リトアニアの首都ヴィリニュスで６年振りに開催された ”歌と踊りの祭典” 最終日に泊まった「ラトンダセントラムホテル」

2024/07/06 - 2024/07/07

「バルト３カ国紀行 11日間」という旅のデザインルーム社のツアーにひとり参加しました。

ここでは、観光としては初日のリトアニアの首都ヴィリニュスで泊まった「Ratonda Centrum Hotels 」の記録です。
当日の夜は「歌と踊りの祭典」最終日のフィナーレを飾る「合唱ステージ」が開催されました。

「合唱ステージ」は市郊外「ヴィンギス公園」屋外の専用ステージ に12,000人もの人々が集い、歌が持つ圧倒的な力を通して癒しと団結、復興・自由追求の象徴として大合唱を繰り広げるという国を挙げての一大イベントです。

登壇者以外にも国内外からの観客は10万人にも達し、しかも終演は深夜０時を過ぎるという夜に、よく市内のホテルが押さえられたものだと旅行社の努力にも敬意を表します　m(_ _)m

【初日　2024/07/05（金）】
　21：55　トルコ航空TK199便 羽田発

【２日目　2024/07/06（土）】快晴
　05：10　イスタンブール着
　07：45　トルコ航空TK1407便発
　10：40　ヴィリニュス着(時差-6時間)
　日中：ヴィリニュス旧市街観光
　夕刻：祭典出演者によるパレード
★夕食：ホテル（キーウ風カツレツ）
　夜　：歌と踊りの祭典 合唱ステージ
★宿泊：ラトンダ セントラム ホテル

【３日目　2024/07/07（日）】晴→雨
★朝　：日本国大使館等散策
★朝食：ホテル
　午前：トラカイ城観光
　午後：杉原千畝記念館訪問
　　　　カウナス旧市街散策
　宿泊：クライペダ

★がこの旅行記の範囲です。

エリア ビリニュス(リトアニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

バルト三国の一番南に位置するリトアニアのヴィリニュスから入り、２連泊を中心にタリンまで北上する11日間のコースです。

ヴィリニュスの旧市街を展望台から。
周囲の緑に赤い屋根の街並みが映えます｡

前日夜に羽田を発ち、
今朝イスタンブールで乗り継ぎ、
６時間の時差を経て午前中にヴィリニュス空港に着きました。

青空をバックに白亜の「大聖堂」。

そのまま旧市街を夕刻まで徒歩で観光し､
夜は「歌と踊りの祭典」のラストを飾る「合唱ステージ」を観覧するという超ハードな一日でした　(^^;

https://4travel.jp/travelogue/11922112

大聖堂 (アルキカテドゥラ) 寺院・教会

ホテルチェックイン前にあともう一箇所
15：45　ヴィリニュスの中心を流れる「ネリス川」沿いの「杉原千畝桜公園」にある顕彰碑を見に来ました。

杉原千畝氏は戦時下において「命のビザ」発給により多くのユダヤ人の命を救い「日本のシンドラー」と呼ばれた外交官です。

杉原桜公園 広場・公園

16：00　｢ラトンダ・セントラムホテル（Ratonda Centrum Hotels）」にチェックインします。

18：00～ホテルで夕食なのでそれまではフリータイム。

ラトンダ セントラム ホテル ホテル

レセプション
英語は問題なく通じるそうです。
でも、ツアーだから添乗員さんに丸投げで我関知せずで気楽なもんです・・

しかし、流石にここまでで疲れ果てましたね　(~_~;

あともう一日早くヴィリニュスに入って、ここで２連泊するのは難しいんでしょうか？
きっと宿泊料も普段の何倍にも跳ね上がっているだろうし、予約も取れない事情もあるのかもしれませんが・・
ツアー企画担当者さま、来年のプランニングの際は御検討下さいませ　m(_ _)m

私の部屋は黄色で塗られた416号室。
20数室のこじんまりとしたホテルです。
巨大ホテルよりこうした小規模なホテルの方が落ち着いて私は好きですが・・

最上階の４階で屋根裏部屋仕様。
天井が傾いていて窓も小さく、昼間でも電気を点けなければなりません。

Wベッドだったので、枕３個と片方の掛け布団はそっと畳んでクローゼットに入れておきました

出入口方面
Wi－Fiも問題なく繋がります。

ミニバー、クローゼット、茶器、金庫

ミニバー料金表

湯沸かし器とカップ、コーヒーや紅茶。
ワインやおつまみは勿論有料。

デスク

眺望は向かいのアパート？でイマイチ

16：30　ホントに疲れていてベッドに倒れ込んだら寝てしまいそうですが、
ホテルから直ぐの「ゲディミノ通り」を通る、祭典出演者によるパレードを根性で見に行きました。

通りにはリトアニア国旗の３色：赤・緑・黄の飾り付けがされていました。

５分も歩かずに一番の人だかりができている交差点に到着

TVカメラも陣取るベストスポットですが、背の高いリトアニアの皆さんの後ろで後から行ったチビの日本人には全く見えない。

んで、も少し先の日陰でしばらく見ていました。
部屋のTVでも中継を見ることはできた筈ですが、やはり生で見てこそだと思います。

17：15　ホテルに戻ります

チェックイン時、部屋に入るなり何よりも先に冷蔵庫で冷やしておいた日本から持ち込みの “麦ホ” でアペリティフです。
グイっと遣ると本当に体の隅々に行き渡り、生き返るようで疲れも吹き飛びます　^_^;

18：00　夕食はホテル地階のレストランで

地下といっても外光が取り入れられています

卓上花は生花なのは高ポイント

前菜はたっぷりのサラダ

メインはマッシュポテトの上に乗った「キーウ風カツレツ」
「キエフ風カツレツ」として日本でもポプュラーなお料理ですね。

鶏胸肉の薄衣のカツにナイフを入れると溶けたバターが溢れ出し、
敷かれたマッシュポテトに絡んで絶妙。
1個でも食べ応えがあります。

デザートはプリンのフルーツソース
＆ coffee or tea

20：30～「ヴィンギス公園」で行われる「歌と踊りの祭典」最終日のフィナーレ「合唱ステージ」観覧です。

ホテルから歩くと公園の脇の道路の降車出来る所まででも30分くらい掛かるのでバスを手配してくれました。

夏至直後で日没は22時半というこの時期、未だ未だ昼間の明るさです。

壇上の合唱団だけでも12,000人。
観客は有料席、無料エリア含めて国内外から数万人ともいう大イベントです。

終演は日を跨いでしまうというのに、皆さん何処に泊まるのでしょうね？

22：30　全部で第５部まであったそうですが、第２部の終わり？で帰りを促されました。

添乗員さんは、最後まで観たい人は帰りはタクシーを手配すると言ってくれましたが、皆さん流石に疲れているのか、全員揃ってバスで帰ることになりました。

23：15　ホテル帰着

テレビをつけると、

未だ続いている歌の祭典が映し出されていました
（これはTV画面ではありません）
TVをつけたまま、シャワーを浴びます。

洗面台
ドライヤーは固定式

固形石鹸、シャンプーとシャワージェル
コンディショナーはありません

このフロア８室の中で私の部屋だけがバスタブ無しのお部屋です。
この事は添乗員さんが把握してくれていて、後日のホテルで優先的に辻褄を合わせてくれました。
でも私、外国のホテルではバスタブの有無にはあまり拘らないんですよね。
使わないけどレインシャワーもありました。

【３日目　2024/07/07（日）】晴→雨
05：30に目が覚めてしまいました。
08：00～朝食だというので、
06：10　散歩に出掛けます。

ラトンダ セントラム ホテル ホテル

朝はホテル前のゲディミノ通りもこんなに閑散としています。
皆さん昨夜は遅くまで起きていたので、きっと疲れてまだ寝ているんでしょうね

昨日はあんなに混んでいた交差点も今朝はこんな感じ。
しかし、ゴミひとつ落ちていないのは流石です。

この辺りでパレードを見ていました

トロリーバスは昨日は運休だったんですね

アナベルでしょうか？

ラトヴィアの大使館がありました。

外柵にパネルが展示されています。

ラトヴィアでも5年に一度、リトアニアと同じように歌の祭典が開催されます。

ウクライナへの思いは同じ抑圧を経験してきた国として熱いものがあるんでしょうね

日本のグループの参加もあったようです

隣りは日本国大使館
菊の御紋が掲げられています。

体育館のような造りです。
日の丸国旗がはためくのを待っていましたが、時間も押して来たのでこの辺で引き揚げます。

３月に麻布十番の「リトアニア大使館」で旅行説明会があったので、リトアニアの日本大使館も見てみたいと朝の散歩で訪れました。

すぐ近くのユニークな木造建築「Minispeda」。
運送会社らしいのですが・・？

この辺りは昨夜の「歌の祭典」の会場「ヴィンギス公園」のすぐ近くなのです。

07：10　さあ、帰りましょう。
08：00～朝食です。
ところが、図書館で借りて行った「地球の歩き方」の地図だけが頼りなのに、

この幹線道路に沿って帰ればいいのですが、そこへ下りる階段が見つからない　(u_u)
あわや元来た道を引き返すしかないかな～と思ったところ、
ここは昨日バスを降りた所のようです。
向こう側に階段があるなら、こっちにもある筈だと落ち着いて探したら、やっと発見できました　(^^;

幹線道路を跨いで公園に入る橋に掲げられていた音符の飾り物。

ひたすら道沿いに新市街方面に向かって歩きます

川向こうに見えるのは見覚えのある「聖母マリアのしるし教会（Orthodox Church of Our Lady of the Sign）」
1903年に建てられた東方正教会です。

「国会議事堂」
この角で曲がれば300ｍでホテルです

国会議事堂 建造物

その隣の「国立図書館」

キックボードのシェアステーションなんでしょうか

国会議事堂から続くホテルの脇のゲディミノ通りを急いでホテルに戻ります

08：00　朝食会場

朝食会場

バイキング第一弾
品数豊富で満足です

09：45　出国からハードスケジュールだったので、今朝はゆっくり目の出発です。

ラトンダ セントラム ホテル ホテル

今日は午前中「トラカイ城」
午後は「カウナス」の旧市街と「杉原千畝記念館」を訪れます。

https://4travel.jp/travelogue/11926343

トラカイ城 城・宮殿