湯もみと石段の町へ　群馬の名湯を味わうヨ！　草津温泉編 #77

2023/07/12 - 2023/07/13

季節は、すっかり夏。
４年ぶりの、本当の意味で自由な夏。
なのでワタシ達に、
出かけに行かない理由なんテ無いヨ。

というコトで、2023年の夏旅。
前々から行きたいと思っていた、
草津と伊香保に行って来たお話だヨ！

まずは前半の草津温泉。
三湯めぐりと湯もみショーの予定に、
他にも色々見所を盛り込んだ、
そんな楽しいお話になったと思う。

それじャ、始めるからネ！！
＼(>▽<✿)／


伊香保温泉編：
https://4travel.jp/travelogue/11843479

草津三湯めぐり：
http://onsen-kusatsu.com/
草津熱帯圏：
http://nettaiken.com/
熱乃湯：
https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/netsunoyu/

エリア 草津温泉(群馬)

７月１２日(水)。
いつもの新幹線(はくたか５５２号)で高崎駅へ。

高崎駅 駅

駅の中で"ぐんまちゃん"がお出迎え♪
５年前に水上温泉に来ていたからネ。

８時５３分発、吾妻線(大前行)で、
長野原草津口駅へ。

着いたヨ！
駅ホームのすぐ目の前にあるなんテ、
気が利いてるのでいいネェ♪

ッテ、チガァあう！！
まだだヨ、まだ先だヨ！
…まァ、ココも明日には行くけどサ。

渋川駅 駅

今度こそ着いたヨ、長野原草津口。
一時間半も同じ列車に乗っていたので
正直、しんどかったヨ…。

長野原草津口駅 駅

このバスに乗って行くヨ！
１０時１９分発、
路線バス(草津温泉行)で草津温泉へ。

今日は７月、初夏という事もあリ、
道中では白いアジサイが見られたヨ！

草津温泉バスターミナルに着いたヨ。
バスで20分ほどだったヨ。

草津温泉バスターミナル 乗り物

あ、"湯もみちゃん"いたわ。
おはよぉ！

温泉番付では"東の大関"が定位置、
にっぽんの温泉100選でも、
２０年連続で第一に輝き続ける、
"言わずと知れた"草津温泉だものね！

そんな草津温泉だケド、
一度も行ったコトが無かったからネ。

早速だケド、観光する前にお土産を、
いくつか買っておいたヨ。

バスターミナルからしばらく歩くと、
おぉ…！　コレだヨ、コレ！

草津温泉街の中心にあリ、
シンボルともいえる草津温泉の湯畑！
毎分３．２ｔも湧き出る源泉が、
ココから各旅館に送られるんだっテ！

湯畑 自然・景勝地

草津に歩みし百人。
これを見ても分かる通リ、
そうそうたる面々がココに連なるヨ。
さすが、日本が誇る名湯だヨ。

ン…、なぁに？　トキちゃん。
目的の場所に行くの？
ＯＫ、分かったヨ！

それじャ、白旗の湯の源泉の奥の方、
光泉寺にまずは行ってみるヨ！

湯善堂には温泉の守り神として、
"湯善神"が奉られているヨ。

そのとなりには"温泉観音"がいるヨ。

階段を上リ切った先に本堂があるヨ！
行基菩薩によって開山されたお寺で、
病人の治癒を祈願したところ、
温泉が湧きだしたとされておリ、
それが草津温泉の由来なんだとか。

そのコトに因みこの池は"慈悲の泉"と名付けられ、
湯あみ弁財天をココに祀ったんだヨ。

そして新しく建てられた"五重塔"。
これは慰霊塔なのか、それとも…。

光泉寺 寺・神社・教会

あァ、あったネ。"おそ咲ぎ如来"。
釈迦堂に奉られておリ、
人生にもうひと花大きく咲かせたい、
という"大器晩成"の象徴として信仰を得ているヨ。

ハァ～ァいい湯だなァビバノンノン♪
…ェ、まだ？
分かってるヨ。それじャ今度こそ！

今回の目的は草津温泉の三湯めぐり！
というわけでまずは早速一つ目の湯、
"御座之湯"に入ってみるヨ！

御座之湯 温泉

御座の湯は、源頼朝が初めに入浴したとされておリ、
"木之湯"、"石之湯"の二つの浴室。
草津温泉の源泉は酸性の硫黄泉で、
様々な効能に優れているヨ。

これで、一つ目をゲットだヨ♪
この"三湯めぐり手形"があれば、
御座之湯・大滝乃湯・西の河原風呂、
の三湯にそれぞれ１回ずつ入れるヨ。

ちなみに湯畑周辺を設計したのは、
あの有名な芸術家、"岡本太郎"さん！
草津の未来に向けた想いを感じたわ！

次は、この道を進んでいくヨ。

まずは一回、そしてここでも、
右に曲がればいいヨ。

草津二つ目の湯・"大滝乃湯"だヨ。

大滝乃湯 温泉

ココには三湯の中で唯一、
お土産屋と食堂が用意されている。
なので、ちょうどいい時間だし、
入湯前に昼食をとることにしたヨ。

七夕に近い時期に来たこともあリ、
このような飾りが微笑ましかったヨ♪

"舞茸天ざる笹うどん"を頼んだヨ。
舞茸の天ぷらは、衣のサクサクさと、
具のやわらかさが絶妙！
くま笹うどんの練りこみ感もヨシ！
ボリュームは、そこそこあったかナ。

休憩処に、ラウンジカフェもあるヨ。
入浴前後にココで軽食をとったリ、
くつろいだりもできるようでイイネ♪

大滝乃湯に入ってみたの。
どうかしら？
"合わせ湯"と"大浴場"と"露天風呂"。
御座之湯と比べると、
より硫黄泉のテイストが強いのね。

さテ、三湯中の二湯に入ったところ、
時刻は午後２時過ぎだったネ。
ここで少しブレイクタイムとするヨ。

この建物は草津中和工場といい、
川の水質を管理しているんだっテ。

草津の源泉は酸性で、川の水も同様。
そのためこのままでは生物が住めず、
水質を改善する必要があリ、
この細い管から石灰と水を混ぜた、
"白い水"を流しているヨ。

白い水を絶えず流し続けることで、
流れによって"中和"されていくので、
この先の川は生き物が住めるぐらいになるんだっテ。

ナルホド、そういうのもあるとは、
知らなかったヨ。

次は、草津熱帯圏いう場所を発見。
園ではなく"圏"なのがポイントだヨ。

入口にはドクターフィッシュなるものもいたケド、
ワタシ達は構わず先へ行くヨ。

入口からしばらく歩くと、
ココのメイン・熱帯ドームに着くヨ。

草津熱帯圏 動物園・水族館

ドームの中には熱帯のジャングルが！
温泉の熱を利用して、
この環境を作っているんだっテ。

まずはフラミンゴさんがお出迎え！
草津熱帯圏では最高齢の生き物で、
2023年の時点でなんと57歳！！
ワタシ達のリーダーよりも、
はるかに年上なんだァ！！

でっかいワニだァ！！
南米原産のパラグアイカイマンだっ。

カミツキガメとワニガメ。
元々ペットだったものが捨てられ、
生態系に悪影響を及ぼす可能性、
アゴの力が非常に強く危険なことで、
"特定外来生物"にされているヨ。

無責任に捨てられた彼らからすれば、
訳も分からず見知らぬ土地に放たれ、
それでも必死で生きているだけ。

そういったコメントもあリ、
人間の業の深さを考えさせられたヨ。

こちらはマーラの部屋だネ。
撮ろうと思ったら背を向けるし…。

ところでアレ、生きてるのかナ…？
（多分生きてる）

通路にも小型の生き物がいくつか。
コスタリカンゼブラレッグという、
タランチュラの一種だヨ。

イノシシ…じャなくテ、ミニブタ。
ウサギとシカの中間のような生き物、
マーラがちょこまか動いているのが、
微笑ましく感じたヨ。

なので、エサのカップもあげちゃう♪
１カップ１００円だヨ。

白蛇さんが、お亡くなり。
神の使いとも言われているし、
月に帰って行ったんだネ。
…どうか、お元気で。

って、アホかい！　生きとるわぃ！！

…ァ、いたんだネ。そこに。
ゴメン。

ココはカピバラの湯・草津熱帯圏。
湯田中の温泉猿よろしく、
カピバラも温泉が好きみたいだヨ。

このコ達にも、エサを与えられるヨ。
…近い近い(笑)。

他にも色々な生き物がいるヨ。
ココより先は鳥類のコーナー？
多分トキちゃんの仲間達だネェ。

ブラジルの国鳥・オニオオハシだヨ。

ルリコンゴウインコ。
人間並みの寿命を持つ鳥で、
平均50～60年、最長90年も生きる！
…と言われているヨ。

鳥類コーナー？に小さな猿が。
タラポアンいうアフリカ原産のサル。
湿地林、マングローブ等が主な住処。

ヨウムだァ。
とっても賢くて人間の言葉を真似するコトでも有名だヨ。
長く生きる鳥で寿命は５０年ほど。

湯もみショーを控えていたのもあリ、
駆け足で見て３０分ほどだったヨ…。
ココまで時間は、午後３時。

さテ、湯畑に戻リ、
お目当ての"熱乃湯"へ。
ココで行われる"湯もみ"を見るのが、
目的の一つだったからネ。

熱乃湯 名所・史跡

１５時３０分の回を見ることになリ、
そのチケットを買イ、
開園１５分ほど前に入場したヨ。

平日といえども大にぎわい！
特に１０分を切ったあたりから、
人はさらに集まるヨ。

湯もみショーが始まったヨ。
まず草津温泉の簡単な紹介に始まリ、
その由縁や湯もみの歴史なども。

いわく、草津温泉の源泉は高温で、
そのままでは入るコトができないヨ。
そこで湯温を入浴できる程度に下げ、
なおかつ水で温泉を薄めない方法、
"湯もみ"が考え出されたんだヨ！！

湯もみではおなじみの、
"草津節"に合わせた舞踊から始まリ。

そしてメインの"湯もみ"の披露だヨ！
https://www.youtube.com/watch?v=ZC5-A0-hX80
始めはこのように、
ゆったりとしたテンポで行うケド…、
この次こそが本番。
先ほどとは別の曲、"草津湯もみ唄"に合わせて行う、
より激しい湯もみが見どころだヨ！！
https://www.youtube.com/watch?v=xye1XsHIbNM
むしろこちらの方が、
実際の湯もみにより近いのかも？
そう考えると思っていた以上に、
体力がいるんだなァって思ったヨ。

思った以上に迫力ある演目だったわ！
湯もみを実演された、お姐様方。
ありがとうございました！！

さァ、次は西の河原通り。
ココからは結構歩くようだヨ。

湯宿の入り口前に、黒猫を発見！
ココの猫なのか、野良なのか…。

元祖温泉まんじゅう専門店・長寿店！
作りたてのまんじゅうを試食でき、
つられてお土産に買ったヨ。

長寿店 グルメ・レストラン

この建物はホテル・Spax草津だケド、
何やら、工事中みたイ…。

そして西の河原公園に着いたヨ！
足湯っぽいのもあるケド、
特に人が入っている様子は無し。

見てヨ、この真ッ緑！
これも温泉によるものなのかナ？

縁結び地蔵尊ほか、地蔵が多数。

ココは露天風呂と脱衣場があるにゃ。
露天な分、湯温は他より低めで、
入りやすかったにゃん♪

西の河原露天風呂 温泉

そしてこれで、草津三湯を完全制覇！
"三湯めぐり・完湯認定証"を、
その記念にもらえたヨ！！

コレでまた一歩、
温泉めぐりの達人に近づけたネ♪

この後も、色々と見ているヨ。
ココは草津穴守稲荷神社、
東京・羽田の穴守稲荷の分社だヨ。

草津穴守稲荷神社 寺・神社・教会

境内の砂は"招福の砂"といわれ、
御利益があるんだとか。

ワタシ達は、次の旅行の天気を祈願。
お稲荷様ってそういう神様じャ、
ないはずなんだけどネ…。

目的を大体達成したコトだし、
これでやっと今日のお宿に入れるヨ。

草津温泉326 山の湯ホテル 宿・ホテル

午後５時２０分頃にチェックイン。
見ての通リ、シンプルを極めた部屋。
だが、そこがまた良い…！

１時間ほど部屋で休み、
午後６時３０分、あらためて出発。

…あァ、いよいよもって、
天気が残念なコトに。

日が暮れるまでまだ時間があるので、
白根神社に立ち寄ってみたヨ。

ご祭神は、
日本武尊(やまとたけるのみこと)。
源頼朝や行基菩薩とともに、
草津に歩みし百人にいたんだにゃ。

白根神社 (草津温泉) 寺・神社・教会

コレは沼神社なんだにゃ。
…沼って、何なんにゃ？？

さっきから誰ヨ、アンタ！！

…すっかり空が暗くなってきたので、
ココで夕食とするヨ。
今日のお宿の近くにある、このお寿司屋さんでネ。

眞すし グルメ・レストラン

最高だヨォ…！
今日も、お寿司を食べられるから！！

とはいえ、今ので終わりでいいの？
アッサリしすぎやしないかナ。
時間は午後７時３０分。
すっかり夜になリ、湯畑の見頃だヨ。

あァ確かに、幻想的でイイネ。
コレ最初に考えた人、天才でショ。
設計者さんも含めてネ。

次は、角度を変えて撮ってみるヨ。

そして湯滝の方に回り込んでみる。
やっぱりこの湯気に、
光りが当たってモヤモヤ色づくのが、
実にいいんだよネェ…！

じゃ、御約束の記念撮影と行くわよ！
バッチリきれいに、撮れてるかしら？

ＯＫ、ＯＫ！　最高だヨ！
さすが吟ちゃん、旅行誌のモデル！！

それじャ、次はワタシの番ネ！！

ココからだったら、
フラッシュなしでも十分に撮れるヨ。

コレで大体ＯＫ。
さ、今日はこれで終わリ。戻るヨ！
?

この後は湯畑前のセブンイレブンで、
おつまみを買って晩酌。

ワタシはもう、寝る時間だヨ。
というわけでオヤスミィ…。

そうそう、この和銅農園のお酒。
前回秩父に行った時にコレを知って、
もう一度買ったんだっテ。

ただこれだけでは、
リーダーは酔い足りなかったみたイ。
なので最初のお土産屋さんで買った、
カップ酒も飲んで、
満足そうに眠りに着いたんだとか。

…うン。酔うように生きて何とか、
とも言うもんネ。

また明日のお話をお楽しみに。
Zzz…。


次回(伊香保温泉編)に、続く…。

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2023/07/28 05:19:46

  草津熱帯圏

  しちにのにさん　初めまして
  熱帯圏、私も大好き。帰宅するまで、熱帯園だと思ってましたが(よく気づきましたね、草津温泉関係者によると、９割以上の方が間違えるそう)
  寂れた感じですが、元気に営業してるようでうれしい(^^;)
  
  楽しそうな旅行記いっぱいです。ゆっくり読ませてください。

  しちにのにさん からの返信 2023/07/28 06:33:39

  Re: 草津熱帯圏

  ねもさん、初めまして。
  
  実は私も現地に着くまでは、熱帯"園"だと思っていました。
  駆け足での訪問ではありましたが、存分に楽しむことができました！
  
  私達の旅行記、ぜひとも楽しんでいただければ幸いです。