トルコ3週間旅行、14-17日目：ブルサ、ウルジャーミィ（グランドモスク）

2023/09/11 - 2023/09/14

北フランス在住の日本人夫婦です。

先ずはダイジェスト版としてトルコ3週間旅行をアップしました。
https://4travel.jp/travelogue/11854422

初めて訪れたブルサ、オスマン帝国始まりの町、トルコ第四の都市。
ここでも感動の連続でずっとアドレナリンが出っぱなしでした。
イスラム建築に造詣が深いわけではありません。しかしながら、感動をし、3泊滞在中、何度となく訪れ、時にはただたんに暑さを凌いで休憩するためだけに訪れたジャーミィ。この町で一番大きく、建立は1399年ととても歴史ある「ウル・ジャーミィ」をアップします。
ここは他の箇所とは私にとっては別格の場所でした。

エリア ブルサ(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブルサ中心にある偉大なジャーミィ、ウルジャーミィ（グランドモスクとも呼ばれるみたいです）。行く前はそこまで特別に楽しみにしていた訳ではないのですが、入った瞬間、この空間と空気に圧倒されてしまいました。

https://gotrip.jp/2020/01/122901/
ウル・ジャーミィは、オスマン帝国第4代皇帝のバヤジット1世によって1396年から1399年にかけて建設されたものです。あまりにも大きなモスクのため、近くからはその全貌を捉えるのが難しいほどです。

大ドームがいくつかの小ドームを支えるというスィナンの設計によるモスクとは打って変わって、このウル・ジャーミィは20個ものドームが並列するように天井を構成するセルジューク様式で、独特の外観をしています。

20個のドームを支えるように、モスク堂内には太い柱が何本も床に刺さっています。柱の一本ずつ、そして壁面に飾られた大小様々な額に描かれたカリグラフィー(イスラム書道)がなんとも美しく、このモスクを特徴づけているといえます。

ダイナミックなカリグラフィーで表現されているのは、クルアーンの一節や、アッラーの名、預言者ムハンマドの名で、礼拝に来る人たちは、それぞれの気が向くカリグラフィーの前や、メッカの方向を表すキブラ壁のほうに向かって思い思いの祈りの時間を過ごしています。

皆さん自分たちのペースで静かにお祈りをしています。

粛々としている姿、鳥肌だけでなく、何故か涙が出てきてしまいました。
他のジャーミィでは感じなかったこの感情、何だったのでしょうか？

通常モスクには、入る前に手足の汚れを清めるための泉亭が中庭にありますが、ウルジャーミィは中庭にも、内部にも泉亭があります。

他のジャーミィも同じ様な感じですが、お祈りをするだけでなく憩いの場のように座って寛いでいる人達や、寝っ転がって休んでいる人達もいます。
私も滞在中何度か寛ぐためだけにやってきました。
因みに、妻はそれ程興味なく…　ブルサでは基本的にお互い好きに自由行動をしました（妻はバザールなどお店を覗いたり買ったりしていました）

ウルジャーミィはとても巨大です。町のど真ん中に建っており、　
全体を外から見ることはかなり困難です。

ドームが20個もあるこの姿をなんとか上から見えないものか…　と思い、
ウルジャーミィが面している大通りの反対側のビルの屋上にカフェを発見！

Sori Cafe
http://soricafebursa.com/

行ってみました。
気にして上を見て探せばすぐ分かると思います。

このカフェ。最高に良かったです。すぐ眼の前にウルジャーミィ。

夕方4：00頃行ったのですが、ガラガラでした。
アイスコーヒーとギョズレメで小休憩。ドーム全部を見渡すことができるわけではありませんが、下からは伺いしれない景色を見ることが出来て大満足です。

下から見るウルジャーミィ

下から見るウルジャーミィ

別の日、どうしてももっとドーム全体を見ることができる高い所は無いかと徘徊しました。あるホテルが良さそうと思って、テラスがあるか？と聞きに行ったら無いとの事…　残念でした。

直ぐ側にある丘に登ったら見えるかもと登ってみました。
暑い日だったので汗だくになりましたが、大して登ったわけではありません。少し遠目ではありますが、ウルジャーミィ全体が見える場所に行くことが出来ました。正確な場所は説明出来ないのですが、写真をみて角度からあーあの辺りだなとその場に行けば検討がつくと思いますので、興味ある方は是非行ってみて下さい。望遠レンズ等あればもって素敵な写真に収めることができるのでしょうが、スマホではこれが限界です。目の裏に焼き付けてあります。

あまりにもジャーミィに入り浸るので妻は私がムスリムになるのでは？と心配されてしまいました。

心に刺さるものはありましたが、
宗教心が元々薄いので…　はい。