10日間でくるっと石川県を巡ってきました。その６ 輪島にやって来ました。ホテルにチェックイン～輪島の居酒屋～朝市～キリコ会館～輪島漆芸美術館

2023/11/02 - 2023/11/12

白米千枚田のライトアップを拝見してからは輪島のホテルへ一直線。
お宿はビジネスホテルです。
外国の方の団体さんが３組チェックイン？
私がチョコッと部屋でリモートワークしてからシニア夫婦は夜の輪島に繰り出しました。
素敵な居酒屋で飲んでホテルに戻ってこの日は就寝。

翌朝は輪島朝市へ。
もっと混雑しているかと思ったら、意外と閑散としてました。
樽からお漬物を売るようなお店もあっていい雰囲気ですね。

ホテルをチェックアウトしてから輪島キリコ会館へ。
キリコ祭りって、優雅な祭りかと思っていたら真逆でした。
熱く荒々しく、豪快な祭りであることをココで知りました。

そして石川県輪島漆芸美術館で輪島塗の工程、できるまでの仕組みなど学ぶことができました。

エリア 輪島(石川)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

白米千枚田から車で約15分。
今晩お世話になるホテルであるルートイン輪島に到着しました。

駐車場はすぐ隣。
1泊分の荷物だけ持ってホテルに。

中へ。

お邪魔しま～す！

チェックイン！

インバウンドの方の団体さんがチェックインするの待ってから手続きしました。
輪島にも多くの海外の方がお見えになるのですね。

お部屋に向かいましょう。

コンパクトなツインルームです。
普通のビジネスホテルですが少し狭いかな。。。

冷蔵庫には先ほど輪島のコンビニで買ってきたビールを収納。
水回りが全部まとまったユニットバス。

部屋からの景色。
こちらは輪島の海のはずです。

私は20分だけココでPC広げて仕事します。

家内はビール飲みながら、今晩のお店を先ほどフロントで頂いたブロッシャーを元に検索開始！

私のお仕事が終わったので、飲みに行くぞ～
ホテルをあとにします。

夜の輪島の街を歩いてお店に向かいます。

家内が目星を付けていたお店は満席で入れず。

このお店はどうかな～？

「どんぶらこ」さんです。

すみませ～ん。
2名ですが、入れますでしょうか？

店内はほぼ満席。
カウンター席に案内されました。

テレビでは気になる日本シリーズ。
オリックスvs阪神
オリックスはあとがありません。。。
まだ1回ですね。
この後、阪神が先制。

石川県は、野球はどこファンが多いのだろう？
読売新聞は北陸の拡販に力入れて北陸版まで発行してジャイアンツの北陸シリーズまで開催しているからジャイアンツファンが多いのかな？
輪島のこのお店に聞いてみたら、特にこの地域としてどこか贔屓の球団があるようではありませんでした。

とりあえず生ビールで乾杯！

話題は本日の反省会。
七尾を出てからぐるっと能登半島の奥を巡ってきたね～
どこが印象的だったかな～？

私は、なんか日本人らしい伝統的な漁である「中居ボラ待ちやぐら」と、能登半島の一番奥まで来たという実感がわいた禄剛崎灯台、そして御陣乗太鼓にまつわる謙信のお話かな～
家内は、やはり禄剛崎灯台、須須神社の義経伝説、初めて見た塩田、そして美しかった白米千枚田だそうです。

お通しです。

箸置きが可愛い。

出汁巻き卵

お刺身頼んでみよ～

まだ19時前です。。。。

甘エビ、アオリイカ、カンパチ、

うんめ～～～～

ビールが無くなっちゃった。
竹葉と言う七尾の数馬酒造のお酒を一合お願いしてみました。

能登の純米酒です。

アサリです。

天狗舞と言う白山のお酒を頼んでみました。

ホッケを焼いていただきました。

これが日本酒に合うんだな～

次は、輪島のお酒にします。
清水酒造の千枚田と言うお酒です。

お漬物をつまみにお酒を美味しく戴きます。

今度は能登町鵜川のお酒で鶴野酒造の登雷と言うお酒です。
女性杜氏の蔵なんだそうです。

これまた美味しい。。。

テレビに目を向けると、オリックスが勝ってます。
阪神は山本由伸を打てないんだろうな～

これな～に？

ふぐ卵巣とマスカルポーネの出会い？？

河豚はふぐ刺しや河豚鍋は戴いたことありますが、卵巣は食べたことありません。
マスカルポーネってティラミスに入ってるイタリアンチーズでしょう？

どんな味なんだろう？

ふぐ卵巣とマスカルポーネの出会い

頼んじゃった。
へ～～～
言われてみないと河豚は判らない。
日本酒よりワインが飲みたくなっちゃった。。。。

最後におにぎりを一個づつ。

私は梅
家内はおかか

ご馳走様でした～～

生ビール１杯づつと、日本酒を2人で４合戴きました。
夫婦でずいぶん飲んだな～

どれもこれも美味しかったね～
なんて会話しながらホテルに歩いて戻ります。

部屋に戻って日本シリーズ　オリックスvs阪神　を観戦。

５：１でオリックスが勝ちました。
山本は９回を自責点１で完投です。
山本由伸はすごいな～～
これでタイですね。
明日かった方が日本一。

オリックスか？
阪神か？
ベイスターズファンの私たちはどちらも応援していませんが、見ていて楽しいです。

さあ、ホテルの温泉へ。
輪島温泉です。


暖かいお茶を戴いて暫く休んでから、温泉へ。

ビジネスホテルでもココには温泉があります。
嬉しいですね。輪島温泉。。。。

この後は部屋に戻ってビール飲んでから就寝、、、、、、

早朝６時2０分の部屋からの景色です。
目の前は輪島港です。

5時50分に起きて夫婦でランニングしたかったのですが、すでに30分の寝坊。
それと昨晩のお酒が少し残ってまして・・・

私だけ朝風呂に出かけました。
家内はお仕度開始。

朝７時に朝食を戴きにホテルのレストランにやってきました。
すでに欧米の方々を中心に、海外の方々でほぼ満席でした。

少し待って、窓際のこんな席に案内されました。

小さな庭がありますね。
この奥は駐車場があって、その先は日本海です。

ビュッフェ形式の朝食は地のものが中心です。

ホテルから徒歩数分で輪島の朝市にやってきました。

まだ朝早いためか、人が少ないかな～？
今は朝８時です。

干したこ、干し甘海老、昨夕戴いた、河豚の卵巣もありますね。
ココではエイヒレを購入。

なんか閑散としてるな～？？

輪島塗の老舗ですね。

木製小物。。。
家内が大好きなやつだ～～～

来客用のコーヒースプーンを4つ購入。

日曜の朝なのになんか人が少ない気がします。
こんなもんなのかな～？

永井豪記念館？

そうか～
永井豪さんは、輪島出身なのですね。
小学生のころ、少年ジャンプのハレンチ学園、みんなで読んでたな～
家では母が厳しく読めなかったので、学校で隠れてみんなで読んでて、それが先生にバレて怒られて。

ハレンチ学園と言えば、その内容より、学校でみんなで隠れて読んでいた思い出の方が印象に残っているな～

おっ！
干物～～

ココで買ってもな～

さらに奥へ。
この直後、海外の団体さんが、ガイドさんに先導されてドッと訪れました。

地元の方々が朝採れの食材を販売していらっしゃいますね。

お箸、そろそろ買い替える？
結局2人分、購入。

木製のお弁当箱、お洒落だな～
これも職人技なんだろうな～

このお店では結局、木製のコーヒーカップ（赤＆黒）も購入。

胡桃だ～～
一袋200円。

これ、母も大好きだからお土産にも買っていこう。

3袋購入！！！！

海鮮が多く売られているのですが、こうやって樽で売られているのは最近は少ないのかな～
なんか嬉しくなっちゃいます。

いいな～～～
買いたいな～～

朝市の通りを抜けると、こんな所に出ました。
輪島ドラマ記念館？

NHKの朝ドラ「まれ」の食堂のセットがそのまま再現？

そっか～
輪島と横浜の2か所がロケ地だった朝ドラですね。
土屋太鳳さんと大泉洋さんだったかな？
思い出しました。

朝市で購入した魚や野菜などを網焼きできるスペースがありました。
そっか～
ココで魚介を中心とした朝食と言うのもアリなんだ～～

時間が経つにつれ、どんどん人が増えてきました。
そろそろホテルに戻りましょう。

ホテルに戻ってチェックアウト。
ホテルの駐車場から車で1分。
輪島キリコ会館へ。

9時オープンに合わせてやって来ました。

今回、輪島を訪れた目的の一つでもあります。

キリコ祭りが日本遺産に登録されているのですね。

630円→530円（JAF会員アプリ提示で100円引きでした。）×2名

館内には祭囃子が流れています。
多くのキリコに圧倒されます。

どれも高さが4mから6mくらいのキリコで、20人前後で担ぐそうです。

ずら～～～っと並びキリコ。

能登半島の地図に多くのキリコのプロット。
キリコと呼ばれる灯籠の神事は能登半島の中の200か所で行われてきたのですね。
これはビックリ！

七尾市で五か所、輪島市で五か所、珠洲市で五か所、穴水町で五か所、能都町で七か所、今でもキリコ祭りが続いている事実が凄い！

キリコとは、「切子きりこ灯とう篭ろう」を縮めた呼び名だそうで、夏祭りとしてすでに江戸時代初期には存在していたようです。

能登はそもそも独自の文化をはぐくんできた歴史があるようです。

人が集められ、スタッフによる説明が始まります。
この説明が判りやすかった。

上部ではスクリーンにキリコ祭りの様子が映像で流れています。

奥には大キリコ。
デカい！
高さ10m以上です。

この大キリコ、すべて明治時代のものだそうです。
街中に電線が張り巡らされ、高いキリコは小さくせざるを得なかったようです。

疫病退散、大漁・豊作祈願で始まったお祭りです。
キリコの前面には漢字3文字で表した「キリコ吉祥文字」と呼ばれる地区ごとの願いや祈りを込めた文字が掲げられています。

切妻屋根ですね。

どの大キリコの天井にも綺麗な画が描かれています。

歓無極

ドンな意味？
その場でググってみます。

意味は「歓びは極まりない」ということですが、
そもそも読みが「かんむきょく」ではないのですね。
「よろこび きわまりなし」
と読むのだそうです。

多くの大きなキリコ。
圧巻ですね。

美気哉

これは何て読む？
「びきや」じゃないだろうし～～？

「うつくしきかな」と読むようです。
美しくて素晴らしいことを意味します。
ふ～～ん。
力強い字だな～

これらのキリコも高さ10ｍ以上ありますね。

スロープを上がって２階から１階を眺めます。
大キリコはでかいな～

２４基のキリコ。

お～～

３階には大松明の上部がありました。

３階の展望ロビーから見える日本海。

１階のショップから３階まで突き抜けています。

映像で拝見したのですが、キリコ祭りは熱く荒々しいもので、この大松明を燃やし、その周りをエネルギッシュに豪快に暴れ回るように練り廻っていました。

輪島キリコ会館をあとにしました。

輪島キリコ会館から車で５分。
石川県輪島漆芸美術館にやってきました。

JAF割引で
630円　→　520円×２人

撮影禁止だったのですが、常設展では、輪島塗の技と歴史を、製作道具や映像でわかりやすく紹介していました。
調度、学芸員の方の説明を伺うことができ、輪島塗ができるまでの工程によって違う職人がかかわっていることと、その手間の多さに驚きました。
これが面白かったな～

入口のホールにあったグランドピアノ。

輪島塗の譜面台ですね～

グランドピアノの蓋の裏側の見事な輪島塗。

企画展は、「漆風怒濤」と言う輪島塗による工芸展を開催中で、多くの方々が訪れていました。
曲線とその質感が素晴らしかったです。

斬新な作品もありました。

芸術家って凄いな～

斬新すぎるのはよくわからず。。。

石川県輪島漆芸美術館をあとにしました。

つづく

この旅行記へのコメント （2）

• yamayuri2001さん 2023/11/29 10:01:33

  輪島塗

  nichiさん、こんにちは。
  輪島では、ルートインホテルにお泊りになられたのですね。
  私たちも、輪島で同じホテルに泊まったので、
  懐かしく思い出しました。
  夕食は、やはり外で食べられたのですね。
  朝食は、地元のメニューが多くて
  なかなか美味しかったですよね。
  
  朝市で輪島塗のコーヒーカップを
  お買いになったとのことですが、
  私たちも同じように、輪島塗のコーヒーカップを買い求めて来ました。
  それ以来、毎朝のコーヒーは
  輪島塗のカップで飲んでいるのですけれど、
  思ったよりも塗りがしっかりしているので、全く劣化しません。
  輪島塗の凄さを実感しています。
  
  輪島キリコ会館は圧巻ですね。
  時間がなくてスルーしてしまいましたが、
  次回は、ぜひ見に行きたいなと思いました。
  yamayuri2001

  nichiさん からの返信 2023/12/01 10:00:57

  Re: 輪島塗

  yamayuri2001さん
  こんにちは。
  
  急に寒くなってきましたね。
  みなとみらいはヨコハマミライト2023が始まって、様々なライトアップが多くの観光客を集めています。
  
  コメントいただきありがとうございます。
  yamayuri2001さんの能登の旅行記を改めて拝見しました。
  能登空港経由でいらっしゃったのですね。
  
  ルートインホテルはビジネスホテルですのであまり期待していなかったのですが、朝食が美味しくてビックリでした。
  
  毎朝、輪島塗のコーヒーカップでコーヒーを戴いております。
  一日の始まりにふさわしい時を過ごすことができます。
  石川県の旅行記は順にアップしていきますね。