2024/09/14 - 2024/09/14
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Matt Yさん
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2024/09/14
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カナダ-アメリカ国境通過
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車での移動
ウエストグレイシャー
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車での移動
イーストグレイシャー
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Johnson’s of Saint Mary
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グレイシャー国立公園を再訪する旅、前編の
「グレイシャー国立公園再訪その1 ゲートウェイのカルガリーへ」
https://4travel.jp/travelogue/11929756
の続編、カルガリーからいよいよグレイシャー国立公園へ向かいます。
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カルガリー到着の翌朝。
朝食付きだったので、提供開始の7:00に会場で待ち合わせしたのですが、目を覚ましたのが7:00...
慌てて会場へ降ります。パンケーキを焼く機械なども置いてあって、シリアル、マフィン、ゆで卵(食べなかったけどトーストとか)と言った典型的モーテル飯。
安い宿の割には満足できました。 -
朝食会場
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荷造りやなんだかんだで結局出発は8:30。
エコノ ロッジ モーテル ビレッジ ホテル
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今回の相棒の車。ビュイックでした。普段あてがわれる車より少しグレードが上です。あまり大きくは感じませんでしたが、乗り心地は良かったと思います。
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先ずは食料品の買い出しなどで近くのスーパーマーケット、セーフウェイへ。
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平時でも国立公園へ出かける前に、食料や水の買い出しに行きますが、今回は国立公園内では食事を摂れるところがない、ないし少ないと思われること、また物価が高いことが予想されること、朝ごはんもついていないことから、少し多めに調達することにします。
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45センチあるサブウェイ、ネタで買ってみました。
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これもネタ、とカリフォルニアロールも買ってみます。(→予想まんまというか、やっぱりあまりうまくなかった)
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野菜などは鮮度が良さそうでしたが、
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全般的にあまり安くないと感じたので、
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俺たちのウォルマートに移動。
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ハロウィン用のカボチャが出回ってました。
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得意分野が違うので当たり前ですが、水とかカットフルーツとかは断然ウォルマートが安いので、それらはこちらで買いました。
普段.ウォルマートに行くと特定のチノパンを買ったりするのですが、アメリカのウォルマートとは品揃えが違うようで、見つからず。 -
買い物してたりしたらどんどん時間が過ぎてしまいました。ウォルマートを出たのが10:20。
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カルガリーの中心部の摩天楼を見ながら
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アルバータ州道2号線を南下します。
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少し走るとすぐ郊外に。
カルガリーの市街地の広がりは意外に狭いです。 -
大体50km走ると集落が現れます。
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それ以外は基本小麦畑か牧草地と言った感じ。
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国境まで2/3程行ったところにあるフォート・マクラウドはかなり大きな町。東西方向に走る道と鉄道と交差します。
時間がないので素通りしますが... -
あまり天気が良くないので「映え」ないのは残念です。
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穀倉地帯という言葉がピッタリなくらい
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小麦畑がつづきます。北海度あたりだと冬種を蒔いて7月ごろ収穫の冬小麦ですが、ここはそれより寒いので、春蒔いて秋収穫する春小麦ですね。
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やや天気が悪いのが懸念事項ではありますが
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12:40。アメリカとの国境を越える手前、最後の町カードストンで休憩を兼ねて給油。
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22.132リットル、CAD33.18、3,566円入りました。リッター161.124円なので、日本より少し安い程度。
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アメリカもそうですが、カナダもガソリンスタンドがコンビニを兼ねています。
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ここでもこういう食料は手に入ります。
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古き良き西部開拓時代の雰囲気を残すカードストンの街並みを出ると
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後は国境まで
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街と呼べるものはありません。
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前方に山並みが見えてきました。
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地形に沿ったワインディングロード
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国境が迫ってきて、アメリカ入国に関する注意事項を示す看板が続きます。
皮のついた木の持ち込み禁止とか、大麻禁止とかが掲示されていました。 -
雲行きは怪しいですが、
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ビュートのように切り立つ地形に萌えます。
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山のスケールが半端ない!
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やってきました、カナダーアメリカ国境。
国境を示すオベリスク型の標識。これが北緯49度線にずっと置かれていると思うと感慨深いです。 -
オベリスクにはアメリカ側にはUnited States、カナダ側にCanada、西側にInternational Boundary 東側にTreaty 1925とあります。米加国境は北緯49度線に設定されており、ずっと国境にこの標識が設置されています。
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振り返るとカナダ側の入国施設。お互いに出国審査はありません。
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アメリカ側の施設。車に乗ったまま3人分のパスポートを提示します。
入国目的行き先、滞在日数、アルコール、農産物の持ち込みはないか聞かれるだけですが、私はOKだけど、同行の2人は手続きが必要なので、施設の前に車を停めて中に入るように言われます。 -
施設に入ると市役所の住民課のような作りで待合室で待つことになります。バイデン大統領、ハリス副大統領の肖像の下に国家保全省長官の肖像が掲げられていました。
私は前回アメリカ入国の時の記録が有効だが、同行の2人はIW94代が必要とかで、追加で12ドルほど徴収されていました。この辺仕組みがよくわかりません。
入国できるまで20分ほどかかりました。 -
アメリカ入国!モンタナ州に入ります!
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国境のモニュメント
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アメリカの国境サイドもほとんど人が住んでいない辺境感満点です。
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国立公園のゲートウェイは主に3つあり、北東の入口のメニーグレイシャー、東側のセントメアリー、西側のウエストグレイシャーエリアとあり、今回はセントメアリー地下に宿を取りました。
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宿泊するキャビンに到着しました。今回はここに2泊します。
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手前にキッチンとテーブル
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奥にソファのリビングルーム。なおソファはソファベッドも兼ねています。
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ソファベッド展開の図。
グレイシャー国立公園は宿が比較的貧弱なんです。
検討段階では国立公園内の宿は既に満室かものすごく高いうえに人数分は確保できず対象外。
そこで公園西側の門前町ウエストグレイシャーからさらに行ったところも候補に上げたのですが、そうすると3日目に予定しているメニーグレイシャーエリアから遠くなってしまい、結局公園の東側の入り口、セントメアリーに宿を取ったのでした。
セントメアリーでも安いが簡素で寝具もないなるだけキャビンと高いが整っているこことで迷いましたが、1泊にすると1人100ドル相当と言うことでこちらにした次第。 -
サブの寝室と
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メインの寝室。
誰がどこに寝るのか、という事で真剣勝負のジャンケンの結果、私がメインの寝室で寝ることを勝ち取りました。 -
テラスからの眺め。
荷物だけ置いて出るつもりが、居心地が良くてつい1時間ほど過ごしてしまいました。 -
セントメアリーのゲートから公園に入ります。恒例の公園ゲートサインでの記念撮影
グレイシャー国立公園 国立公園
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公園に入ってすぐのビジターセンターに立ち寄ります。ちょっと土産物を買ってからドライブ開始
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公園を唯一横断する道路であるGoing to the Sun Roadをいきます。
ゴーイングトゥザサンロード 散歩・街歩き
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途中のフォトスポット。ちょっと逆光で残念。
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此処からの景色はWindows is11の定期的に変わる壁紙にも採用されています。
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細長い氷河湖のセントメアリー湖
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湖のどんじりを越えると上り坂になります。
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Going to the Sunとはかなり大袈裟な名前に思ってはしまいますが...
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グレイシャービューの展望台で一休み。
https://youtu.be/f45n_p4EsjI?si=nXHM9eGmL0J_Kghx -
時間があまり無いので、他の展望台などのストップポイント基本スルーで走り続けます。
https://youtu.be/jcAn3o08H6s?si=IVFVWFH8BXUPYryi -
途中動物とかいないかと探しながら運転していましたが、この時はシカ1頭見つけられず。
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最高地点に近いローガンパスに車を停めます。
既に17:30。もう帰る人が多く、車も楽に停められました。
グレイシャー国立公園は2024年から夏季ピーク時の車の乗り入れが事前予約制になったのですが、予約制なのも先週まで。ピークじゃなくなったと言う一面自由乗り入れ制になると混雑すると予想したのですが、幸い時間がずれていたこともあって駐車場難民になることはありませんでした。ローガンパスビジターセンター 散歩・街歩き
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前回訪問時にも歩きましたが、ここからヒッドンレイク・トレイルを歩きます。
起伏もそれほどなく初心者向きのコースです。
前回思ったよりコースが長く感じたのですが(絶対トレイルベッドの看板に掲示されていた距離が間違えていたと今でも思っています)、今回は予め分かっているせいかペースもわかっています。 -
トレイル途中の眺め
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最後氷河が堆積した丘を上ると
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ヒッドンレイクが見えてきました。
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湖の湖水面まで行っても良い気分でしたが、さすがに
ヒドゥン レイク ネイチャー トレイル 体験・アクティビティ
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駐車場まであと少しと言ったところ、前方に数人が止まって遠くを見ています。
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近づいて人々が見ている方向を見ると、1頭のグリズリーがのっしのっしと歩いています。かなり距離があるのですが、
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見ている前を横切る形で距離はつまってきます。
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前回訪問した時はもっと距離があったり、ビジターセンターの近くで、銃を持ったレンジャーの監視下で見ましたが、
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今回はかなり距離が近く見えます(300mmの望遠で撮っています)。とは言え安全距離は保っているのと、クマもこちら側の人間の存在を認識しつつも興味はないようです。
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肉眼で見るとこの程度に(実際はもう少し近くに見えたかも)離れて見えています。
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みていたスポットの前を横切り離れて行きましたが、
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そこさっき歩いてきた木道...
タイミング次第では...でした。 -
幸いこのタイミングで向こうから通る人はいませんでしたが、もしいたら向こう側からは見通しがないところなので、かなり危険なケースになった可能性があったかも。
グリズリーはそのまま向こうへ消えていきました。
この個体前回来た時
https://4travel.jp/travelogue/11422840
と同じ個体かな?あの時は子連れでしたが。 -
グリズリーを観察できた興奮冷めやらぬうちに駐車場に戻り、車を公園の西側へ走らせます。ローガンパスが文字通り「峠」なのであとは下り坂。
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予定より2時間押している感じでもう暗くなりつつなる時間になってしまいました。
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日没後僅かに残る光を頼りにマクドナルド湖の景色を楽しみます。
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静かな湖畔をもっとゆっくり楽しみたかったのですが、暗闇が迫ってきて限界。
マクドナルド湖 滝・河川・湖
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West Glacier 駅前にあるレストランに駆け込むも、なんとラストオーダー終わった、と...
呆然とする我々でしたが、テイクアウトなら作ってくれる、と言うことで -
駅のホームのベンチで
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テイクアウトしたバーガーを頂きます。
おいしかった!本当はレストラン店内で落ち着いて食べたかったけど。 -
この駅唯一旅客扱いをする、シカゴからやってきてシアトル/ポートランド行きのエンパイアビルダー号をお見送り。
ホームが無いこともあって、スーパーライナー客車がとてつもなく背が高く感じます。 -
さて宿とは公園の反対側に来てしまったので、当然戻らなくてはいけません。
来た道(Going to the Sun Road)をそのまま引き返し、山道で公園を横断するか、公園の外をUS-2などで大回りしてEast Glacierの街を経由するかの選択肢があります。Googleマップ先生によると距離は前者が50マイル、後者が85マイルですが、道がいい分、所要時間は全く同じです。
レストランの人にも後者を勧められたこともあり、道が狭い事を考慮して後者で行くことにしました。
気合を入れてハンドルを握ったものの、長時間運転の疲れ、時差、お腹が満ちたことなどから1時間走ったところで眠気が出てきたので、脇に車を停めて仮眠。 -
イーストグレイシャーの街に着きまた少し休みます。
楽しそうに飲み屋から出てくる人が印象的でした。
看板の通りUS-2から離れ、州道49号線を走ります。道路の規格がグッとローカルになりました。 -
US89を経て23:40に宿に帰着。最後はヘロヘロと言うか、意識飛ぶ寸前状態でした。
この日の走行距離は529.3km。疲労困憊。最後の10マイルが遠かった... -
眠りにつく頃サイトをチェックすると、エアカナダの労使交渉は妥結してストライキは回避された、と。
良かったこれでちゃんと帰れる&旅行を楽しめるとなりました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Joshuatreeさん 2025/08/01 11:47:38
- 絶妙な距離のグリズリー!
- Matt Yさん、こんにちは。
グリズリーと出会った距離、絶妙でしたね!これ以上近いと危ないし離れていると見にくいし。陰で見えにくい逆光でもないし周りに木や茂みでクマの姿を見えにくくするものもないしすごい幸運ですね。
それはそうとHidden Lakeへのトレイルは驚きました。私は2ヶ月違いで行ったのですが名前を見た時に雪の上のハイキングで4回くらい引き返そうと迷ったこととか往復3時間半くらいかかったこととかを思いだしました。それなのにあっさりと。雪がないとかなり違いますね。漫画のスラムダンクで魚住の引退の時のスピーチのシーンとか、ドラゴンボールでベジータが息子がスーパーサイヤ人になったのを見たシーンとかが頭に浮かびました。
- Matt Yさん からの返信 2025/08/02 11:34:29
- Re: 絶妙な距離のグリズリー!
- まさに絶妙な距離でした!車の中ならともかく徒歩だとなかなか安全かつ良く見える距離というのはなかなか運がないと無いですよね。
見られるだけでもなかなかなのに大体餌食べている時は藪の中とかですしね。ここは見た感じ食べ物なさそうだったので、寝床に帰るための通勤なのかな、と思ってしまいました。向こうからこちらに向かってきつつも、人間の存在に気づいても興味ない意思表示しながら斜め方向へ横断する形で去っていったのも幸運でした。
ヒッドンレイクのトレイルちょっと時期がズレるだけでそんなに違うんですね。標高が高いところは平地の季節感覚とまた違うものだとびっくりです。まだまだ行きたいところたくさんあるのに人生の長さが足りません(笑)
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