皇居三の丸尚蔵館　☆皇室のみやび―受け継ぐ美

2024/04/07 - 2024/04/07

４月に入り、東京でも桜が満開になっていました。
　
2023年の秋に開館30周年を迎えた皇居の博物館ですが、新館の一部が完成したのを機会に、
名称を「皇居三の丸尚蔵館」として生まれ変わったというニュースが流れていました。
この開館を記念して2023年11月から2024年6月の約8カ月間、4期に渡る開館記念展がおこなわれています。
桜と新しい尚蔵館を見ようと思って、皇居に向かいました。

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

2024年の乾通り一般公開は　
3月23日から3月31日の一週間でしたが　
いろいろあって行きそびれました

【和田倉濠】

地下鉄の大手町からのアクセスが楽ですが　
この日は地元のバス停から　
東京駅まで都バスで移動

【和田倉濠の桜】

たいした距離じゃないので　
皇居まで歩きます
桜がお堀に映って　
とてもきれい

【パレスホテル】

パレスホテルは皇居を見るには　
最高のロケーション

パレスホテル東京 宿・ホテル

そんなホテルを右に見て　
皇居へまっしぐら

【和田倉噴水公園】

最短距離をめざし
噴水を突っ切ります

和田倉噴水公園 公園・植物園

【スターバックスコーヒー皇居外苑和田倉噴水公園店】

いつか立ち寄ってみようと思うのですが　
どうもいつも朝方通り過ぎることが多く　
いまだに店内に入ったことがありません

【球体噴水モニュメント】

水が形づくる球体が地球を象徴
生きとし　生けるものの　
永遠の営みを表しているそうです

【和田倉噴水公園】

ここはしょっちゅう用途が変わった土地
大名屋敷(1620～1657)→厩(1683～1684)→大名屋敷(1684～1688)→御用屋敷(1688～1713)→会津藩預屋敷(1713～1741)→厩(1741～1819)→会津藩預屋敷(1819～幕末)→厩(明治7～9)→内務省図書館(明治16～19)

【尚蔵館】

こちらが展覧会「みやび」の会場

三の丸尚蔵館 美術館・博物館

入口の様子

【尚蔵館　展示品】

大手門から東御苑に入るのですが　
門まで長い列がありました　
尚蔵館前には列はありません

【尚蔵館　展示品】

ちょっと驚きました
外人観光客？ってわけでもなく　
この大勢の人はなんだろうと思ったのですが　
セキュリティーチェックのための　
列でした

【尚蔵館　展示品】

尚蔵館まで来たら
来館前にオンラインによる日時指定が必要と気づきました　
チケットの購入はオンライン決済のみ
ですって

【尚蔵館　展示品】

もちろん何の用意もしていなかったので　
その場でスマホからチケットを購入　
日時指定もしました　
ちょうど行った時間帯はまだ予約可能でした

世の中変わった・・・

【尚蔵館　展示品】

中に入ったら　
このように丁寧な説明文　
わかりやすいですね

【三の丸尚蔵館の展示物】

源氏物語の屏風です　

この尚蔵館の中　写真がOKでした

【三の丸尚蔵館の展示物】

ちょうど　NHKの大河ドラマ「光る君へ」で　
紫式部が主人公なので　
タイムリーな展示です

【三の丸尚蔵館の展示物】

そのため　より興味深く見ることができました

【三の丸尚蔵館の展示物】

そしてこちらが　
国宝の「更級日記」　

【三の丸尚蔵館の展示物】

素敵な字ですが　
学がないので全く読めません

【三の丸尚蔵館の展示物】

それほど大きくないので　
見学に時間はかかりませんでした

【同心番所】（移築建築）

登城する大名の供の者を監視する番所でした　
棟瓦や軒端の瓦には　
葵の紋（三葉葵）や菊のご紋が付いています
両方ついている建物は珍しいそうです

後方の緑の屋根は三の丸尚蔵館

【白鳥濠】

江戸城の二の丸と本丸の間を東西に隔てる濠
そうです　石垣の上に本丸があったのです

【白鳥濠】

白鳥濠の石垣は　
家康時代に築かれたものなんだとか

【白鳥濠】

この堀はこの辺りで終わり　
独立した濠で　
濠の水は雨水と湧き水のみで満たされているんだとか

まだ桜の花が残っていました

白鳥濠にある汐見坂を上っていくと
本丸に辿り着けますが　
今日は上がらずに突き当りまで行きました

ちょっと葉桜

桜の花

【本丸の石垣】

木の向こうに
桃華楽堂の屋根が見えていました

この辺りの石垣は本当にきれい

左端の建物は　
東京国立近代美術館

東京国立近代美術館 美術館・博物館

【北桔橋門】（きたはねばしもん）


旧江戸城の北側を守る最重要地点

北桔橋門 名所・史跡

【北桔橋門】

ここからも東御苑に入れるのですが
大手門側よりも長い列でした

北桔橋門 名所・史跡

木蓮の花

【森の調べ像】

「勇気と力技と健康を競う人々を
楽奏により迎えたたえる乙女の像」
と刻まれていました

【乾門と警備派出所】

一般公開の時は　
ここから出てこれます

乾門 名所・史跡

【乾門】

しだれ桜

【旧近衛師団司令部】

スカイツリーが見えていました

土手に上がります

英国大使館前辺りの桜並木

この土手の道は大好きです

というのも　
千鳥ヶ淵の様子が　
よく見えるからです

【北の丸公園】

【千鳥ヶ淵を走る　首都高速】

ここで土手は終わり

右側に見えているのは　
英国大使館
千代田区一番町１という住所が示すように　
アメリカより信用されていたと思う国

英国大使館の角の交差点で右折して　
靖国神社に向かいます

街路樹の桜

千鳥ヶ淵戦没者墓苑への道は　
この日　一方通行に規制されていて　
九段側からしか通れませんでした　

ちょっと予定外・・・

千鳥ヶ淵戦没者墓苑 名所・史跡

仕方がないので　
一般道沿いに歩きます

私同様　お堀側を歩けなかった人たちが　
内堀通りをゾロゾロ歩いていました

途中のわき道も　
しっかりブロックされていて
すぐそこに見えているのに　
お堀側には入り込めません・・・

Xをつけてみましたが　
一方通行制限のある場所です

靖国神社に到着

お参りはしないで　
外堀を目指して　
歩き続けます　
飯田橋駅から乗車しようと考えていたからです

靖国神社 寺・神社・教会

在日本朝鮮人総聯合会中央本部の横を通ったら　
物々しい警護体制

その横をすり抜けて　
外堀まで来たら　
こちらもたくさんの桜見物の人たち

中央線で飯田橋から四谷にかけて　
車窓の外を見れば　
この辺りの桜がよく見えます

わずかながら　
土日より人が少ないかもしれません

外堀と桜並木

ブリティッシュカウンシル前の桜

みごとな桜

JR総武線（中央線普通）と飯田橋駅

総武線は一応お茶の水迄かもしれない
中央線の普通列車がお茶の水スタートかもしれない

JR中央本線 乗り物

カナルカフェも
人でにぎわっているみたい

カナルカフェ グルメ・レストラン

【飯田橋さくらテラス】

ショッピングモールです
美味しいレストランも
何軒かはいっています

飯田橋サクラテラス グルメ・レストラン

【富士見町教会】

さくらテラスの横にある　
明治時代からある教会

富士見町教会 寺・神社・教会

JR飯田橋駅に到着　
駅から見た外堀の風景

飯田橋駅 駅

【湘南パスタバル　ランタナ食堂】
駅のところにある　
セントラルプラザの中で　
　軽くホリデイランチ　

久しぶりにミートソースを食べて　
大江戸線に乗って　帰宅しました

ランタナ食堂 グルメ・レストラン

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2024/05/09 21:31:41

  キンキラ☆

  こんばんは、M-koku1さん
  
  桜と皇居って、私にとって永遠のテーマです。
  なんだか、日本の美を感じるなぁー。
  そういう思いを抱えている人が多いから、
  こんなにたくさんの人で行列ができるんだろうな。
  それにしても、見事な金屏風に感動します。
  本物がたくさんあるのが、やっぱり目の保養。
  本物の力って凄いなーって思います。
  
  私もこのスタバ、通ることはあるのですが、
  行ったことがなくて…。
  このスターバックス、私も行ってみたいなぁ。
  
  たらよろ

  M-koku1さん からの返信 2024/05/10 10:02:06

  Re: キンキラ☆

  たらよろさん
  
  こんにちは！
  やはりあのスタバって使うタイミングが難しいですよね。
  私だけがそう感じてるんじゃなくて、同胞がいる気分でうれしいです。
  
  展示は４期に分かれているので、そろそろ第4期の新しい展示に移るかもしれません。
  皇室の宝物館だった頃は無料でしたが、文化庁だかどこかが皇室と共同で管理を始めたとたん、有料になってしまいました。
  でもその分、宝物館だった時よりはずっと見やすくなっており、説明もわかりやすく、いい感じです。その上、トイレの使い心地がとっても良かったです。
  
  まだ1期残っていますので、ぜひご訪問を！
  
  Mより