2022/01/26 - 2022/01/29
39502位(同エリア46498件中)
三峯霧美さん
京都観光協会の京の冬の旅で、特別公開されている「興聖寺」と「報恩寺」を拝観しました。
普段は非公開のお寺なので、雰囲気を楽しみました。
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13:08 玄武神社から5分ほど歩いて、冬の京の旅で特別公開中の興聖寺に到着。京の冬の旅では40年ぶりの公開だそうです。
臨済宗 興聖寺 寺・神社・教会
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座禅や写経に参加する以外は一般に公開されていませんでしたが、現在HPを見ると、仏様への信心をもってる方のみ拝観できるとあります。はて、どう解釈すればよろしいのかしら?
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本堂、もとは仏殿として江戸時代に再建されたそうです。
本尊は釈迦如来像、藤堂高虎が寄進したという達磨像があります。
天井は雲竜図が描かれています。 -
右手に庫裏を見て先に進み、方丈に向かいます。
お寺は日蓮宗の僧侶で通りの向かい側にある大応寺を1586年に開山した虚応円耳(きおうえんに)によって1603年に開山しました。 -
玄関
寺の創建時は「興正寺」と言いました。
古田織部によって創建されて「織部寺」と呼ばれるそうですが、織部は創建にかかわりがなく、織部寺と呼ばれるようになったのは昭和に入ってからだとか。 -
方丈、今回の目玉は茶室と方丈の襖絵です。
織部の妻が隠棲した寺が興聖寺の塔頭になり、のちに織部の娘の子孫が織部と子供の墓を作りました。織部本人より、その子孫との関わりが大きいようです。 -
方丈の南側は苔のお庭。秋はもみじが紅葉して綺麗みたいです。
紅葉の頃、一般公開が実施されるようです。 -
玄関と右手に本堂。
写真はミラーレスとiPhoneで撮影しています、無加工だと、この色の違いがすごい。
iPhoneどんだけ色、盛ってるんだか。 -
方丈の奥には池泉回遊式庭園。
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方丈の襖絵は杏橋幹彦氏による海中写真で「青波の襖」といいます。
杏橋氏は素潜りで写真を撮影する方なんですね。ライフセーバーの資格も持っていらっしゃる。 -
中央 近づいていくと、ちょっと怖い。
波にのまれて海中で上下が分からなくなった状態がよみがえります。
耳元でガボガボガボって音が聞こえて、体が翻弄され、見えるのは泡だけ。 -
これ、左側。
泳げないわけじゃなく、中学の時には水泳部の連中と一緒に遠泳に参加したくらい泳げるんですが、時々、無性に水が怖くなるんです。
こりゃ、前世で溺死でもしてるんじゃないかって、思ったりします。(おいおい・・・) -
右側
だから、この襖絵の真ん前に立った時、その恐怖心が沸き起こりました。
慌てて心の中で否定する、大丈夫、大丈夫。 -
天井は四季の花々が描かれています。
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襖絵から離れると、恐怖心からも離れます。
でもね、なんか、やな感じ。 -
廊下を奥に進むと、茶室に入る手前の中庭にちょっと面白い仕掛けが施されています。
降り蹲踞(つくばい) らせん状に石段が造られて、底の部分に手水鉢があります。
右手には織部灯篭。 -
お寺には二つの茶室があって、「雲了庵」は織部の院号から名付けられ、織部の像が安置されています。
もう一つの「青松庵」は織部の妻の院号から名付けられています。
お茶室は撮影禁止でした。 -
織部だったらと想像して作庭されたという、お庭。
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御朱印を頂きました。
襖と同じ写真の台紙が付いてきます。 -
右 本堂のご本尊の御朱印
左 織部の金泥の御朱印 ヘウゲモノ 「ふざける」っていう意味らしいです。
そういえば、このタイトルの漫画がありましたね。 -
13:47 お次の報恩寺まで歩きます。時間が余れば向かいの「水火天満宮」に寄りたかったのですが、相変わらずスケジュールがキチキチです。
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この辺りは茶道の表千家と裏千家があります。
通り沿いに茶道総合資料館がありました。 -
近くの駐車場にあった車のナンバーが「り9000」り・きゅう・せん=千利休
ですかね???ほんと? -
周囲は茶道具を売るお店が軒を連ねています。
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13:56 報恩寺の入口
堀川通から一本東側の小川通に入口があります。旅に出る前、グーグルマップで入り口を探し回りました。
通常非公開のお寺。報恩寺 寺・神社・教会
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お寺には撞かずの鐘の伝説があります。(撮影するの忘れました)
夕方にならされる鐘の数で争った二人のうち、負けた方が鐘楼に帯をかけて首をくくってしまったという話で、それ以来、寺では鐘を撞かなくなったそうです。
大晦日の除夜の鐘はその鐘が鳴らされます。 -
門をくぐるとすぐ右側に政長稲荷大明神
これは、黒田長政を祀っているようですね。
京都における黒田家の菩提寺はここで、黒田長政は寺の客殿に宿泊しているときに亡くなりました。 -
報恩寺の創建ははっきりせず、室町時代に一条高倉付近に創建されますが、室町時代後期には廃れてしまいます。
1501年に後柏原天皇の命によって浄土宗の寺院として再興され、その時に天皇から中国の四明陶佾によって描かれた「虎の図」が下賜されます。 -
1585年に秀吉によって現在地に移転。
「虎の図」は秀吉が気に入って聚楽第に飾りますが、夜中に虎が鳴いて、秀吉は安眠を妨げられ、すぐに寺に戻されて「鳴虎図」と呼ばれるようになったそうです。 -
モダンなイメージの枯山水の庭。
通常は非公開の鳴虎図ですが、寅年の正月三が日・・12年に一度三日間だけ、本物が公開されます。
この年は京の冬の旅で公開期間が長くなりましたが、訪れたときにはレプリカの展示でした。 -
Webからの借り物の画像です。
そのレプリカを見たのですが、まあ本物と見まがうばかり。
虎の毛並みが一本一本細かく描かれて、立体的に見えるんです。 -
寺のご本尊は快慶作と伝わる阿弥陀三尊像です。
こちらもWebからの借り物画像 -
鳴虎図がレプリカ公開の時期は重要文化財の大黒天像が公開されていました。普段は国立博物館に寄託されていて、お寺での公開はこれが初めて。
Webからの借り物の画像
これがまた小さいんですよ。でも、走りながら笑っているんです。
ビュンと通り過ぎた後に、「え?もしかして笑ってた?」って感じかな。 -
その他、信長と秀吉の肖像画などを見ることが出来ました。
正直なところ鳴虎図の本物を見たかった、レプリカでも同じ料金というのは・・・まあ、細かいことは言わないでおきましょう。
14:30 お寺を出て堀川通のバス停へ向かいます。 -
堀川通は最近整備されたようで、もしかして地中にケーブルを通す工事だったのかな。電柱と電線がないって、やっぱり景観がいいですね。
14:47 堀川寺ノ内からバスで堀川通を北上して金閣寺に向かいます。
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