修善寺散策・修禅寺と修善寺ってどうして違うんだろ☆東京・横浜・三崎・横須賀・修善寺を廻る旅⑧４日目午後

2024/02/10 - 2024/02/10

一月末のバタバタ後、風邪で寝込んだのですが、珍しく。
旅ってなると、元気になるものです、アドレナリンは風邪薬より効果ある。
東京・横浜・鎌倉・三崎・横須賀の旅記録してみます。

一日目・・・東洋文庫　六義園　東京ドームの世界のらん展　　　　横浜ベイホテル連泊
二日目・・・江の島・鎌倉
三日目・・・三崎・横須賀
四日目・・・修善寺泊

エリア 修善寺温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

修善寺の温泉街は桂川に沿って広がっていて、修禅寺や、指月殿、竹林や足湯など一時間半くらいで廻れるそうなので、夕飯まで廻ってみる事にしました。

修善寺離れ宿 鬼の栖 宿・ホテル

街全体のリノベーションが行われて、綺麗に整備され、工事中のところもあちこち見られました。
竹林の小径の方へ、歩道が綺麗そうなので、矢印の向きに進みます。

大きな貯水・・温泉のタンクが現れました。

(・_・D フムフム
温泉を守るために、ここに貯水して、分配してるそう。

川上と川下に二か所配置されています。

遊歩道を歩いていくと、梅の香りが

こんな小さい花なのに、よく香っていました。

遊歩道の脇の小川は蛍の生息地だそうで、初夏の頃来ると、風情がありそうです。

川辺のほとんどの木々は冬の様相ですが

所々に梅の木があって、咲いていました。

紅梅も

ショッキングピンクが青空によく映えていました。香りも白い梅とも違う。

さりげなく観光スポットの掲示板があって、詳しく説明もされてるので、散策しやすい。

赤蛙公園の由来

赤蛙公園 公園・植物園

さすが伊豆、寒いと言ってものんびりと歩けるくらいの寒さ。

竹林の小径

しゅぜんじ回廊と名付けられた通路

ギャラリーしゅぜんじ回廊 美術館・博物館

四季折々の修善寺の美しい写真が展示されていました。

修善寺の温泉街には　恋の橋めぐり　ができる朱色の橋が五本、桂川にかかっています。
橋ごとに願い事が違うようで、お着物着て季節の良い時期に橋を巡るのって、若者は楽しそうです。私たちは、ほぼどうでもよいかもね・・

桂川を挟んで周遊散歩ができるようになっていました。

取り合えず・・渡ってみましょ。

修善寺温泉 恋の橋めぐり 名所・史跡

桂川の上流

桂川は川端康成の小説にも登場するので、なんとなく親しみがあります。

楓橋・・結婚祈願の橋

竹林の中を歩きます。
竹林の真ん中あたりにはベンチもあって、休憩できたり、寝転んで空を見上げると
青と緑の景色が美しい。フォトスポットにもなってました。

竹林の小径 公園・植物園

次の橋は真新しい

かつら橋・・子宝祈願の橋

下流方面

上流方面

先ほど歩いた竹林　竹沿いに迫ってます。

坂を上った場所にある指月殿に向かいます。

伊豆最古の木造建築物と言われています。
北条政子が修善寺で暗殺された息子　頼家の冥福を祈って修禅寺に寄進した経堂です。修禅寺は、川を挟んだ向かい側にあります。

(・_・D フムフム

指月殿 名所・史跡

禅宗式と言われる珍しい様式の丈六釈迦如来像が安置されています。

珍しい事に、右手に蓮の花を持っています。美しいお顔をされています。

その経堂に向かって左手に　頼家のお墓があります。

(・_・D フムフム

800年ほど経っているのですね。

苔むしていて年月を感じます。

姿は見えないのに、香ってきます。

梅は遠目では見えないのに、香りで、その存在に気付きます。

13基のお墓が並びます。

十三士の墓 名所・史跡

(・_・D フムフム
頼家が暗殺された後、家臣たちも戦い後殺され、この地に祀られています。

指月殿から、また遊歩道に戻り歩く。
昭和チックな場所もまだ残っていて、懐かしい。

歩いていると、川岸の手前に、足湯でくつろいでる方々。
川向こうの、修禅寺のシンボル独鈷の湯を見下ろす場所にある独鈷の湯公園の足湯
・・・こういうのも流行りななんでしょうか・・道後温泉本館を見下ろす場所にも同じような足湯が最近造られていますが・・

独鈷の湯公園 公園・植物園

虎渓橋、こちらも恋愛成就の橋
正面に修禅寺が見えてきました。

向こう岸の川辺には、独鈷の湯　とっこのゆ
修善寺温泉のシンボル

独鈷の湯 名所・史跡

(・_・D フムフム
桂川で病気の父親を洗う少年に心打たれた弘法大師が独鈷(仏具)で川の岩を打ち、霊湯を沸きださせて、温泉療法を伝授したと言われています。

橋を渡って、修禅寺

修禅寺 寺・神社・教会

1200年ほど前に弘法大師により開かれたとされる名刹。曹洞宗。

鎌倉幕府第二代将軍・源頼家が幽閉されました。
春の新緑、秋の紅葉が見事だそう。

今回は行けませんでしたが、
お寺から車で１０分の場所には奥の院(正覚寺)があります。
延暦十年791年、弘法大師が１８歳の頃修業した地と伝わっています。

弘法大師はこの地を修業の場と選び、修行を始めましたが、妖怪に修業を妨げられ、住民をも惑わすために、弘法大師が空に向かい大般若の魔事品を書いたところ、金色の経文が現れ、魔衆は閉じ込められたと伝えられています。

弘法大師の命日の２１日には修禅寺の境内では弘法市が開かれ、特産品や雑貨が並びます。

修善寺と修禅寺・・字が違うのが不思議ですが、
修善寺と呼ばれ真言宗の時代が長く、鎌倉時代に臨済宗に改宗した際に　善が禅に変わったそうですが、そののちまた曹洞宗になり現在に至ります。

こちらでも、梅の香りが

咲き始めていました。

紅梅も

禅宗のお寺の雰囲気、良いですね~個人的感想です。

右から　修禅寺　と書かれているのにも歴史を感じます。

鐘の音も聞いてみたい。

修禅寺の石段の上から見下ろす。

筥湯　伊豆最古の温泉場としてかつて栄えた修善寺には7つの外湯があって賑わっていましたが、昭和20年代には独鈷の湯だけとなりました。
筥湯　はその昔、鎌倉第二代将軍源頼家が入浴していたという伝説の温泉で、それを再現した入浴施設です。
そのお隣は仰空楼　筥湯横の無料展望台　
夏目漱石の漢詩にちなんで名づけられました。

筥湯 温泉

(・_・D フムフム
筥湯

筥湯 温泉

(・_・D フムフム

(・_・D フムフム

仰天楼に上って展望台から西の方

東側　川ぎりぎりに温泉宿などが立ち並んでいます。

渡月橋(みそめ橋)　は良縁祈願の橋　

修善寺の側にお店があったのですが、果物も並んでいました。

いちごがあまりに美味しそうなので買って、夕食後いただきましたが、伊豆の紅ほっぺ美味でした。

一夜明け、帰りは修善寺から三島まで

伊豆箱根鉄道にのり

三島

三島で

新幹線に乗り換え

熱海

小田原

東京、お昼過ぎでしたが

ここはゆっくり過ごせるので、また来てしまう。丸善のカフェ

丸の内 オアゾ ショッピングモール

また、ハヤシライス目当てにやってきまして・・旦那・・

窓際に座れたなら、かなりゆったりな雰囲気です。
次々とちっちゃな男の子とおじいちゃんっぽいペアが入れ替わりでやってくる。
電車好きの男の子のご機嫌が良くなる場所のようで、男の子たちは電車に釘付けなのが可愛い。
決まって、その後従業員さんが窓を念入りに拭いて、また次のおじいちゃんと男の子がやってくるのが、とても微笑ましいカフェです。

旦那のハヤシライス

カキフライ大好きなので、私はこれ。

本屋さんのカフェで時間つぶして

いつものように帰ります。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

空の様子は毎回違うので飽きません

この日はずっーと曇り空が続く夕方の雲の上

西に向かっていくから、なかなか日が暮れず

眼下の風景は雲が続きます。

微妙に雲の色も空の色も違うから飽きない。

飽きずに観てるうちに、到着

次は、春休みシーズンが本格的になる前に、長崎に行こうと思います。
島原～長崎を廻る計画立ててみたものの、長崎って数日じゃ廻り切れないほど行きたいとこばかりと気づき・・長崎近辺を廻ることにします。