トルコ3週間旅行、11日目：パムッカレ石灰棚と夕日の絶景

2023/09/08 - 2023/09/08

北フランス在住の日本人夫婦です。

先ずはダイジェスト版としてトルコ3週間旅行をアップしました。
https://4travel.jp/travelogue/11854422

10日目の夕方パムッカレ到着しました。翌日の夕方、夕日と共に今回の旅行のメインの一つ、パムッカレの石灰棚に行来ました。ここは一番楽しみにしていて、でも、色んな方の旅行記を見て今は水は枯れてガッカリ遺産とも学習し、期待せずに行きました。たとえガッカリしても、少年の頃、日本のタバコのCMや「なるほど・ザ・ワールド」等で見たこの場所、いつかどうしても来たかった場所でした。

ここも参考になるサボワールさんのHP.
https://ca-voir.com/turkey-featured-jp/

人それぞれに期待している風景は違うかもしれませんが、
私達にとっては期待以上、そして昔から思い描いていた風景が目の前に広がっていました。
いつでもこの風景が楽しめるか分かりませんが、これからパムッカレに行かれる方の少しでも参考になれば嬉しいです。

エリア パムッカレ(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

訪れたのは9月8日。日没時間は19：13。
夕焼けが綺麗になり始めるのは18：30頃と想定し、16：30に入場しました。
入場料は700リラ（26ユーロ）。物価が安いトルコにしてはフランス並の高さ。一日券で出入り自由なら良いのですが、一度出たらまた買い直しです。

入り口は3箇所ありますが、私達は下の入り口（パムッカレ村からすぐ）入って石灰棚を素足で登って、ヒエラポリス、また同じ石灰棚を下って同じ出入り口から出る、と言うコースにしました。

入ってすぐに靴を脱ぎます。素足で歩くのは気持ちがいいのですが、
不摂生なのか、私はとても足裏が痛く、足つぼマッサージマットの上を歩いている感じ。ゆっくりと上がりました。

ぐったり、昼寝わんちゃん。

これですね、皆さんが必ず通る水たまり。
私達は濡れても良いように、一旦ホテルに戻って水着で観光しています。
水は暖かく綺麗ではありましたが、石灰を多く含む水なので、結局はヒザ下までしか入りませんでした。黒いカバンには石灰が沢山付きました。

私の中ではこの段階のこの景色で満足。
やっぱり昔TVで見た様な景色は見れないと、この時点では自分に言い聞かせました。

水が流されていない方（進行方向左側）は完全に枯れています。

上に上がっていくと溜まっている水たまりが大きくなり、人も増えてきます。

ツアーで行かれた方の旅行記や実際に感じたのはツアーで行くと
上部のこの辺りで皆さん写真を撮ったり、足を入れてみたりとするみたいです。確かに下まで降りると登るのは大変ですからね…

日没にはまだ少し時間があるので、遺跡の中にあるプール、アンティークプル。入る分にはお金掛かりません（要は最初に払った入場料に含まれる）

遺跡の中のプールって面白そう！と思っていましたが、
実際に見たら、あまり泳ぐ気にはなりませんでした。見るだけで充分。

更に少し上に上がって、劇場跡へ。ここは来てみたかった所。
今まで、沢山のローマ時代の遺跡を見てきたのでトルコで遺跡巡りは考えていませんでしたが、ここの劇場は保存状態がとても良く、来る予定でいました。感動。素晴らしい所です。

そろそろ夕暮れ空色になってきたので、また石灰棚へ戻ります。
歩いてきた石灰棚の一角で夕日を見ようと思っていたのですが、
遠くの方に遊歩道を発見。行ってみました。
やっぱり枯れていますね…　

あれ？水の音がするなぁと思って遊歩道を少し歩いてみたら、
石灰棚に水が流されており、大正解！！行ってみて本当に良かった！
思っていたような景色が広がっていました。
ここに行かれた方の旅行記を読みましたが、時には水が流されていない事もあるようですね…　私達、本当にラッキーでした。

場所は、下の入り口から入って裸足で登る石灰棚一帯（恐らく皆さん全員が行く所）を登り切って、右に行くとアンティークプール、更に遺跡に行きますが、石灰棚を登り切ったら左方向に行くと遊歩道があります。

沢山の方は遺跡の方に行くのか、夕暮れ時でもこの遊歩道は人は少なかったです。穴場とまでは言いませんが、気づかない方が沢山いるようなので、
是非行って見てください。

↑少し色加工してあります。

↑少し色加工してあります。

↑少し色加工してあります。

日中はピーカンの快晴が夕方から少し雲が出てきて太陽が隠れてしまいましたが、雲が切れて少し太陽が覗き始めました。私達、持っています（笑）

↑少し色加工してあります。

↑少し色加工してあります。

↑少し色加工してあります。

全くガッカリではなかったパムッカレ。

気づいたら、この旅行で一番沢山の写真を撮っていました。
同じ様な写真ばかりです。

英語のサイトで読んだのですが、朝焼けは石灰棚の向いている方角が悪く、
朝焼けに輝く石灰棚というのは見ることが出来ないようです。
夏の日中は何しろ暑く、石灰の照り返しがキツイので、パムッカレに宿泊をして
是非この夕日の絶景を皆さんも楽しんで頂きたいです。