2024年 ギリシア＋2か国周遊 (22 days) =DAY 12= ～ミノコス島 ⇒ アテネ ⇒ スコピエ(北マケドニア)～

2024/04/28 - 2024/04/28

・4月17日：大阪 ⇒ アブダビ
・4月18日：アブダビ ⇒ アテネ ⇒ コリントス
・4月19日：コリントス ⇒ ナフプリオン
・4月20日：ナフプリオン ⇒ ミストラ ⇒ スパルタ ⇒ バッサイ ⇒ オリンピア
・4月21日：オリンピア ⇒ アテネ ⇒ ロードスタウン(ロードス島)
・4月21日～23日：ロードス
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月22日：ロードスタウン ⇒ リンドス ⇒ ロードスタウン

・4月23日：ロードスタウン(ロードス島) ⇒ イラクリオン(クレタ島)
・4月23日～25日：イラクリオン(クレタ島)
・4月25日：イラクリオン(クレタ島) ⇒ イア(サントリーニ島)
・4月26日：イア(サントリーニ島) ⇒ ミコノスタウン(ミノコス島)
・4月26日～28日：ミコノスタウン(ミノコス島)
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・4月27日：ミコノスタウン(ミノコス島) ⇒ ディロス島 ⇒ ミコノスタウン(ミノコス島)

・4月28日：ミコノスタウン(ミノコス島) ⇒ アテネ ⇒ スコピエ(北マケドニア)
・4月28日～30日：スコピエ(北マケドニア)
・4月30日：スコピエ(北マケドニア) ⇒ ソフィア(ブルガリア)
・4月30日～5月2日：ソフィア(ブルガリア)
＊＊＊＊＊＊＊小旅行＊＊＊＊＊＊＊
・5月1日：ソフィア ⇒ リラ ⇒ ソフィア

・5月2日：ソフィア(ブルガリア) ⇒ テッサロニキ
・5月3日：テッサロニキ ⇒ カランバカ/メテオラ
・5月4日：カランバカ/メテオラ ⇒ アテネ
・5月4日～7日：アテネ
・5月7日～8日：アテネ ⇒ アブダビ ⇒ 大阪 ⇒ 名古屋

エリア スコピエ(北マケドニア共和国)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: オリンピック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

7:30起床。
船酔い対策に近くのスーパーへ行き、コーラとクッキーを購入。コーラの2ユーロ≒340円が安いと感じる今日この頃・・・。日本にいるときの金銭感覚からすると狂っている・・・。というかギリシアよりも日本の方が物価が安いとは！？円安恐るべし・・・。

外は今にも雨が降り出しそうな暗い曇り空。

そんな曇り空を見つめる猫。
妙に格好良くフレームに収まってくれて、もしかしてモデルですか、笑？

8:00にチェックアウト・・・といっても、B&Bなので鍵を置いて出るだけだが・・・。

アクセント色が灰色という珍しい建物。

8:10港に到着。

SEA BUSのスケジュールを確認。OLD PORT始発の9:00の船まで、だいぶ時間がある。

ということで一昨日に続き、港にあるブルードームの教会へ！

外観以上に内装はブルーな教会。

いろんな宗教画の中に・・・

・・・最後の晩餐の様子が描かれたものもあった。

SEA BUSの乗船券。

8:40を過ぎたところでSEABUSがやってきた。北の空は晴れ、南の空は相変わらずの黒い雲に覆われている。

NEW PORT8:30発の船だが、誰も乗っていない。

9:02出港。港の外に出るとめちゃめちゃ揺れる。

今日のフェリー欠航にならないか？不安になるレベル。

2泊3日の滞在中、迷路のような入り組んだ白い町で素敵な写真を何枚も撮らせてくれたミノコスタウン。

丘の上の屋根の崩れた風車も・・・

・・・丘の上の屋根のある風車も・・・

・・・そして海沿いの丘の上の風車も、これで見納めかと思うと寂しい・・・

・・・なんて気持ちには一切ならないレベルで船が揺れ、アテネまでのフェリーが欠航にならないか？そればかりが気になって仕方ない・・・苦笑。

ニューポートに近づき、船が見えてくると欠航の不安は消えた。

この旅一大きな船がそこに待っていた！

9:20ニューポートに着岸。

9:28、Golden Star FerriesのAndros Queen号に乗船。

ティノス島、アンドロス島を経てアテネ郊外のラフィーナ港に向かう。

SEAJETのような荷物置き場がない！？と思ったらエスカレーターがあり、荷物を持ったまま上の階へ。

エスカレーターを上ると受付のようなデスクがあるが、ここは素通りでOK。

昨年の北欧のクルーズ船ほどではないが船内はかなり豪華。
　ストックホルム⇒ヘルシンキのクルーズ：https://4travel.jp/travelogue/11861110

革張りのシート(リクライニング仕様)が並ぶ船内へ移動し、好きな場所に座れた。

よくよく見るとチケットの座席欄は空欄だった。

船内マップ。

船内の売店。

パンやサンドウィッチはあるがピザはなかった。
ドリンクはソフトドリンクからアルコールまで一通りそろっている。

メニュー表。そこまで高くなく、コーラが2.5ユーロとミコノスタウンの海沿いのお店の3ユーロよりも安い。

念のため酔い止め薬も服用。今朝買ったクッキーを食べながら出港を待つ。クッキーがゼリーを含んでチョココーティングされていて美味しい！

9:50出港し、外海に出るとやはり波が荒く、6階、7階の高さの客席の窓まで波が打ちつけてきた。それでもさほど揺れを感じないのは大型船ならでは！

80分くらい寝て、12:20、船の名前にもなっているアンドロス島に停泊するところで目が覚める。

デッキに出て着岸の様子を眺める。

このアンドロス島は地球の歩き方でも紹介されていない、かなりマイナーな島のよう。

丘の上に水色のドームを持つ教会が建っている。

船の上からアンドロス島をパノラマ撮影。

着岸から10分もかからずに離岸。

操舵室にも近づけるが内部は撮影禁止。

ラフィーナの港が見えてきた。
アテネに近い海だが、やはり海の色は綺麗。

着岸の様子を見学。

毎回のことだが、こんなに大きな船でもあんなに細いロープで停泊させるのだから、驚かされる。

14:32、2分遅れでラフィーナ港に到着。
エスカレーターを使って地上階へ。

よく見ると船の名前はAndros Queenとなっていて、先ほど立ち寄ったアンドロス島にゆかりがあるのだろうか？

ホームページでは14:40となっていた空港行きのバスは窓口で聞くと15時発とのこと。

14:55バスが来たと思ったらアテネ市内行きで、15時ジャストに空港行きのバスが到着。途中かなり綺麗なビーチ沿いをバスは走る。わざわざエーゲ海の島まで行かなくてもアテネ市内から少し外へ出るだけでこれほど綺麗なビーチが広がっているとは、ギリシア恐るべしだ！

15:33空港到着。

一週間振りにアテネに戻ってきた。

アテネ国際空港 (エレフテリオス ヴェニゼロス国際空港) (ATH) 空港

到着初日にこの空港に降り立ち、すぐにレンタカーでペロポネソス半島へドライブに出かけたのはもう10日前。

今度こそアテネ市内へ・・・というわけではなく、今度は飛行機に乗って国外へ向かう。荷物を預けて(ちなみに追加の荷物がある場合は最低70ユーロからと、かなりお高い)、イミグレへ。

でもって行き先は？

SKP＝スコピエ。
といっても日本人には馴染みのない都市。一応その国の首都です。

というわけで、今回はヨーロッパだがシェンゲン協定非加盟の国・北マケドニア行きなので、パスポートにも出国のハンコを押されました。

空港内にあったアプリの広告。

アプリでその場所にカメラを向けると当時の様子がカラーで表現されるタイプのヤツ。

Goldair Hundling Loungeへ行くと満室。もう1つのPriority Passが使えるSkyservのラウンジは閉まっていて、貼り紙で隣のSwissportラウンジに行ってねと書いてあるので行ってみたらPriority Passが使え、16:25入室。

スイスポートラウンジ (アテネ国際空港) 空港ラウンジ

国際線ということもあってか、豪華な造り。

ラウンジ内のフードエリア。

食事のメニューも豊富で、ロードス島行きのSkyservのラウンジにあったベーグルやトルティーヤもあった。

ドリンクコーナーにはワインもあった。

サラダ、シュリンプ入りのパスタ、ほうれん草パイ、ターキーバーガー、そしてロードス島行きの時に続き、トルティーヤも食べる。

パスタはガーリックがかなり効いている。

ネットで調べてもあまり情報のない自分史上41か国目となる北マケドニアについて夢中で調べていると、離陸45分前の19:30にセットしたアラームが鳴る。

ボードで確認し、ゲートA19へ向かう。

ラウンジにいたときから少し気持ち悪いなと思っていたが・・・

・・・酔ってないつもりが船酔いしていたみたいで時間差でやってきたみたいだ。

ゲートからはバス、でもって気持ち悪い時に限って・・・

・・・プロペラ機！！

よくよく考えると今回ロードス島からイラクリオンへのプロペラ機から今回の酔いとの戦いが始まったのだが、帰りの飛行機を除いては最後となる酔いとの戦いがスコピエ行きの飛行機で待っていようとは・・・。プロペラ機が見えた瞬間、酔い止めを服用。
9分遅れの20:24離陸。

予想に反して全然揺れないプロペラ機。海上と陸続きの上空の違いか？そして酔い止めではなく、もはや睡眠誘導剤と化し、着陸直前までぐっすりで起きると機内食のサンドイッチが置いてあった。

1分遅れの現地20:46着(ギリシアと1時間の時差アリ)。

スコピエ空港 (SKP) 空港

北マケドニアのスタンプはパスポートの「追記」ぺージに押されると聞いていたが、実際に「追記」ページに押された。

市内行きのバスは20時半がラストのため、タクシーで市内へ向かう。

ユーロが使えたので両替の必要はとりあえずなしだが・・・

・・・レートはこんな感じ。

ターミナルを出たところに行き先ごとに北マケドニアの通貨ディナールとユーロで値段が表記されており、ボッタクリに合わなくて済むようになっている。

高速の制限は120㎞。運転手が煽り運転に近い状態で前の車との車間距離が近すぎて、飛行機以上に気持ち悪くなった。21:08に空港を出発し、21時半にマリオットホテル到着(泊まるホテルを知らないというので、徒歩圏内のマリオットを指定した)。

そしてそのホテルも本来泊まる別館にフロントがないのでチェックインのために来たのだが、Booking.comの予約がホテルのシステムに反映されていないとのことで、そのままそのホテルにチェックイン。

ホテル ソルン ホテル

でもって部屋に行くと掃除されていない状態だった(ベットやシャワーのタオルが前の人が使ったまま・・・)ので、フロントに行き別の部屋に変えてもらった。

部屋を変更する間、紅茶をサーブしてくれた。

マリオットからホテルまで歩くときに通過したマケドニア広場が面白そうなので、22時(ギリシア時間で23時)過ぎていたが、少しだけ散策。

北マケドニアの首都スコピエの中心マケドニアア広場。

マケドニア広場 広場・公園

その中央にあるのがこちらのアレキサンダー大王の騎馬像。

広場の北にある石橋から見るマケドニア広場。

石橋 (カメン モスト) 建造物

山の上の巨大な十字架もライトアップされていて、マケドニア広場の中央にあるアレキサンダー大王像と十字架のコラボ写真も撮影できた。

石橋の上から眺めた東側の光景。

石橋の上から眺めた北側の光景。

フィリップ2世広場と名付けられた石橋の北側にある広場。南側のマケドニア広場と対をなす広場の中央にいるのは・・・

フィリップ2世広場 広場・公園

・・・アレキサンダー大王の乳でもあるフィリッポス2世。

そこから北西方向には城壁が見える。

スコピエの城壁 史跡・遺跡

そこからさらに北へ進むと・・・

・・・オールドバザールと呼ばれるエリアがある。

オールドバザール 史跡・遺跡

お土産屋やレストランが並ぶ一帯は・・・

・・・以前訪れたドバイの旧市街であるスークのような雰囲気。
　ドバイのスーク：https://4travel.jp/travelogue/11617335

また昨年スウェーデンのヨーテボリで見かけたランプシェードが通りの上空につるされた通りならぬ・・・

・・・アンブレラ(傘)の吊るされた映えスポットもあった。

さらに進むとまた別の映えスポットが現れた。

もしかしたら映えを狙っていないかもしれないが・・・。

個人的に感動したのがこちら！

階段を横切るように設けられたスロープ。今まで40か国を回ってきたが、ありそうでなかったタイプのスロープ。

北マケドニア、想像以上に進んでいる。

こちらのライトアップされた円形の神殿風の建物は博物館。

国立考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

その博物館の前から見える石橋。
1451年から1469年にかけて架けられたもの。

石橋 (カメン モスト) 建造物

ネットで調べていた通り、スコピエの町はそこら中に銅像が建っている。
こちらの銅像は見た目、ノストラダムス？とか思って下を見ると・・・

・・・そこにあるはずの人物が誰なのかを記したプレートはなく・・・

・・・これらの銅像が誰なのか？不明のまま町を歩くことになった。
というかプレートを盗んで何をするつもりなんだろう？

橋の両側に銅像が建ち並ぶ国立考古学博物館前の橋。

アイ ブリッジ 建造物

その橋を渡った南側にある帆船はレストラン兼ホテル。

その帆船前から見た先ほどの橋と国立考古学博物館。

時間も時間なので、今日はここまでにしてホテルへと戻る。

石橋 (カメン モスト) 建造物

マケドニア広場に面して建っているのはマリオット。

マケドニア広場 広場・公園

広場中央に建つアレキサンダー大王の巨大な像。

最上部には騎馬像。

柱の下部にはマケドニアの戦時中の兵士たち。

そして柱の中央部分は戦時中のレリーフが施されている。

50分ほど夜のスコピエを楽しんで、22:50ホテルに戻り、シャワーを浴びる。

ホテル ソルン ホテル

北マケドニア、今回行くことが決まるまでは正直何も知らない国だった。

少し散策しただけだが、とても楽しい感じ、明日が楽しみだ！
24時就寝。