2022/01/26 - 2022/01/29
3096位(同エリア4353件中)
三峯霧美さん
コロナ中のひっそりとした京都の旅、最後は京都迎賓館の見学とまったりアフタヌーンティと洒落こみました。
京都迎賓館は現代の聚楽第ではないかという、シンプルなデザインでありながら、随所に日本の伝統工芸が施され、ありとあらゆるものが最高級、国賓をもてなすための国営の宿泊施設でした。すごすぎる・・・。
旅の締めくくりは、まったりアフタヌーンティと、欲しかったお土産も買って、帰路に就くまで、午後のひと時を楽しみました。、
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11:50 東福寺から京都駅に戻り、烏丸線に乗り換えて烏丸御池下車。
駅の近くにある「亀末廣」にやってきました。
今回の旅の重要な目的地の一つです!! -
和菓子屋さんなんですが、ここ、お店がここしかありません。
デパートなどに出店せず、通販サイトもない老舗、ここに来ないと買えないのです。
20年前まで実店舗に行って購入することが当たり前だったのに、今は「ここでしか買えない」という付加価値が付いているのです。 -
都内にあった祖父母の家は戦前まで炭問屋を生業にしており、店舗の雰囲気がこちらとすごく似てるんです。
大黒柱のある大きな木造の家でした。 -
「せんべいまんじゅう」という最中。オーダーを受けてから、店舗の奥で餡を詰めるので、皮のパリパリ感が続きます。餡子が美味しい。
作成待ちの間に、女将さんとちょっとおしゃべり。新幹線の混み具合をきかれたので、一両に15人程度と話すと大きなため息をつかれていました。 -
冬季限定の「大納言」竹を半分に割ったところに大納言小豆の餡が詰まっています。
他に何もない、粒あんだけ。餡子のおいしさが際立ちます。
何処に行っても観光客は少なくて、これがずっと続くと、売り上げが伸びず、経営が圧迫してしまう、あともう少しの辛抱です。 -
「絹のしずく」和三盆味の落雁に報恩庵(一休寺)の一休寺納豆がしずくのようにちりばめられています。甘さと納豆の塩辛さが癖になる逸品。
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「京の土」麩煎餅です、切り分けず、手で割ってランダムになるところが風流なのだそうです。
芳ばしさと共に奥行きのある和三盆の甘さが口の中でふわっと溶けて消えていきます。大人なお菓子。
松葉は食べられません 秋はもみじだったそうです。 -
一番のお目当ては「京のよすが」。これ、日持ちがしないんです。
季節によって内容が変わるようなのですが、干菓子だけじゃなく、小さな大福が入っていたりするんで、お友達のお土産にするには三日の日持ちは短すぎる。 -
一段にこれだけ詰まってます あの小さな箱にこれが2段に詰め込まれています。
お店の中の全商品を買って帰りたかったですが、今回はこれまで。
また絶対来よう!って決めました。
さて、食べログみたいになりましたが、烏丸線で丸太町へ移動します。 -
12:20 烏丸御池から丸太町まで地下鉄に乗って移動、まだ迎賓館の予約まで時間があるので、山田松香木店の本店へ。
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自分用に「清涼」を、同僚用にシリーズが全部入ったお試しを2種類、購入。
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12:45 迎賓館は京都御苑の東側、御所の南側を横断するのですが、まあまあ遠い。
建春門を横目て見て、どんどん東側に歩いていきます。 -
12:59 迎賓館の入口に到着です。
京都迎賓館は2005年に3年の工事を経て開館しました。京都迎賓館 名所・史跡
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テントでちょっとした注意事項を聞いて、地下駐車場へスロープを下りていきます。
地下の駐車場が受付で持ち物チェックと荷物を預けます。
ここは撮影禁止、警備上なんでしょうね。 -
コロナ中なので、ガイドツアーの定員は20人ですが、ガイドの方が二人やってきて、この回の参加者はお一人ですとおっしゃる。マジですか!
最初に案内されたのが夕映えの間 穏やかな間接照明と手織り緞通(カーペット)はすごい大きさです。 -
大臣クラスの会合や、晩餐会の待合として使われるそうです。
東西の壁には日本画家の箱崎睦昌氏の下絵をもとに織物で造られた壁面装飾があります。
こちらが「比叡月映」 -
京都の西側と言えば愛宕山「愛宕夕照」
二つの名前をとって「夕映の間」というわけです。
天井の照明はカクテルパーティなどでは、星空やホタルの光にかわるそうです。 -
飾り台は蒔絵と螺鈿が施され山紫水明を表して、人間国宝の方が造られたそうです。
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夕映の間の廊下からは中庭の池が見えます まるで絵画のような風景。
夕映えの間の緞通は池から続くイメージで、青磁色で波を表しているそうです。 -
藤の間 一番大きな部屋で 晩餐会や歓迎式典の会場。
こちらも壁面は日本画家の鹿見喜陌氏の下絵をもとに綴れ織で造られています。
28種類の日本の草花が織り込まれています。
作成は川島織物セルコン、ため息が出るほど素敵なカーテンを作ってる会社で、ショールームを見に行ったことがあります。 -
能や琴の演奏が披露される舞台の扉には「載金(きりかね)」という、金箔とプラチナ箔を細く切ったものを筆と接着剤で張り付ける伝統技法が施されています。
江里佐代子氏の作品です。これ、気が遠くなる・・・。 -
晩餐会のテーブルセットが展示されています。
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さりげなく置いてある几帳も、絹のごく薄い織物と、組紐や漆などの伝統工芸が詰まってます。
さすがに現代の住宅に几帳は使わないですね。 -
天井は美濃紙と指物の技法で、ひと桝三段の笠の高さが変えられ、15種類のパターンがあるそうです。
床の緞通は壁面に描かれた藤の花が舞い散る様子を表現しています。 -
桐の間 和食の晩餐会のお部屋です。
日本政府の紋章「五七の桐」が釘隠しや唐紙などに配されています。
座椅子の背には蒔絵が施されていて、全て違う模様になっています。 -
12メートルの漆の一枚テーブル。
外国人向けに掘りごたつになってるのも、現代風です。 -
お庭は和風庭園
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舟遊びもできます。直近でこの船に乗ったのはブータンの国王が新婚旅行で滞在された時だとか。
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聚楽の間 晩餐会などに招待されたゲストや随員の待合に使用されます。
西陣織が張られた椅子は、釘を使わずに造られた安楽椅子、デザインが素敵すぎる。
飾り台も漆、螺鈿、竹工芸、上の花籠も人間国宝の方の作品。 -
壁面に飾られた織物。詳細を忘れました。でもとっても綺麗。
地下駐車場に戻って、売店で御朱印用のクリアケースを買いました。 -
14:25 帰りは正面玄関から ガイドの方に見送られて退出です。
ここは国営の最高級ホテルでした。いやいや、すごかった。どんなにお金持ちでも、社会的立場が「国賓」クラスにならないと泊まれません。
まあでもね、納めた税金で賄われてるんですから、そんなに恐縮しなくていいんですよ。 -
さて、また御苑を西側に横断してブライトンホテルに向かいます。
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14:44 京都ブライトンホテル
アフタヌーンティでまったり旅の最後を締めくくりましょう。
今回の旅は少しだけ食べ物にもこだわってみました。 -
アトリウムの一階にあるラウンジバー クー・オ・ミディ
1988年に開業してるんですが、このつくり、バブリーな匂いがしますね。 -
おひとり様なのに通されたのはソファーの席、さすがホテル!
ああ、これリラックスできて助かるなぁ。 -
予約したのはアフタヌーンティ お重3段にスイーツとセイボリーが詰め込まれています。
飲み物はコーヒー系6種・紅茶系2種・ハーブティーが3種 飲み放題。 -
一の重 柚子風味のチーズケーキ 和栗のモンブラン 苺のファッジ 冬の丸いケーキ(苺味) 大好きなエンガディナートルテ 苺のショートケーキ 苺とローズのマカロン 抹茶のケーキ
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二の重 1月は苺づくし
苺のミルフィーユ レモンのオペラケーキ 苺のタルト マカデミアナッツの黒七味 苺のスノーボールクッキー フルーツのちっちゃな盛り合わせ -
三の重はセイボリー
ポークリエットと生ハムのオープンサンド 野菜のマリネ ボローニャ(ミートパイ) スコーンにはあまおう苺のジャムとクローテッドクリーム -
最後にグラス仕立てのパフェ
ベリー赤ワインのジュレ ホイップクリーム チョコシュトロイゼル(チョコの焼き菓子のそぼろ) 柚ソルベ ベリーミックスソルベ 温州ミカンのクラニテ
ソルベとグラニテは氷の粒の大きさが違うって知りました。 -
2022年1月は¥3800でしたが、現在は¥5800だそうで、ちょっと品数も増えているようですが、それにしても最近、ホテルのアフタヌーンティが気軽に使えないほど高額になってます。
都内だと八千円は普通、それと比べるとお手軽なのかもしれません。
さて食べログ的レポはここまで。 -
17:10 ホテルのシャトルバスで烏丸御池の交差点まで送ってもらいました。
17:28 烏丸御池から烏丸線で京都駅に戻り、伊勢丹の地下で残りのお土産を買って夕食用の柿の葉寿司を調達して、ホテルで荷物を引き取り。 -
京都駅の新幹線の改札内でも、買い忘れてた黒七味やお漬物を買って。
19:01発の新幹線で戻りました。
帰りの新幹線もガラガラでした。
もう二度と体験できない「空いている京都」の旅、満喫させていただきました。
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