのです。化野念仏寺 西院の河原 寺・神社・教会
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伝わるところによれば、弘法大師が野ざらしなっていた遺骸を埋葬して供養のため千体の石仏を埋め、五智如来の石仏をたてて、お寺を建立したと言います。
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法然上人によって常念仏道場となりました。
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風葬は後に土葬になったそうですが、現在でもお寺は広い墓地を管理されています。
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西院の河原 賽の河原のことだそうです。
明治の中頃、あだし野周辺に散乱して埋没していた石仏や石塔を地元の方々が集めて、極楽浄土で阿弥陀様の説法を聞く人になぞらえて中央に向かう配列で置きました。 -
ずっと見たかった景色の一つです。
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全部で八千体あるそうで、同時に出土したものから、石仏は平安時代から江戸時代に及ぶそうです。
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本堂 1712年に中興時に再建されました。
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本尊は鎌倉時代作の阿弥陀如来坐像、極楽浄土へ救済する仏様
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奥には竹林があります。
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竹林を抜けると、現代の墓地。
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六面六体地蔵
人は六つの世界に生まれ変わりますが、人間界も含めてどれも過酷な世界です。
でも、それぞれに救済してくれるお地蔵様がいるのです。 -
地蔵盆の8月の夕刻、無縁仏にろうそくを灯し供養する行事があります。
写真や映像でしか見たことはありませんが、幻想的な風景です。見てみたい。 -
御朱印を頂きました
無縁仏の浄土と書かれています。 -
15:16 古民家が立ち並ぶ道を、嵐山方面に歩いていきましょう。山の向こう側に日が落ちてしまいました。
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あだしのまゆ村のショーウインドウに飾られている「繭人形」
これだけ見て通り過ぎました。
可愛いらしいですが、飾り物、特に人形系にはあまり興味がないのです。
3歳ごろサルのぬいぐるみが大好きだったと親から聞きましたが、記憶がない。 -
15:18 あだしの井和井
開いてた!やった! 井和井で欲しいお線香があるんです、通販しようかと思ってたくらい。
寄っていこう! -
当然、誰もいません、スタッフも女性が一人、お茶を入れてくださいました。
気になるお線香を灯してもらいました。 うん、いい香りです。 -
線香を二つ買いました。
ひとつは井和井オリジナルの風水香の「朱雀香」白檀ベースの甘い香り、これ、欲しかったんです。
香彩堂の山紫水明シリーズの「嵯峨の朝霧」 試香したら、スタッフさんが、爽やか系がお好きなんですねとおっしゃる。そういわれれば、そうかもしれない。 -
風情のある道をのんびりと歩いていきます。しかし、ほんとに人の気配がありません。
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15:40 八体地蔵 六じゃない(笑)で右に折れて祇王寺方面へ。
この時間だと、お寺の拝観は一か所しかできません。
さて、どうしよう・・・。どこにしようか歩きながら考えます。 -
15:45 さがの人形の家 門に張り紙があります、「休館」だけは読み取れました。コロナで閉まっているのでしょう。
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15:46 證安院 イラスト入りの御朱印が人気で、いつぞやはお世話になりました。
その後、書き手の方が腱鞘炎になってしまったそうで、御朱印を頂く手順が変わったようです。だから今回はスルー。 -
ここを山のほうに向かうと祇王寺ですが、ちょっと気分的に二尊院か常寂光寺のどちらか一つにしようって決めて、直進します。
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15:54 二尊院 迷いましたが、常寂光寺に行くことにします。
コロナ前は嵐山からここまで人力車が来てました。 -
普段はこの時間でも観光客がいる嵯峨野観光のメインストリートですが、誰もいません。
以前この近くでカフェの道路で呼び込みをしてる女性を見かけました。なんでも、カフェとはいえ、新興宗教の人寄せだったと・・・いろいろ考えるもんですね。 -
15:59 落柿舎 当然閉鎖中。
西日が当たって、そこだけ明るい。 -
16:00 おぐら茶屋 閉鎖しております。
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16:02 常寂光寺 秋の紅葉が有名です。
2017年に京都に紅葉を見に来る予定でしたが、諸事情あって叶わず・・・そのままコロナ突入になってしまった。
いつか紅葉の常寂光寺を見たいと思うのですが、これが、なかなか・・・。常寂光寺 寺・神社・教会
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本堂
ま、ここも誰もおりません。 -
ちょっと山の上の方に行ってみましょう
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常寂光寺を選んだのは、この景色が見えるから。京都市内が一望です。
人間たちはパンデミックで大変なことになってますが、景色は何も変わらず。
まさか「コロナウィルス」でパンデミックとは、パンデミック起こすなら「エボラ出血熱」だろうって思ってたんだけどな。 -
多宝塔を見てから、山を下りました。
前回御朱印を頂いているので、今回はパス。
嵐山方面にさらに歩いていきましょう。 -
この辺りは常に人が歩いている道ですが、誰もいません。
あれ?前回は枯れていた小倉池が満水です。 -
トロッコの駅も閉鎖中。
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16:40 竹林の道まで戻ってきました。
あまりに閑散としてるので、寒さが身に染みますね。 -
空はまだ明るいのですが。
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16:51 じゃ、いろいろと話題になった踏切を渡って、向こう側の竹林の散策路に行ってみよう。
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こちらは2015年に造られた竹林の中の散策路。
人力車を運行する会社が整備をしたそうですよ。
外国人からしたら竹はエキゾチックなんでしょうね・・・管理は大変だと思います。 -
17:05 嵐山のメインストリートまで戻ってきました。
お店は開いてますが、人は少ないですね。 -
17:18 イクスカフェ まだ営業していたので、ここに入っていればよかった・・・。前まで行って、お目当てにしていた店に向かってしまった。
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17:22 渡月橋をわたります。
渡月橋 名所・史跡
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17:32 CHAVATY Kyoto Arashiyama
紅茶の専門店です。ここでテイクアウトして、川を眺めながらまったりしようと思ったら、コロナの影響で営業時間が短くなっていました・・・。残念だよぉ。
仕方がないので嵯峨嵐山駅まで歩いて、JRで京都駅に戻りました。 -
18:30 この日の夕食は京都駅のポルタにある四川賓館で五目麺、安定のおいしさです。
残念ながら閉店してしまいました。
ちょっと贅沢なランチを食べて、人の少ない嵐山と、奥嵯峨野の念仏寺を訪問出来て充実した一日でした。よく歩いて、この夜も大浴場で疲れを癒しました。
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