トルコ3週間旅行、14-17日目：ブルサ、ウルジャーミィだけでない素敵なジャーミィ

2023/09/11 - 2023/09/14

北フランス在住の日本人夫婦です。

先ずはダイジェスト版としてトルコ3週間旅行をアップしました。
https://4travel.jp/travelogue/11854422

初めて訪れたブルサ、オスマン帝国始まりの町、トルコ第四の都市。
ここでも感動の連続でずっとアドレナリンが出っぱなしでした。
イスラム建築に造詣が深いわけではありません。

先ず先に訪れた圧巻のウルジャーミィ。
https://4travel.jp/travelogue/11857706

他にも素敵なジャーミィやイスラム建築があります。すべて中心部から徒歩圏内です。
是非訪れて頂きたく思いますのでご紹介まで。

エリア ブルサ(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

イェシルジャーミィ（Yeşil Cami）

イェシルとはトルコ語で緑色という意味らしく、
内部は緑とも青とも形容し難い素敵な色合い。
1424年に建設されたジャーミィ。日本の室町時代です。

最近どこにでもある＃BURSAの看板が入り口の目印。

すぐ近くのお店。

イェシルジャーミィも大きく全体を外から見ることは困難です。

滞在中2回訪れましたが、いつもそれ程混んでいませんでした。

入って左右に静かなお祈りの間。お祈り人に混じって、ここでも寝転がっている人がいました。本当に憩いの場なのですね。

天井ドームの美しさにも本当に惚れ惚れとしました。

綺麗なイズニックタイルと思っていたのですが、特徴的なチューリップ柄ではありません。イェシルジャーミィ前で少し話をした方（トルコの方）によると、ここのタイルはイランから来たものと言っていました。

イェシルジャーミィのすぐ横にメヴレヴィー教団のくるくると回転をし踊るという宗教行為（セマー）が。今回の旅行中見ることは叶いませんでした。

イェシルジャーミィのすぐ裏には、これまた素敵な緑の霊廟
Yeşil Türbe(イェシルテュルべ）

ターコイズブルーの外壁が一際目を引く霊廟で、内部の壁面はブルサを象徴する色のタイルで見事に装飾されています。

入り口の上部分を是非見上げて見てください。装飾がとにかく素晴らしいです。

メフメト1世とその家族がこの霊廟で眠っており、メフメト1世の棺はその中でも最も大きく、豪華な装飾が施されています。
メフメト1世はモンゴル軍の侵攻により弱体化したオスマン帝国を復活に導いた人物です。

町中心部とは反対の方に更に少し歩いてみてください。
15分程で、これまた素敵なジャーミィがあります。

エミール・スルタン・ジャーミィ（Emir Sultan Camii）


14世紀に建てらましたが、何度か地震で崩壊し再建されてきたジャーミィです。詳しくは、ここでも参考にしたサボワールさんのHPで。
https://ca-voir.com/bursa-tourism-jp/


こんなに素敵なジャーミィですが、皆さんの旅行記を拝読しても行かれない方が殆どの様です。イェシルジャーミィから徒歩圏内ですので、是非行かれてみて下さい。

サボワールさんが2019年に訪れた際には工事中だったようですが、
2023年夏、工事は完全に終わっており、とても綺麗な姿を見せてくれました。訪れた日はトルコ人の団体バスが3台停まっていました。トルコの人にとってはかなりメジャーなジャーミィの様です。

半木造でオスマン風ロココ調の建築。
今回の旅行でこの様なジャーミィは見ませんでした。

エミール・スルタン・ジャーミィから中心部に歩いている途中、
奥の方にイェシル・テュルべを見ることが出来ました。この風景お気に入りです。しばらくスマホの待ち受けに使いました。

今回載せた3箇所は同じ地区ですので、イェシルだけでなく、エミール・スルタン・ジャーミィまで足を延ばしてみて下さい！