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「境港駅」からスタートして水木しげるによる妖怪たちの像巡りを始めましたが、すぐに魅了されてしまいます。最初に立ち寄った駅前公園にはゲゲゲの鬼太郎以外にも大好きな悪魔くんのキャラクターのパネルもあります。1966年の5歳の時にテレビで観た実写版の白黒の「悪魔くん」が怖かったことを覚えています。「ゲゲゲの鬼太郎」がテレビのアニメでスタートしたのが1968年の7歳の時なので、「悪魔くん」の方が最初に出会った水木しげるの作品でした。個人的には「縄文少年ヨギ」「最初の米・よみのくに」「化木人のなぞ」など1960年代の作品に好きなものが多いです。2年前に遠野へ5日ほど行った際には「水木しげるの遠野物語」も買い求め、金沢へ行くときには「水木しげるの泉鏡花伝」を買うほど現在も身近な作家でもあります。さて「水木しげるロード」を歩く目的は2つあって、先ほど観光案内所で買った「妖怪ガイドブック」にあるスタンプ欄を埋めることと妖怪のブロンズ像の写真を撮ることです。通りの両側に分散されて設置されているので南側を進んで、「水木しげる記念館」を見学して、北側の道を戻ることにしました。スタンプを押して写真を撮っていると先に歩いている妻が「スタンプここにあるわよ。」と教えてくれます。なんてすばらしいナビゲーターだろうと感謝していると「〇〇ちゃん、スタンプここにあるわよ。」と小学生のママも同じことを言っています。横でスタンプを押している小学生を見ながら心に中で「押し方へただなぁ。」なんて思ってしまい、いけないいけないと反省します。子供の頃に国鉄のキャンペーンの「DISCOVER JAPAN」が始まって、旅行に行くたびにスタンプを押していたので、こちらは50年のキャリアがあります。この日もお盆前の暑い日でしたが、汗をかきながら小学生に戻ったような気持ちの夏休みの1日でした。

ダイヤモンドプリンセス リベンジの夏祭りクルーズ(7)水木しげるロードの悪魔くんとゲゲゲの鬼太郎を見て、51年前にタイムスリップする。

2いいね!

2024/08/09 - 2024/08/09

705位(同エリア796件中)

kojikoji

kojikojiさん

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「境港駅」からスタートして水木しげるによる妖怪たちの像巡りを始めましたが、すぐに魅了されてしまいます。最初に立ち寄った駅前公園にはゲゲゲの鬼太郎以外にも大好きな悪魔くんのキャラクターのパネルもあります。1966年の5歳の時にテレビで観た実写版の白黒の「悪魔くん」が怖かったことを覚えています。「ゲゲゲの鬼太郎」がテレビのアニメでスタートしたのが1968年の7歳の時なので、「悪魔くん」の方が最初に出会った水木しげるの作品でした。個人的には「縄文少年ヨギ」「最初の米・よみのくに」「化木人のなぞ」など1960年代の作品に好きなものが多いです。2年前に遠野へ5日ほど行った際には「水木しげるの遠野物語」も買い求め、金沢へ行くときには「水木しげるの泉鏡花伝」を買うほど現在も身近な作家でもあります。さて「水木しげるロード」を歩く目的は2つあって、先ほど観光案内所で買った「妖怪ガイドブック」にあるスタンプ欄を埋めることと妖怪のブロンズ像の写真を撮ることです。通りの両側に分散されて設置されているので南側を進んで、「水木しげる記念館」を見学して、北側の道を戻ることにしました。スタンプを押して写真を撮っていると先に歩いている妻が「スタンプここにあるわよ。」と教えてくれます。なんてすばらしいナビゲーターだろうと感謝していると「〇〇ちゃん、スタンプここにあるわよ。」と小学生のママも同じことを言っています。横でスタンプを押している小学生を見ながら心に中で「押し方へただなぁ。」なんて思ってしまい、いけないいけないと反省します。子供の頃に国鉄のキャンペーンの「DISCOVER JAPAN」が始まって、旅行に行くたびにスタンプを押していたので、こちらは50年のキャリアがあります。この日もお盆前の暑い日でしたが、汗をかきながら小学生に戻ったような気持ちの夏休みの1日でした。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.5
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
高速・路線バス 観光バス タクシー JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
  • 「境港駅」から「水木しげるロード」に入ります。ここには水木しげるの描いた妖怪たちの小さな像があることは知っていました。今日もここに来るまではその全部の写真を撮るつもりはありませんでしたが、観光案内所でスタンプブックを買ってしまったら、気分は夏休みの小学生になってしまいました。

    「境港駅」から「水木しげるロード」に入ります。ここには水木しげるの描いた妖怪たちの小さな像があることは知っていました。今日もここに来るまではその全部の写真を撮るつもりはありませんでしたが、観光案内所でスタンプブックを買ってしまったら、気分は夏休みの小学生になってしまいました。

    水木しげるロード 名所・史跡

  • 「姑獲鳥(うぶめ)」20<br />江戸時代初頭の日本では日本の妖怪「産女(うぶめ)」が中国の妖怪である「姑獲鳥(こかくちょう)」と同一視され、「姑獲鳥」と書いて「うぶめ」と読むようになりました。これは産婦にまつわる伝承において混同されたようです。

    「姑獲鳥(うぶめ)」20
    江戸時代初頭の日本では日本の妖怪「産女(うぶめ)」が中国の妖怪である「姑獲鳥(こかくちょう)」と同一視され、「姑獲鳥」と書いて「うぶめ」と読むようになりました。これは産婦にまつわる伝承において混同されたようです。

  • 「のっぺらぼう」21<br />外見は人に近いのですが、その顔には目も鼻の口がないという日本の妖怪です。古くから落語や講談などの怪談や妖怪絵巻に登場する有名な妖怪であり、小泉八雲の「怪談」の「貉(ムジナ)」に登場する妖怪としても知られます。子供の頃に寝る前に父が本を読んでくれたのですが、その1つが「階段」だったことがあり、余計に眠れなくなったことを思い出します。ゲゲゲの鬼太郎では人魂の天婦羅を食べさせて、食べた人の顔を盗んでいました。

    「のっぺらぼう」21
    外見は人に近いのですが、その顔には目も鼻の口がないという日本の妖怪です。古くから落語や講談などの怪談や妖怪絵巻に登場する有名な妖怪であり、小泉八雲の「怪談」の「貉(ムジナ)」に登場する妖怪としても知られます。子供の頃に寝る前に父が本を読んでくれたのですが、その1つが「階段」だったことがあり、余計に眠れなくなったことを思い出します。ゲゲゲの鬼太郎では人魂の天婦羅を食べさせて、食べた人の顔を盗んでいました。

  • 「丸毛(まるげ)」22<br />「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する小さくて丸い毛むくじゃらの妖怪で、口が頭のてっぺんについているため、貯金箱のふりをしています。お金を入れる時は大人しくしていますが、取り出そうとすると指にかみつき、お金が貯まるとどこかに消えてしまいます。<br />

    「丸毛(まるげ)」22
    「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する小さくて丸い毛むくじゃらの妖怪で、口が頭のてっぺんについているため、貯金箱のふりをしています。お金を入れる時は大人しくしていますが、取り出そうとすると指にかみつき、お金が貯まるとどこかに消えてしまいます。

  • 「千代むすび」は境港市唯一の蔵元で、酒蔵の直売所はこの「水木しげるロード」沿いにあります。「ゲゲゲの鬼太郎(第6シリーズ)」の「蟹坊主と古の謎」では境港市が舞台になっており、大正橋売店が描かれています。看板の銘柄名は「千代むすめ」になっているそうです。

    「千代むすび」は境港市唯一の蔵元で、酒蔵の直売所はこの「水木しげるロード」沿いにあります。「ゲゲゲの鬼太郎(第6シリーズ)」の「蟹坊主と古の謎」では境港市が舞台になっており、大正橋売店が描かれています。看板の銘柄名は「千代むすめ」になっているそうです。

  • 「だるま」23<br />通常のダルマと違って手と足が生えています。戦うときはお腹から子ダルマを出して攻撃します。この子ダルマは内臓なので、心臓の子ダルマを攻撃されると他の子ダルマは弱ってしまいます。

    「だるま」23
    通常のダルマと違って手と足が生えています。戦うときはお腹から子ダルマを出して攻撃します。この子ダルマは内臓なので、心臓の子ダルマを攻撃されると他の子ダルマは弱ってしまいます。

  • 「ねずみ男」24<br />鬼太郎の悪友で人間と妖怪との間に生まれた半妖怪です。水木しげるが創作した妖怪キャラクターで、通称は「ゲゲゲの鬼太郎」に対して、「ビビビのねずみ男」と呼びます。「ビビビの~」の通り名はビンタの音が由来と言われますが、金儲けの予感がするとヒゲが「ビビビ」と震えるとも言われます。<br />

    「ねずみ男」24
    鬼太郎の悪友で人間と妖怪との間に生まれた半妖怪です。水木しげるが創作した妖怪キャラクターで、通称は「ゲゲゲの鬼太郎」に対して、「ビビビのねずみ男」と呼びます。「ビビビの~」の通り名はビンタの音が由来と言われますが、金儲けの予感がするとヒゲが「ビビビ」と震えるとも言われます。

  • 「鬼太郎のゲタ」25<br />みんなこれを履くようで、ピカピカに輝いています。鬼太郎は霊気の篭った下駄を飛ばして相手を攻撃します。鬼太郎の脳波で自在にコントロールすることが可能ですが、手に直接付けて殴りつけるパターンも存在あります。鬼太郎以外が履いた際にその相手を遠隔操作する力もあり、吸引力を発揮して壁や天井を歩いたりすることも出来ます。

    「鬼太郎のゲタ」25
    みんなこれを履くようで、ピカピカに輝いています。鬼太郎は霊気の篭った下駄を飛ばして相手を攻撃します。鬼太郎の脳波で自在にコントロールすることが可能ですが、手に直接付けて殴りつけるパターンも存在あります。鬼太郎以外が履いた際にその相手を遠隔操作する力もあり、吸引力を発揮して壁や天井を歩いたりすることも出来ます。

  • 「つるべおとし」52<br />釣瓶落とし(つるべおとし)は、京都府や滋賀県などに伝わる妖怪で、カヤの木の上から突然落ちてきてゲラゲラと笑い出し、「夜業すんだか、釣瓶下ろそか、ぎいぎい」と言って再び木の上に上がっていくといわれます。また曽我部村の字寺でいう釣瓶下ろしは古い松の木から生首が降りてきて人を喰らい、飽食するのか当分は現れず、二三日経つとまた現れるといいます。

    「つるべおとし」52
    釣瓶落とし(つるべおとし)は、京都府や滋賀県などに伝わる妖怪で、カヤの木の上から突然落ちてきてゲラゲラと笑い出し、「夜業すんだか、釣瓶下ろそか、ぎいぎい」と言って再び木の上に上がっていくといわれます。また曽我部村の字寺でいう釣瓶下ろしは古い松の木から生首が降りてきて人を喰らい、飽食するのか当分は現れず、二三日経つとまた現れるといいます。

  • 「竹切狸」53<br />山の竹藪の中に棲んでおり、竹を切る音を立てて人を化かす古狸です。夜になると竹薮から「チョン、チョン」と竹の小枝を払う音が聞こえ、さらに「キィキィ」と根元を切る音がし、最後には「ザザッ」と竹が地面に倒れる音がします。夜が明けてからその竹薮に行っても、竹が切られた痕跡はありません。

    「竹切狸」53
    山の竹藪の中に棲んでおり、竹を切る音を立てて人を化かす古狸です。夜になると竹薮から「チョン、チョン」と竹の小枝を払う音が聞こえ、さらに「キィキィ」と根元を切る音がし、最後には「ザザッ」と竹が地面に倒れる音がします。夜が明けてからその竹薮に行っても、竹が切られた痕跡はありません。

  • 「砂かけ婆」54<br />鬼太郎と共に戦う正義の妖怪としての活躍により一躍全国的に有名な妖怪となり、和服の老婆姿が一般的なイメージとなっています。妖怪研究家の京極夏彦によれば、この妖怪画は佐渡島の郷土芸能である鬼太鼓の面がモデルとされるそうです。

    「砂かけ婆」54
    鬼太郎と共に戦う正義の妖怪としての活躍により一躍全国的に有名な妖怪となり、和服の老婆姿が一般的なイメージとなっています。妖怪研究家の京極夏彦によれば、この妖怪画は佐渡島の郷土芸能である鬼太鼓の面がモデルとされるそうです。

  • 「貧乏神」59<br />取りついた人間やその家族を貧乏にする神で、基本的には薄汚れた老人の姿で痩せこけた体で顔色は青ざめ、手に渋団扇を持って悲しそうな表情で現れますが、どんな姿でも怠け者が好きなことには変わりないとされます。家に憑く際には押入れに好んで住み着くといわれます。

    「貧乏神」59
    取りついた人間やその家族を貧乏にする神で、基本的には薄汚れた老人の姿で痩せこけた体で顔色は青ざめ、手に渋団扇を持って悲しそうな表情で現れますが、どんな姿でも怠け者が好きなことには変わりないとされます。家に憑く際には押入れに好んで住み着くといわれます。

  • 「たにぐく」60<br />多邇具久という字が当てられ、日本神話に登場する神です。大國主が出雲の御大岬(美保岬)にいたとき、海の向こうから小さな神がやって来ましたが名を尋ねても答えず、誰もこの神の名を知りませんでした。この時に「かかしの久延毘古なら知っているはず。」と注進したのがヒキガエルの多邇具久ででした。

    「たにぐく」60
    多邇具久という字が当てられ、日本神話に登場する神です。大國主が出雲の御大岬(美保岬)にいたとき、海の向こうから小さな神がやって来ましたが名を尋ねても答えず、誰もこの神の名を知りませんでした。この時に「かかしの久延毘古なら知っているはず。」と注進したのがヒキガエルの多邇具久ででした。

  • 「八岐大蛇(やまたのおろち)」61<br />「古事記」と「日本書紀」に登場する大蛇ですで、八つの頭に八本の尾を持ち、ほおずきのような真っ赤な目をし、体は苔生して杉や桧まで生えており、腹には絶えず血が流れてただれ、八つの谷と八つの尾根に渡るほど巨大でした。

    「八岐大蛇(やまたのおろち)」61
    「古事記」と「日本書紀」に登場する大蛇ですで、八つの頭に八本の尾を持ち、ほおずきのような真っ赤な目をし、体は苔生して杉や桧まで生えており、腹には絶えず血が流れてただれ、八つの谷と八つの尾根に渡るほど巨大でした。

  • 「大元神(おおもとがみ)」62<br />石見地方には「大元神」と呼ばれる農耕にまつわる土着の豊穣神が存在し、その神を信仰する「大元信仰」という民間信仰が古くから根付いていたと言われています。「大元神」は「荒神」とともに村の守護神として信仰され、神木に蛇わら(蛇ではなく龍の場合もあるが)を巻きつけた状態で祀られ、開拓祖新(部族の祖先)だとされます。

    「大元神(おおもとがみ)」62
    石見地方には「大元神」と呼ばれる農耕にまつわる土着の豊穣神が存在し、その神を信仰する「大元信仰」という民間信仰が古くから根付いていたと言われています。「大元神」は「荒神」とともに村の守護神として信仰され、神木に蛇わら(蛇ではなく龍の場合もあるが)を巻きつけた状態で祀られ、開拓祖新(部族の祖先)だとされます。

  • 「アマメハギ」63<br />囲炉裏や火鉢に長くあたっているとできる火だこのことをアマメと言い、怠け者の証しとされています。これを剥ぎ取る妖怪が「アマメハギ」です。類似の行事は日本各地に伝わっており、特に日本海側に多く、秋田県男鹿のなまはげ、山形県遊佐町のアマハゲ、福井県のあっぽっしゃなどがあります。

    「アマメハギ」63
    囲炉裏や火鉢に長くあたっているとできる火だこのことをアマメと言い、怠け者の証しとされています。これを剥ぎ取る妖怪が「アマメハギ」です。類似の行事は日本各地に伝わっており、特に日本海側に多く、秋田県男鹿のなまはげ、山形県遊佐町のアマハゲ、福井県のあっぽっしゃなどがあります。

  • 「隠神刑部狸(いぬがみぎょうぶ)」64<br />伊予国松山に伝わる化け狸で、千葉の木更津の「証城寺の狸」群馬の舘林の「分福茶釜」と並んで日本三大狸話の1つに数えられます。四国は狸の民話や伝説が多く、特に松山の狸は天智天皇の時代に端を発するほどの歴史を持ちます。狸が狸を生んだ結果、その数は808匹にもなり、その総帥が隠神刑部です。隠神刑部は久万山の古い岩屋に住み、松山城を守護し続けていたという化け狸であり、眷属の数から「八百八狸(はっぴゃくやたぬき)」とも呼ばれます。四国最高の神通力を持ち、「刑部」とは松山城の城主の先祖から授かった称号です。

    「隠神刑部狸(いぬがみぎょうぶ)」64
    伊予国松山に伝わる化け狸で、千葉の木更津の「証城寺の狸」群馬の舘林の「分福茶釜」と並んで日本三大狸話の1つに数えられます。四国は狸の民話や伝説が多く、特に松山の狸は天智天皇の時代に端を発するほどの歴史を持ちます。狸が狸を生んだ結果、その数は808匹にもなり、その総帥が隠神刑部です。隠神刑部は久万山の古い岩屋に住み、松山城を守護し続けていたという化け狸であり、眷属の数から「八百八狸(はっぴゃくやたぬき)」とも呼ばれます。四国最高の神通力を持ち、「刑部」とは松山城の城主の先祖から授かった称号です。

  • 「田の神」65<br />日本の農耕民の間で稲作の豊凶を見守り、稲作の豊穣をもたらすと信じられてきた神です。作神や農神、百姓神や野神と呼ばれることもあります。

    「田の神」65
    日本の農耕民の間で稲作の豊凶を見守り、稲作の豊穣をもたらすと信じられてきた神です。作神や農神、百姓神や野神と呼ばれることもあります。

  • 「件(くだん)」66<br />19世紀前半ごろから日本各地で知られる予言獣(妖怪)で、「件」(=人/にんべん+牛)の文字通り、半人半牛の姿をした妖怪として知られています。生まれると何かしらの予言を行い、すぐに死んでしまいます。予言は必ずその通りになるといわれます。

    「件(くだん)」66
    19世紀前半ごろから日本各地で知られる予言獣(妖怪)で、「件」(=人/にんべん+牛)の文字通り、半人半牛の姿をした妖怪として知られています。生まれると何かしらの予言を行い、すぐに死んでしまいます。予言は必ずその通りになるといわれます。

  • 「クサビラ神」67<br />滋賀県草津市の東の郊外に「菌神社」という社があります。「菌」はクサビラと読みキノコを意味します。舒明(じょめい)天皇の630年ころ、この辺りにひどい飢饉があり、人々は餓死寸前の状態に追いこまれました。そのときに森やその周辺一帯にそれまではなかったキノコが大発生しました。そのキノコを口にしたところ、食べられるものであることが分かりました。近隣の人々はこのキノコを食べることで餓死の難からまぬがれたことから、「菌神社」として祀りました。

    「クサビラ神」67
    滋賀県草津市の東の郊外に「菌神社」という社があります。「菌」はクサビラと読みキノコを意味します。舒明(じょめい)天皇の630年ころ、この辺りにひどい飢饉があり、人々は餓死寸前の状態に追いこまれました。そのときに森やその周辺一帯にそれまではなかったキノコが大発生しました。そのキノコを口にしたところ、食べられるものであることが分かりました。近隣の人々はこのキノコを食べることで餓死の難からまぬがれたことから、「菌神社」として祀りました。

  • 「龍」68<br />龍は水中か地中に棲むとされることが多く、その啼き声によって雷雲や嵐を呼び、また竜巻となって天空に昇り自在に飛翔すると言われます。また口辺に長髯をたくわえ、喉下には一尺四方の逆鱗があり、顎下に宝珠を持っていると言われまする。秋になると淵の中に潜み、春には天に昇ります。

    「龍」68
    龍は水中か地中に棲むとされることが多く、その啼き声によって雷雲や嵐を呼び、また竜巻となって天空に昇り自在に飛翔すると言われます。また口辺に長髯をたくわえ、喉下には一尺四方の逆鱗があり、顎下に宝珠を持っていると言われまする。秋になると淵の中に潜み、春には天に昇ります。

  • 「川赤子(かわあかご)」79<br />水木しげるの著書などによれば、赤ん坊の泣き声を出して人をだまします。可哀そうに思った人間が赤ん坊を助けようと近づくと、別の方向から鳴き声を上げます。これを繰り返した挙句に助けようとした者は、足をすくわれて水の中に落ちてしまい、その姿を面白がるといいます。

    「川赤子(かわあかご)」79
    水木しげるの著書などによれば、赤ん坊の泣き声を出して人をだまします。可哀そうに思った人間が赤ん坊を助けようと近づくと、別の方向から鳴き声を上げます。これを繰り返した挙句に助けようとした者は、足をすくわれて水の中に落ちてしまい、その姿を面白がるといいます。

  • 「濡れ女」80<br />越後国と会津の境のとある川岸に若者たちが木材を得るために何艘かの船で出かけたところ1艘が彼方へ流されてしまいます。流れた船の者たちが髪を洗っている1人の女を見つけて不思議に思っていましたが、やがて悲鳴を上げて必死に船を漕ぎ出します。ようやく仲間の船と合流し、仲間が「大蛇でも見たか?」と尋ねると流されたほうの者たちは「もっと恐ろしいものだ。濡女だ!」と答えました。「濡れ女」の尻尾は3町(約327メートル)先まで届くので、見つかったら最後で決して逃げることはできないのだといわれ、その仲間たちもついに戻って来ることはありませんでした。

    「濡れ女」80
    越後国と会津の境のとある川岸に若者たちが木材を得るために何艘かの船で出かけたところ1艘が彼方へ流されてしまいます。流れた船の者たちが髪を洗っている1人の女を見つけて不思議に思っていましたが、やがて悲鳴を上げて必死に船を漕ぎ出します。ようやく仲間の船と合流し、仲間が「大蛇でも見たか?」と尋ねると流されたほうの者たちは「もっと恐ろしいものだ。濡女だ!」と答えました。「濡れ女」の尻尾は3町(約327メートル)先まで届くので、見つかったら最後で決して逃げることはできないのだといわれ、その仲間たちもついに戻って来ることはありませんでした。

  • 「鬼太郎と目玉おやじ」81/82<br />ここまで「水木しげるロード」の南側を歩いてきて、その妖怪の多くを覚えている自分が不思議でした。もう50年以上忘れていた記憶が蘇ってきます。漫画やテレビだけではない何か妖怪図鑑のようなものがあったような気がしますがはっきり思い出せません。

    「鬼太郎と目玉おやじ」81/82
    ここまで「水木しげるロード」の南側を歩いてきて、その妖怪の多くを覚えている自分が不思議でした。もう50年以上忘れていた記憶が蘇ってきます。漫画やテレビだけではない何か妖怪図鑑のようなものがあったような気がしますがはっきり思い出せません。

  • 「小豆洗い」83<br />ショキショキと音をたてて川で小豆を洗うといわれる妖怪で、日本各地に伝承が残っていますが、その地方によって違いがあるようです。

    「小豆洗い」83
    ショキショキと音をたてて川で小豆を洗うといわれる妖怪で、日本各地に伝承が残っていますが、その地方によって違いがあるようです。

  • 「ガラッパ」84<br />一般の河童より手足が長いのが特徴で、座ると膝が頭より高い位置にくると言われ、全身に毛があり、後ろ足で立って歩きます。皮膚の色は人間と同じ茶褐色をしていたと伝えられます。悪戯が大好きで、山中で驚いたり道に迷ったりするのはすべてガラッパの仕業とされます。相撲を取るときには一本背負いや左右に引っ張ってはいけないとされます。頭を触られるのを嫌がり、人間を見ると無性に相撲を取りたくなる性格です。

    「ガラッパ」84
    一般の河童より手足が長いのが特徴で、座ると膝が頭より高い位置にくると言われ、全身に毛があり、後ろ足で立って歩きます。皮膚の色は人間と同じ茶褐色をしていたと伝えられます。悪戯が大好きで、山中で驚いたり道に迷ったりするのはすべてガラッパの仕業とされます。相撲を取るときには一本背負いや左右に引っ張ってはいけないとされます。頭を触られるのを嫌がり、人間を見ると無性に相撲を取りたくなる性格です。

  • 「蟹坊主」85<br />甲斐国万力村にあった長源寺の住職のもとを雲水が訪ねて問答を申し込み、「両足八足、横行自在にして眼、天を差す時如何」と問います。答に詰まる住職を雲水は殴り殺して立ち去りましたた。その後も代々の住職が同様に死に、とうとう寺は無人となりました。話を聞いた法印という旅の僧がここに泊まったところ、例の雲水が訪ねて来て同様の問答を仕掛けたので「お前はカニだろう」と言って独鈷を投げつけると、雲水は巨大なカニの正体を現し、砕けた甲羅から血を流しつつ逃げ去りました。

    「蟹坊主」85
    甲斐国万力村にあった長源寺の住職のもとを雲水が訪ねて問答を申し込み、「両足八足、横行自在にして眼、天を差す時如何」と問います。答に詰まる住職を雲水は殴り殺して立ち去りましたた。その後も代々の住職が同様に死に、とうとう寺は無人となりました。話を聞いた法印という旅の僧がここに泊まったところ、例の雲水が訪ねて来て同様の問答を仕掛けたので「お前はカニだろう」と言って独鈷を投げつけると、雲水は巨大なカニの正体を現し、砕けた甲羅から血を流しつつ逃げ去りました。

  • 「かみきり」86<br />髪切り(かみきり)は人間の頭髪を密かに切るといわれる妖怪で、江戸の紺屋町では夜中に道を歩いている人が男女かまわず髪を元結(もとゆい)から切られる怪異が多発しましたが本人はまったく気づかず、切られた髪は結ったまま道に落ちていたといわれます。

    「かみきり」86
    髪切り(かみきり)は人間の頭髪を密かに切るといわれる妖怪で、江戸の紺屋町では夜中に道を歩いている人が男女かまわず髪を元結(もとゆい)から切られる怪異が多発しましたが本人はまったく気づかず、切られた髪は結ったまま道に落ちていたといわれます。

  • 「一反木綿」87<br />約一反(長さ約10.6メートル、幅約30センチメートル)の木綿のようなものが夕暮れ時にヒラヒラと飛んで人を襲うとされます。首に巻きついたり、顔を覆ったりして窒息死させるともいわれており、巻かれた反物のような状態でくるくる回りながら素早く飛来し、人を体に巻き込んで空へ飛び去ってしまうといいます。

    「一反木綿」87
    約一反(長さ約10.6メートル、幅約30センチメートル)の木綿のようなものが夕暮れ時にヒラヒラと飛んで人を襲うとされます。首に巻きついたり、顔を覆ったりして窒息死させるともいわれており、巻かれた反物のような状態でくるくる回りながら素早く飛来し、人を体に巻き込んで空へ飛び去ってしまうといいます。

  • 「袖引小僧」88<br />夕暮れの帰宅を急ぐ者の袖をクイと引かれ、振り向くが誰もいない。気を取り直して歩き出そうとするとまたも手がクイと引かれるといわれます。伝承地での話では袖引小僧は元は落武者の霊であり、落武者が通行人に助けを求めて袖を引いているとも、貧乏な家の子供が道端の地蔵の陰で共働きの両親の帰りを待っていて、両親が帰って来たので飛び出したところ、両親は最近評判の盗賊だと思って殴りつけて死なせてしまい、その子供の霊が袖引き小僧となったとも伝えられます。

    「袖引小僧」88
    夕暮れの帰宅を急ぐ者の袖をクイと引かれ、振り向くが誰もいない。気を取り直して歩き出そうとするとまたも手がクイと引かれるといわれます。伝承地での話では袖引小僧は元は落武者の霊であり、落武者が通行人に助けを求めて袖を引いているとも、貧乏な家の子供が道端の地蔵の陰で共働きの両親の帰りを待っていて、両親が帰って来たので飛び出したところ、両親は最近評判の盗賊だと思って殴りつけて死なせてしまい、その子供の霊が袖引き小僧となったとも伝えられます。

  • 「豆腐小僧」89<br />頭に笠をかぶり盆にのせた豆腐を乗せた姿で描かれます。顔は人間の子供そのままのタイプや、一つ目であるタイプなどが見られます。豆腐小僧の絵に見られる豆腐は、紅葉豆腐(こうようどうふ)と呼ばれ、紅葉の葉のかたちが浮き出た豆腐が描かれています。これは江戸時代後期に実際に販売されていた豆腐です。

    「豆腐小僧」89
    頭に笠をかぶり盆にのせた豆腐を乗せた姿で描かれます。顔は人間の子供そのままのタイプや、一つ目であるタイプなどが見られます。豆腐小僧の絵に見られる豆腐は、紅葉豆腐(こうようどうふ)と呼ばれ、紅葉の葉のかたちが浮き出た豆腐が描かれています。これは江戸時代後期に実際に販売されていた豆腐です。

  • 「すねこすり」90<br />犬のような姿形をしていて雨の降る夜に現れ、夜道を歩いていると足の間をこすりながら通り抜けるとされます。水木しげるは「犬の姿形」という点から犬の根付をデザインに用いて描き起こしています。

    「すねこすり」90
    犬のような姿形をしていて雨の降る夜に現れ、夜道を歩いていると足の間をこすりながら通り抜けるとされます。水木しげるは「犬の姿形」という点から犬の根付をデザインに用いて描き起こしています。

  • 「かじゃぽ」91<br />山に移り住んだ河童が変化したものとする説が有力で、6歳から7歳ほどの子供の背丈で、頭に皿をかぶり、いわゆる芥子坊主のようともいわれます。青い衣を身に着けているといわれる一方で、犬はその姿を見ることができますが人間の目には見えないとも言われ、人間の唾を嫌うとされます。

    「かじゃぽ」91
    山に移り住んだ河童が変化したものとする説が有力で、6歳から7歳ほどの子供の背丈で、頭に皿をかぶり、いわゆる芥子坊主のようともいわれます。青い衣を身に着けているといわれる一方で、犬はその姿を見ることができますが人間の目には見えないとも言われ、人間の唾を嫌うとされます。

  • 「べとべとさん」92<br />夜道を歩く人間の後をつけてくるといわれ、足音がするのみで人に危害を加えることはないとされます。足音を不気味に感じるときには道の片側に寄って「べとべとさん、お先にお越し」などと唱えればついてきた人間から離れるといわれます。

    「べとべとさん」92
    夜道を歩く人間の後をつけてくるといわれ、足音がするのみで人に危害を加えることはないとされます。足音を不気味に感じるときには道の片側に寄って「べとべとさん、お先にお越し」などと唱えればついてきた人間から離れるといわれます。

  • 「がしゃどくろ」92<br />戦死者や野垂れ死にした者など、埋葬されなかった死者たちの骸骨や怨念が集まって巨大な骸骨の姿になったとされます。夜中にガチガチという音を立ててさまよい歩き、生者を見つけると襲いかかり、握りつぶして食べるといいます。歌川国芳の「相馬の古内裏」のイメージに重なります。

    「がしゃどくろ」92
    戦死者や野垂れ死にした者など、埋葬されなかった死者たちの骸骨や怨念が集まって巨大な骸骨の姿になったとされます。夜中にガチガチという音を立ててさまよい歩き、生者を見つけると襲いかかり、握りつぶして食べるといいます。歌川国芳の「相馬の古内裏」のイメージに重なります。

  • 「朱の盤」94<br />恐ろしい顔を見せて人を驚かせる妖怪で、この妖怪に会うと魂を抜かれるとされます。朱の盤という化け物が出るとの話を聞き、ある若侍がその正体を見届けようと夜中に出かけました。すると別の若い侍に出会ったので、四方山話のついでに、「ここには朱の盤というものが出るそうであるが、貴殿はご存知か?」と問うと、相手の侍が「それはこのようなものでござるか」と言って見せた顔は、満面朱を流したように赤く、髪は針のようで、額には1本の角、目は星のように輝き、口は耳まで裂け、牙をかみ鳴らす音は雷鳴のとどろくようでした。若侍は余りの恐ろしさに気を失いましたが、しばらくして息を吹き返して夜道を急ぐと1軒の家があり、女房が1人で留守番をしていましたた。安堵して先刻化け物に出会った云々の話をすると女房は「それは大変な目にあわれました。してその化け物はこんな顔でありましたか」と言って、またさっきの化け物の顔になりました。若侍は家を飛び出してやっとの思い出自宅に逃げ戻りましたが、100日寝込んだ末に亡くなったといいます。

    「朱の盤」94
    恐ろしい顔を見せて人を驚かせる妖怪で、この妖怪に会うと魂を抜かれるとされます。朱の盤という化け物が出るとの話を聞き、ある若侍がその正体を見届けようと夜中に出かけました。すると別の若い侍に出会ったので、四方山話のついでに、「ここには朱の盤というものが出るそうであるが、貴殿はご存知か?」と問うと、相手の侍が「それはこのようなものでござるか」と言って見せた顔は、満面朱を流したように赤く、髪は針のようで、額には1本の角、目は星のように輝き、口は耳まで裂け、牙をかみ鳴らす音は雷鳴のとどろくようでした。若侍は余りの恐ろしさに気を失いましたが、しばらくして息を吹き返して夜道を急ぐと1軒の家があり、女房が1人で留守番をしていましたた。安堵して先刻化け物に出会った云々の話をすると女房は「それは大変な目にあわれました。してその化け物はこんな顔でありましたか」と言って、またさっきの化け物の顔になりました。若侍は家を飛び出してやっとの思い出自宅に逃げ戻りましたが、100日寝込んだ末に亡くなったといいます。

  • 「山童(やまわら)」95<br />九州をはじめとする西日本に伝わる山に出る妖怪で、河童が山の中に入った存在であるとも言い伝えられています。山中で樵(きこり)の仕事を手伝ってくれることがあり、そんな時に礼として酒やにぎり飯をあげると繰り返し手伝ってくれるといいます。山童に渡す礼の品物は必ずはじめに約束した物でなければならず、違う物を渡すと山童は非常に怒ります。また、仕事前に礼を渡すと食い逃げをされてしまう事もあったといいます。

    「山童(やまわら)」95
    九州をはじめとする西日本に伝わる山に出る妖怪で、河童が山の中に入った存在であるとも言い伝えられています。山中で樵(きこり)の仕事を手伝ってくれることがあり、そんな時に礼として酒やにぎり飯をあげると繰り返し手伝ってくれるといいます。山童に渡す礼の品物は必ずはじめに約束した物でなければならず、違う物を渡すと山童は非常に怒ります。また、仕事前に礼を渡すと食い逃げをされてしまう事もあったといいます。

  • 「雷獣」96<br />落雷とともに現れるといわれる妖怪で、東日本を中心とする日本各地に伝説が残されており、江戸時代の随筆や近代の民俗資料にも名が多く見られます。一説には「平家物語」において源頼政に退治された妖怪の鵺(ぬえ)は実際のところ雷獣であるともいわれます。

    「雷獣」96
    落雷とともに現れるといわれる妖怪で、東日本を中心とする日本各地に伝説が残されており、江戸時代の随筆や近代の民俗資料にも名が多く見られます。一説には「平家物語」において源頼政に退治された妖怪の鵺(ぬえ)は実際のところ雷獣であるともいわれます。

  • 「呼子」94<br />鳥取では山中に住む呼子(よぶこ)または呼子鳥(よぶこどり)という者が、山彦の声を発すると考えられていました。山や谷の斜面に向かって音を発したとき、それが反響して遅れて返って来る現象を山彦が応えた声、あるいは山彦が引き起こした現象と考え「山彦」と呼びます。また樹木の霊「木霊(木魂)」が応えた声と考え「木霊(こだま)」とも呼びます。

    「呼子」94
    鳥取では山中に住む呼子(よぶこ)または呼子鳥(よぶこどり)という者が、山彦の声を発すると考えられていました。山や谷の斜面に向かって音を発したとき、それが反響して遅れて返って来る現象を山彦が応えた声、あるいは山彦が引き起こした現象と考え「山彦」と呼びます。また樹木の霊「木霊(木魂)」が応えた声と考え「木霊(こだま)」とも呼びます。

  • 「山爺(やまじじい)」98<br />一つ目一本足の爺の姿をした妖怪といわれ、高知県をはじめとする四国地方に伝承されており、身長が3尺から4尺(約90~120センチメートルで)、全身に鼠色の短毛が生えており、目は二つ目だが片方が大きく片方が非常に小さいため、一つ目に見えます。

    「山爺(やまじじい)」98
    一つ目一本足の爺の姿をした妖怪といわれ、高知県をはじめとする四国地方に伝承されており、身長が3尺から4尺(約90~120センチメートルで)、全身に鼠色の短毛が生えており、目は二つ目だが片方が大きく片方が非常に小さいため、一つ目に見えます。

  • 「土ころび」99<br />槌(つち)に似た蛇であるとされ、山間部の山道を歩く人の足もとに転がって来て噛みつくといいます。また直径30センチメートル、長さ90センチメートルほどで、樽が転がるように地上を転がりながら人を追いかけるともいいます。鳥取ではツチノコが「槌転び」と呼ばれることもあります。

    「土ころび」99
    槌(つち)に似た蛇であるとされ、山間部の山道を歩く人の足もとに転がって来て噛みつくといいます。また直径30センチメートル、長さ90センチメートルほどで、樽が転がるように地上を転がりながら人を追いかけるともいいます。鳥取ではツチノコが「槌転び」と呼ばれることもあります。

  • 「ねこ娘」100<br />普段は人間と変わりない容姿ですが、ネズミやねずみ男や魚を見たり怒ったりして興奮すると眼が金色に染まり、耳まで裂けた口に鋭い牙をむきだした化け猫の形相になります。魚、鰹節、ネズミが大好物で、鬼太郎や目玉おやじやねずみ男と同様に水木しげるが創作したキャラクターでありつつ妖怪としても認知されています。

    「ねこ娘」100
    普段は人間と変わりない容姿ですが、ネズミやねずみ男や魚を見たり怒ったりして興奮すると眼が金色に染まり、耳まで裂けた口に鋭い牙をむきだした化け猫の形相になります。魚、鰹節、ネズミが大好物で、鬼太郎や目玉おやじやねずみ男と同様に水木しげるが創作したキャラクターでありつつ妖怪としても認知されています。

  • 「海坊主」101<br />海に出没し多くは夜間に現れ、それまでは穏やかだった海面が突然盛り上がり黒い坊主頭の巨人が現れて船を破壊するとされます。大きさは多くは数メートルから数十メートルで、かなり巨大なものもあるとされますが、比較的小さなものもいると伝えられます。

    「海坊主」101
    海に出没し多くは夜間に現れ、それまでは穏やかだった海面が突然盛り上がり黒い坊主頭の巨人が現れて船を破壊するとされます。大きさは多くは数メートルから数十メートルで、かなり巨大なものもあるとされますが、比較的小さなものもいると伝えられます。

  • 「石見の牛鬼」102<br />石見の釣り好きの男が夜に浜辺を歩いていると海の中から赤子を抱いた女があらわれ「この子に魚を食べさせてください。」というので、魚をやるとつぎつぎと魚を食べました。女が「どうか、お腰のものも食べさせてくさい。」というので刀をやるとそれも食べてしまいました。赤子を男に抱かせると女は海に消え、その途端に牛鬼があらわれ襲いかかろうとしましたが、男の家に代々伝わる名刀が飛んできて牛鬼を退治しました。映画「プレデター」を観た際に、これは絶対に牛鬼だと思いました。

    「石見の牛鬼」102
    石見の釣り好きの男が夜に浜辺を歩いていると海の中から赤子を抱いた女があらわれ「この子に魚を食べさせてください。」というので、魚をやるとつぎつぎと魚を食べました。女が「どうか、お腰のものも食べさせてくさい。」というので刀をやるとそれも食べてしまいました。赤子を男に抱かせると女は海に消え、その途端に牛鬼があらわれ襲いかかろうとしましたが、男の家に代々伝わる名刀が飛んできて牛鬼を退治しました。映画「プレデター」を観た際に、これは絶対に牛鬼だと思いました。

  • 「浪小僧」103<br />少年が田植えをしていると親指大の波小僧が顔を出しました。波小僧は大雨の日に海から陸に上がって遊んでいましたが日照り続きで海へ帰れなくなったと言い、気の毒に思った少年は波小僧を海へ帰してやります。その後も日照りのため不作が続き、少年が途方に暮れて海辺に立っていると波小僧が現れます。波小僧は少年に恩返しをすると言い、雨乞いの名人である父親に頼んで雨を降らせると約束します。そして、波の響きが南東から聞こえれば雨が降る合図だと言い残して海の向こうへ帰って行き、それから間もなく南東から波が響いて雨が降り田畑が潤いました。それ以後、農民は波小僧の知らせで事前に天気を知ることが出来るようになりました。

    「浪小僧」103
    少年が田植えをしていると親指大の波小僧が顔を出しました。波小僧は大雨の日に海から陸に上がって遊んでいましたが日照り続きで海へ帰れなくなったと言い、気の毒に思った少年は波小僧を海へ帰してやります。その後も日照りのため不作が続き、少年が途方に暮れて海辺に立っていると波小僧が現れます。波小僧は少年に恩返しをすると言い、雨乞いの名人である父親に頼んで雨を降らせると約束します。そして、波の響きが南東から聞こえれば雨が降る合図だと言い残して海の向こうへ帰って行き、それから間もなく南東から波が響いて雨が降り田畑が潤いました。それ以後、農民は波小僧の知らせで事前に天気を知ることが出来るようになりました。

  • 「ぬりかべ」104<br />夜道を歩いていると目の前が突如として目に見えない壁となり、前へ進めなくなってしまうというものです。壁の横をすり抜けようとしても、左右にどこまでも壁が続いており、よけて進むこともできません。蹴飛ばしたり、上の方を払ったりしてもどうにもなりませんが、棒で下の方を払えば壁は消えるといいます。

    「ぬりかべ」104
    夜道を歩いていると目の前が突如として目に見えない壁となり、前へ進めなくなってしまうというものです。壁の横をすり抜けようとしても、左右にどこまでも壁が続いており、よけて進むこともできません。蹴飛ばしたり、上の方を払ったりしてもどうにもなりませんが、棒で下の方を払えば壁は消えるといいます。

  • 「水木しげるロード」には妖怪の御利益にあずかったいろいろなものが置かれています。この記念写真用の書き割りは非常良く出来ていて、通りに上手く溶け込んでいます。

    「水木しげるロード」には妖怪の御利益にあずかったいろいろなものが置かれています。この記念写真用の書き割りは非常良く出来ていて、通りに上手く溶け込んでいます。

  • 「足長手長」105<br />中国および日本に伝わる妖怪で、1種のみの妖怪ではなく足長人(あしながじん)と手長人(てながじん)の2種の総称です。足長人は「足長国」の住民で手長人は「手長国」の住民です。その名の通り、それぞれ脚と手の長さが体格に比較して非常に長いとされます。海で漁をする際には常に足長人と手長人の1人ずつの組み合わせで海へ出て、足長人が手長人を背負って手長人が獲物を捕らえるといいます。

    「足長手長」105
    中国および日本に伝わる妖怪で、1種のみの妖怪ではなく足長人(あしながじん)と手長人(てながじん)の2種の総称です。足長人は「足長国」の住民で手長人は「手長国」の住民です。その名の通り、それぞれ脚と手の長さが体格に比較して非常に長いとされます。海で漁をする際には常に足長人と手長人の1人ずつの組み合わせで海へ出て、足長人が手長人を背負って手長人が獲物を捕らえるといいます。

  • 「川獺(かわうそ)」106<br />獺(かわうそ)は狐や狸と同じく人に化けて騙すとされ、獺に化かされたという話も多く残されています。夜遅く川の側を通る人々に悪戯をしたそうで、獺は声色を遣うのが上手く、「お~い」と通る人の名前を呼ぶのだといいます。名前を呼ばれた者は「誰だろう?」と辺りを見回しても誰もいない。そんなことがよくあったそうです。

    「川獺(かわうそ)」106
    獺(かわうそ)は狐や狸と同じく人に化けて騙すとされ、獺に化かされたという話も多く残されています。夜遅く川の側を通る人々に悪戯をしたそうで、獺は声色を遣うのが上手く、「お~い」と通る人の名前を呼ぶのだといいます。名前を呼ばれた者は「誰だろう?」と辺りを見回しても誰もいない。そんなことがよくあったそうです。

  • 「ぬらりひょん」107<br />一般に瓢箪鯰(ひょうたんなまず)のように掴まえ所が無い化物であるとされ、家の者が忙しくしている夕方時などにどこからともなく家に入り、茶や煙草を飲んだり自分の家のようにふるまい、家の者が目撃しても「この人はこの家の主だ」と思ってしまうため、追い出すことはできないとされています。

    「ぬらりひょん」107
    一般に瓢箪鯰(ひょうたんなまず)のように掴まえ所が無い化物であるとされ、家の者が忙しくしている夕方時などにどこからともなく家に入り、茶や煙草を飲んだり自分の家のようにふるまい、家の者が目撃しても「この人はこの家の主だ」と思ってしまうため、追い出すことはできないとされています。

  • 「輪入道」108<br />炎に包まれた牛車の車輪の中央に男性の顔が付いた姿を描いており、自分の姿を見た者の魂を抜いていき、「此所勝母の里」と書いた紙を呪符として家の戸に貼ると、輪入道が近づくことができないといういわれます。「此所勝母の里」とは中国の儒家の始祖の孔子の門人である曾子が「母に勝つ」の名を嫌って勝母の里に足を踏み入れなかったという「史記」「鄒陽列伝」での逸話が由来とされています。

    「輪入道」108
    炎に包まれた牛車の車輪の中央に男性の顔が付いた姿を描いており、自分の姿を見た者の魂を抜いていき、「此所勝母の里」と書いた紙を呪符として家の戸に貼ると、輪入道が近づくことができないといういわれます。「此所勝母の里」とは中国の儒家の始祖の孔子の門人である曾子が「母に勝つ」の名を嫌って勝母の里に足を踏み入れなかったという「史記」「鄒陽列伝」での逸話が由来とされています。

  • ここで彫刻を見て「輪入道」の裏側の顔を初めて知りました。

    ここで彫刻を見て「輪入道」の裏側の顔を初めて知りました。

  • 「たんころりん」109<br />老いた柿の木が化けた妖怪で柿の実を採らずに放置しておくと現れるといいます。姿は僧侶のような姿で、柿の精霊の化身という説もあります。

    「たんころりん」109
    老いた柿の木が化けた妖怪で柿の実を採らずに放置しておくと現れるといいます。姿は僧侶のような姿で、柿の精霊の化身という説もあります。

  • ある言い伝えでは、沢山の実がなった柿の木のある家から夕暮れ時に「たんころりん」が現れ、服の袂の中に柿の実を大量に入れて町の中を歩きつつ、柿の種を撒き散らすために実をポトポトと落として行き、町を一回りした末に、もとの家の前で姿を消したといいます。

    ある言い伝えでは、沢山の実がなった柿の木のある家から夕暮れ時に「たんころりん」が現れ、服の袂の中に柿の実を大量に入れて町の中を歩きつつ、柿の種を撒き散らすために実をポトポトと落として行き、町を一回りした末に、もとの家の前で姿を消したといいます。

  • 「口裂け女」110<br />1979年の春から夏にかけて日本で流布され、社会問題にまで発展した都市伝説で、口元を完全に隠すほどのマスクをした若い女性が、学校帰りの子供に 「私、綺麗?」と訊ねて、「きれい」と答えると「……これでも……?」と言いながらマスクを外します。するとその口は耳元まで大きく裂けていたというものでした。「きれいじゃない」と答えると包丁や鋏で斬り殺されるなんて話でした。

    「口裂け女」110
    1979年の春から夏にかけて日本で流布され、社会問題にまで発展した都市伝説で、口元を完全に隠すほどのマスクをした若い女性が、学校帰りの子供に 「私、綺麗?」と訊ねて、「きれい」と答えると「……これでも……?」と言いながらマスクを外します。するとその口は耳元まで大きく裂けていたというものでした。「きれいじゃない」と答えると包丁や鋏で斬り殺されるなんて話でした。

  • 「ぬっぺらぼう」111<br />江戸時代の妖怪絵巻にある妖怪で、顔と体の皺の区別のつかない一頭身の肉の塊のような姿で描かれています。

    「ぬっぺらぼう」111
    江戸時代の妖怪絵巻にある妖怪で、顔と体の皺の区別のつかない一頭身の肉の塊のような姿で描かれています。

  • 「一つ目小僧」112<br />額の真ん中に目が1つだけある坊主頭の子供の姿をしていて、一般にこれといって危害を加えるようなことはなく、突然現れて驚かすだけという妖怪の中でも比較的無害な部類に含まれます。

    「一つ目小僧」112
    額の真ん中に目が1つだけある坊主頭の子供の姿をしていて、一般にこれといって危害を加えるようなことはなく、突然現れて驚かすだけという妖怪の中でも比較的無害な部類に含まれます。

  • 「大かむろ」113<br />巨大な顔をみせて人間をおどろかすとされます。たとえば家の外で物音がしたので家人が障子を開けてみると突然現れます。正体はタヌキが化けたものとされ、人を驚かすことのみが目的であり、直接的な危害を人間に加えることはないといいます。

    「大かむろ」113
    巨大な顔をみせて人間をおどろかすとされます。たとえば家の外で物音がしたので家人が障子を開けてみると突然現れます。正体はタヌキが化けたものとされ、人を驚かすことのみが目的であり、直接的な危害を人間に加えることはないといいます。

  • 「お歯黒べったり」114<br />目も鼻も無い顔に、お歯黒を付けた大きな口だけがある女の姿をした妖怪で、江戸時代後期に出版された「絵本百物語」には、「ある人が古い社の前を通ったとき、美しげな女が伏し拝んでいるので、戯れに声を掛けて過ぎようとしたところ、その女が振り向いた。顔を見ると目も鼻も無く、大きな口でけらけらと笑った。二度と見たくないほど恐ろしかった」とあります。

    「お歯黒べったり」114
    目も鼻も無い顔に、お歯黒を付けた大きな口だけがある女の姿をした妖怪で、江戸時代後期に出版された「絵本百物語」には、「ある人が古い社の前を通ったとき、美しげな女が伏し拝んでいるので、戯れに声を掛けて過ぎようとしたところ、その女が振り向いた。顔を見ると目も鼻も無く、大きな口でけらけらと笑った。二度と見たくないほど恐ろしかった」とあります。

  • 「提灯小僧」115<br />雨の夜道を人が歩いていると、後ろからこの提灯小僧が現れて人を追い越し、やがて立ち止まって後ろを振り返り、その人の方をじっと見つめます。追い越された人が不審に思いつつ提灯小僧の前を通り過ぎて歩き続けると、また提灯小僧はその人を追い越し、立ち止まります。この行為を繰り返すのみで、特に人間に危害を加えることはなく、繰り返しの挙句には消え去ってしまいます。

    「提灯小僧」115
    雨の夜道を人が歩いていると、後ろからこの提灯小僧が現れて人を追い越し、やがて立ち止まって後ろを振り返り、その人の方をじっと見つめます。追い越された人が不審に思いつつ提灯小僧の前を通り過ぎて歩き続けると、また提灯小僧はその人を追い越し、立ち止まります。この行為を繰り返すのみで、特に人間に危害を加えることはなく、繰り返しの挙句には消え去ってしまいます。

  • 「妖菓堂」のゲゲゲもなかを買おうと思って店に入りましたが、4個で864円という値段に手が出ませんでした。良く出来ているけど、値段がかわいくないです。

    「妖菓堂」のゲゲゲもなかを買おうと思って店に入りましたが、4個で864円という値段に手が出ませんでした。良く出来ているけど、値段がかわいくないです。

  • 「ばけぞうり」149<br />水木しげるによる妖怪図鑑で「化け草履」は履き物を粗末にする者の家で、夜間に「化け草履」が「カラリン、コロリン、カンコロリン、まなぐ三つに歯二ん枚」と歌い出したと解説されています。

    「ばけぞうり」149
    水木しげるによる妖怪図鑑で「化け草履」は履き物を粗末にする者の家で、夜間に「化け草履」が「カラリン、コロリン、カンコロリン、まなぐ三つに歯二ん枚」と歌い出したと解説されています。

  • 「二口女」152<br />江戸時代の奇談集絵本百物語」にある妖怪の1つで、後頭部にもうひとつの口を持つという女性の妖怪です。下総国のある家に後妻が嫁ぎます。夫には先妻との間に娘がいましたが、後妻は自分の産んだ娘のみを愛し、先妻の子にろくな食事を与えず、とうとう餓死させてしまいます。それから49日後に夫が薪を割っていたところ、振り上げた斧が誤って後ろにいた妻の後頭部を割ってしまいます。やがて傷口が人間の唇のような形になり、頭蓋骨の一部が突き出して歯に、肉の一部が舌のようになります。

    「二口女」152
    江戸時代の奇談集絵本百物語」にある妖怪の1つで、後頭部にもうひとつの口を持つという女性の妖怪です。下総国のある家に後妻が嫁ぎます。夫には先妻との間に娘がいましたが、後妻は自分の産んだ娘のみを愛し、先妻の子にろくな食事を与えず、とうとう餓死させてしまいます。それから49日後に夫が薪を割っていたところ、振り上げた斧が誤って後ろにいた妻の後頭部を割ってしまいます。やがて傷口が人間の唇のような形になり、頭蓋骨の一部が突き出して歯に、肉の一部が舌のようになります。

  • この傷口はある時刻になるとしきりに痛みだし、食べ物を入れると痛みが引きました。さらに後になると傷口から小さな音がしました。耳を澄ますと「心得違いから先妻の子を殺してしまった、間違いだった」と声が聞こえたといいます。

    この傷口はある時刻になるとしきりに痛みだし、食べ物を入れると痛みが引きました。さらに後になると傷口から小さな音がしました。耳を澄ますと「心得違いから先妻の子を殺してしまった、間違いだった」と声が聞こえたといいます。

  • 「傘化け」151<br />大変有名な妖怪である反面、地域などに即した具体的な伝承はほとんど残されていないとも言われています。妖怪関連の書籍によっては「絵画上でのみ存在する妖怪」として分類されたり、伝承を伴わない創作話のみに登場する妖怪とする説もあります。この妖怪も書籍によっては付喪神(つくもがみ)という歳月を経た器物が化けた妖怪とされます。

    「傘化け」151
    大変有名な妖怪である反面、地域などに即した具体的な伝承はほとんど残されていないとも言われています。妖怪関連の書籍によっては「絵画上でのみ存在する妖怪」として分類されたり、伝承を伴わない創作話のみに登場する妖怪とする説もあります。この妖怪も書籍によっては付喪神(つくもがみ)という歳月を経た器物が化けた妖怪とされます。

  • 「瀬戸大将」153<br />さまざまな瀬戸物の寄せ集めの甲冑を身に着けたような姿で描かれています。「曹孟徳にからつやきのからきめ見せし燗鍋(かんなべ)の寿亭侯にや蜀江のにしき手を着たり」などと、「三国志演義」などで知られる関羽(寿亭侯)と曹操(曹孟徳)についてを陶磁器とからめながら見立てて引用し、瀬戸物と唐津物による陶磁器同士の争いとして描いたようです。

    「瀬戸大将」153
    さまざまな瀬戸物の寄せ集めの甲冑を身に着けたような姿で描かれています。「曹孟徳にからつやきのからきめ見せし燗鍋(かんなべ)の寿亭侯にや蜀江のにしき手を着たり」などと、「三国志演義」などで知られる関羽(寿亭侯)と曹操(曹孟徳)についてを陶磁器とからめながら見立てて引用し、瀬戸物と唐津物による陶磁器同士の争いとして描いたようです。

  • 島根県の出雲市には「平田一式飾り」という00年来伝えられる独特の民俗芸術があります。以前に大阪の「国立民族学博物館」で見たことを思い出しました。これも妖怪の一種なのでしょうか。

    島根県の出雲市には「平田一式飾り」という00年来伝えられる独特の民俗芸術があります。以前に大阪の「国立民族学博物館」で見たことを思い出しました。これも妖怪の一種なのでしょうか。

  • 「枕返し」154<br />夜中に枕元にやってきて枕をひっくり返したり頭と足の向きを変えるとされています。具体的な話は江戸時代や近代以後に多く見られ、その姿は子供や坊主であるともいわれますが明確な外見は伝わっていないようです。

    「枕返し」154
    夜中に枕元にやってきて枕をひっくり返したり頭と足の向きを変えるとされています。具体的な話は江戸時代や近代以後に多く見られ、その姿は子供や坊主であるともいわれますが明確な外見は伝わっていないようです。

  • 「三味長老」155<br />水木しげるの著作では「三味長老」とは沙弥(しゃみ)という修行僧がが長年の修行の末に長老になるのと同じくらい歳月を経た三味線が付喪神(つくもがみ)という器物が変化した妖怪となったものだと解説しています。

    「三味長老」155
    水木しげるの著作では「三味長老」とは沙弥(しゃみ)という修行僧がが長年の修行の末に長老になるのと同じくらい歳月を経た三味線が付喪神(つくもがみ)という器物が変化した妖怪となったものだと解説しています。

  • 「ろくろくび」156<br />ここまで来てようやく1968年の大栄の時代劇「妖怪百物語」を思い出しました。子供の頃に何度も観た映画ですが、その都度怖かったことを思い出しました。https://www.youtube.com/watch?v=k_fJeIVie8o

    「ろくろくび」156
    ここまで来てようやく1968年の大栄の時代劇「妖怪百物語」を思い出しました。子供の頃に何度も観た映画ですが、その都度怖かったことを思い出しました。https://www.youtube.com/watch?v=k_fJeIVie8o

  • 「毛羽毛現(けうけげん)」157<br />希有希見とも表記され、これは「稀にしか見ることがない」という意味です。体に毛の生えていたとされる中国の仙人「毛女」(もうじょ)は秦の始皇帝に仕える宮女でしたが、秦が滅んだために山中に逃れて松葉を食べて生き延び、170年の歳月を経た末に空を飛ぶほど身の軽い仙人になったとされます。

    「毛羽毛現(けうけげん)」157
    希有希見とも表記され、これは「稀にしか見ることがない」という意味です。体に毛の生えていたとされる中国の仙人「毛女」(もうじょ)は秦の始皇帝に仕える宮女でしたが、秦が滅んだために山中に逃れて松葉を食べて生き延び、170年の歳月を経た末に空を飛ぶほど身の軽い仙人になったとされます。

  • 「白うねり」158<br />ぼろい布でできた竜のような姿で描かれ、妖怪画集「百器徒然袋』」では「古きふきんの化けたるもの」とあります。

    「白うねり」158
    ぼろい布でできた竜のような姿で描かれ、妖怪画集「百器徒然袋』」では「古きふきんの化けたるもの」とあります。

  • 「網切り」159<br />ここに並ぶ妖怪の多くが鳥山石燕の妖怪画集「画図百鬼夜行」に描かれたものだということが分かりました。カニまたはサソリのようなはさみを持つ姿で描かれています。

    「網切り」159
    ここに並ぶ妖怪の多くが鳥山石燕の妖怪画集「画図百鬼夜行」に描かれたものだということが分かりました。カニまたはサソリのようなはさみを持つ姿で描かれています。

  • 「ばく」160<br />獏(ばく)は伝説の生物で中国発祥とされ、後に日本へ伝わりました。日本では人が睡眠中に見る悪夢を食べるとされます。白居易「貘屏賛」序によると鼻はゾウ、目はサイ、尾はウシ、脚はトラにそれぞれ似ているとされ、中国では獏が悪夢を食べる描写はありません。

    「ばく」160
    獏(ばく)は伝説の生物で中国発祥とされ、後に日本へ伝わりました。日本では人が睡眠中に見る悪夢を食べるとされます。白居易「貘屏賛」序によると鼻はゾウ、目はサイ、尾はウシ、脚はトラにそれぞれ似ているとされ、中国では獏が悪夢を食べる描写はありません。

  • 「百目」161<br />全身に数多くの目があるとされる妖怪で、水木しげるの著書によれば太陽の出ている昼間はまぶしいので主に夜に出歩くことが多く、人が百目に出会うと無数の目のうち1つが飛び出し、後をついて来るとされます。また口にあたる部分も目になっているため、何を食べたりするのか分からないといいます。

    「百目」161
    全身に数多くの目があるとされる妖怪で、水木しげるの著書によれば太陽の出ている昼間はまぶしいので主に夜に出歩くことが多く、人が百目に出会うと無数の目のうち1つが飛び出し、後をついて来るとされます。また口にあたる部分も目になっているため、何を食べたりするのか分からないといいます。

  • 「小豆はかり」173<br />その昔ある男が麻布に住む友人の家に妖怪が出没するという話を聞きました。男は「ぜひ見たい」と言い、友人の家に泊まらせてもらいます。部屋を静かにしていると天井裏を踏み歩くような大きな音がし、続いてあの小豆をまくような音が聞こえてきました。音は次第に大きくなり、一斗(約18リットル)の小豆をまくかのような大きさになりました。やがて、天井裏ではなく家の外の庭から下駄を鳴らす音や、水をまくような音がしてきました。男はすかさず障子を開けましたが、庭には誰の姿もなかったといいます。姿は現さずに人家で小豆の音を立てる妖怪とされ、音のみの妖怪であるとされます。

    「小豆はかり」173
    その昔ある男が麻布に住む友人の家に妖怪が出没するという話を聞きました。男は「ぜひ見たい」と言い、友人の家に泊まらせてもらいます。部屋を静かにしていると天井裏を踏み歩くような大きな音がし、続いてあの小豆をまくような音が聞こえてきました。音は次第に大きくなり、一斗(約18リットル)の小豆をまくかのような大きさになりました。やがて、天井裏ではなく家の外の庭から下駄を鳴らす音や、水をまくような音がしてきました。男はすかさず障子を開けましたが、庭には誰の姿もなかったといいます。姿は現さずに人家で小豆の音を立てる妖怪とされ、音のみの妖怪であるとされます。

  • 「のんのんばあとオレ」<br />水木しげるの自伝的エッセイで、NHKのテレビドラマにもなりました。

    「のんのんばあとオレ」
    水木しげるの自伝的エッセイで、NHKのテレビドラマにもなりました。

  • 「のんのんばあ」とは少年時代の水木しげるの家にお手伝いに来ていた「景山ふさ」という老婆のことで、境港では神仏に仕える人を「のんのんさん」と呼び、ふさは拝み屋の妻だったため「のんのんばあ」と呼ばれました。

    「のんのんばあ」とは少年時代の水木しげるの家にお手伝いに来ていた「景山ふさ」という老婆のことで、境港では神仏に仕える人を「のんのんさん」と呼び、ふさは拝み屋の妻だったため「のんのんばあ」と呼ばれました。

  • 「のんのんさん」とは「ほとけさま」をあらわす幼児語です。子供の頃に父型の亡くなった曾祖母と祖母のことを「のんのんのおばあちゃん」と呼んでいました。今では両親も亡くなってしまったので、そこら中がのんのんです。

    「のんのんさん」とは「ほとけさま」をあらわす幼児語です。子供の頃に父型の亡くなった曾祖母と祖母のことを「のんのんのおばあちゃん」と呼んでいました。今では両親も亡くなってしまったので、そこら中がのんのんです。

  • 「ようやく「水木しげるロード」の南側を歩き終えて、ほとんどの写真を撮って、スタンプも押しました。喜多川を見て回るとまた駅に戻ってしまうのでこのまま「水木しげる記念館」の見学をしようと思います。

    「ようやく「水木しげるロード」の南側を歩き終えて、ほとんどの写真を撮って、スタンプも押しました。喜多川を見て回るとまた駅に戻ってしまうのでこのまま「水木しげる記念館」の見学をしようと思います。

  • ここには「墓場の鬼太郎」の姿がありました。ここまで約2時間かかりましたがまだ道半ばの上にお昼も食べなければなりません。

    ここには「墓場の鬼太郎」の姿がありました。ここまで約2時間かかりましたがまだ道半ばの上にお昼も食べなければなりません。

  • まずは一番近い「水木しげる記念館」の見学をすることにします。チケットは事前にネットで購入して、時間も指定してありました。ダイヤモンド・プリンスのお客以外にも夏休みの子供たちで混雑していましたが、予定より早く葉入れることになりました。

    まずは一番近い「水木しげる記念館」の見学をすることにします。チケットは事前にネットで購入して、時間も指定してありました。ダイヤモンド・プリンスのお客以外にも夏休みの子供たちで混雑していましたが、予定より早く葉入れることになりました。

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