2023/05/03 - 2023/05/03
17位(同エリア29件中)
Matt Yさん
- Matt YさんTOP
- 旅行記267冊
- クチコミ649件
- Q&A回答47件
- 691,370アクセス
- フォロワー140人
この旅行記のスケジュール
2023/05/03
-
車での移動
ユカイアを出発
-
フンボルト国立公園
-
ユレイカの街で昼食
-
レイディバードグルーヴでレッドウッド鑑賞
-
車での移動
クレセントシティ
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
レッドウッド国立公園を目指してその1
https://4travel.jp/travelogue/11824742
の続き。レッドウッド国立公園旅行記、2日目はカリフォルニア州を北上し、いよいよレッドウッド国立公園に入ります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 2.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
PR
-
翌朝。昨晩の雨が嘘のように晴れ上がって気持ちの良い朝。
Days Inn by Wyndham Ukiah ホテル
-
朝食がついていたのでいただきます。
トースト、シリアル、果物、ヨーグルトと、典型的なモーテル飯ですが、最近朝食付きと謳っているモーテルでも、簡易型というか市販のマフィンなどをただおいてあるところが多いので、安モーテルとしては上出来。 -
シリアルのセレクション
-
この色がアメリカンですね。
-
ユカイアの街を出発します。
一人旅だとつい自分に甘く、起きるのが遅くなったり、朝食を食べた後出発するのがダラダラ遅くなりがちだけど、友達との旅行は決めた時間を守らなければならない分、ちゃんと定時に出発できますね。今日はGoogleマップ上は4時間20分の距離のクレセントシティが目的地。
ユカイアは山の中の盆地みたいなところにあり、しばらくすると山越え区間になります。昨晩は真っ暗でこんなところを走ってきたとは全然分からず。やはり景色が堪能できる明るい時間に移動するのが理想的ですね。とはいえそうすると観光できる時間も減るのだけど。
衛星写真で見てみると、シェラネバダ山脈の西にサクラメントーフレズノエリアに大きな盆地が有り、その西側は断層が何重にも走って「ひだ」を作り、小さな山脈を作っているのがわかります。 -
US101はこの区間は高速規格で、かなりスピードは出せるのであまり山道感は感じませんが結構な標高を登っていきます。
-
かと思うと、一山越えたら一般道規格になったりと変幻自在。
-
今回のドライブのテーマは安全運転なので、スピードリミットをそれほどオーバーしないよう心がけます。当たり前なんですが。
-
巨木エリアその1。ちょっとUS101を降りて、元々US101だった旧道を走ってみます。ここはちょっと走ってみただけでまたUS101に戻りました。途中民間所有地で木の幹を車が通れるアトラクションとかあって行ってみたけど、あまり面白くなさそうだったので課金せず通過。
ドル高円安の昨今、なかなか財布の紐が固くなってしまいます。 -
それっぽい巨木の中を進み、テンション上がります。
-
US101の旧道
-
US101の旧道。
この後現行のUS101に戻ります。
アメリカの主要道路はインターステーツ道路網があり、カリフォルニア州中央部にインターステーツ5号線が通っていますが、カリフォルニアの一番海岸沿いを走るのがUS101です。 -
途中のビュースポットで小休止。
-
途中トイレ休憩を兼ねて、ガーバービルの町に寄り、観光案内所でマップをもらいました。
その先、いよいよ本格的なレッドウッドの巨木林(この旅での巨木エリアその2)が始まるので、そういった巨木の間近を走るアベニューオブザジャイアンツと名付けられたUS 101の旧道を行きます。名前の通り沿道に巨木が立つと言うか、巨木の森の中を道路が引かれているかんじです。 -
が、ミランダという町の先で工事中のためなんとアベニューオブザジャイアンツは部分通行止め...仕方がないのでかなり戻り一旦現行US101を走ってからアベニューオブザジャイアンツを走ります。
観光案内所に通行止めの情報上げてよ... -
アベニューオブザジャイアンツ。
-
州立公園のビジターセンターで勧められた森を目指しましたが、見落としてしまったらしく奥まで行ってしまいました。そこも見どころではあり駐車場もあるのでそのまま行ってしまうことに。
川の反対側のエリアを回るトレイルがあるようで、地図にも橋が描かれていましたが、この倒木以外橋を渡るものは無く困惑。シーズンになると吊り橋がかけられるようではありましたが、うーん...なんかフラストレーションが溜まります。 -
というわけで引き返し、さっき見落としたスポットの看板を見つけてやってきたロックフェラーグルーヴ。州立公園のビジターセンターのレンジャーのお姉さんの発音ではロッカーフェラーでした。
-
短い周回コースのトレイルがあるので歩きます。
-
レッドウッドと言っていますが、正式な名前はセコイアで、一般的にセコイアとかジャイアントセコイアと呼ばれている、セコイア国立公園などに生えている木はセコイアデンドロンというのが正式な名前なのでややこしい。
しかもレッドウッドのことを交互でもセコイアと行ったりするので余計ややこしい。 -
レッドウッドは世界一高さが高くなる木。セコイアは世界一大きく(体積が大きい)なる木という違いもあります。
木の大きさの感覚がわからないので、Wさんの息子さんのKくんに登場してもらいました。
広角レンズなので縦方向強調されて比較になっていないけど(笑)。 -
倒木の根っこ部分。レッドウッドは木の高さの割には意外と根の張りは浅く、また広くない印象。
-
なかなか木のスケールを写真で表せないので動画で表現を試みます。
https://youtu.be/7gIvlAShCVQ -
サンフランシスコを出てからは山の中を走っていたUS101はユレイカの町で海側に着きます。
ロードサイド店が並んでいます。 -
その中にあるハンバーガーチェーン、In&Outで昼食。当初のもくろみではお昼到着のつもりだったけど、お約束通り押してしまって14時近く。
In&Out有名なバーガーチェーンですが、実は初めて入ります。 -
クラッシックな店内。
-
メニューは事実上バーガーとチーズバーガーと肉とチーズがダブルのダブルダブルしかない潔さ。(裏メニューとかあるようですが、あくまで表向きは)
水はペットの水をまとめ買いしているので、飲み物代節約のため、テイクアウトして外のベンチで頂きました。
リタイアしたあと嘱託で来ている、、、みたいなお爺さんが帽子やシール配っていました。品が良いおじいさんで和みました、 -
燃料タンクの残りが1/3になったので、今回初めての給油をします。9.747ガロン、$53.40、ガロン当たり$5.48!メートル法に直すと37.038リットルなので、リッター1.44176ドル=201円(因みにこの頃都内では160円ほど)。
意識高い系ゆえ、政策的にガソリンに重く課税しているカリフォルニア州の、さらに辺鄙な田舎ということもあってガソリンがものすごく高いです。ここまで302マイル、483.2キロ走ったので、燃費はリッター13.046km 。普段旅先のレンタカーではノートとかヤリスのような小さく燃費もリッター20km以上走る車に乗り慣れていると、あまり燃費は良くなく感じます。
アメリカのガソリンスタンドのポンプはたまに日本のクレジットカード受け付かないところがあるけど(そういう時は現金の時と同様、店内にいる店員にポンプ番号伝えて遠隔操作して貰えば良いのですが)今回は全てポンプ側で操作できました。 -
ユレイカの町を出てしばらく北上して現れたお約束の国立公園の看板。
ここは国立公園公園と州立公園が入り乱れており、ぶっちゃけ区別がないような感じです。
よってサインには当然レッドウッドの木が描かれていますが、その下のエンブレムは国立公園局とカリフォルニア州立公園のエンブレムが並立。レッドウッド国立及び州立公園 国立公園
-
サインは左に海、右手に湖が開ける砂州の手前に立っていてなかなかなロケーションです。
-
湖側は環境が全然違うのにびっくりです。
-
しばらく北上。メジャーなアメリカの国立公園だと広いエリア丸ごと指定されているところが多いけど、ここは州立公園がまだらにあってどこから国立公園なのか、私有地なのか区別がつきません。
-
晴れていたかと思うと急に霧が出てきたりと天候は変幻自在。レッドウッドが生育するためにはこの霧が必要らしいです。
-
当初の予定ではもう少し早く着いて、高い木が集まっているトールツリーグローブへ行くべく、アクセス権を予約していたのですが(環境保護や駐車場の確保の観点から予約制になっている)、本格的なハイキングになることや時間が押してしまっていることで断念し、お手軽なレディ・バード・ジョンソントレイルを歩くことにしました。(今回の巨木エリアその3)
-
ここもお手軽な周回コースがあるので木を見て回ります。
-
レッドウッドの木はまっすぐ伸びるので柱の間を巡っているようです。
-
木のエネルギーを感じられる巨木が沢山。
-
レッドウッドは高さ100メートルに達する巨木になりますが、本当に世界一高い木は、場所が明らかになると観光客が殺到して保護が図れないので、秘密にされているそう。
-
再びK君に登場願います。これは標準レンズなので、割とみたまま。
-
山火事で燃えた木も。生きていれば樹液である程度の山火事にはレッドウッドは耐えるので、山火事があるとレッドウッド以外の木が淘汰され、日光を独占できるので、むしろ山火事のおかげでレッドウッドは成長するそうです。
-
続いて山を降りて、エルクとよばれる大型の鹿が特に朝夕見られる機会があるところとされている、エルクプレーリーに行ってみましたが、会えず...
-
開けたところを歩いて、目を凝らしてみたんですけどね。
-
残念と思い、最初のスポットの隣のエリアの平原のスポットに移動してみました。運転しながらでは見つけられないようでしたが、車を停めて双眼鏡で探してみると発見!
州立公園のキャンプ場の方角にいたので車で近くに行ってみます。 -
本当は鹿とは距離を保たなければいけないのですが、フランス人のカップルが必要以上にエルクに接近したこともあり、圧迫されて鹿達は奥のキャンプ場へ進んでいってしまいます。
-
キャンプ場の中で草を食むエルク。
エルクは繁殖期以外はオスとメス分かれて群れを形成するそうです。 -
まだ角の分岐が1回のこの個体は若い個体ですね。
-
立派なツノを持ったオス
-
エルクはもっと分岐して、大きな角を持つ個体もいるので、まだこの雄は若手、といったところですかね。
-
冬の終わりにツノは落ち、春にまた生え始めたばかりなので
-
まだツノに皮が付いています。
-
エルクを見た後は更に北上します。101の旧道を進み、有数の大きな木の目の前を通ったのに見落とした...
-
更に走ると海岸に出ます。
-
レッドウッド国立公園は海岸ゾーンもあって、動物観察などもできた様ですが、今回は時間がなかなかなく断念。
-
まだ明るいけど19:00にオレゴン州境の手前の街、クレセントシティのモーテル、ライトハウスインに到着。
-
今日の宿も2ベッドルーム。昨日の宿と同様、メインの部屋の横にベッドルームを継ぎ足した形の構造。こちらがメインの部屋。
-
わたしの部屋はこちら。古い建物だったけどきちんと手入れして頭で気持ちよく滞在できました。朝方2階の人の足音で目を覚ましてしまう程度にはしたけど。
Lighthouse Inn ホテル
-
バスルームはこんな感じ。わりかし湯船も深かったので、お湯を張ってゆったりしました。
-
さて夕食を食べに、、、と思ってもクレセントシティは、19時とか20時とか、やたら早く閉まる店が多く、夕食の選択肢があまりなく仕方なくデニーズへ。夏時間を適用していることもあって日没は20時過ぎ。まだまだ明るい時間のうちに飲食店が店じまいしてしまうのが感覚的にちょっとずれてしまいます。
-
メニューはそれほど種類は有りません。
-
かんぱーい、コーラでだけど。
-
メインはTボーンステーキだったけど、味、量ともちょっとイマイチ。
-
マッシュドポテトとコメの付け合わせ。まぁおなかいっぱいにはなりました。
-
宿に戻る前にセイフウェーでお買い物。物価高い...
-
大好きなハーゲンダッツのコーヒーアイスクリームを買ったのですが、意外と子供達に人気で、貪るように食べていました。本日の走行距離は260マイル(416km)でした。
朝ウダウダしないで早く出たつもりなのに、やっぱり想定より時間が押してしまいみたいところ全然見切れませんでした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ぴろろんさん 2023/10/06 08:18:34
- やっと続きが読めました。
- こんにちは、Matt Yさん
めっちゃ間が空きましたね。
もう続きは上がらないのかと思ってましたよ。
天気が良くて、いいな。
同じようなトレイル歩いていて、親近感湧きました。
やっぱ、写真で見てもセコイアの木は見事ですよね。
1日の走行距離、凄いですね。
我が家は二人でも1日400kmはきついです。疲れます。
エルク、やっぱり私が見たのは雌の群れだと思います。
軽く30頭はいたと記憶しますが、全部メスでした。
なので、迫力もなく、まるで小さな馬の群れみたいで。
角があるだけでかっこいいです。
ぴろろん
- Matt Yさん からの返信 2023/10/06 20:36:45
- Re: やっと続きが読めました。
- 遅筆ですみません。すぐ書けばサッと書けることも時間が経つと確認することが増えたり記憶も曖昧になるんですよね。書く内容の裏を取るのに時間をかけているのをもう少ししょうりゃくすれば、、、ではあるんですけど。
巨木、現地ではお腹いっぱいであまり感動しなかったりするものですが、こうして改めて見るとデカいって思ってしまいました。
車は明るいうちは走っていてもあまり疲れを感じないので、600kmくらいは1人で走りますが、夜が苦手なんです。時差もあると眠くなりますし。でもそうすると観光の時間が削られたりするので、本当はあまり走らな方も済むなら走らないに越したことないです。
エルクは若い個体の群れでまだまだエルクらしいツノの個体は少なかったですが、確かにメスばかりだと馬と変わらないかも、ですね。でも私は熊の方が見たかったです...
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
Lighthouse Inn
3.29
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ アメリカ国立公園巡り
2
64