2021/03/14 - 2021/03/14
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M-koku1さん
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今年の春は寂しい春でした
というのも元気だった父が突然亡くなってから初めての春だったからです。
この旅行記は去年父とぷらっと桜を見に近所を回ってきたときのものです。
とても元気だったのですが、コロナ禍の中、肺を真っ白にしてしまい、家族に看取られることもなく、この世を去りました。
享年97歳でした。
(写真の多くは2021年3月14日のものです)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 徒歩
PR
-
居住している区内では
去年の台風や
木の老齢化によって
今年の桜はちょっと寂しい開花状況 -
街路樹の宿命か
枝打ちが激しいので
ちょっとかわいそう -
ここからは昨年の写真になりますが
小石川の伝通院にやってきました伝通院 寺・神社・教会
-
ここの境内の桜もなかなかいいんです
伝通院 寺・神社・教会
-
徳川家ゆかりの尼寺で
墓地には
江戸時代のお墓が残っています伝通院 寺・神社・教会
-
もともとは徳川家康が
生母の「於大の方」を埋葬したお寺として有名です
浄土宗無量山寿経寺傳通院 の本堂を眺めて伝通院 寺・神社・教会
-
文豪のお墓もあって
墓地内には案内図があるので
散策にいいのですが伝通院 寺・神社・教会
-
ご寄付を入れてから
墓地にはいるように
と案内が・・・伝通院 寺・神社・教会
-
毎年素晴しい
墓地の中央にある桜伝通院 寺・神社・教会
-
桜
-
日本原産の椿
-
こちらは桜
-
春の青空に桜が美しい
-
実家で暇している
父を誘って
近くの播磨坂へ播磨坂 名所・史跡
-
播磨坂は子供のころから
桜並木の美しさで有名 -
コロナ前には
文京桜祭りとかやっていたけれど -
ここのところ
静かなものです
嘴が細長い ヒヨドリ -
コロナ禍で 提灯もなければ人も少ない
コロナ菌も漂っていなさそう播磨坂桜並木 花見
-
【中勢以】
久しぶりに父とランチ中勢以 小石川店 グルメ・レストラン
-
ローストビーフ丼
と言っても
お皿にのってましたが中勢以 小石川店 グルメ・レストラン
-
ビーフカレー
中勢以 小石川店 グルメ・レストラン
-
エイジドビーフ
お肉が並んでいて
ちょっとアメリカが懐かしくなってしまう風景です・・・中勢以 小石川店 グルメ・レストラン
-
ペロリと食べてしまった父
レストランの方と
記念撮影 -
お花見弁当もテイクアウト用に
売っていましたが
中でゆっくり食べられてよかったと思います中勢以 小石川店 グルメ・レストラン
-
再び播磨坂の散歩に戻ります
播磨坂桜並木 花見
-
実は桜の季節は
父にとっても
私にとっても
「さみしさ」がつきまといます -
母が亡くなったのが
桜が満開の日だったからです -
その日 父はランチ後
昼休みの散歩で
上野の山の桜を楽しんでいたそうです -
母も元気に源氏物語の勉強会に行っていました
-
この久堅町が
播磨坂あたりの旧町名です
そして母の母方の実家は この町にありました -
もう曾祖母も大叔父も亡くなっているので
訪問することはなくなりましたが
小さい頃 よくとことこと歩いて
この坂を越えて
曾祖母に会いに行ったものでした -
母の話に戻ります
母は叔母とそのセミナーをうけた後
ランチを食べようと
レストランに向かったそうです -
そこで突然倒れ
救急車で病院に運ばれたものの
帰らぬ人となってしまいました播磨坂桜並木 花見
-
お葬式の日も
みごとに桜が満開になっていました -
そのあと
毎年命日が来るたびに
桜が咲き乱れます -
ご住職も お経の後のお話で
必ず 「桜が満開のお葬式でしたねえ」という想い出を
お話しなさいます -
ご住職のお父様が最後に担当したお葬式が
母のお葬式でした播磨坂 名所・史跡
-
ご住職も母の後を追うように
亡くなってしまわれたのです
だから母の法事は
私たち家族にとってと同じように
当代のご住職にとっても
ちょっと心動くものなんじゃないかと思っています -
そんなこんなで
桜を見ると
しみじみしてしまう
父と私でした -
播磨坂の和風ゾーンに
水場が作ってあります
このせせらぎで 沢山の子供たちが遊んでいました播磨坂 名所・史跡
-
鳥の彫刻
山本正道《春の詩》(1995/1995設置)の連作の一つ -
「母親とそのマントにくるまれた子」
山本正道《春の詩》(1995/1995設置)の連作の一つ -
枝垂桜
-
一本の木に
白とピンクが一緒に咲いているのかしら! -
丸の内線の「茗荷谷」から来ると
播磨坂の一番上から降りて来ることになるので
楽です播磨坂 名所・史跡
-
かなり坂の下のほうまで来ました
播磨坂 名所・史跡
-
デフォルメがすごいなあ
掛井五郎《地下水》(1995/1995設置) -
なんで 「地下水」?
彫刻家の考えていることは
わかりません -
坂の一番下から
播磨坂を振り返って・・・
上野公園からの都バスに乗ると
この坂下のバス停が便利 -
上60[都営バス]の「白山二丁目」のバス停です
-
このバス停からだと
「小石川植物園」へも近いです
池袋駅東口と上野公園を結ぶバスです小石川植物園 公園・植物園
-
【小石川植物園】
都バス 「上60」 の本数はとても少ないです
一時間に二本ぐらい
まるで僻地のバスみたいですね小石川植物園 公園・植物園
-
【小石川植物園】
だからメトロの丸の内線
「茗荷谷」から
歩いてくる人が多いです小石川植物園 公園・植物園
-
【小石川植物園】
来るたびに入園料をとられる父は
こんな年寄りからお金をとるなんて・・・
と不満を述べるのが常でした -
【小石川植物園】の桜
いつの間にか入園料が500円に値上げされていました -
【小石川植物園】の ハナニラ
父の言うのももっともで
90歳以上は無料でもいいんじゃないかと思いました
このとき父は96歳でした -
【小石川植物園】の桜のいい点は
街路樹のように枝切りがされていないので
自由でのびのびしているところ -
園内の案内図
-
【小石川植物園】の ソメイヨシノ
https://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/koishikawa/ennai/
園内図はこちらのサイトを見てください -
【小石川植物園】の ニュートンのリンゴの木
-
【小石川植物園】の 桜の向こうに
柴田記念館
内部の様子は以前の旅行記でどうぞ
https://4travel.jp/travelogue/11470184 -
【小石川植物園】の ソメイヨシノ
ソメイヨシノはもともとこの近くの染井村で生まれました -
江戸末期から明治にかけて
染井村の植木職人が
エドヒガンとオオシマザクラの品種を改良して作ったと
いわれているのが ソメイヨシノ -
奈良吉野山の山桜と区別するために
「染井村」の名前を付けたんだそうです -
ソメイヨシノ寿命60年説というのがありますが
実際は 手入れしだいだそうです -
ここは植物園なので
手入れは行き届き
樹の命も平均をはるかに上回っているのではないでしょうか -
【小石川植物園】の 温室前の噴水
明治時代からのもの
長いこと 温室の工事をしていましたが
いつの間にか完成していました
(2019年11月) -
【小石川植物園】の 公開温室の入り口
-
公開温室の入場時間は決まっており
この日はもう入場できませんでした
父にはその次のチャンスがなかったのに・・・ -
熱帯・亜熱帯地域に生育する植物を中心に
約2,000種を屋内で生育しているようです -
もうちょっと早めに家を出るべきでした・・・
早く閉めるとは思っていませんでした -
桜の広場を散歩します
-
適度に桜を楽しむ人々が
散らばっています -
イチオシ
父の桜とのコラボ
この次の年は もうここに父の姿はありません
こうして改めて父の姿を見ると
ずいぶん小さくなっていたんですね -
歩道に沿ってベンチも置かれているけれど
コロナ禍で 座れないところばかり -
あっ またヒヨドリ
-
以前なら
植物園内を一周するのが常でしたけれど
この日は父に疲れが見えたので
桜の広場の散策に終始しました -
説明は丁寧
-
一口にソメイヨシノと言っても
色々な品種があるようですね -
【小石川植物園】の ソメイヨシノ
-
【小石川植物園】の さくら広場
-
その隣は ツツジ園
-
もう咲いている!!
-
5月になったら 根津神社のツツジを見に行きましょうね
と言いながら歩いていたのですが
けっきょく行かなかったのが
今では悔やまれます -
いつだって来年があるって思っていた
いつかそれが終わりになるとわかってはいたはずなのに
ついつい先延ばしにしてしまった -
亡くなる数日前まで元気だった父
別れは突然に来る -
ここで見たツツジ ここで見た桜が
父の目に映った最後の春の花たちとなってしまった -
歳のせいで さすがに記憶力が落ちてきていた父
多分 翌日になれば
見た花のことも忘れてしまうかもと思いながら
連れ歩いていたのですが -
実際はどうだったのかしら
-
コロナさえ流行しなければ
くる年もくる年も
きっと二人で船旅を続けていたことでしょう -
気に入って
何度も乗船していた「ダイヤモンドプリンセス」が
コロナ禍の始まりだったのは
何とも皮肉 -
問題の船自体
出張と重ならなかったら
乗っていたかも
「面白そう」とパンフレットを眺めていた・・・ -
少し長めだったし
ベトナムのほうまで行く航路は
魅力的だったから・・・ -
【小石川植物園】の ソメイヨシノ
品種は 帝吉野 -
【小石川植物園】の ソメイヨシノ
品種は 天城吉野 -
神様の思し召しか
出張があって私はアメリカに
私たちが乗らなかった船は
横浜の大桟橋に横付けされ
テレビのカメラにさらされ
多くの死亡者を出しました -
この年の春さえ
迎えられなかったかもしれないと思うと
桜の下の父の姿が
本当に大事に思われます -
【小石川植物園】の 桜と月
-
【小石川植物園】の 上空に浮かぶ 月
-
イチオシ
この年の晩秋 父は97歳の誕生日を迎え
お祝いするために 蔵前のお気に入りレストラン
「シエロイリオ」に行きました -
以前にも行っているレストランで
「前にもここに来たねえ」と
うれしそうに話していた父 -
お誕生日プレートをお願いしてあったので
「97歳お誕生日おめでとう」と書かれた
デザートが店内で運ばれてきたら -
他のお客様たちが
皆さん 「ワーッ」と歓声を上げ
拍手してくださいました -
その時のうれしそうな顔が
忘れられません
とてもいいお誕生会でした -
そのあと たった一か月ちょっとで
急逝するとは 誰も思っていませんでした -
父と来た時はラーメン屋さんだったのに
いつの間にかタイ料理屋さんになってしまった
【アリッサラ】 -
播磨坂と吹上坂の交わる辺りにあります
-
【文京楽器】
コロナ禍では お見舞禁止の病院が多かったのですが
暮にはちょっとだけコロナ禍がおさまっていました
おかげで入院した父のベッドわきに
たった15分でしたが行くことができました -
肺炎のため 酸素吸入器をつけられ
「のどが渇いたよ。早く家に帰りたいよ。」
というのが最後に交わした言葉になりました
私が15分の面会を終えて帰った後
夕食を普通に食べた父は
時計が翌日を示した頃に息を引き取ったそうです
まるで昼寝をしているような穏やかな死顔でした -
オーランドのディズニーランドで制作依頼
日本に送ってもらった父(60代)の肖像画
(木版に彫刻されています)
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この旅行記へのコメント (12)
-
- yamayuri2001さん 2022/06/24 17:08:27
- お寂しいですね・・・
- Mさん、こんにちは。
心からお悔やみ申し上げます。
凛としたとても素敵なお父様でしたね。
旅行記で拝見していたので、いつも素敵なお父様だなと思っていました。
私の父は、もう15年も前に他界しました。
私はパパっこだったので、とてもショックでした。
母も亡くなり、家族が居るのに天涯孤独になったような気がしました。
お察しいたします。
お父様、Mさんと様々な所へ行かれて
お幸せでしたね。
きっと空から優しく見守ってくださっているのでは無いでしょうか。
桜の季節と重なる・・・
毎年桜を見る度にお寂しい思いをなさることと思いますが、
たくさん思い出すことが、供養になるなと私は思い、
両親との温かい思い出を時折り、温め直しています。
少しずつ元気になってくださいね。
yamayuri2001
- M-koku1さん からの返信 2022/06/25 11:37:28
- Re: お寂しいですね・・・
- yamayuri2001さん
お優しい気持ちのこもった書き込みありがとうございました。
父と私は顔も性格も趣味も食べ物も一卵性双生児みたいによく似ていたので、
本当に体の半分がどこかへ行ってしまったようで、ふ~らふ~らした気分で半年がたってしまいました。
旅行記もまとめるたびに父と一緒に楽しんでいたので、見てもらえないとなったら書く気力も減退してしまいました。
これではいけないと思い とりあえずまとめたのがこの旅行記です。
こうしておけば晩年の元気な姿がいつでも見れますから。
yamayuri2001さんのご両親ももうなくなられているのですね。
皆さんにおとづれることだから、特筆するようなことではないのかもしれませんが、それでも悲しいものです。yamayuri2001さんのように、これからは時々思い出を温め直していこうと思います。
少しずつ元気を取り戻しているので、山のようにたまってしまっている旅行記をアップして行こうと思いますので、またお暇なときにでもお立ち寄りください。
Mより
-
- たらよろさん 2022/06/17 19:11:32
- 1年が経ったんですね
- こんばんは、Mーmokuさん
お父様、美しく咲き誇る桜の季節を楽しんで、
そして奥様と同じく桜の季節に天に召されたんですね。
謹んでお悔やみ申し上げます。
そしてその悲しみから1年。
今年の桜綺麗でしたね。
我が家も母が92歳。
いつどうなるのかわからないって毎日覚悟をしていますが、
元気に過ごせる間は、少しでも元気でいてほしいなぁーと思っています。
って、よくわからない文脈でv笑
今頃、お母様と一緒に微笑んでおられることでしょう。
たらよろ
- M-koku1さん からの返信 2022/06/18 13:26:13
- RE: 1年が経ったんですね
- たらよろさん
お母様92歳なんですね。
健康であれば、長生きはとても素敵なことです。
去年の暮れの年賀状欠礼の御挨拶状は、
軒並み90代のご両親の訃報ばかりでした。
特に97歳、98歳が多くて、
100歳の壁ってあるんだなあと思いました。
実は祖父も97歳で亡くなっています。
そんな一般論はともかく、
お母様のご長寿をお祈りしています。
沢山楽しませてあげてくださいね。
Mより
-
- りぽちゃんさん 2022/06/16 15:48:59
- ご冥福をお祈りいたします
- Mさま
お悔やみ申し上げます。
胸がギューッと締め付けられるような思いで旅行記を拝見しました。
最後は涙でよく見えませんでした。
コロナ禍でなかなか思うようにお父様とお出かけできなくなり、
Mさまにとっては心残りなことも多いのですよね。。。
でも、お誕生会やこのご時世での面会など、
お父様はMさまにお会いできてお喜びだったのではないでしょうか。
印象に残っているのはUSJでのお父様の嬉しそうな笑顔です。
思いはいろいろあるのですが、なんだかうまく言葉にならなくてスミマセン。。。
りぽちゃん
- M-koku1さん からの返信 2022/06/16 23:32:42
- Re: ご冥福をお祈りいたします
- りぽちゃん
楽しい旅のサイトなのに 暗いものを載せてしまってごめんなさい。
でもどうしても思い出を形に残しておきたかったので、こんな感じでまとめました。
確かにUSJでの父、とても楽しそうでした。4トラに削除されてしまったのがショックでしたが。
今、我が家のリビングには、フロリダのディズニーランドで作ってもらった、父の肖像画(と言っても彫り物ですが)が飾ってあります。子年生まれの父は、ミッキーマウスも大好きだったので、この肖像画には父とミッキーが一緒に彫り込まれています。ニコニコしています。
親とお別れを言う日がいつか来るとはわかっていたのですが、現実になると辛いものですね。
気持ちが落ち着くまでに時間がかかりました。
そろそろ前向きにと考えていますが・・・
りぽちゃんの書込み、心温まり、感謝です。
Mより
-
- 前日光さん 2022/06/15 22:10:40
- ご冥福をお祈りいたします(-_-)
- こんばんは、Mさん。
お久しぶりです。
ご無沙汰している間に、いろいろあったのですねぇ。
何と言ったらいいのか、言葉がありません。
あの元気で楽しそうだったクルーズ旅のお父様の笑顔が浮かんできます。
鼻筋の通った日本人離れしたイケメンのお父様。
別れは突然にやってきますね。
お母様との別れは、もっと突然でしたね!
でも二人とも、長患いせずに逝ったことは、生前の行いがさぞよかったからではないでしょうか?
特にお母様は、桜の季節に逝かれたのですね。
願はくは 花のもとにて 春死なむ その如月の 望月の頃
西行法師が歌に詠んだ通りの、日本人の願いを象徴するかのような最期。
私もこんな美しい桜の季節に逝きたいと思うことがあります。
お父様は真冬に逝かれたのですね?
昨年の、桜咲き乱れる中でのお父様の写真、今年はもういない。
人の世の儚さを思わずにはいられません。
誰にも等しく訪れる人生の最期、確実なものは何一つないこの世の中で、死というものだけは避けようもありません。
過去から未来へと流れる時間の中で、人は一時期その流れに身をゆだね、やがて流れからポロリと押し出されて行く。。。諸行無常とは、良く言ったものですね。
お父様も、今頃お母様と再会されて、また楽しくお話されているかもしれません。
ご両親様のご冥福を、心よりお祈り申し上げますm(_ _)m
前日光
- M-koku1さん からの返信 2022/06/15 23:23:52
- Re: ご冥福をお祈りいたします(-_-)
- 前日光様
すみません。4トラにまで気が回らなくて。ご無沙汰しておりました。
梵ちゃん 元気ですか?
コロナ禍であまり出かけなくなってしまい、父が高齢ということもあって、前よりあわないようにしていた矢先の出来事です。憎きCovid-19ウイルス!
コロナ明けにはどこへ連れていこうと、いつも考えていました。脚の達者な人でしたが、さすがに前より疲れやすくなって、歳のせいというよりは、コロナで家にばかりいなければならなかったからだと思っていました。だからコロナ明けには、あっちに行こう、こっちに行こうと、計画ばかり頭に浮かんでいたのですが・・・
西行の短歌 有名ですね。母の命日はいつも桜で明るい季節にあたります。西行の想いのとおりの死に方だったかもしれません。
父は季節こそちがえども、母の月命日と同じ日に亡くなりました。今は過去帳の同じページに、仲良く名前を連ねています。いつまでも仲良しです。
「過去から未来へと流れる時間の中で、人は一時期その流れに身をゆだね、やがて流れからポロリと押し出されて行く。。。諸行無常とは、良く言ったものですね。」
さすがに先生。いいお話を書いてくださって、ありがとうございました。
本当にその通りですね。その日に備えて覚悟を決めなければならない時期が来る、今がその時期なのかなと思ったりしています。
半年がたち やっと少し気力が戻ってきたような気がしています。
またよろしくお付き合いくださいね。
Mより
-
- ohanaさん 2022/06/15 12:47:07
- さみしいですね
- M-koku1様
お悔やみ申し上げます。
私事ですが両親と重ねて拝読しました。
お父様との最後のお時間とても貴重で思い出になりますね。
一緒に過ごすこと大切ですね。
私の父も肺炎でした。
かかりつけ医に日赤行きなさいと紹介され日赤に入院しました。
父はちょっと入院だってと軽い気持ちでしたが、私は高齢者の肺炎ではと思い覚悟しました、そのまま退院することはありませんでした。20年前のことです。
母は成田山へ行きたいと言ったので、成田山へ連れて行き、近くで懐石料理食べ海ほたるを周って帰宅しました。
驚いたことに合掌して僧侶をお見送りしていると!僧侶の長が近づいてきて扇子で母を撫でてくださり感激していました。
その一週間後急変!
少し持ち直しましたが最後にお見舞いに行ったときいつもより鮮明にはっきりと声をかけてくれました。
まさかその言葉が最後とは!
住職の話も!
長老の住職のお話も!
まだ健在ですが今はご子息が後を継いでいます。
私は次男ですが住職とは良くお話させていただきました、
話の流れで戒名をプレゼントしてくれることになり、父と同じ院号で妻と私に戒名プレゼントしてくれました。
両親を亡くすことはとてもつらく寂しいことですが、どこかで繋がり守ってくれているんだな~と感じています。
きっとご両親は姿はなくともおそばにおられると思います。
私事書いてしまいましたがとても良いお話を伺いました。
ohana
- M-koku1さん からの返信 2022/06/15 22:37:39
- Re: さみしいですね
- ohanaさん
同じような経験をなさっていらっしゃるんですね。
誰でも一度は体験するとわかってはいたんですが、実際に自分の番になると、つらいものがありますね。自分の年齢と同じ年月一緒にいたわけですから、今頃まで親離れしていなかったんだと思い知らされた感じです。
お母様のお話、ジーンときました。
成田山のお坊様には、何が見えていたのでしょう。
御扇子で閻魔様を追い払ってくださったんでしょうか?
父の部屋を片付けて要らなくなったものが、実家からどっと送られてきました。このところひとつひとつ読んだりして整理に明け暮れています。
遺品の整理も自分の心の整理につながり、なかなかいいものですね。
それと同時に自分の終活にも真面目に取り組み始めようかと思っています。
整理好きの父の残したものの整理にこれだけ時間がかかるのですから、無駄好きの私の後始末、娘には酷ですものね。(笑)
今後また徐々に復活していくつもりですので、よろしくお願いいたします。
Mより
-
- リリーさん 2022/06/15 09:25:27
- 美しい桜
- お悔やみ申し上げます。
お父様、最後までお元気に長生きされてお幸せでしたね。97才のお誕生日、皆さんに祝って頂いて嬉しい時間だったでしょう。Mさんのような孝行娘にも恵まれて、幸運な方でしたね。お母様も待っていらしたでしょう。
小石川植物園、長年、関東にいたのに知りませんでした。こんな素敵な所があったのですね。
Mさん、元気だして下さいね^ - ^。
リリー
- M-koku1さん からの返信 2022/06/15 21:55:29
- Re: 美しい桜
- リリーさん
優しいお言葉に感謝です。
家族の中で一番の仲良しでしたが、その私が最後に声を交わした家族になったので、良かったと思っています。このコロナ禍の中、ICUに入院直後と、2日後にICUから個室に移された時の二回、会うことができましたし。もっと感染者が増えている時だったら、全く会えなかったでしょうから。個室に移動した時には、一週間も入院していれば出られるかと思ったのですが、その晩に亡くなってしまいました。
それから半年たちました。
やっと旅行記を書く気にもなりました。
まだまだ父と色々なところに行った写真が残っています。
再びモデルとして登場してもらうことになると思います。
元気出して頑張ります。
どうもありがとう!
Mより
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