赤レンガ好きな人に見てほしい岩見沢レールセンターと岩見沢駅舎

2024/10/15 - 2024/10/17

所要で岩見沢に行くついでに旧北海道炭礦鉄道岩見沢工場（岩見沢レールセンター）と駅舎を見て来ました。岩見沢複合駅舎はグッドデザイン賞やブルネル賞など数々受賞している美しいデザインの建物です。

エリア 岩見沢(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JALグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

旧北海道炭礦鉄道岩見沢工場（岩見沢レールセンター）です。

岩見沢レールセンター 名所・史跡

道内で唯一、現役で稼働する鉄道レールの工場です。
1899（明治32）年に建設され、道内JR路線に使用されるレールの検査、補修、加工などを一手に引き受けています。

レンガ造りの建物壁面には北炭の社章（コバルト色の円の中に赤い星）が残っています。

外観のみ観覧可能で敷地内に立ち入る事は出来ません。

鳩さん、貴重な建物を汚さないでね。
関係ないけれど岩見沢市の鳥は「鳩」と、昔の有識者たちが決めたようです。

年月の経過を感じさせる煉瓦の風化した佇まい、いいですね。

紅葉の始まった街路樹の取り合わせもいい感じ。

ＪＲ北海道の敷地なので建物正面に近づく事は出来ません。

駅に併設された「有明連絡歩道（自由通路）」を渡ってレールセンターのある駅北から市街地のある駅南に改札を通らずに歩いて行けます。

こまめに清掃されていて綺麗な階段です。もちろんエレベーターもあります。

踊り場まで来るとあら素敵。

窓から先程のレールセンターも見えます。

「有明連絡歩道（自由通路）」です。

撮り鉄さんならもっと素敵な写真が撮れるのでしょうね。

特急カムイが来ました。気動車って屋根の上がすっきりしていて見た目が良いですね。

特急カムイ 特急ライラック 乗り物

連絡歩道南側には綺麗に整備された有料駐輪場があります。

自転車で階段を上るための搬送コンベアもあります。

駅の南側です。

岩見沢駅 駅

市の花は「バラ」なので駅前にバラの花壇もあります。

「岩見沢複合駅舎」は2009年のグッドデザイン大賞に選定されています。
レール展示コーナーがあるという案内を見て、複合駅舎の交流プラザ側のほうに入ってみました。

2011年にはブルネル賞も受賞しています。著名な鉄道デザイン国際コンペで、駅舎で受賞しているのは2008年日向市駅などが有名です。

レール展示コーナーです。

岩見沢の歩みなど説明したパネルと一緒にレールが陳列されていました。

2010　日本建築学会賞も受賞していたのですね！

駅に併設された観光協会です。観光パンフレットを入手したり、銘菓などの土産物を買う事も出来ます。鉄道写真家　中井 精也さんのサインも展示されていました。

岩見沢市観光協会 名所・史跡

観光協会で購入した北海道ジンジャーエール 410円。ホテルの冷蔵庫で冷やしてから飲みました。すっきりしていて飲みやすい味。

駅下のセブンイレブンで購入したザンギマヨネーズ巻き。
ザンギというのは北海道の郷土料理で、鶏のから揚げと言うよりは竜田揚げに近い、醤油ダレに付け込んだ濃い味と厚い衣が特徴の揚げ物ですが、その姿が判らなくなるほど刻まれてマヨネーズ巻きになると、揚げ物完食する自信がない方でもあっさり食べられます。

北海道さつまいも使用のシュークリーム、ほどよい甘さで美味しいです。
ＳＴＶの木村さん、昔から朗らかで快活なアナウンサーの方ですがシュークリームまで開発してしまうとはさすがです。

駅をでてすぐ正面にはベーカリーししまる、地元でも人気のパン屋さんです。
夕方に訪れると人気商品はほとんど売り切れでクリームチーズ系の数点しか残っていませんでした。

ししまる グルメ・レストラン

ししまるで購入した商品。どちらも美味しかったです。

途中でちょっと味のある建物を見かけました。

蕎麦切りむら多さんから仕込み中の出汁のいい香り、そう北海道に来たら蕎麦を食べなくては！何といっても北海道は蕎麦の生産量全国１位。あの面積で他の都府県と生産量で比較するのは少しチートな気もしますが、食べ馴染みのあるせいなのか北海道産の蕎麦は美味しいです。

蕎麦切りむら多 グルメ・レストラン

焦がしかしわも魅力的ですが、季節の限定メニューがあるようです。10月のおすすめけんちんそば良いですね。

カフェみたいなお洒落な店内に若くて可愛い店員さん、雰囲気重視のお店かなと味はそれほど期待していなかったのですが美味しかったです。身も心も温まりました。ごちそうさま。

商店街を散策してみます。炭鉱の記憶マネジメントセンターは前回訪れたので今回は外観のみ。

令和5年６月の旅行記はこちら↓
https://4travel.jp/travelogue/11836177

炭鉱の記憶マネジメントセンター裏の1909（明治42）年に建築された石蔵。

彼方に巨大なボーリングのピンが見えます。ファミリーボウルの建物はまだ健在であったか。

閉鎖してかなり年月が経過したと思われます。

モダンなお寺。

新駅舎が出来る前から赤レンガ好きな市民はタイルの色も赤レンガ色をチョイス。

特産品の玉葱をかたどったゆるキャラ「いわみちゃん」が描かれた自動販売機。

いわみちゃん自販機で購入した北海道限定商品ガラナ。コーラみたいな色の炭酸飲料です、。

カラオケＳＮＡＣＫ　「志ぐれ」素敵な建物ですね。

このような手の込んだ作りの窓は最近ではなかなか見かけません。

ホテルで貰った周辺マップに近隣のお店の営業時間と定休日も書いてあったので、とても助かりました。朝９時開店のお菓子屋さん一久庵でお土産を買って帰ります。

菓子処 一久庵 グルメ・レストラン

ベーカリーししまるのミニクロワッサン。朝から行ったら売り切れ前に購入する事が出来ました。

ししまる グルメ・レストラン

札幌で乗り継いで新千歳空港へ向かいます。

岩見沢駅 駅