グレイシャー国立公園再訪その1 ゲートウェイのカルガリーへ

2024/09/13 - 2024/09/13

2024年9月の最初の連休は、ツアーを開催するよう要請され、どこに行こうと検討した結果、3連休に1日有給を追加してアメリカ北西部、モンタナ州のグレイシャー国立公園へ行くことに。グレイシャー国立公園は2018年に1回行っていますが、短期間だったので、また行きたいと思っていました。

で、結局IさんHさんと3人で行くことに。今回も前回同様、3連休に1日有休をくっつけて4連休での旅行となります。グレイシャー国立公園自体はアメリカにありますが、カナダ国境近く、アメリカから見たら僻地にあるため、最寄りのメジャーな空港となると国境を越えたカルガリーになります｛カルガリーから車で3時間）。

フライトはバンコク発券でバンコクー羽田、羽田ーバンクーバーーカルガリー（バンクーバーーカルガリー間はエアカナダ）往復を手配。
IさんはKL発券で同様に、Hさんは特典で羽田ーバンクーバー往復に、別切りでエアカナダでバンクーバーーカルガリー往復を手配。

という事で初日はゲートウェイのカルガリーまで飛びます。

エリア カルガリー(カナダ)

20時ちょうどに出国。三連休前の金曜日ですが、まだ深夜便の出発は本格していなかったからか、セキュリティも空いてて、

羽田空港国際線 ANA スイートラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ

スイートラウンジもがら空き。
ここで今回一緒に行くIさんHさんと合流。

お腹が空いたので、マカロニグラタンと

お寿司を。夏メニューから変わって穴子がなくなってしまったのは残念。私の周囲でこのお寿司を酷評する人がいるけど、チェーンの回転寿司と比べたら、断然美味しいです。以前よりいかにも機械で切りました、って感じだったネタも改善されていますし

デザートも。
シャワーも申し込みましたが、2人待ち、の割には順番来なくて1時間待ってこちらから確認しに行ったらもうすぐ呼ぶところですと。ほんとかな？出発前に浴びれはしたけど結構ギリギリになってしまいました。

ANAのサイトをチェックしてくれたIさんによると、機内食は出発時には出なくて、到着前に出るだけとのことでしたが、あれ？バンクーバー便って深夜便扱いではなくて、離陸後すぐ出た筈だけどな、と思いつつ、それならと、追加でお寿司とラーメンを食べでお腹いっぱいになって、、、

バンクーバー行きに搭乗。

シップは定員246人の中距離仕様のコンフィグB787-9のJA879Aです。

今回はアップグレードポイントを使ってプレエコへアップグレードしました。

離陸後の飲み物とスナック

離陸してすぐ機内食。機内食は到着前というIさんの情報、ガセでした(笑)。

ただIさんを弁護する訳ではないのですが、サイトにも同じPDFが載っており、確かにランチ／ディナー→到着前のサービスとあって、到着前のサービスが大きいので、このメニューが到着前のサービスと誤解してしまう書き方ですね。（到着前のサービスの中身は中央下部に小さく記載）

と言うわけでお腹いっぱいなのに更に機内食。洋食のB.赤ワインで煮込んだハッシュドビーフを選択しました。

不味くはなかったけど、もし空腹だったらもっと美味しかっただろうな、的なお味。

デザートのハーゲンダッツ

機内食を食べ終わる前から眠たくて、片付けられたら即寝落ち。到着前の軽食を準備する音で目を覚ますまで熟睡できました。

正直ANAのビジネスクラスには多くを期待していなくて、寝るのが目的なら私的にはプレエコで十分なきがします。

「到着前の軽食ボックス

開けてみるとこんな感じ。西海岸線の深夜便だと寝て起きてだから朝食と言うことなんでしょうけど、到着時刻が夕方なので、感覚が狂います。

雨降る

バンクーバー空港に到着。

バンクーバー国際空港 (YVR) 空港

バンクーバーは太平洋の玄関口ですが、個人的にはLAXに比べると案外使ったことがなく、羽田発バンクーバーのこの便も2回目。

アメリカだと入国審査で何聞かれるだろうとか、列どれくらいとかワクワク？ウンザリ？しますが、

シンボルのトーテムポールの先にあるイミグレへ。

機械で必要なことを入力したら、バツ印がついていない人はその先も機械で指紋すら取られずすぐ入国できてびっくり。

ちょっとあっさり過ぎてつまらない....

かつてすごく厳しかったイギリスが機械だけの審査になって驚いたけど、それに次ぐビックリかも。

到着ロビーに出たところのトーテムボール。
入国はスムーズだけど、国内線への預け替えは通関した先のベルトにポンって置くのではなく、通常のチェックインカウンターまで荷物を持って歩かなくてはいけないのが、ちょっと面倒。（LAXだと到着ロビーに出る直前の再チェックインカウンターのベルトに置けば良いだけなのと比べると...）

というわけで国内線カウンターまで移動します。これが結構距離あった。

エアカナダの国内線のカウンターに到着。

実は出発前から気がかりなことがあって、エアカナダのパイロットの組合が18日からストを予定していて、本気でやる場合、３日前に予告することになっていたのです。そしてもしストをやるなら、突然18日から飛ばないとかになると、アウェイに機材放置しておくわけにも行かないので、15日から運行を取りやめる便が出始める、との予告が来ていました。

帰りは16日なので影響があるか、一応係員に聞いてみたですが、現場にも何も情報は降りてきておらず、何もわからない、との事でした。

ちなみに出発前にANAのコールセンターにも確認していたのですが、実際飛べない場合は最大限代替便を都合できるよう融通は利かす、自力でバンクーバーまで陸路なり、他社便で来た場合、航空券の経路とは異なるがバンクーバーから乗れる、との事でした。

カナダの報道とかもチェックすると、キャンセル可能な他社便を念のため確保しておく手段もあるというので調べてみると、5万円ほどでWestJetがキャンセル可能運賃で有りました。

しかし搭乗便の機材運用調べてみると、バンクーバーベースで基本バンクーバーと周辺近距離都市を日帰り単純往復していることが判明。ストに備えて機材を「レパトリ」（という表現を使っていました）したとしても、2日前の時点では運行の整理の対象にはならないだろうと、楽観論になり、対策をしないことにしました。

とりあえず今日は順調に飛びそう、うちらのフライトは30分ディレイとこの時点で決まっていましたが。

乗継時間が3時間あるので、ラウンジで過ごすか、空港脱出するか悩みます。近くにアウトレットモールがあるというので、駅に来てみます。アウトレットモールがあるテンプルトンなど、空港がある島の中の駅までは無料でした。
無料と聞くと俄然行く気が増す我々。
早速行ってみることにします。

バンクーバー国際空港駅 駅

2つ先のテンプルトンと言う駅で降りて、

マッカーサー・グレン・デザイナー・アウトレット・モールへやってきました。駅からは駐車場を横切る必要がありますが。

モールは開放式というかお店が小さい建物に入っていてお店間の移動は外なので、この雨の天気には動きづらい...

ノースフェイスでお買い物の女性陣。

親子用のトイレのマークがあったので、日本みたいにおむつ交換台があるトイレかと思ったら、個室内に便器が二つあってびっくり。確かに日本では個室の外から中にいる子供にちゃんとできた？とか言っている光景よく目にするし、もう少し小さいと2人ではいるけど個室は狭い、、、といったシーンはよくあるので、なるほど、と思いました。

私はLevi'sでジーパンとチノパンを購入。一つだと安くはならないので、無駄に二つ買うと言う、得したのだか損したのだかよくわからない買い物でしたが、想い出になるので、良しとしましょう。

自動運転の2両編成の列車で空港に戻ります。

空港に戻ってきて、セキュリティを通過。ベルトは外すけど靴は脱がなくて良いとか微妙にアメリカよりも緩い気がします。

メープルリーフラウンジへ

クリームソースのチキン、パスタとトマトベースの食べるポテトスープと、なかなか充実。
カナダでカナダドライを飲む、と言うミッションも実現。

ソファ席は1人、2人なら空いているけど3人座る場所はちょっとない程度の混み具合。それほど長くいるわけではないので、食事メインのテーブル席に着席。

定刻から30分遅れでの出発に合わせて、搭乗開始

コクピット覗き見。北米の場合結構出発するまでは開いていること多いですよね。

ここでカルガリーに着いた後に乗る、予約しているハーツのレンタカーの予約を確認しておこうと見たら、「There are no upcoming reservations. If you have a Confirmation Number please enter it below.」との表示が！え？予約取れてない？コンファメーションナンバーとは、、、とメールボックス見てみてもそもそもコンファメーションのメール来ていない...（5月に借りた時は来ていたのに）

予約は7月の末にした（はず）し、1週間前にも予約確認したはずなのに、もしかしてその時誤って予約を取り消ししてしまった？

そしてカルガリーのレンタカー、ハーツはもちろん他社も一括検索サイトでも、個社別のサイトでも車種を問わず1台も空きが有りません。

もう心臓バクバク、胃はキリキリ。貸出を市内の営業所に変えても変わりません。　もう詰んだと絶望しました。

雨のバンクーバーを離陸

プランBとして、翌日スタートでなら高いけど何とかあったのですがものすごい高い。痛恨の極みで同行者に事実を告げ、何らかの間違いかもしれないから、取り急ぎハーツのカウンターに行ってみることにしました。

カルガリー国際空港 (YYC) 空港

ゲートエリアからエスカレーターを下り、荷物を引き取ってターミナル直結のレンタカーセンター内のハーツのカウンターに行きます。

ハーツのカウンターに行ってみると、予約はちゃんとされていました。

何だったんだ！と思いましたが冷や汗をかいた後の安堵感。しかしその騒ぎの中か、国際免許証が行方不明に、、、これもハーツだったので、登録すれば国際免許要らないサービスが使えたので、ラッキーでした。

あてがわれた車はBuickと結構高級。

夜10時過ぎ、夕食を食べるにも遅いし、それほどお腹が空いてないというわけでちょうどあったA&W

イートインコーナーは、終了していたので、ドライブスルーで注文し、

駐車場に止めてバーガーの夕（夜）食。

コンビニに寄って、

今宵の宿、エコノミロッジにチェックインしました。

1泊朝食付きで約1万円。まあまあ、と言ったところでした。

エコノ ロッジ モーテル ビレッジ ホテル

途中寄ったセブンイレブンで大好きなハーゲンダッツのコーヒーを買っており、食べてから就寝。

しかし車借りられて、予定通りの行程で行けそうでほんとうに良かった。

この旅行記へのコメント （4）

• wakabunさん 2024/10/01 22:55:51

  国際免許

  Matt Yさん、こんばんは。
  
  結局国際免許は見つかったんですか？Mattさんのことだからきっとどこかに入っていたのだと思うけれど。今週末は寝坊なし、免許忘れずによろしくお願いします。
  
  バンクーバーの入国、私は前弾丸子連れで行ったとき結構色々聞かれました。家族で行ったときは何もなく。
  
  お寿司、一時期ひどかったけど、最近はネタ改善されたと思います。
  
  あとはWiFiがんばってJALに追随してほしいところですね。
  
  Wakabun

  Matt Yさん からの返信 2024/10/02 08:31:14

  Re: 国際免許

  結局出てこなく...
  署名していなくてラウンジで署名したこと、立つ時後ろは確認したんですけどね。
  
  今週末はオキドメか武漢ターミナルだし、今から土曜日の目覚ましセットしておきます。
  
  バンクーバーいろいろ聞かれたというのはキオスクでバツが出て有人審査に回された、ということですか？
  
  今回は機械オンリーで質問すらなかったので、本当に拍子抜けでした。最近機械審査だったり、有人でもスタンプ押されないこと多くてちょっと寂しい。

  wakabunさん からの返信 2024/10/02 08:59:31

  Re: 国際免許

  免許出てこなかったんですか？えーっ、それは悲しい。っていうか、なしでも記録あって乗れてよかったですね。予約うんぬんより、そちらのほうが下手したら致命的。
  
  バンクーバーは有人でした。キオスクのあと子連れは有人にまわされる模様。そうでないと機械オンリーなんですね。

  Matt Yさん からの返信 2024/10/02 18:34:57

  Re: 国際免許

  免許証は今アメリカ、カナダだとこういう制度があって国際免許証はいらなくなっているんです。これを窓口でやったというわけ
  https://www.hertz-japan.com/rentacar/productservice/index.jsp?targetPage=HDLT.jsp
  
  アメリカで前はキオスクで申請してフル審査の人は写真にバツがつけられだけど、さすがカナダは控えめに名前の横にバツがついていてその人だけ有人審査でした。
  
  機械だと多分顔認証で同一人の判定だけで終了です。ボーダーは審査があったらあったで憂鬱だけど、ないとそれはそれで寂しいですね。