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コロナの最中に普段は人でごった返している嵐山の竹林の道と天龍寺に行ってみました。<br /><br />これもこの時期を逃すと、「人がいない」状態は堪能できることは無いと考えてました。<br /><br />もう二度と味わえないしっとりと落ち着いた嵐山です。

2022年1月 それは静謐な冬の京都と大阪・四天王寺の旅【7】人のいない竹林の道・天龍寺・渡月橋

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2022/01/26 - 2022/01/29

4122位(同エリア4639件中)

三峯霧美

三峯霧美さん

コロナの最中に普段は人でごった返している嵐山の竹林の道と天龍寺に行ってみました。

これもこの時期を逃すと、「人がいない」状態は堪能できることは無いと考えてました。

もう二度と味わえないしっとりと落ち着いた嵐山です。

  • 旅の三日目は普段は大混雑する嵐山です。<br />8:22 京都駅からJRで嵯峨嵐山駅に着きました。<br />そこから歩いて、まずは通常は激混みの竹林の道へ行ってみましょう。

    旅の三日目は普段は大混雑する嵐山です。
    8:22 京都駅からJRで嵯峨嵐山駅に着きました。
    そこから歩いて、まずは通常は激混みの竹林の道へ行ってみましょう。

  • 8:35 竹林の道はここから入ります。<br />右手に見える小さなショップは立ち食いするスナック販売店(笑)<br />朝早いから閉まっているのか、それとも、この時期は閉店しているのか?<br />ま、どうでもいいんです、使いませんから。

    8:35 竹林の道はここから入ります。
    右手に見える小さなショップは立ち食いするスナック販売店(笑)
    朝早いから閉まっているのか、それとも、この時期は閉店しているのか?
    ま、どうでもいいんです、使いませんから。

  • 先に進みましょう、竹林の道が始まります。<br />

    先に進みましょう、竹林の道が始まります。

  • 8:40 あ、そうだ、人がいないから、野宮神社にも寄っていこう。<br />ここも普段は鳥居バックに撮影する外国人がたくさんいる場所。<br /><br />前に来たときはキメポーズを迷ってるアジア系の彼女を、みんなで無言で待っていました。はぁ~って心の中でため息つきました。

    8:40 あ、そうだ、人がいないから、野宮神社にも寄っていこう。
    ここも普段は鳥居バックに撮影する外国人がたくさんいる場所。

    前に来たときはキメポーズを迷ってるアジア系の彼女を、みんなで無言で待っていました。はぁ~って心の中でため息つきました。

    野宮神社 寺・神社・教会

  • まだ社務所も開いていません。<br />いつもはラッシュ時の駅なみの人ごみの境内も、静かで、撮影し放題です。<br /><br />お参りもちゃんとしました。

    まだ社務所も開いていません。
    いつもはラッシュ時の駅なみの人ごみの境内も、静かで、撮影し放題です。

    お参りもちゃんとしました。

  • 8:47 さあ、ここからが竹林の道のメイン。<br />この道って、思った以上に坂があるんですね。

    8:47 さあ、ここからが竹林の道のメイン。
    この道って、思った以上に坂があるんですね。

  • いつもは渋谷センター街か原宿竹下通りかと見まごうばかりに人でいっぱいの竹林の道も、静まり返っています。

    いつもは渋谷センター街か原宿竹下通りかと見まごうばかりに人でいっぱいの竹林の道も、静まり返っています。

  • 誰もいない。ああ、なんという贅沢。

    誰もいない。ああ、なんという贅沢。

  • すれ違った方は数人です。<br />道の突き当りの山に大河内山荘があります、まだ中に入ったことがありません。<br />戦後の映画スターだった大河内伝次郎ですが、私は林家喜久蔵さんのモノマネしか知らないのです。

    すれ違った方は数人です。
    道の突き当りの山に大河内山荘があります、まだ中に入ったことがありません。
    戦後の映画スターだった大河内伝次郎ですが、私は林家喜久蔵さんのモノマネしか知らないのです。

  • 結婚式の前撮り写真に来たカップル。<br />白の打掛が竹林に映えますね、撮影し放題、素敵な写真がたくさん撮れたでしょう。お幸せにね!

    結婚式の前撮り写真に来たカップル。
    白の打掛が竹林に映えますね、撮影し放題、素敵な写真がたくさん撮れたでしょう。お幸せにね!

  • 充分に景色を堪能したし、天龍寺は8時半から開いているので、そろそろ移動しましょう。

    充分に景色を堪能したし、天龍寺は8時半から開いているので、そろそろ移動しましょう。

  • ご近所にお住まいでしょうか、散歩に竹林の道なんて、うらやましいなぁ。

    ご近所にお住まいでしょうか、散歩に竹林の道なんて、うらやましいなぁ。

  • 9:02 天龍寺 竹林の道に面した入口です。<br />前回来たときは枝垂れ桜が満開で綺麗だったのですが、人も多かった。

    9:02 天龍寺 竹林の道に面した入口です。
    前回来たときは枝垂れ桜が満開で綺麗だったのですが、人も多かった。

    天龍寺 寺・神社・教会

  • 中国人観光客は竹林の道を見た後、天龍寺の庭を通過して、渡月橋方面に抜けていくルートを使うようで、ぞろぞろと人が歩いていて、騒がしかったのです。

    中国人観光客は竹林の道を見た後、天龍寺の庭を通過して、渡月橋方面に抜けていくルートを使うようで、ぞろぞろと人が歩いていて、騒がしかったのです。

  • この辺りは百花苑といい花の咲く木が植えられています。<br />蝋梅の香が漂っているんですが、小さな花なので、見回してもどこに咲いているのか分かりませんでした。<br />見つけられるのは鮮やかな大きな花だけ。

    この辺りは百花苑といい花の咲く木が植えられています。
    蝋梅の香が漂っているんですが、小さな花なので、見回してもどこに咲いているのか分かりませんでした。
    見つけられるのは鮮やかな大きな花だけ。

  • 前回はお寺の桜のイベントの開催日で、一般人は建物内部の拝観ができませんでした。<br />イベント参加者は左手の「小方丈」に皆さん集まって、お話を聞いてらした。とっても楽しそうだったな。<br />

    前回はお寺の桜のイベントの開催日で、一般人は建物内部の拝観ができませんでした。
    イベント参加者は左手の「小方丈」に皆さん集まって、お話を聞いてらした。とっても楽しそうだったな。

  • 左手に大方丈、右手が曹源池庭園 ふふふ、誰もいない。<br />あの春の騒がしかった庭園が嘘みたいな静けさです。

    左手に大方丈、右手が曹源池庭園 ふふふ、誰もいない。
    あの春の騒がしかった庭園が嘘みたいな静けさです。

  • 冬枯れの庭園も素敵ですね。

    冬枯れの庭園も素敵ですね。

  • 9:39 庫裏に屋内拝観の受付があります。<br />前回拝観できずに消化不良ぎみでした。

    9:39 庫裏に屋内拝観の受付があります。
    前回拝観できずに消化不良ぎみでした。

  • 受付を通ると、正面にあるのが達磨大師の図。<br /><br />足利尊氏に天龍寺の建立を強く勧めたのが夢窓疎石です。<br />宿敵だった後醍醐天皇の菩提を弔うために、「たたり」を恐れていたからでしょうか。

    受付を通ると、正面にあるのが達磨大師の図。

    足利尊氏に天龍寺の建立を強く勧めたのが夢窓疎石です。
    宿敵だった後醍醐天皇の菩提を弔うために、「たたり」を恐れていたからでしょうか。

  • 庫裏と大方丈と小方丈を結ぶ建物 どの建物も広すぎます。

    庫裏と大方丈と小方丈を結ぶ建物 どの建物も広すぎます。

  • 大方丈 本尊は釈迦如来<br />1899年に再建されました。天龍寺は八度も火災にあいましたが、ご本尊はそのたびに持ち出されて天龍寺で一番古い仏像なんだそうです。

    大方丈 本尊は釈迦如来
    1899年に再建されました。天龍寺は八度も火災にあいましたが、ご本尊はそのたびに持ち出されて天龍寺で一番古い仏像なんだそうです。

  • 大方丈の室中の間は48畳あるそうです。大方丈も小方丈も室内に入ることはできません。

    大方丈の室中の間は48畳あるそうです。大方丈も小方丈も室内に入ることはできません。

  • 方丈からの庭の眺め。

    方丈からの庭の眺め。

  • 大方丈の東側の枯山水の庭園です。門がありますから、こっちが方丈の正面にあたります。<br />西側の池のある庭園があまりにも有名で、こっちの庭は、ほぼ庭園の拝観者の通路となっているような場所。

    大方丈の東側の枯山水の庭園です。門がありますから、こっちが方丈の正面にあたります。
    西側の池のある庭園があまりにも有名で、こっちの庭は、ほぼ庭園の拝観者の通路となっているような場所。

  • 大方丈の南側の庭です。

    大方丈の南側の庭です。

  • 方丈の襖絵は1957年に物外道人による雲龍の絵。この絵を描き上げた四か月後に亡くなられたそうです。

    方丈の襖絵は1957年に物外道人による雲龍の絵。この絵を描き上げた四か月後に亡くなられたそうです。

  • 9:48 大方丈から小方丈を見ます。この時間なのに拝観者が数人しかいません。

    9:48 大方丈から小方丈を見ます。この時間なのに拝観者が数人しかいません。

  • 小方丈 こちらは大正時代の再建です。<br />

    小方丈 こちらは大正時代の再建です。

  • 座敷を通して、奥の山の庭がきれいです。額縁効果がきいてます。

    座敷を通して、奥の山の庭がきれいです。額縁効果がきいてます。

  • 小方丈から多宝殿まで、渡り廊下が続いています。<br />

    小方丈から多宝殿まで、渡り廊下が続いています。

  • 渡り廊下の右側には二つの茶室があります。<br />表千家の祥雲閣と裏千家の甘雨亭 こちらも多宝殿と同じ時期に建てられました。

    渡り廊下の右側には二つの茶室があります。
    表千家の祥雲閣と裏千家の甘雨亭 こちらも多宝殿と同じ時期に建てられました。

  • 厚手の靴下をはいていますが、ちょっと足が冷たい。<br />

    厚手の靴下をはいていますが、ちょっと足が冷たい。

  • 多宝殿 昭和9年(1934年)に建立されたもので、すでに90年近く経過。<br />後醍醐天皇が学問所とした場所に建てられています。<br />この周辺は枝垂れ桜が植えられていて、桜の花を下から眺めていました。<br /><br />

    多宝殿 昭和9年(1934年)に建立されたもので、すでに90年近く経過。
    後醍醐天皇が学問所とした場所に建てられています。
    この周辺は枝垂れ桜が植えられていて、桜の花を下から眺めていました。

  • 多宝殿には後醍醐天皇の像、後醍醐天皇の菩提を弔うために建てられたお寺なので、ここは特別な場所でしょう。<br />

    多宝殿には後醍醐天皇の像、後醍醐天皇の菩提を弔うために建てられたお寺なので、ここは特別な場所でしょう。

  • 多宝殿の襖絵も素敵ですね。

    多宝殿の襖絵も素敵ですね。

  • 写経用の机が並んでいます。

    写経用の机が並んでいます。

  • 小方丈からの眺めが、今回のお気に入り。<br />日差しが暖かくて心地よく、ゆっくり庭を眺めようと座り込むと、数人の方が同じように座って庭を眺めています。<br /><br />この日は時間をたっぷり取ってあるので、のんびりと過ごせます。

    小方丈からの眺めが、今回のお気に入り。
    日差しが暖かくて心地よく、ゆっくり庭を眺めようと座り込むと、数人の方が同じように座って庭を眺めています。

    この日は時間をたっぷり取ってあるので、のんびりと過ごせます。

  • 10:22 今回はちょっと奮発したランチ、予約時間まで珍しく余裕があるので、ゆっくり歩いて渡月橋まで行ってみましょうか。

    10:22 今回はちょっと奮発したランチ、予約時間まで珍しく余裕があるので、ゆっくり歩いて渡月橋まで行ってみましょうか。

  • お守りや御朱印のお世話をしてくれる売店は、誰もいません。

    お守りや御朱印のお世話をしてくれる売店は、誰もいません。

  • 法堂の拝観は時期を限定して行われます。<br />前回は雲龍図を見ました。<br />

    法堂の拝観は時期を限定して行われます。
    前回は雲龍図を見ました。

  • 10:26 天龍寺の境内を抜けて、最近話題のお店「パンとエスプレッソと」<br />2019年に開店しました。今どき流行りの古民家ベーカリーカフェ。<br /><br />

    10:26 天龍寺の境内を抜けて、最近話題のお店「パンとエスプレッソと」
    2019年に開店しました。今どき流行りの古民家ベーカリーカフェ。

    パンとエスプレッソと嵐山庭園 グルメ・レストラン

  • かやぶきの建物は南丹市にあった江戸時代に庄屋だった小林家の建物を移築したものです。<br />京都府の指定有形文化財。<br />庭を挟んだ向かいにも建物があり、こちらはパンの販売をしています。<br />美味しそうなパンが並んでいますが、買っても食べられないので、ぐっと我慢。

    かやぶきの建物は南丹市にあった江戸時代に庄屋だった小林家の建物を移築したものです。
    京都府の指定有形文化財。
    庭を挟んだ向かいにも建物があり、こちらはパンの販売をしています。
    美味しそうなパンが並んでいますが、買っても食べられないので、ぐっと我慢。

  • 湯豆腐のお店「嵯峨野」ここを知ったのは40年以上前の雑誌の京都の記事です。<br />たぶん「ノンノ」だった思います。

    湯豆腐のお店「嵯峨野」ここを知ったのは40年以上前の雑誌の京都の記事です。
    たぶん「ノンノ」だった思います。

  • この五百羅漢と一緒に写真で紹介されていました。<br />京都らしい風情のある佇まい。<br /><br />お高いので入ったことはありませんし、この日のランチは別のお店です。

    この五百羅漢と一緒に写真で紹介されていました。
    京都らしい風情のある佇まい。

    お高いので入ったことはありませんし、この日のランチは別のお店です。

  • 桂川に出ました。川沿いの道は工事中で、歩きにくい。

    桂川に出ました。川沿いの道は工事中で、歩きにくい。

  • 渡月橋のすぐ近くに車折神社の頓宮があります。<br />扉が閉まっています。どうもお旅所のようです。

    渡月橋のすぐ近くに車折神社の頓宮があります。
    扉が閉まっています。どうもお旅所のようです。

  • 10:40 嵐山まで来たら、渡月橋には行っておかないとって感じで、撮影しておきました。<br />人、いないですね。

    10:40 嵐山まで来たら、渡月橋には行っておかないとって感じで、撮影しておきました。
    人、いないですね。

    渡月橋 名所・史跡

  • 渡ってる人、まばらです。<br />桂川沿いを歩いてランチを予約しているお店にいきましょう。<br /><br />今回の旅はちょっと美味しい食事にこだわってみました。今までは食事は二の次にし過ぎでしたから。いい調子でお腹も減ってきた!

    渡ってる人、まばらです。
    桂川沿いを歩いてランチを予約しているお店にいきましょう。

    今回の旅はちょっと美味しい食事にこだわってみました。今までは食事は二の次にし過ぎでしたから。いい調子でお腹も減ってきた!

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