2024/07/14 - 2024/07/15
436位(同エリア1568件中)
- #エストニア
- #エストニア野外博物館
- #カドリオルグ宮殿
- #ピリタ修道院
- #KoluTavern
- #コル・イン
- #ターキッシュエアラインズ
- #国民食:ムルギプダー
- #事前WEBチェックイン
- #タリン歌の原(歌の広場)
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実結樹さん
この旅行記のスケジュール
2024/07/14
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野外博物館内レストラン「コルイン」で郷土料理のランチ
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モスクワオリンピックヨット競技会場
-
飛行機での移動
タリン空港
-
飛行機での移動
イスタンブール空港
2024/07/15
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この旅行記スケジュールを元に
「バルト三ヶ国紀行11日間」という “旅のデザインルーム社” のツアーにひとり参加しました。
10日目の今日は観光としては最終日です。
午前中はフリータイムなのでダメ押しの旧市街散策。
ここでは午後に訪れたタリン郊外の名所探訪と羽田までの帰路の記録です。
【10日目 2024/07/14(日)】曇
朝食:ホテル
午前:タリン旧市街各自観光
昼食:野外博物館 Kolu Tavern
午後:エストニア野外博物館
カドリオルグ公園
タリン歌の広場
19:55 タリン発 TK1424便
23:10 イスタンブール着
【11日目 2024/07/15(月)】
02:30 イスタンブール発 TK0198便
19:05 羽田空港着(時差+6h)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
【10日目 2024/07/14(日)】曇
午前中はフリータイム。
私もタリンの旧市街を展望台から最後の見納めです。 -
12:00 2連泊した「Park Inn by Radisson Meriton Conference & Spa Hotel Tallinn」をゆっくり発ちます。
パーク イン バイ ラディソン メリトン カンファレンス & スパ ホテル タリン ホテル
-
タリン旧市街から街中を抜け西に6km、
15分ほど走り、 -
12:15 「エストニア野外博物館」着。
広い園内はレンタサイクルで廻ることもできます。エストニア野外博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
入口にあった民族衣装の顔はめパネル
-
現地のガイドさんと合流し、園内を案内して貰います
-
野外博物館は
1957年に設立されました。
エストニアはソ連の支配によって、伝統的な農村が強制撤退させられたという悲しい過去があります。
それでも昔の建物や伝統を後世に伝えるべく辛うじて残っていた建物を移築したり新築してこの村に再生させました。
18~20世紀の農村や漁村の民家68棟、
教会・居酒屋・学校・風車・消防署・
各地に散らばっていた14の農場などが、
79haにも及ぶ広大な敷地に点在しています。
中には20世紀のソビエト時代のコルホーズのアパートも在るとか・・ -
この広場では、シーズン中の週末には
11:00~フォークダンスのお披露目があるそうです。 -
Estonian Folklore Society Leigarid
今日は日曜日なのにその気配は無いってことは土曜日に行われるのかな?
見てみたかったな~ -
こちらはスタッフさんのサービスポーズ
こんな衣装で踊るんですね。 -
日本の茅葺き屋根の民家にも似ています。
でも決定的に違うのは家屋に紙が使われていないこと・・ -
内部に展示されていた昔の生活のパネル
-
サウナだったかな?
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木組の屋根裏
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寒い国だからお馬さんも家の中で暮らしていたんですね
-
屋外に在る調理をするための小屋
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井戸と釣瓶
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実際に栽培されていた畑
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馬車が来ました
-
屋根は「ムフ島野外博物館」では葦で葺いてありましたがこちらでも同じなんでしょうか。
壁面も木製で日本の藁葺き屋根の倉庫のような建物に似ています。 -
何気なく咲いていたノカンゾウ
-
説明を受けたのですが、
ウ~ン、何の建物なのか忘れました。
それにしてもどの建物もペンペン草も生えずよく手入れがされています。 -
12:50 メインストリート沿いのレストランでランチです。
エストニアの伝統料理が食べられます。 -
1840年に街道沿いの小さな居酒屋として創業した「コル イン( Kolu Inn)」
1968年にこの博物館に移築され、
1993年~営業を開始しています。 -
広々とした店内
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手書きのメニュー
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前菜のイワシとディルのカナッペ
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ニシンの酢漬けとパプリカ
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プチシューポテト
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ほんのり酸味のあるお店独自の黒パン
19世紀初頭にエストニアでジャガイモの栽培が始まるまでは食卓の主役はパンでした。
小麦を使った白パンの他、ライ麦を使ったパンは黒パン(must leib / ムストレイブ)と呼ばれ、エストニアでは最も国民に愛されている主要なパンだそうです。 -
前菜を取り分けて盛り合わせました
-
メインは「国民食:ムルギプダー(National meal Mulgipuder)」
・ひき割りのマッシュポテト
・カリカリベーコン
・きゅうりのピクルス
・サワークリーム
Estonian Potatoes and Groats Mash. Mulgipuder -
デザートの「カマ」も国民食。
ローストしたライ麦・小麦・大麦・エンドウ豆などの穀物を粉状に擦り潰してブレンドし、ホイップしたカッテージチーズと混ぜたデザート。
ベリーのジャム添え。& Coffee -
約50分の滞在で
13:40 「Kolu kõrts」を後にします。
店名は「Kolu Inn」「Kolu Tavern」と表記されてもいますがどれが正しいんでしょうね? -
風車
この背後はすぐ海だったようです。 -
これは比較的新しい家
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ミシンのある部屋
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グランドピアノのある部屋
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窓辺で針仕事をするスタッフさん。
あたかもここの住人のように自然です。 -
手作りのジャム保存室
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今まで見たこともない凄く素朴な教会
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控え目なステンドグラス
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祭壇
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パイプオルガン
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子供の遊具
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入口のインフォメーションセンター内のミュージアムショップで売られていた民芸品
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綺麗なトイレには自由に使える紙おむつも備えられていました
14:20 食事時間も含め約2時間の滞在で野外博物館を後にします。 -
海沿いの道を「カドリオルグ公園」に向い進みます
-
14:45 バルト駅(タリン旅客駅)の脇を通ります
タリン駅 駅
-
14:50 車窓から旧市街の「ふとっちょマルガレータ」の海洋博物館と「聖オラフ教会」の尖塔が見えました
エストニア海洋博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
15:00 「カドリオルグ公園(Kadriorg Park)」着
「白鳥池」には噴水が上がっていました。 -
この時季、お花が綺麗です
-
1861年に英雄抒事詩「カレヴィポエグ(カレフの息子)」を書いたエストニア人の「 F. R. クロイツワルド」の像。
「Kalevipoeg」はエストニア国民の独立意識を高めるのに貢献した抒事詩だそうです。 -
「カドリオルグ庭園」は、
ロシア帝国の支配下にあった時代に「ピョートル大帝」が「エカテリーナ妃」のために造らせた庭園で、
1718年から5年の歳月を費やし、
1723年に完成しました。カドリオルグ美術館 (カドリオルク宮殿) 博物館・美術館・ギャラリー
-
「カドリオルグ宮殿」はその庭園の中に「夏の離宮」として建てられたものです。
現在は「エストニア国立美術館」の別館となっており、海外作品のコレクションを展示しているそうです。 -
カドリオルグという名はエストニア語で
“カドリ=エカテリーナの谷” という意味。 -
宮殿の向かいの塀際にある「ポセイドンの噴水」
踏まれた足の下で魚の口から噴水が出ています。 -
由緒ありげな一本立ちの樹
-
Schloss Katharinental
宮殿の右の建物は管理棟でしょうか -
裏側から見た宮殿
-
15:20 公園での滞在は約20分で、この並木道を抜けて駐車場まで戻ります
-
15:30 車窓から見た「バイキングライン」
Viking Line は、フィンランド~エストニア航路でヴァルト海を往来する連絡船 -
15:40 1980年のモスクワオリンピックのヨット競技の会場になったハーバーで下車します
-
水辺の鴨の親子
-
「ピリタ修道院(Pirita Convent Ruins)」
15世紀前半に創建された、修道女と修道士の両方を対象とした修道院でした ←これって罪だよね~ (ー ー;
リヴォニア地区で最大の規模を誇りましたが、
1575年にロシア軍により破壊され、
その後は廃墟と化して、高さ34mの三角のファサードと背後の外壁だけが残っています。ピリタ修道院 寺院・教会
-
廃墟になってからはエストニア独立まで放置されたまま畑や墓地として利用されていたそうです。
15:50 わずか10分でバスに戻ります。 -
車窓からタリンの旧市街の尖塔と新市街のビルが遠望できました。
さようなら、バルト三国 (u_u、 -
沿道に建っていた「ルサルカ記念碑」
1893年にヘルシンキに向かっていた「ルサルカ号」が嵐に遭い、177人の乗組員全員が亡くなった水難事故の追悼碑です。ルサルカ像 モニュメント・記念碑
-
16:05 「タリン歌の原(歌の広場)」
背中を見せ野外ステージを見つめるのは、歌の原 (歌の広場) 劇場・ホール・ショー
-
エストニアの音楽の父 「グスタフ エルネサクス(Gustav Ernesaks)」(1908~1993)の像
エストニアの第二国歌 ♪「 Mu isamaa on minu arm(わが祖国、我が愛)」の作曲者です。
ソ連によって併合され、抑圧された人々にとってこの歌は心の拠り所でした。
作曲家・教育者・そして “歌の祭典” の主導者としてエストニアを支え続けた人物です。 -
バルト三国で行われている「歌と踊りの祭典」はユネスコの無形文化遺産にもなっている一大イベントです。
エストニアとラトヴィアは5年おきに、 -
リトアニアでは4年おきに開催されています。
2024年にはリトアニアで開催され、
7月6日に実際に観覧してきました。
2025年の開催はエストニアです。
バルト三国に行くなら是非この祭典が行われる時に併せて予定を組まれる事をお勧めします。 -
「歌う革命」とは、
1987年~1991年にかけて発生した、バルト三国の独立を目的とする一連の出来事の総称です。
1989年 ロシア(旧ソ連)からの独立を求めるバルト三国の人々は、手と手を繋ぎ、リトアニアのヴィリニュスからラトヴィアのリガを経由し、ここタリンの「歌の原」を結ぶ「人間の鎖」を作りました。 -
その長さは600kmにも及び、参加者はおよそ200万人。
人々が連帯して、歌うことによって民族の誇りと主権を全世界に訴え、それによって歴史を変えた記念すべき場所です。
バルト三国の人々にとって【歌】は単なる歌ではないのです。 -
今は静かな野外ステージ上に歌の祭典の際は15,000人、
芝生には100,000人の人々が集うそうです。
これでこのツアーの全ての観光が無事に終わりました。 -
17:30 「タリン空港」着
トルコ航空は出発24時間前から事前WEBチェックインができます。
昨夜スマホを開くと幸い欧州内線も国際線も通路側だったので一安心 (^ ^ vタリン空港 (レンナルト メリ記念タリン空港) 飛行機・セスナ
-
19:55 タリン発 TK1424便
-
機材はエアバス321-200
座席配列は A B C H J K
私の席は通路側のC席です。 -
離陸から1時間半
21:00 夕食はラビオリのトマトソース
甘くないヨーグルトサラダ
チョコレートムース
流石にトルコのビール「EFES」 -
イスタンブール空港までこんな感じで進みます
(タリンが左下になっています) -
タリンから3時間15分、
23:10 イスタンブール空港着。
ビジネスクラス御一行様はラウンジを使えますが、エコちゃん組の私は広い空港で時間を持て余しました。
無料フリーWi-Fiは1時間だけで、何か機械操作が必要みたいでした。 -
【11日目 2024/07/15(月)】晴
02:30 イスタンブール発 TK0198便
08:30(日本時間)
機材はエアバス777-300
座席配列は ABC DEF HJK
私は真ん中3列の通路側 F席
一人搭乗の場合、最も望ましい席です。 -
離陸から1時間
03:30(現地時間)
09:30(日本時間)ランチです
・茄子入りのパスタ
・野菜サラダ
・ムース
・ビール
だったと思います -
10:30 外が白んでいます。
往路にはあったおむすびやサンドイッチは帰路の機内には有りませんでした。 -
17:05 二度目の機内食:夕飯
・トマト乗せのオムレツ
・生野菜とチーズのサラダ
・ドライフルーツ入りヨーグルト
・クランベリージュース -
10時間35分のフライトで、
19:05 羽田空港着(時差+6h) -
20:25 羽田空港からリムジンバスで自宅に戻り、11日間の旅を終えます。
-
通常のバルト三国周遊に加え、今回は6年ぶりに開催され、今年奇しくも100周年を迎えたリトアニアの「歌の祭典」を見る事が出来ました。
また、何といっても、観光するには本当にいい気候でした。
暑くも寒くもなく、お天気にも恵まれ、街には緑と花があふれていました。
それに日照時間がとても長く真夜中10時半でもすっかり夜にはなり切らず、朝も4時頃には白んできます。
それぞれの中世の面影が色濃く残る街並みも可愛く、歴史あるお城なども素敵でした。
しかし、島国日本に住んでいるとなかなか実感できないのですが、国境を接している隣国との過去からの軋轢を、そしてどの国に行ってもウクライナの国旗を、目にせざるを得ませんでした。
こんな海外旅行ができる今の日本の平和と幸せを改めて実感するとともに、一日も早いウクライナ戦争の終結と復興を願ってやみません。
添乗員のRSさん、大変お世話になりました (^^;
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