変わり行く北陸　新幹線開業前に金沢～敦賀ルートを行くヨ！　加賀温泉編 #81

2023/10/23 - 2023/10/24

ここ最近急に寒くなってきて、
この時期らしい季節になってきたヨ。
冬は、早めの準備が肝心。
…５年前、そう言っていたようにネ。

今回は１０月下旬の旅のお話で、
来年春の開業まで残り半年を切った、
北陸新幹線の金沢～敦賀ルート。
その要所を開業前に楽しんでみたヨ！

うち前半は加賀温泉郷がメイン。
山代温泉と月うさぎの里に立ち寄リ、
おとなり福井県の芦原温泉にも。

これらが都心から近くなる一方で、
特急や普通車で行く形の旅は、
開業前の今しかできないからネ。

そういうわけで今宵はハロウィン、
お菓子を抱えて、たっぷりと遊ぶヨ！
トリック・アンド・トリート！！


翌日(武生・敦賀)：
https://4travel.jp/travelogue/11866753

加賀温泉郷｜北陸・石川県加賀市：
https://www.tabimati.net/
【月うさぎの里】加賀の月うさぎ伝説：
https://www.tsukiusaginosato.com/
あわら市観光協会｜公式サイト：
https://awara.info/

参考までに…２年前の福井旅。
東尋坊編：
https://4travel.jp/travelogue/11729725

エリア 加賀(石川)

１０月２３日(月)。
まずは、新幹線で金沢駅へ。
始発の新幹線に乗ったヨ。

金沢駅 駅

早めに金沢駅に着いた理由は、
ココでリーダーの所用があったから。
用が済んだら次の列車を待つだけサ。

さァ、今回の旅の主役は北陸新幹線、
…ではなく、北陸本線だヨ。
開業を間近に控えた新幹線と、
"ほぼ"同じルートをたどるからネ。

８時２９分発、北陸本線(福井行)で、
加賀温泉駅へ。

そして、この新しい線路。
金沢～敦賀ルートの開業まで、
もう半年を切っているわけだヨ。

途中の小松駅。
ココも新幹線が停まる予定の駅だヨ。
今回、行くことは無かったケド、
重機を取り扱う小松製作所が有名で、
小松空港の最寄り駅でもあるよネ。

外観イメージ：
https://www.photo-ac.com/main/detail/25837222

小松駅 駅

その次が加賀温泉駅。
ココから先の加賀温泉郷の散策を、
今日の予定の一応メインとするヨ。

加賀温泉駅 駅

新幹線の新しいルートの開業まで、
今日(10月23日)であと145日！
駅の各所にカウントダウンパネルが、
設置されるようになったのね！

ココより先の加賀温泉郷は、
粟津温泉、片山津温泉、山代温泉、
山中温泉の４つの温泉があリ、
それぞれに特徴があるみたいだケド、
今回は山代温泉の一点にしぼるヨ。

コレが加賀温泉駅の新しい駅舎だヨ！
朱色の縦格子(紅殻格子)が特徴的。

駅のすぐとなりにはスーパーもあリ、
買い物にも困ることは無さそうだヨ。

９時５０分発、
路線バス(温泉山中線、山中温泉行)で山代温泉へ。

１３分ほどで着いた、山代温泉。
ココから歩いて５分ほどだヨ。

山代温泉 温泉

バス停から進んで右に曲がるヨ。

あれが山代温泉のシンボル、
"古総湯(こそうゆ)"ね！

今から約1300年前、
高僧・行基が修行の旅の途中、
一羽の烏が水たまりの中で、
羽の傷を癒しているのを見つけたの。
その烏こそが八咫烏(ヤタガラス)で、
山代温泉の起源とされているわ！

そしてこの古総湯は、
明治時代のものを復元したみたいね。

https://yamashiro-spa.or.jp/introduction/

1300年！？　そんな昔なんだァ！！
この古総湯も明治時代だし、
歴史を感じる場所だよネェ♪

ゆせん玉子なるものを見つけたヨ。
山代温泉名物なんだっテ！

せっかくだから、玉子は２つ。
温泉まんじゅうもいただいたヨ！
シンプルに塩だけ振って食べる。
なかなかまろやかな味だった。

それじャ、温泉入るヨ！
まずは総湯から。
湯温は若干高めだったかナ。
シャンプーやボディーソープは、
用意されてはいないので、
券売機で購入するヨ。
https://www.tabimati.net/spot/detail_148.html

山代温泉 総湯(共同浴場) 温泉

古総湯の方は、
温度がかなり高いとのみだったケド、
係員の方が温もみで冷ましてくれテ、
難なく入るコトが出来たし、
湯可成も丁度良かったァ！
https://www.tabimati.net/spot/detail_150.html

山代温泉 古総湯(共同浴場) 温泉

２階に上がると休憩所があリ、
色鮮やかなステンドグラスがいいヨ。

給水機があったので利用したヨ。
程よく冷えていて良かった。

"湯の曲輪(ゆのがわ)"と"総湯"。
山代温泉では、総湯を中心として、
周りを取り囲むよう町並みが作られ、
"湯を囲む"、"湯の側"という意味で、
"湯の曲輪"と呼ぶようになったッテ。

おおッ、あれは"すばクロ"くん！
見た所、足が三本。ヤタガラスだけ？

山代大田楽というのがある。
田楽法師が楽器を奏でながら行進し、
大田楽を盛り上げるんだっテ！
https://yamashiro-spa.or.jp/events/daidengaku/

山代温泉は"五十音図"発祥の地！
五十音図が初めて作られたのは、
1093年のことだと言うヨ。
明覚上人(みょうがくしょうにん)が、
その創始者なんだッテ。

で、その右手側にあるのが、
薬王院温泉寺の山門だヨ。

仁王門の裏手には十二支の守本尊。
八体の仏像が奉納されているヨ。
水澤寺のと似た感じだネェ。

慈光観音堂。
本堂へ向かう階段の手前にあるアル。

鐘堂と行基菩薩像。
山代温泉の起源となった、
行基と八咫烏のお話に出てくる、
まさにその人だよネ！

そしてコレが薬王院温泉寺の本堂！
行基上人が温泉の守護のために、
お堂を建てたのが始まりとされるヨ。

薬王院温泉寺 寺・神社・教会

そこから先には"あいうえおの小径"。
四国八十八か所を模した散策道で、
石段の先には観音様や不動明王、
明覚上人を供養した五輪塔があるヨ。

そのまま進むと服部神社に着くヨ。
機織の神・天羽槌雄神
(あめのはづちのおのかみ)を祀る神社だ。

でもって、はづちを茶店で軽食を。
草もちぜんざいをいただいたヨ。
変に熱過ぎず食べやすくて良かった。

はづちを茶店 グルメ・レストラン

時間は１２時２３分。
さ、山代温泉の散策はこの辺に。
次の場所はバスで直接行けないので、
タクシーを使ったヨ。ぜいたくにも。

１２時４１分着。
…ココに着くのに5000円もかかった。
"月うさぎの里"だヨ。

月うさぎの里 動物園・水族館

それじャ早速。
お食事処・加賀兎郷で昼食とするヨ。

お食事処 加賀兎郷 グルメ・レストラン

ソースカツ丼とおろしそばのセット。
カツはボリューミー！
甘辛ソースが利いてて歯ごたえあリ！
…あというとおそばの歯ごたえもネ。

おみゃげ屋さんも充実しているヨ。
例えばこのキーホルダーも可愛いし。

特製のおもちも買ったヨ。
１０月下旬なのでハロウィン限定も。

では、お待ちかねの"うさぎ広場"へ！
名前通リ、月うさぎの里のメイン。
これぐらイ広いお庭なら、
ウサギ達もキュウクツな思いしなくていいネ♪

まずは１匹。
置物と思ったら本物で驚いたヨ(笑)。

次に３匹。
椅子やベンチの下にひょっこり居テ、
最初は驚くよネ。人間の方が。

茶系と黒系、
あるいは、きな粉もちと黒ごまもち。

お、そこに居れば、
すぐにエサをもらえると分かっているのだナ？
嫌いじャないヨ、そういうの。

この時期は暖かかったからか、
ずっと寝ているコが多めに感じたネ。

他にもこんな感じのウサギが、
広場の中をかけ回ったりしてないヨ。

上のウサギ：ご飯炊けたわよ～♪
下のウサギ：後で行くよぉ…。

なんテ会話を、多分してないヨ。

このコは、お庭に慣れるための訓練をしているみたいだネ。

ワタシ達も行くヨ！
特急・スノーラビット号！
あの新幹線に負けないぐらイに速く、
日本中を駆け回るんだァーー！！

ＯＫ！　自販機でエサを買って、
ウサギ達と、思う存分遊びましょ♪
トリック・アンド・トリート！！
お菓子あげるからイタズラさせろー！
…なぁんてね。

このコは熟睡中…。
まるで家の中にいるリーダーみたイ。

多くのウサギにエサを与えるために、
庭中を駆け回っているワタシ達。
でもみんながみんなで、
エサを食べるわけじャない時代だし。

この真っ白いコは、
さっきからこの体勢で動かず…。
エサにも見向きしやしなかったヨ。

何だかんだで入口前にいたこのコが、
一番リーダーになついてくれたヨ。
嬉しそうで何よリ♪

ウサギのセルフ顔ブラシ！！

…からの(笑)。

ウサギは自然界ではこんな風に、
巣穴を掘って、その中暮らしてるヨ。

でもって、出てきたところを１枚。
白地に茶の模様がヨシ。

焦げ茶色のウサギがいい。
本当に真ん丸なシッポだネェ。

フゥ…、遊び疲れたらゴロンしヨ。
ワタシとトキちゃんがネ。

以上、月うさぎの里の中庭で暮らす、
可愛い住民達の日常風景なのでした！
(^▽^)

ちょうどいい時間のバスがあったヨ。
１５時ちょうど発、
路線バス(キャン・バス、加賀越前線)で、
加賀温泉駅へ。

ちなみに、この"キャン・バス"。
たとえ１回乗るだけだとしても、
１日分のフリー乗車券が必要なので、
コレで1100円掛かったヨ…。

それでもタクシーよりは安いか。
あの5000円に比べれば…ネ。

加賀温泉駅までの車窓をながめる…。
ホラ、あの雲を見テ。
ウサギの形をしているヨ。

見えるでしョ？　こんな風に。
ウサギって空にもいるんだネ…。

戻ってきたヨ、加賀温泉駅に。

加賀温泉駅 駅

ちょうどいいところに特急が来た。
まだまだ時間もあるようだし、
もう一か所行ってみることにしたヨ！

１５時４５分発、
サンダーバード32号(大阪行)で、
芦原温泉駅へ。

芦原温泉駅に着いたヨ。
この駅も新幹線が来る予定だからネ。
なのでカウントダウンパネルが、
設置されるようになったヨ！

芦原温泉駅 駅

コレが芦原温泉駅の新しい駅舎だヨ！
"温泉の癒やしと旅情が漂う駅"、
というのが駅のコンセプトとのコト。

とはいえ温泉街は遠く、
バスを使う必要があるヨ。
２番乗り場のがそう。

１６時１０分発、
路線バス(東尋坊線、東尋坊行)で、
セントピアあわらへ。

セントピアあわらに着いたものの、
閉まっていた…。
というか、やっていないみたいだヨ。

何でも、レジオネラ属菌というのの、
検査に引っかかったみたいでネ。
それに加え設備の不具合もあるので、
当面の間、営業休止のコトだったヨ。

なので、代わりの場所を探すと、
近くにちょうどいいのがあった！

あわら温泉グランドホテルでは、
日帰り入浴をやっていて、
それを利用させていただけたヨ！！

あわら温泉グランドホテル 湯めぐりの宿 宿・ホテル

このホテルのお風呂場に行くには、
入口のある本館から入リ、
東館、長生館、湯元館の三つの場所。

そこへ移動する形なんだケド、
三つ全部はさすがにしんどいので、
直感で東館に行くことにしたヨ！

フロントからお風呂までの通路。
灯りの美しい造形に心がおどリ、
この時点でもう…期待度上々だヨ！

ナルホド、露天風呂って、
こうなっているんだネ！

そして、なんと先客はおらず。
ワタシ達だけでこの浴場の貸し切り！
存分に浸かり放題だったヨ！！

…ヤァ、こういうコトって、
あるものなんだネェ。

温泉を存分に楽しんだワタシ達は、
キレイなボンボリの付いた、
あわら温泉の"芦湯"を見てみるヨ。

…外、暗くなってきたヨ。
もうすぐ夜が早くなってくるネ。

あわら温泉「芦湯」 温泉

中は、こんな感じでネ。
足湯でくつろぐことができるヨ。

…ハイ、終わりィ！

ン…、アレは…ニョロニョロ！？
こんな所にまで出てくるんだネ！！

と思ったら、チガったヨ。
こういうイルミネーションで、
月岡温泉にも似たようなのあったヨ。

そして恐竜博士…、２年ぶりだヨ。
福井のＰＲ、ホントに頑張ってるネ。

はてさて、ここまで来れば。
駅だってもう近くだヨ。
…それじャ！

あわら湯のまち駅 駅

１７時４９分発、
えちぜん鉄道三国芦原線(福井行)で、
福井。

４０分少しで福井駅に、とうちゃく。
恐竜博士、ここにもいたヨ…。

福井駅 (福井県) 駅

今日のお宿は、2年前と同じで、
"ホテルエコノ福井駅前"を選んだヨ。

ホテルエコノ福井駅前 宿・ホテル

客室。
これも２年前と、ほぼ変わらずだネ。

夕食はもちろん、
ホテルと同じ場所にあるこのお店、
「頂き枡」で"いただきマス"。

越前若狭の旬と地酒 頂き枡 グルメ・レストラン

今日の夕食は、こちら！！
・８種の刺身盛り合わせ
・天ぷら(赤イカ、甘エビ、ふぐ)
・３種地酒のセット
　(黒龍、常山、白岳仙)

天ぷらは言わずもがなで、
サクサクして美味しい！
刺身の値段が大きいこともあリ、
こちらは添え物程度に。

こちらがメインディッシュ、
８種のお刺身の盛り合わせ！

書いてある通りで、甘エビ、カツオ、
ブリ、メバチマグロ、シマアジ、
サーモン、真鯛、アオリイカ。
以上の８種だったヨ！！

〆はもちろん、越前おろしそばで！
ごちそうさまでした！！
＼(^▽^)／

今回は生憎シーズン前だったケド、
１１月以降の冬場になれば、
若狭フグと越前ガニも食べられるヨ。
一度このお店でフグ、
別の場所で越前ガニを食べたからネ。

というわけで、
この後は、部屋に戻り(つ∀-)ｵﾔｽﾐｰ。
翌日に続く…。