レッドウッド国立公園を目指してその4 サンフランシスコへそして帰国

2023/05/05 - 2023/05/07

レッドウッド国立公園を見たあと、帰国に備えてサンフランシスコへ向かい、帰国です。
レッドウッド国立公園を目指してその1
https://4travel.jp/travelogue/11824742

レッドウッド国立公園を目指してその2 ひたすら巨木を見た1日
https://4travel.jp/travelogue/11827321

レッドウッド国立公園を目指してその3 ひたすら巨木を見た1日part2
https://4travel.jp/travelogue/11832139

からの続きです。

エリア サンフランシスコ(アメリカ)

今日は帰国に備えてサンフランシスコに戻る日。昨日は遅かったのでスタートが遅めで行きたい一方、この近くのラッセン国立公園も見てみたいという悩ましい1日。
結局早く起きて出発は遅いと、なんだかな、な出発。

デイズ イン バイ ウィンダム レッド ブラフ ホテル

モーテルの駐車場に植えられていたバラの花が綺麗でした。

ラッセンボルケーノ国立公園はその名の通りラッセン山の火山地帯が国立公園になっており、園内は標高が高く除雪が必要。そして今年（2023年）は雪が特別多く除雪作業がはかどっていません。

南口はビジターセンターがあるものの除雪はそこまで。北口はビジターセンターはないものの入り口から5マイルの湖のほとりまで除雪が進んでいます。どちらに行くか迷った結果北口に行くことに。

標高が上がっていくにつれ、空気も冷たくなっていきます。

道路脇に除雪された雪が残っているだけでなく、霙が降ってきました。

恒例の国立公園エントランスサイン。
丸太強調かもしれないけど、特に特徴的ではない平凡スタイル。

公園エントランスから5マイル行ったところで道は閉鎖されていました。5マイル行ってもなんの足しもならない感じ。それならビジターセンターのある南口に行けば良かったと後悔。あっちは道路は閉鎖されていても歩いて少しいったところに火山活動が見られるスポットがあるそうだったので。

晴れていて氷が溶けていれば山が映って美しいだろう湖も曇っているだけでなく、氷が張っていてイマイチ感倍増です。

かろうじてラッセン山の

お顔が見られました。

平地に戻り、I5をサンフランシスコへ向けて南下します。ここからはGoogleマップ上はサンフランシスコまで４時間の距離。

ガソリンスタンドがコンビニを兼ねている

こんな感じの店内で

やがて大雨に。雨粒が大きいというかビチャッって感じで叩きつけられるのが大陸的。
https://youtu.be/wCsP4A-A1GQ

疲れたのでここでもちょっと休憩。大体１時間半から２時間おきに休憩とトイレを兼ねて休みを入れます。

アメリカらしい色がついたアイスと

ピザを買って車内で食べたのち再び南下。

ここまでI5を南下してきましたが、ここでサクラメント方向へ向かうI5と別れ、サンフランシスコ方面へ短絡するI505に乗り換えます。

ワインで有名なナパで寄り道。車も多くなってきました。
葡萄畑も目立ったけどうまく写真には撮れず

当初の計画ではワイナリーでランチとか言っていましたが、どこも70ドル以上するようなところだし、私お酒飲めないので余計ハードル高い、と言うわけでナパの町中のオックスボウパブリックマーケットへ。

オックスボウ パブリック マーケット ショッピングセンター

ここでテイクアウトし、

外のテラスでクラムチャウダーいただきました。高かったけど美味しかった。

あとはサンフランシスコを目指すのみ。

ベイブリッジを渡ります。

このかなり手前から要給油ランプが点灯。
給油したくてもスタンドがない（出口がない）状態でかなり走ることを余儀なくされました。

サンフランシスコ オークランド ベイブリッジ 建造物

燃料オプション付きの契約（返却時満タン返し不要）オプションだったので、なるべくタンクは空の状態で返したいのですが、少し見通しより最後の給油量が少なかったか。
警告ランプが点灯しても50kmほどは走れるそうなので、結果的には大丈夫だったかもしれないのですが、仕事で営業車で環七の真ん中でガス欠でエンコした経験があり、こんなところでエンコは勘弁とかなり脂汗をかきました。

サンフランシスコ側に渡ってすぐのところでとりあえず10ドル分給油。なぜか街中のスタンドの方がこれまで見て来たところよりも安かったです。

今宵の宿リージェンシーインに到着。
ここに決めるまで、結構悩んだものの、ニーズにビンゴの宿がここだったのです。
というのもこの後大リーグ、サンフランシスコジャイアンツの試合を見たい→駐車場バカ高い→公共交通機関で安全に球場に往復でき、かつ安全に車を停められる宿という条件だとなかなかないものです。

ここは球場近くに駅があるカルトレインの駅のすぐ近くにあり、かつオープン過ぎない作りのモーテルでかつそれほど高くなかった、という訳です。

リージェンシー イン サンフランシスコ エアポート ホテル

部屋はベーシック。まあよくある古いモーテルって感じ。
ただし離陸直後からのコース真下なのでそれなりの騒音がします。
飛行機好きなので苦にはならないし真夜中は離陸機はそんなにないので、私は苦になりませんでしたが、気になる人は気になるかも。

荷物を置いたら野球観戦に向かいます。宿から2ブロックのところにCal TrainのSan Bruno駅があるので徒歩で向かい、乗車。

巨大な2階建車両ですが、2階は席が1列づつしか無く、真ん中が吹き抜けに。
どうして吹き抜けになっているかというと、車掌が検札に来る時に1階から検札できるように、と日本じゃ考えられない理由。

サンフランシスコ駅に着いたカルトレイン

カルトレイン 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

球場は駅から2ブロックのところにあり、アクセス良好。

この入り口からしてワクワクさせてくれますね。
今回は事前にチケットは買わずに球場窓口で購入。
3階席ですがホームベース後方の席が25ドルと大リーグの球場としてはなかなかリーズナブル。

オラクル パーク スタジアム・スポーツ観戦

オラクルパークの入り口。荷物の規制が厳しい事が多い大リーグの球場としては、リュクサックの持ち込みは禁止されているものの、透明バッグである必要もなく、割と規制は緩い球場でした。

スタンド裏のコンコースで買ったホットドッグを手に

スタンドへ。

ホーム後方の席からの眺め。
普段野球を見る時はこのクラスの席が第一希望なのですが、この球場は後述するように横通路が邪魔にならず、見やすい、良い球場です。
ライトスタンドはわずかしか無くその外はもう海。

スコアボードはゴールデンゲートブリッジがあしらわれ、情報量も多く見やすいです。
試合の方は（私が到着する前の）1回表裏に2点づつ取り合った後の、5回の表、ブリュワーズに2点入れられますが、ジャイアンツはその裏に反撃。

こんな泳がされた、打ち損ないのピッチャーゴロが高いバウンドになりピッチャー送球できずジャイアンツ1点返し

更に4番のピーターソンが2死満塁からセンター返しの2点タイムリーヒットで合計3点返し逆転

グッズショップを冷やかしに行きましたが欲しいものはあまりなかったです。高いし...

セットアッパーとして7,8回に登板したテイラーロジャーズ。メジャーには珍しいアンダースローですが投げ方が日本で見るのとちょっと違って面白い。

セブンイニングスストレッチはこんな感じ　
https://youtu.be/JNO80eqsSGQ?si=zVUzRNUnPxAEavyu

9回は守護神のカミロ・ドバルが登場。　

2死から四球を1つ出したものの、クローザーらしく最後は三振を奪って締め。

ナインお出迎え

ジャイアンツのマスコットが旗振っておしまい。
最終スコアは
B 200 020 000 4
G 200 030 01x 6
勝マネーア
負バーンズ
Sドーバル

この球場、横移動する通路がこのような構造に。
通路の上の席まで高低差があるため、通る人や売り子に視界を邪魔されません。
また最前列も金網では無くてアクリル板だったり野球愛に満ちた設計です。

来た時と同様、2ブロック先のカルトレインのサンフランシスコ駅へ

行きは右側のギャラリーカーでしたが、帰りは左側のバイレベル客車の列車です。
こちらも2階建てですが、日本で走っている2階建ての列車の構造に似て車端部は1階建てで、真ん中が2階建て（ギャラリーカーのような吹き抜けなし）となっています。
車内で酔った若者グループが大声で騒いでいましたが、注意され静かになりました。

宿最寄りのサンブルーノ駅に戻って来ました。列車は何か確認する事があるのかしばらく止まっているので、

先頭の機関車まで見にいきました。流線形でなかなか面白い形をしています。

飲み物とかを調達したかったのですが、宿の周りのお店はすでに閉まっていて、そのまま帰着。

リージェンシー イン サンフランシスコ エアポート ホテル

少し休んでいると、たまたまエルサドバドルから乗り継いで明日日本に帰るTさんがサンフランシスコ国際空港に着いたというので迎えに行き、結局明け方まで部屋飲み。

翌朝未明まで飲み語りし、数時間だけ仮眠を摂って、一旦Tさんの宿をチェックアウト、

お土産に、と思って買っていたワインも部屋飲みで飲み干されてしまったので、スーパーに追加で買いに行き、

無事レンタカー返却。
ヒヤリ、ハッととか、違反なく、また車上荒らしなどの犯罪にも巻き込まれずに返却できて、ホッとしました。

ウッカリストの私向けにありがたい、再度警告の標識。

新交通システムでターミナルに移動し、JALで帰国するTさんと別れ、

サンフランシスコ国際空港 (SFO) 空港

青組にチェックイン。
帰りはWsの2人のお子さんも含めてビジネスへポイントアップグレードしました。

今回はこちらのユナイテッド航空のポラリスラウンジが利用できますが、

利用できるのは長距離線のビジネスクラス搭乗者だけの割に混んでます。こんなにいるの？と思うくらい。

朝食メニューと昼食メニューの変わり目の時間帯だったのでまずは朝食メニューゲット。

レストラン形式の席の順番になり呼ばれたので、向かいます。メニューはこんな感じで、

折角なので看板の「ポラリス・シグニチャー・バーガー」をいただきます。うーん、わざわざ食べるほどでもないかな？

国際線と国内線が完全に分かれている日本の感覚だと、いつもアメリカのどっちもごちゃごちゃって言うのは、

なんか久しぶりに青い尾翼を見ると正直ホッとします。

行きは羽田発でしたが、帰りは成田行きです。

帰りもアップグレードポイントを使ってビジネスにアップグレードしたのですが、ザ.ルームだった行きと違って帰りはスタッガード機材。

アミューズ。結構バラバラになるので、楊枝でどうやって食べろって思うしかない。

前菜。
お上品な見た目だけど美味しいも不味くもない透明感なお味

メインは魚にしました。クリームソースで誤魔化されている気がしないではないけど、嫌いじゃないお味。

デザートはかちんかちんのハーゲンダッツ1つ渡されただけ。ちなみにエコでも同じ。
コストカットしすぎというか、手抜き過ぎじゃない？ANA贔屓でもちょっとドン引きです。

ラーメンをいただきましたが、（慣れたせいか）肉を使わないプラントベースの豚骨とかいうバッタものになったせいか、明らかに美味しくなくなった気がします。

787のスタッガードよりかは余裕のある作りですが、改めて見ると壁だらけ、な圧迫感を感じない訳でありません。

到着前は洋食を選択し、ラザニア。不味くなりようもない感じ（普通に美味しくいただきました。）

雨の成田空港に到着。

お帰りなさいの看板がなくなってこんなサインになったのが残念。
羽田に夜着く便と比べると家に早く着いて明日に備えられるのは良いですね。

今回の旅行で、アメリカ国立公園行きつぶしミッションは、レッドウッドとラッセンボルケーノの2つを加え、38に。全体で63ある上にアラスカの中でも、更に僻地とか海外領土とかにもあるのでコンプリートは難しいけれど、「なるべくいく」を目標に、これからもより多くの国立公園を訪れたいと思います。ま、今回のラッセンボルケーノも、ほぼみたことにはなってないので再訪したいところですが、、、

この旅行記へのコメント （4）

• Joshuatreeさん 2024/01/24 12:56:23

  7月のラッセンボルケーノ国立公園は綺麗でした

  Matt Yさん、こんにちは。
  
  国立公園、38カ所回られているんですね。私はどのくらいなんだろうと数えてみたら37でした。近いですね。笑
  ただ私は来年の夏くらいまで行ったことがある場所への再訪旅行ばかり予定していて、しばらく数は増えそうにないです。　　
  
  ところでラッセンボルケーノ国立公園は7月に行った時はビジターセンターのあたりに花が沢山咲いていてとても綺麗でした。近くにあるバーニー滝がカリフォルニアで一番綺麗という評判なので再訪される場合にははセットで行かれるといいかもしれません。バーニー滝のところで売っているアイスもカリフォルニア屈指の美味しさらしいです。

  Matt Yさん からの返信 2024/01/24 22:59:08

  Re: 7月のラッセンボルケーノ国立公園は綺麗でした

  なるほど、7月の三連休とかで、行けないかちょっと検討してみます。バーニー滝、確かに美しいですね。
  それとクレーターレーク国立公園とツールーズの収容所跡地とかと合わせると本格的な旅行のとかに行けるかも。
  国立公園はやはり四季の違いによって美しさも変わるでしょうから、何回も再訪できる環境羨ましいです。

• ぴろろんさん 2024/01/22 08:14:26

  ラッセンボルケーノ国立公園

  こんにちはMatt Yさん
  
  ラッセンボルケーノ国立公園、火山の国立公園だから、溶岩とか噴火とかイメージしていたら、緑豊かな美しい公園でした。
  なので、機会があれば是非再訪してほしいなーと思います。
  一番人気のバンパスヘルという温泉地帯は、その年にもよると思いますが、8月でも雪が残っていて、7月の時点ではclosed、ということもあり得るらしい。
  実際に私が8月に行った時は行けたけど、その3週間前ぐらいに行った人は入れなかった、という情報でした。
  期待せずに行ったから満足したのかもしれないけど、人もそれほど多くなくて、意外に良かった国立公園でした。
  
  ぴろろん
  

  Matt Yさん からの返信 2024/01/22 12:43:37

  Re: ラッセンボルケーノ国立公園

  おおお、やっぱり美しい国立公園なのですね。マイナーでは有りますが、クレイターレークと合わせて、より訪れたくなりました。
  山岳系はなかなか訪れることができる季節が限られるのがネックですよね。2023年は記録的に雪が多かったようですし、行ける時に行く精神が必要ですね。