出航の時　～三池港・光の航路の１月～

2024/01/21 - 2024/01/25

思わせぶりなタイトルですが、2024年１月、光の航路の撮影に、世界遺産・三池港へ行ってきました。
撮影は二日間。21日（日）は雲が出て残念ながら撮影できず。しかし思いもかけず停泊していた船の出航を撮影できました。
そして最終日の25日、絶好のコンディションに恵まれましたが、残念ながら現行の機材の限界を知ることとなってしまいました。

(2024/9/15公開）

エリア 大牟田(福岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

2024年１月21日、世界遺産・三池港へやってきました。
港の閘門に夕陽が沈む「光の航路」、11月に見られますが、１月にもあります。
今までDecoは、高齢の家族を伴うこともあり、比較的寒くない11月に行っていました。しかし、このときは家族の入院が長引き、１月にも行ってみることにしました。

三池港(世界遺産)と光の航路 自然・景勝地

この日の昼間は一応晴れだったので来てみました…が、港の陸側は晴れていますが、海側には雲が見えます。

光の航路の期間の夕暮れ時のみ入れる三池港岸壁。
かつては炭鉱電車の引込線も引かれていました。

海方向は寂しい天気…

これは…夕陽は難しそう。

周囲に若干あきらめムードが漂い始めますが、船が出航しているのが見えます。皆さん、カメラを確認したりで撮影モードに突入！

世界遺産・三池港閘門を船が通過する…先述のように岸壁は光の航路の期間の夕方にしか入れません。これは滅多にないチャンス。

閘門に船が近づきます。

左方向に旋回しながら…

閘門へ。

通過します。
手前側は船渠という停泊エリアで、干潮時は閘門が閉まって水位を保ちます。

船渠を抜けて内港エリアへ。

第八鈴鹿丸。大阪の船のようです。国内を航行するタンカーのようです。

内港を進み…

船はゆっくりと進むように見えますが、結構スピードは出ていたのかも知れません。

船は、内港から有明海に通じる細長い水路を進みます。

もう有明海の手前でしょうか。

船は左へ舵を切っています。三池港から有明海に出たようです。
島原半島を廻って東シナ海へ出るのでしょうか。それとも八代湾の方へ南下するのか。

この日は光の航路は不発でした。

岸壁の人々も諦めムード…というか、撮影はやめて談笑モードに。

＊ここまでが１月21日の様子、次からは1月25日です。

１月25日、光の航路の最終日。この日は快晴に恵まれ、岸壁にはデジイチ・バズーカ・三脚の皆さんが集合。その後ろに脚立を持って控えめに撮影モードに入るコンデジのDeco。
このあたりが、閘門に沈む夕陽を正面からとられられるポイントです。

昨年12月にちょっとだけグレードをアップしたコンデジに買い替えました。
高倍率で閘門を試写。
閘門に沈むデッカイ夕陽を撮影したい！

しかし、高倍率のズームにすると、酷いゴーストが発生（泣）

ゴーストが目立たないように悪戦苦闘する間に沈みゆく夕陽（泣）
絶好のコンデションなのに～（撃沈）

三池港(世界遺産)と光の航路 自然・景勝地

倍率を下げるときれいに写るのですが…デッカイ夕陽を撮影したかった（悲）

これは比較的マシな写真ですが、やっぱりゴーストが（涙）

ああ、それでも美しい光の航路。

有明海対岸の山々に夕陽が沈みます。

2024年１月の光の航路もこれで終わり。

日没後もなお美しい…。
カメラを買い替えて、以前よりもきれいに写ると思うし、ズームの倍率も上がったのですが…それが逆にゴーストを発生させてしまったようです。こればかりはカメラの限界を感じました。
やっぱり光の航路にはデジイチが必要なのかも。
光の航路は低い角度の夕陽を正面から撮影するもの。カメラには酷な条件です。

今回は１月の撮影となりました。
光の航路は11月と１月に見られますが、家族も訪れることを考えると、翌年以降は寒くない11月になると思います。だから、撮影はうまくいかなかったけど、私には貴重な時間でした。
ただ、ボランティアの皆さんや写真が上手な方々に聞くと、１月は雲がでやすくて撮影が難しいのだそうです。

これにて三池港・光の航路を後にします。

2023年秋、母が骨折で入院しました。その間、時間を見つけて様々な場所に出かけました。市内の風景を自分で見て歩いて撮影して記録に残しておきたいと思ったからです。
幸い無事退院し、私自身も少し自由な時間が持てるようになりました。今後も地元ネタが中心になりますが、周辺の町もぼちぼち訪れようと思います。

ご覧いただきありがとうございました。

この旅行記へのコメント （6）

• フォートラベルユーザーさん 2024/09/16 15:22:30

  ゴーストも綺麗ですよ、

  こんにちは！Decoさん！
  
  光の航路。
  これは、ライフワークになりつつ
  あるのでしょうか？
  近い場所に、このような貴重なスポットが
  あって、うらやましいです。
  
  表紙のお写真がドラマチック。
  船の光路とでも(言葉遊びすみません)
  
  あらー、新しいコンデジ買いましたか！
  我が家は相変わらず古いコンデジで
  頑張って撮っています(笑)
  閘門を通る、光の道筋、大きな太陽。
  
  私にははかりしれませんが、
  撮り方のコツがあるんでしょうね…
  でもゴーストも綺麗と、私は思いますよ、
  
  ありがとうございました！！
  
  コトラ
  
  
  

  Decoさん からの返信 2024/09/16 18:58:12

  Re: ゴーストも綺麗ですよ、

  マダム、こんばんは。
  
  光の航路、もはや年中行事と化しているようにも思います。
  私はどうしても行動範囲が狭くなるので、全体的にマンネリ気味かな～と反省しております。
  ただ、それでも光の航路には行き続けると思います。限られた時期、雲が出ないというハードルがあると、逆に行きたくなっちゃうんでしょうね。
  
  船の光路は、光の航路が絶望的だっただけに、チャンスとばかり皆撮影していました。曇りだったからあの写真が撮れたのかも知れないし、逆に晴れていたらどんな写真になっただろう…と思います。
  
  新しいコンデジはレスポンスも早くなったし、ズームも倍率も高くなりまた。ゴーストは普段はあまり気にしないし、絵柄に変化が出るとも思うのですが、光の航路ではちょっと厳しかったかも知れません。
  デジイチ・バズーカ軍団の皆さんは、レンズにフードを取り付けているので、そこでゴーストが防げるのかな…と思います。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Deco

• ma-yuさん 2024/09/15 14:48:25

  光の航路

  Decoさん
  
  こんにちは！
  
  今回は１月に閘門の中心を通って夕日がまっすぐに伸びる「光の航路」を
  撮影に行かれたんですね！！
  
  年に何回もチャンスが無いのですね（汗
  天候に左右されそうで最初の日は曇りで残念（汗
  でも大きな船の出向と閘門を通過する景観は圧巻ですね。
  それにしてもたくさんの写真愛好家がおられますね。
  
  1/25は快晴で絶好の撮影日和、一眼レフの高級なカメラの愛好家が大勢！！
  Decoさんも負けずにコンデジでスタンバイ。
  逆光の取り方は難しいですよね！！
  
  でも閘門の間に夕日の航路がくっきりで「光の航路」が撮れていますよ(・∀・)ｲｲ!!
  再訪問してリベンジ出来て良かったですよ。
  
  　　ma-yu
  

  Decoさん からの返信 2024/09/15 19:49:42

  Re: 光の航路

  ma-yuさん、こんばんは。
  
  光の航路は、11月と１月、一週間から十日間だけ見られますが、1月は寒いので今まで行っていなかったのです。
  最初の日は陸地は晴れていましたが、ちょうど海岸線から先はどんより曇り雲。でも出航の写真が撮れたので良しとします。でも、晴れた日の出航だったらどうな写真になったのだろうとも思います。
  25日は快晴でしたが、地元の著名な写真家の方のお話では、ちょっと雲が出ていた方が面白い写真が撮れるそうです。光の反射などで微妙に絵柄が変化するのでしょうね。この日は雲が殆どなかったので、絵的には単調になったのかも知れません。
  
  先代コンデジが不調になり、買い換えました。レスポンスとかズームの倍率は上がりましたが、倍率を上げると酷いゴーストが発生してへこみました（泣）。やっぱり一眼レフが必要なのかも(^^ゞ
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Deco

  さつまおごじょさん からの返信 2024/09/16 18:41:17

  Re: 光の航路

  横から失礼します。
  
  一眼レフでもゴーストは出ますよ。
  なるべく光が入らないようにとか、色々手はあるようですが、お日様を目当てに撮っているのに、光を入れないとか無理ですよね（笑）
  なので、おでこちゃん、凹む必要はありません（笑）
  プロのカメラマンさんなら、ゴーストを入れない方法とかご存じだと思います。
  

  Decoさん からの返信 2024/09/16 19:09:26

  Re: 光の航路

  おごじょさん、こんばんは。
  
  ゴーストに遭遇した後、ネットでいろいろ調べたら、カメラの上から光が入らないようにするとかいろいろありましたが、それはそれで面倒そう。
  一眼レフなら…と思いましたが、やっぱり入ってしまうのですね。お日様をアップで撮るのだから、やっぱりしょうがないのでしょうね。
  バズーカ軍団の皆さんは、カメラにフードを付けていたのであれなら防げるのかもしれない、と思いました。
  光の航路や星野村のシャクナゲ、堂面川桜並木をデジイチで撮影してみたいと思う反面、私が持っていても猫に小判になりそうな気もして、購入に踏み切れない小心者の私です(^^ゞ
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Deco