⑦サマータイム終了、ル・プリギュン市場で買い物、塩の花を買ってロワール地方へ

2024/10/27 - 2024/10/27

サン・ナゼールのBandBホテルで目覚めた時、7時半頃に明るくなり、いくら南へ南下したといっても日の出が早すぎる。2人でいろいろ考えるが多分南下したからかと、、、なんてばかな話をして、7時半ですでに明るくなったサン・ナゼールを出発。

あとあとで、10月最後の日曜日、午前2時にプラス1時間あり、サマータイムの終了の日だったのです。いやはや。

早めにチェックアウトしたのは、ル・プリギュン（またはル・プリガン）の市場へ行きたかったから。

そこでパエリアロイヤルを購入。夜のためにパスタや野菜も購入。

無駄にゲラン塩田ドライブして回って、運良くやっと塩の花購入。

その後は250キロ走り、18時、目的地に着かず、19時まだまだ。

ナントで高速を降りてからソーミュール街道らしいところを走りました。やっと着いたソーミュール城の下、一方通行に泣かされて、少し迷って、またしても真っ暗闇の中20時15分ころ、予約したアパートに到着しました。

ソーミュールの隣あたりのヴォワンヌとか言うコンミューンだったかな。

写真は昔ながらの伝統的な工法で塩を生産しているゲラン塩田

エリア その他の都市(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: 個別手配

8時前に出発。なぜこんなに明るいのか？まだ理由がわかってない2人。

サン・ナゼールはナントの西、ロワール川の大西洋の1番河口にある町。人口80,000人。何せゲランは塩田があるだけでホテルなどなし。フランス大西洋側で初めての港湾都市らしい。現在でも300m以上の船を建造できる世界６つの都市の一つらしい。

港町、ル・プリギュン（Le Pouliguen)へやって来ました。ロワール=アトランティック県。人口4,800人。

サン・ナゼールから西、ゲランの南にある、大西洋に向かう港町。

グラン・エティエ・デュ・プリギュン川はゲランから大西洋への運河。

両脇に夏の別荘、ホテルが立ち並び、レストラン、カフェ、ヨットハーバーがあるなかなかな観光地でした。びっくりだわ。

教会の近くには服の市場が出ていました。

この町は19世紀までブルトン語が最も話されていた地域らしい。

服市場は通り抜け。

中心にある教会あたり。

アンティークっぽいが、、、

鶏肉もいいけれどやはり海沿いだから海鮮を食べたい。

お腹ぺこぺこの私たちはいい匂いのする方へ。

屋根付きの常設のマルシェがありました。

小さ目のムール貝。さすがにあんなに食べた後では食指はわかず。

それでもいろいろ見ちゃう。

さすがに生魚は買えない。

牡蠣はやはり小さ目。

本日はラビオリを3種類購入。Jがラビオリを食べたことないと言うので。

おじさんは親切。

大きいラビオリは3分ゆでて、チーズの方は、ハムのは、、と教えてくれました。え？3分でいいのか？と不安になる。

新鮮な野菜屋さんには多くの客が。野菜とブドウ購入。

パエリャとブイヤベース、どっちにするか悩み、、、

チーズも追加で購入。実はお土産のカマンベールがまだあるんだけど、、、お土産だから、、、しかし夜はホテルの冷蔵庫または車の中で、あとは常温で車で運んでいて大丈夫なんだろうか、、、。

常設市場はこういった屋根付き。周りにはレストランやカフェがあります。

花屋さんも。

目の前のビーチを少し歩いてみます。

近くの大西洋を望むビーチ。

この辺り、第二次世界大戦ではドイツ軍に占領され、フランスの他の地域より9か月も長く、1945年8月まで占領が続いた土地なんだって。

ここで朝ごはん。

たっぷり魚介の入ったパエリア

13ユーロ？めちゃくちゃ美味しかった！

近くの公園には大きな木。

日曜日の午前中、子どもたちの声がする。

さて、昨夜暗闇の中、闇雲に走ったゲランの塩田を走ってみますが、、ちょうどル・プリギュンの町の北側に広がるのがゲラン塩田（塩水湿地帯）。東側は湿地帯から続く大西洋。

これが塩田？

ここは少し跡らしきものが、、

今年の塩田はすでに終わっていました。100%自然力で生まれる天日塩として有名なゲランの塩田。

昔ながらの方法で塩田を維持。って、なんかすごいな。

これは塩の山なんだろうか？不明。ビニールの下に塩が置いてあるような気がします。

うーん、

すでに作業をおえて、今年生産した塩はどこで買えるのか？

小一時間走り回って、小さな販売店を見つけました。

ここが倉庫だよね。

で、小さな店内には、塩だけ売ってました。

おそらくローシーズンなので週末しかオープンしてない小さな販売所。

大きな粒の塩の花。売ってましたよー。試食させてくれたけど、、しょっぱい。よくわからない。

最初に結晶化した塩をすくい取った希少な塩。ミネラル分が多いんだって。

こんなふうに取れるんだ。

これをきれいにして売るんだね。

マチルドの塩。マチルドはフランス語で女性の名前。おばあさんの名前なんだそう。

英語も上手なお孫さん。写真掲載了承いただいてます。おばあさんの頃から塩を作ってるんだって。それを聞いただけで満足！ホンモノだ！

ル・プリギュンの町まで戻って来て、だって他に町がない。しかもやっと来たゲランだから、、

どこの店もいっぱいで。でもせめて一杯のカフェを！とお願いして、

やっと一息。

珍しい、ピザの販売機発見。

ローシーズンなのに日曜日のこの町はすごく賑わっていて営業中のレストランはどこもいっぱい。（営業してない店も結構あった）

ここで今夜の宿を決める。ベッドルーム2部屋のアパートというので楽しみ。

さて走りに走って途中から高速道路。ナントを経由したあたり。

それにしても高速代支払ったか記憶にない。この辺り、高速は無料という話もあったし、、、？後で確認してみよう。

ここで高速を出てすぐのところにトイレあり。

初めての高速のトイレ。

まあ、まあ、きれい。

そして高速を降ります。そこからが大変。どんどん暗くなるし思ったよりも遠い、遠い。地図では250キロくらいなんだけど。

途中でちょっと怪しい地区のスーパーシティで買い足し。

ナントの少し貧しい地区らしいけれど危険なことは何もなかった。

唐突ですが、家主さんとの約束から約2時間遅れで今夜から連泊するアパートに到着。寝室1。家主さんはもういなくてドアは空いていました。

寝室2。

キッチンまわり。

フル装備。

ランドリーもあって助かりました！それに夜はボイラーが入ります。

なぜか居間の写真がない。けれど非常に広くてゆっくりできて、バスタブがないだけで後は満足なアパートでした。

夕食は今朝の市場で買ったラビオリとサラダとスープ。

ソースがないのである野菜をバターで炒めて乗せたりして。

今朝買った新しいチーズを開ける。黒カビ系のチーズが見た目とは違ってとても美味しかったです。

つづく