2022/01/26 - 2022/01/29
3122位(同エリア3594件中)
三峯霧美さん
2022年1月 まだまだ世の中はコロナ騒ぎの真っ最中、外国人観光客だけじゃなく、国内旅行も自粛感満載の中、「今しかない!!」ってわけで、京都へ。
どこに行っても人がいない京都なんて、一生で二度と体験できない貴重な時期、あえて普段は激混みの観光地を回ってみることにしました。
まずは、大阪、四天王寺へ。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
PR
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2022年1月 コロナの影響で、いつもの時間の新幹線のぞみはガラガラで、一両に乗客が十数人です。
コロナ以前はこの時間帯は満席なのに、蔓延防止等重点措置中、でも富士山はきれい。 -
9:10 京都駅到着、本日の宿、ホテルエルシエント京都に荷物を預ける。
このホテルは大浴場に惹かれて、数年前に宿泊しましたが、ロビーに外国人がたむろしていて、あまりいい印象がなくて、その後は敬遠していました。
でも、今回は外国人観光客はいないのでチョイス。寒い冬は。大浴場が捨てがたいですね。ホテルエルシエント京都 宿・ホテル
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10:25 京都駅からJRに乗り、大阪駅で乗り換えて天王寺駅に到着しました。
ランチには早い時間ですが、ブランチってことで、駅ビルのお店でお腹を満たすことにしました。天王寺駅 駅
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天王寺駅 MIOの和カフェ「ナナズグリーンティー」
チェーン店なので我が地元にもある店ですが、10時から開店してるんで、ここにしました。 -
店内の客は、結局、最初から最後まで私しかいませんでした。
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鮭ととろろ昆布の柚子胡椒出汁茶漬け
最近はすっかり優しい味の和食が心地いいのです。落ち着きます。 -
10:54 四天王寺 庚申堂へ向かいます。
MIOの内部は改装されておしゃれ、でも外観は昭和の香りがします。 -
11:02 緩い坂を下りていくと、道の角に谷の清水という井戸とお地蔵様
安政年間の書物に書かれた名水だそうです。
今でも水が湧いていますが、飲用は不可。
ここを左に曲がってちょっと行くと・・・庚申堂があるはず。 -
11:03 四天王寺の飛び地境内の庚申堂です。
日本最初の庚申尊の出現の地で、本尊は青面金剛童子(秘仏)
庚申信仰って、基本は道教だそうですが、それに仏教や密教と民間信仰が絡み合ったものだそうですよ。なんだかよくわからない。四天王寺庚申堂 寺・神社・教会
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本堂は一度、豊臣秀頼によって再建されたのですが、第二次世界大戦の空襲で焼失してしまいました。
現在のお堂は大阪万博で全日本仏教協会が無料休憩所として建設した「法輪閣」という建物を、万博閉会後に移設しました。
現代建築だからか、堂内は柱の数が少ないです。 -
701年正月七日庚申の日、豪範僧都が疫病に苦しむ多くの人々を救おうと天に祈ったところ、帝釈天のお使いとして童子が出現し、除災無病の霊験を示しました。
庚申の日とその前日(宵庚申)に本尊に祈れば、必ず一願が叶うと尊崇されているそうです。 -
御朱印は本堂の中でいただきました。
珍しい隷書体の御朱印です。
書き手の方とちょっとおしゃべりして、楽しい時間を過ごしました。
60日に一度の庚申の日は参詣者が多く、特に初庚申の日はとても賑やかだそうです。 -
三猿堂 これは庚申信仰が山王信仰とくっついたことで、三猿が本尊のわきにおかれるようになったんだとか・・・。
縁日ではお猿加持所で加持を受けると「病に勝る」「魔も去る」とたちまち痛みが消えるそうですよ。 -
庚申の日は「北向こんにゃく」の出店が出るそうです。
北を向いてこんにゃくを食べると願い事が叶うんですって。 -
昔は周辺に昆布を売る店があって、縁起物として庚申昆布が売られてたそうです。
お土産でもらって、その昆布を食べると、開運厄除のご利益があるそうです。
今も一軒だけお店があるというのですが、・・・やっぱり時間がなくてパスしてしまった。 -
七福神、境内には、いろいろな石造は石碑が点在しています。
古いお寺なので、同じような石碑がまとめて置かれているんですね。 -
藤棚の奥に地蔵堂 立江地蔵尊
四天王寺最古の地蔵尊で鎌倉時代のものだそうですよ。扉閉まってて、見れませんが。 -
11:27 さて、奥の門から出て、四天王寺に向かいましょう。
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街の雰囲気は浅草の裏側界隈の町並みに似ています。モルタル木造と小さなビルが雑然と混ざり合う街。
四天王寺の南大門と塔が見えてきました。
この道は庚申街道と呼ばれます。 -
振り返るとあべのハルカス あそこに大阪の事務所があって同僚がいるんですが、さすがのコロナ下で、訪ねていくのもはばかられ、今回はスルー。
それに訪ねていくと、ランチすることになりそうなので、パスしました、時間ないのよ。ごめんよ~。 -
11:33 四天王寺 南大門 1985年再建
荒陵山 金光明四天王大護國寺 これが正式名称
子供向けの飛び出し注意看板が 聖徳太子ですよ!
2021年10月から 聖徳太子が亡くなられて千四百年なので、各地で御聖忌の法要が行われます。門にはその告知看板が並んでいます。 -
門を入ると、一直線に建物が並んでいるのがよくわかりますね。
ここが正式な正面。
石の柵で囲われているのは 熊野権現礼拝石。
京都宇治から始まる熊野詣の旅、四天王寺を参拝し礼拝石の上に立って、道中の安全を祈願したと伝わります。 -
中心伽藍の金剛力士像を祀る中門で仁王門と呼ばれています。
手前には護摩の跡があります。 -
中門からの景色 五重塔の下層部
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さて、時計周りに周辺のお堂を回っていきましょう。
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万燈院 紙の衣を着て修業した羅漢さんを祀ります、病気回復に功徳があるそうです。
入口の木槌と木臼があって、痛いところをさすると、治るんだそうですよ。 -
阿弥陀堂 法然上人二十五霊場の札所
納骨総祭塔に納骨されるお骨の仮安置のお堂 -
阿弥陀堂の御朱印
法然上人が四天王寺を参詣し、念仏を唱えたと、念仏堂があったそうですが、戦災で焼失したそうです。
法然上人二十五霊場の一つになっています。 -
大師堂 弘法大師は若いころ、西門で日想観を修行されたそうです。
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弘法大師の像 ひときわ高く。
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大師像のぐるりは四国八十八箇所のお砂踏み。
大師堂で申し込めば300円でお参りできます。 -
あちこちに聖徳太子の大法会のパンフレットが置いてありました。
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布袋堂 乳のおんばさんのお堂っていうそうです。お乳がよく出て、子供が健康に育つよう祈願するお堂だそうです。
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布袋さんとお乳 聖徳太子の乳母を祀ったのが始まりだからとか
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西大門 1962年に松下幸之助の寄進で再建、極楽の入口とされています。
この手前に石鳥居があって、電車で来ると、ここから入ってくるの人が多いのでしょうね。 -
見真堂 浄土真宗の親鸞聖人を顕彰したお堂
本尊 阿弥陀如来 -
親鸞聖人(見真大師)の像
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中心伽藍は有料拝観です。300円
西重門が受付です。 -
中心伽藍 金堂の奥に講堂
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結縁綱・結縁柱
御聖忌の間、聖徳太子と本尊を綱でつなげています。 -
金堂 聖徳太子の本地仏、救世観音を祀り、四方を四天王が守護しています。
毎日11時に舎利出しが行われます、舎利を頭に当ててもらえるんです。善光寺でやってるのと同じですね。 -
五重塔は狭いので、コロナの期間中は内部拝観停止でした。
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三つの伽藍は一直線に並びます。
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中心伽藍はぐるりと廊下に囲まれてます。
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龍の井戸 金堂の地下深くに流れがあり、そこに青龍がいて伽藍を守護しているといいます。
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御朱印所で西国番外の御朱印を頂きました。
普通の御朱印帳を出すときに、向きを間違えちゃって、文句言われましたわ。
なんかね、事前にクチコミで、いろいろと書かれてて、ああ、そういうことなのかと納得。 -
御朱印はたくさんの巡礼の御朱印がありました。
新西国三十三観音霊場 第一番札所のご詠歌
有難や 法の初めの天王寺 亀井に浮かぶ み仏の影
中心伽藍を見たので、周りのお堂やお庭を見ていこう!
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