2024年 ギリシア＋2か国周遊 (22 days) =DAY 10= ～イア(サントリーニ島) ⇒ ミコノスタウン(ミノコス島)～

2024/04/26 - 2024/04/26

・4月17日：大阪 ⇒ アブダビ
・4月18日：アブダビ ⇒ アテネ ⇒ コリントス
・4月19日：コリントス ⇒ ナフプリオン
・4月20日：ナフプリオン ⇒ ミストラ ⇒ スパルタ ⇒ バッサイ ⇒ オリンピア
・4月21日：オリンピア ⇒ アテネ ⇒ ロードスタウン(ロードス島)
・4月21日～23日：ロードス
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月22日：ロードスタウン ⇒ リンドス ⇒ ロードスタウン

・4月23日：ロードスタウン(ロードス島) ⇒ イラクリオン(クレタ島)
・4月23日～25日：イラクリオン(クレタ島)
・4月25日：イラクリオン(クレタ島) ⇒ イア(サントリーニ島)
・4月26日：イア(サントリーニ島) ⇒ ミコノスタウン(ミノコス島)
・4月26日～28日：ミコノスタウン(ミノコス島)
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月27日：ミコノスタウン(ミノコス島) ⇒ ディロス島 ⇒ ミコノスタウン(ミノコス島)

・4月28日：ミコノスタウン(ミノコス島) ⇒ アテネ ⇒ スコピエ(北マケドニア)
・4月28日～30日：スコピエ(北マケドニア)
・4月30日：スコピエ(北マケドニア) ⇒ ソフィア(ブルガリア)
・4月30日～5月2日：ソフィア(ブルガリア)
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・5月1日：ソフィア ⇒ リラ ⇒ ソフィア

・5月2日：ソフィア(ブルガリア) ⇒ テッサロニキ
・5月3日：テッサロニキ ⇒ カランバカ/メテオラ
・5月4日：カランバカ/メテオラ ⇒ アテネ
・5月4日～7日：アテネ
・5月7日～8日：アテネ ⇒ アブダビ ⇒ 大阪 ⇒ 名古屋

エリア ミコノス島(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

8時起床。
ジャグジー越しにプライベート感満載の素晴らしい景色と迎える朝、最高です！

アプライ ドーム ホテル

朝一で空気が澄んでいて、海の向こうに昨日は見えなかった島が確認できる。

そして昨日に続いてブルードームの教会の前には馬が確認できる。

昨日は見えなかった島の方へ向かうBlue Star Ferries。

日本が本日連休前最後の出勤日ということ＋時差の関係もあり、先にメールを処理し・・・

・・・9時に昨日のプールサイドで朝食。
ベルギーワッフル、クロワッサンやその他のパンが取り放題で、卵料理は別途注文式で、その卵料理に野菜、チーズ、フルーツが一緒にサーブされる形式。

9:24にチェックアウトすると、マグネットをお土産に頂いた。
中身を確認するとホテルオリジナルのものだった。こういうのって何気に嬉しい。

9:30、イアのバスターミナルに到着。
今まで訪れたオリンピアやロードス島では日本人が少ないので、お土産屋に日本語の写真集がないのも納得だったのだが、日本人が多そうなここサントリーニ島でも日本語版はなかった。

9:50発の予定が10時になってもバスが来ず、不安になりかけたところにちょうどバスがやってきた。

10:08イアを出発し、10:30フィラのバスターミナルに到着。1本後の10:20発のバスが同様に遅れたとしたら、11時発のバスに乗り換えできなかった可能性が高い、危ないところだった。

バス バス系

その11時まで30分あり、歩き方を見るとバスターミナルからフィラの町まで徒歩ですぐっぽかったので・・・

・・・キャリーケースを引っ張りながら坂道を上ると数分で大きな真っ白い教会に到着。

大聖堂 寺院・教会

その教会の西側に広がるカルデラ火山の絶景を楽しむ。

こちらが火山の噴火口があるネア・カメニ島で、今でもフェリーに乗って訪れることができる。
しかしこの火山の噴火によってもともと1つの島だったサントリーニ島が沈下し、いくつかの島に分かれたというのだからその噴火の威力の凄まじさときたら・・・。

サントリーニ島最大の集落であるフィラの町。

イアと同じく崖の上に町が築かれているが、イアと異なり白一色ではない。

こうしてほんの少しだけフィラの町も楽しんで、バスターミナルに戻り、11時ジャストに出発。

バスの車窓から見えるサントリーニ島。
中央奥に見えるのがイア、中央右手がフィラの町。

港が見えてきた。

昨日は上ったくねくね道を下っていく。

11時半に港に到着。

港にはいくつか建物が並んでいて、売店やレストランが入っている。

11:45に酔い止め薬を服用。ついでに船酔いに効果があるらしいコーラも購入。

サントリーニ島の地図。
先ほどフィラの町から見た中央にあるネア・カメニ島が火山の火口で、そこを中心にした大きな１つの島だったサントリーニ島の大半が海に沈んだということがわかる。

港から見上げると・・・

・・・フィラでもイアでもない白い町が断崖絶壁の上に築かれているのがわかる。

12:10発のはず・・・のフェリーの到着を待つが、当然ながら時間通りにやってくるはずがなく、13時ジャストに着岸。

向きを変えて船尾から着岸。

着岸と同時に車が下りてくる。
またいつか来ることがあれば車での訪問も考えたい。

ミコノス島の前にナクソス島にも寄る。

乗船券。

結局65分遅れの13:15出港。

SEAJETSの船内図。2階建て構造。

昨日、イラクリオンからサントリーニ島で乗った船と比べると少し豪華な感じ。

今日の船は座席がしっかり決まっていて最初に自分の座席を確認。この写真手前の100Mが乗船券に記載された指定席。
揺れるには揺れるが、考えたら昨日より大きい船だからか、揺れが小さい。

また昨日の船と違い、今日の船はデッキがあり、外に出れるのでデッキへ向かうが、既に出港した後だったので、サントリーニ島を離岸した後の写真を撮影。

ヨットの背後にある崖の上が昨日滞在したイアの町。

SEAJETSにはキプロスの国旗が掲げられていた。
しばらくデッキで撮影し、座席に戻りすぐに寝れた。

60分ほど経過したところでナクソス到着のアナウンスで目覚める。

再びデッキへ行き、14:40ナクソス着岸の様子をデッキから眺める。
デッキからは神殿跡と高台に建つ白いナクソスの町、そして近代的な風車が見えた。

こちらはナクソス島のアポロ神殿。

アポロ神殿 (ナクソス島) 史跡・遺跡

高台に建つナクソス・タウン。城壁は13世紀前半に築かれたヴェネチア支配時代のもの。

ナクソスへの停泊は5分ほどですぐに出発。

アポロ神殿の向こうには山々が広がるが町らしきものはないが・・・

・・・風車が2基並んでいる。

昨日同様に船内にはカフェがある。

値段は昨日と同じでピザは4.9ユーロ、500mlのペットボトルが0.6ユーロ。

スイーツが入れられたケース。

ピザとパイが並ぶケース。

ワインの中にモエ・エ・シャンドンが紛れ込んでいる！？
値段を確認すると150ユーロだった。

ナクソス出港から40分ほど過ぎ、ミコノス島到着のアナウンスが流れる。

棚から荷物を降ろし、下船に備える。

船尾が開き・・・

・・・ミコノス島が見える。サントリーニ島の港と違い、崖の下ではなく、丘に囲まれた港。

15:27ミコノス島着岸。

ミコノスタウンへ向かう船SEA BUSの案内に従って移動。

昨晩調べたスケジュール通りなら15:30出発の予定のSEABUSが待っていてくれ、15:36出港。

こちらのブースでチケットを購入。

チケット代は2ユーロ。

船内は誰もいない。どこにいるかというと・・・

・・・屋根の上。
リゾートタウンに来たのだから考えることはみんな一緒、笑。

丘の上には・・・

・・・昨日のサントリーニ島のブルードームではないが、ブルールーフの教会がある。

先ほど大型船が停泊したのはニューポートで、そこからTOURLOSとオールドポートの2か所を経由してミコノスタウンへと向かう。

ミコノスタウンが近づいてきて・・・

・・・白い外壁の建物が増えてきた。

そして丘の上には風車が建っている。

ミコノスタウンに15:50到着。

出口のところにディロス島行きのチケットが売っていたので、購入しようとするとリアル・ガイド付きを提示され、いや船だけで・・・というと、オーディオ・ガイドを提示され、それも断り、3度目にしてようやく船だけのチケットを購入できた。商売熱心というか、なんというか・・・？

WELCOME TO MYKONOSの看板にはミコノス名物の風車とペリカンが描かれている。しかし残念ながら2泊3日の滞在中ペリカンに遭遇することはできなかった。

SEA BUSのスケジュールで明後日のニューポート行きの時間を確認。

港を出たすぐのところにブルードームの教会があった。
相変わらず海の透明度が凄い！

16:10にホテルに着いたはずなのだが、それらしき入口がない！？近くでたまたまペンキ塗りをしていたおばちゃんが助けてくれて、ホテルの人に電話をしてくれた。5分ほどすると1人の女性がやってきて、部屋まで案内してくれ、そこでその女性が電話をかけ、オーナーと英語で会話し、一通り説明を受け、市税の3ユーロをその女性に渡す。

いわゆるB&Bスタイルの宿だったのだが、部屋でWi-FiにつなぐとオーナーからSMSが11時過ぎに来ていて、今日何時に着くか教えてくれと書いてある。それならそれで前日までに連絡してくれよ！てか、スマホ持ってなかったら、あのペンキ塗っていたおばちゃんいなかったらどうなっていたんだ？とはいえ、こんなトラブルも楽しみの1つと言えるだけの経験を積んできたのは間違いない。

そんなこんなで部屋の中へ。白で統一された内装。

バスタブなしのシャワーのみ。
荷物を整理し終え、17:05ホテルを出発。

白い外壁の建物にワンカラーのアクセントが入る町並み。

こちらの門を備えた建物は・・・

・・・バスケコートが備わっている。学校だろうか？

なんとも街歩きが楽しい、路面もオシャレだし、壁のカラーリングも素敵。

基本白ベースだが、各建物ごとに1色をアクセントとして塗って良いらしく、青や赤が多い中、水色や緑も見られる。

水色のアクセント。

さらに建物だけでなく、旗や服もアクセントになっている。

町歩きとしてはサントリーニ島よりもこちらミコノスタウンの方が楽しいかもしれない。

どこにいくというわけでもなく、ふらふらと迷路のようなミノコスタウンをさまよっているとリトルヴェニスが見えるところにどり着いた。そして振り返ると風車が並んで建っている。

地球の歩き方には"6つ"の風車と書いてあるが少し離れたところに羽根のない風車がもう1つあるので"7つ"が正解か？

ミコノス島の風車 建造物

港到着時のWELCOME看板にも描かれていた風車。

カト・ミリの風車と呼ばれる風車群。

1基は工事中。

オランダで見た風車とは違い、外壁が白いのがギリシアの風車！
　https://4travel.jp/travelogue/11706518
川沿いではなく、海沿いに建っているのもオランダとは違う点。

元々は風車が建っていたと思われる土台のみが残る場所もある。

風車越しに見える建物が並ぶのはリトルベニスと呼ばれるエリア。

パノラマで撮影。
丘の上のこの距離からでも海の透明度がわかる！

風車＋海、そして遠くに大型船。これぞミノコス！

風車の前には石垣が組まれている風車もある。
もともと風車は小麦を挽くために使われていたのでその名残だろうか？

青空をバックに白い外壁の風車が映える！

上と下で空の青さも異なる。

また太陽の方向によってカメラに映る空の青が変わる。

近くにあったミコノス島の全景図。

アブダビからアテネに向かう飛行機の中から見えたミコノス島。
当然と言えば当然だが、やはり同じ形！

最後に6つの風車をカメラに収めて手前の階段を下りる。

階段を下りていくと・・・

・・・リトルベニスを一望できるビーチに到着。

リトルベニスと呼ばれるエリアはレストランやショップが建ち並ぶ。

というわけで、看板に従ってリトルベニスへ向かう。

途中出くわしたとてもカラフルな光景。

その中にはトルコ土産で有名なナザール・ボンジュウのカラフルバージョンもあった。
　https://4travel.jp/travelogue/11617559

お土産屋の絵やポストカードも町のカラフルさを増加させてくれる。

そして猫も！

2泊3日の滞在中何度も出くわした白ペンキを塗る住人の皆様。
皆様のおかげで我々観光客は楽しませてもらっています！

リトルベニスの奥の方まで行くと海沿いに降りることができて、そこから7つの風車を1枚の写真に収めることができた。

手前の赤と青のベランダに何層にも分かれた海の青、そして風車群と、これぞミノコス！な一枚が撮影できた。

ここから撮影すると道路を挟んで1つだけ左端に羽根のない風車があり、全部で7つの風車群であることがわかる。

HONDAのバイクと白い教会の組み合わせが何とも言えない哀愁を醸し出す。

よく見ると鐘の上の十字架が一部欠けている。

再びSEA BUSが到着した港のブルードームの教会に戻ってきた。

せっかくなので中に入ってみる。中も青色で塗られている。

よく見ると主祭壇の中央部分も青い布でカバーされていて、ここまで青い教会は珍しい。

ミコノスタウンの市庁舎。

なぜか仰向けで寝転がっている犬がいた。一瞬ではなく、ずっとこの状態で寝転がっていた。

ビーチ沿いにある魚市場の台。シーズン中はここに近隣で採れた魚が並べられる。

そしてこの台座部分は大理石で作られている。

ビーチとはいえ、時間も時間なのでさすがに日光浴している人はいなかった。

ブルードームではなく、レッドドームの教会もある。

再び迷路の中へと入りこむ。

珍しい緑系のアクセントカラー。

ニケの女神像がディスプレイに飾られているお店もあった。

扉やベランダ以外に花の色もアクセントになっていて、本当に町歩きが楽しい。

少し開けた場所に出たが・・・

・・・すぐに迷路に戻る。
実物のペリカンに会うことはできなかったが、イラストのペリカンに遭遇！

灰色のアクセントも意外に良い！

町を歩いていて一番多かったのはやはり青。
国旗の色でもあり、海や空を表す色でもある。

今回のギリシア旅、街中だけでなく遺跡も含めていろんなところにいた猫。

2匹とも目を閉じて幸せそうな表情。

迷路を抜けて南国感あふれる道に出た。

Secret Garden(秘密の庭園)という名のアパートメント。

19時にLakka gardenというタベルナでディナー。

ワインリストもあるしっかりとしたレストラン。

店内にもペリカンの絵が飾られている。

ズッキーニのコロッケ、スタッフド・ベジタブル(野菜の詰め物)、カルボナーラにフラッペを注文。

ズッキーニはコロッケというよりはサンフラでいつも食べるクラブ・ケーキのような食感(味はもちろん蟹ではない・・・)。

野菜の詰め物は赤と緑の大きなパプリカにお米が詰まっているのだが、赤と緑でお米の味付けも違っていて、2つとも美味しい。

そしてカルボナーラは激ウマ。トッピングでチーズがついてきて、かけ放題。コロッケ以外はとても美味しかったが、満腹になりチェック。

するとデザートのパンナコッタが出てきた。デザートは別腹とはよく言ったもので普通に食べれた。
海沿いのレストランだと1つのメニューで25ユーロくらいしたが、ここは4品で35ユーロとかなり良心的(と言っても日本に比べたらかなり高いが・・・、本当に円安ってやつは・・・！！)。

19:45に退店し、歩き方に載っていた遺跡へと向かう。

歩き方に"野外劇場"と書いてあったので、行ってみると想像していた古代の円形劇場ではなかった。

20時ホテルに戻り、洗濯をし、明後日のミコノス島からアテネ空港近くのラフィーナ港行きのチケットを購入。24時半就寝。