2022/01/26 - 2022/01/29
37078位(同エリア46533件中)
三峯霧美さん
コロナで観光客が極端に少ないので、普段は人が多すぎて近づきたくない場所へチャレンジする旅。
四日目の最初は三十三間堂だ!と勢い込んでいったものの・・・拝観時間を間違えて、あえなく撃沈。
そのまま東福寺に移動して、本堂で旧本尊の大仏の焼け残った左手を見てきました。
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8:10 ホテルに荷物を預けて、チェックアウト。
烏丸口からバスに乗って三十三間堂前へ。
あれ?そろそろ拝観開始なんだけど、やけに人が少ないなと思ったら、拝観は9時からでした。うげぇ、やっちまった!!
寺のHPには8時半ってあったのに、真冬は9時からだったようで、すぐ分かるように書いてほしいわ。 -
9時まで待って三十三間堂を拝観したら後の予定がガタガタになってしまうので、今回は縁がなかったってことで、潔く後悔を振り切って次の東福寺へ向かいます。
8:51 東福寺道バス停到着、東福寺に向かいます。 -
8:56 通学や通勤の時間が過ぎたからか、歩いている人がいません。
臥雲橋 ここ、無料の観光スポットだと思うんですが、こりゃ、境内もガラガラかな。東福寺 寺・神社・教会
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臥雲橋から通天橋を見上げます。
周囲はすべて「もみじ」 -
東福寺を訪れるのは二度目です。
前回は真夏のように暑い9月の初めで、もみじも青々としていました。 -
9:00 日下門から境内に入ります。正面が本堂。
三十三間堂をパスしたおかげで、時間が余ってます。
特別公開の受付は10時からなので、それまで以前拝観したところを見ていきましょう。 -
通天橋を渡って開山堂に向かいます、方丈庭園と合わせて拝観料が千円です。
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今度は臥雲橋を見下ろします。この谷はすべてがもみじで紅葉の季節は人気のスポットで、すごい人らしいです。
見てみたいと思うけど、人が多いのは、どうも・・・。 -
橋を渡ると右に折れて開山堂に向かいます。
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開山堂 中央の参道の右側が植栽と築山の庭です。
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客殿(普門院)は修復中でした。
通路を挟んで植栽と築山の庭と、普門院前は枯山水で、普門院前から眺めると二つの庭のコントラストが素敵なんです。 -
開山の円爾像が安置されているそうですが、扉が閉じています。
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あら?枯山水の白砂の上に、獣の足跡です。誰が歩いたのかな?
そろそろ橋を戻って方丈に向かいましょう。 -
9:26 方丈の拝観は庫裏から。
ゆっくり八相の庭でも見て回りましょう。 -
方丈を囲む八相の庭は重森三玲氏の作で昭和14年に造られました。
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東福寺の本堂などが借景になっています。
こっちは五山を表した苔の築山。 -
井田市松というモダンな庭、時を経て、植え込みが少しずつ高くなっていますね。
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張り出したテラスの通天台。奥に開山堂が見えます。
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そして左側には通天橋、ここも紅葉の季節は絶景でしょう。
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小市松という、苔の市松模様のお庭。昭和モダンってとこかな。
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東庭は北斗七星と天の川、奥が天の川です。
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9:50 そろそろ本堂の特別拝観受付に行ってみよう。
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経蔵 開山の聖一国師(円爾)が宋から持ち帰った書跡や貴重な書物が所蔵されています。
なかなか味わい深い建物です。 -
9:56 普段は内部拝観ができない本堂ですが、特別拝観では本堂内に入って、天井に描かれた堂本印象の雲龍図を見るのがメインです。
受付時間まで待っていると、一人の男性がやってきて、係の方に「手は見れますか?」と質問しています。
「手」って、何?! -
創建当初の仏殿は1255年に完成し、本尊は高さが五丈の釈迦如来像で、1319年に焼失して、1346年に二代目の釈迦如来像がつくられました。
座像なので、高さは2丈5尺(約7.5メートル)だったそうです。
2代目の本尊も1881年(明治14年)に失火によって焼失してしまいますが、左手だけが救い出され、この本堂の一角で保存されているというのです。 -
その左手は本堂向かって右奥にある扉の内側に安置されていました。
普段は扉が閉まっているらしく、この日は扉が開いていましたが、堂の奥なので暗いし手は真っ黒なので、よく見えません。
照明器具が付いているので、係の人と男性と私とでスイッチを探していると、お寺の方がいらして照明をつけてくださいました。
大きな手です。手首から先で長さが2メートル。 -
「手」を見に来たとおっしゃった男性は仏像の印相を趣味にされているということで、この左手は「与願印」ですねと解説してくださいました。
手は立てて保管されていますが、実際は手の平を見せるポーズで人々の願いを受け止めるという意味があるそうです。
この時間にきて、この方にお会いできて、思わぬものが見れたのがうれしい。 -
10:25 本堂と一緒に公開されているのが、大きなトイレ「東司」です。
外から覗き見たことはあるけど、普段は中には入れません。 -
沢山のお坊さんが一度に用を足せるように作られているので百雪隠とよばれています。
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この絵図を見て、やっと納得、木造で個室が造られていたのですね。
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畝があるのは、糞尿があふれ出さないようにダムになっていて、糞尿は集めて農家に売り渡されて肥料として使われたそうです。
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個室の扉を開けるのは左手、扉の外から催促してはいけないなど、最後に手を洗う所作まで事細かに決まっていたそうです。
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大正時代まで現役のトイレだったそうですよ。
にしても・・・すごい臭いだったでしょうね。
50年ほど前まで、地方の観光地の公衆トイレに行くと、「ぽっちょん」トイレがあって、目に染みるような臭いに息を殺して入った記憶があります。
都内だって普通にバキュームカーが走ってました。 -
続いて、別料金の三門の上層階の特別拝観へ、禅寺では最古の門で、1425年に完成しました。
目と鼻の先ですが、同じ800円の拝観料を払います。
ここ秋の紅葉の季節以外は閑散としてますから、稼ぎは増やさないとね(笑) -
こっちが正面側。国宝で、上層には宝冠釈迦如来像と十六羅漢像が安置されています。
羅漢像の周りには何やらごつごつとした岩のようなものが並んでいるので、ちょっと現代アート風かも。
壁面など、あちこちに 画僧・明兆(兆殿司)らによる極彩色の飛龍や天女などが描かれています、鮮やかに色が残っていてとても綺麗。
明兆は東福寺の仏殿の管理を務めていたお坊さんで、お寺専属ってことです。 -
11:07 三門から景色を見て、京都市内を見下ろしました。
これで、東福寺の特別拝観は全部見たので、JR東福寺駅まで歩きます。 -
11:17 途中の一華院の門に「御朱印」の額がありました。
拝観はできませんが、頂いていこうかな。
門を入ってみました。 -
どなたもいらっしゃらず、棚の上の御朱印をセルフで頂く方式。
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白衣観音 ご本尊の御朱印です。
インドでは白い衣は在家を意味し、俗人の姿をして人々を救うために現れた観音様、消息、除病、安産、子育てのご利益があります。 -
東西南北の神獣、一華院の庭は「四神の庭」といい、この玄関の黒松を青龍に見立てています。
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四神の御朱印
鮮やかな御朱印なので、思わず頂いてしまった。
秋の紅葉の季節に特別拝観があるそうです、一度訪れてみたいものです。 -
朱雀の御朱印 南側の庭にある松を朱雀に見立てているそうです。
人がたくさん集まる紅葉の季節にだけ、公開される塔頭がいくつかあるので、訪れたいのですが・・・人が多いのが、ちょっと・・・。 -
東福寺駅からJRで京都駅に戻り、地下鉄に乗って烏丸御池駅に移動し、亀末廣でお土産を買って、迎賓館を見に行きます。
今回の旅もそろそろ大詰めです。
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