2023/09/08 - 2023/09/08
131位(同エリア741件中)
ぞうぷうさん
ご覧いただき、ありがとうございます。
ぞうぷうでございます。
唐突ですが、日本には大・中・小を含めると3118基の灯台があるそうです。(令和3年度末現在です。)
そのうち「のぼれる灯台」はわずか16基しかありません。
公益社団法人燈光会が、平成30年(2018年)10月1日よりのぼれる灯台のスタンプラリーをはじめました。
これは平成30年(2018年)が、明治元年(1868年)11月1日を「灯台記念日」と定めてから150年にあたり、記念事業の一環として開始したものです。
コンプリートしてみよう!と「軽い腰」をあげ、現在12か所のスタンプを押印しました。
当然灯台は海沿いにあるため、場所によっては鉄道でのアクセスが困難な灯台もありますが、少しでも鉄道を絡めて「のぼれる灯台」シリーズとして、旅行記を投稿できればと思います。
今回は青森県の「尻屋埼灯台」に行った旅行記です。
結論から申し上げますと、タイトル通りのぼることができませんでした。
そのため表紙の写真はモノクロです。(笑)
そのかわりですが、普段なかなか行くことのできない下北半島をレンタカーで1周しました。
流し読み程度でご覧いただければと存じます。
写真はスマートフォンで撮影しました。
縦長の写真が多くて申し訳ございません。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝6時前です。
この日は下北半島をレンタカーで巡ります。 -
国道4号線を八戸方面に走行、小湊付近です。
廃業したぱちんこ店の前にあるコンビニで、 -
朝食を買いました。
青森県ならではの工藤パンのイギリストーストです。 -
野辺地手前ではホタテの直売所がたくさんありました。
-
国道4号を離れて、むつ方面に向かいます。
-
少し大湊線の駅巡りもしてみたいと思います。
まずは陸奥横浜駅です。陸奥横浜駅 駅
-
待合室は誰もいませんでしたが、清掃は行き届いています。
-
陸奥横浜駅は、大湊線で唯一列車の行き違いができる駅のようで、島式ホームとなっていました。
-
駅名標を撮影して、陸奥横浜駅をあとにしました。
-
続いて下北駅です。
本州最北端の駅になります。
沿線の主要駅で、待合室には列車待ちの乗客が多数いらっしゃいました。
この駅は有人駅だったので、ついでに前日に発券した指定券を変更しました。下北駅 駅
-
大湊駅です。
2014年以来、約9年ぶりの訪問です。大湊駅 駅
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表向きは9年前とほとんど変わりありませんでしたが、
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駅舎内の行き先案内板が更新されていました。
8時09分発の八戸行きの列車が発車した後だったので、待合室には誰もいませんでした。 -
窓口業務も一時休止の時間帯でした。
-
ホームに入ることはできないので、駅舎内から駅名標を撮影しました。
-
時計回りで下北半島を巡ることとして、まずは仏ヶ浦に行ってみます。
国道338号線の川内町から県道46号線へ、山間部を走行して途中から県道253号線に入ります。
道中に立派なダムがありました。 -
川内ダムといい、本州最北端のダムで、ダム湖100選にも認定されているそうです。
ここからもう少し走ると道の駅があり、そこでダムカードが頂けるそうです。 -
県道253号線から再び国道338号に合流、海沿いを走る国道をショートカットした感じです。
なお国道338号は野平・脇野沢間では災害復旧工事のため全面通行止めとなっていました。
そのため、川内町から仏ヶ浦の間はこのルート一択となります。
まずは最初の目的地の仏ヶ浦駐車場に到着しました。
この時の時刻は9時20分頃、すでに青森市内から3時間以上かかっています。 -
昨日の青森空港からここまでの走行距離は182キロメートルです。
ここで燈光会のホームページをチェックします。
何とこの日に向かう「尻屋埼灯台」が強風のため観覧中止中になっていました。 -
とりあえずは計画通りに行こうと思います。
仏ヶ浦駐車場に車を置いて、 -
仏ヶ浦を間近で見ようと思います。
やはり山の中のため、このような立て看板があります。 -
仏ヶ浦までは徒歩で結構時間がかかります。
どうも険しい道のようです。
一応この場所からストップウォッチで時間を測ってみます。 -
最初はややなだらかな下りです。
この時の気温は25度を切っており、ルンルン気分で歩きます。(笑)
ただ、自信の耳まわりを蚊がブンブン飛んでいます。
気になる方は虫除けスプレーを持って行ったほうが良いでしょう。 -
途中にはちょっと休憩できるスペースがあります。
なお駐車場を含めて周辺には自動販売機などはなく、必ず事前に飲み物を買って持参すべきです。 -
上の写真の休憩スペースからは階段になります。
足元が砂利になっているので、注意が必要です。
私もルンルン歩いていたら、ここですべってコケそうになりました。 -
その先は砂利もなく整備された階段になります。
ひたすらくだります。 -
ついに海岸まで降りてきました。
観光客は全くおらず、現場の点検をされる方3名とすれ違っただけでした。仏ヶ浦 自然・景勝地
-
ここまでかかった時間は9分16秒でした。
行きは良い良いですね。 -
海岸は整備されており、観光船でのアクセスが可能(大多数が観光船利用かな?)なので、船着き場もありました。
安心してください!お手洗いもあります。 -
海水はとてもきれいで、素晴らしい景色です。
-
観光船に乗って、沖合から見るとさらに素晴らしい景色だと思います。
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なおこれらの岩にはそれぞれ名前がついているようですが、ここでは割愛させていただきます。
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潮の満ち引きが関係するのかはわかりませんが、船着き場から結構奥まで歩くことができました。
この間にひと組のご夫婦が降りてこられました。 -
素晴らしい景色を堪能したあとは…
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駐車場までの過酷な上りが待っています。(泣)
-
上りはかなりキツかったです。
相変わらず体力・脚力の無さを痛感しました。
気温30度超えだとちょっと厳しいと思います。
途中で1人の兄ちゃんとすれ違いましたが、若いので楽勝でしょう。
知らんけど… -
上りもストップウォッチで測りましたが、12分39秒でした。
下りより3分半遅いですが中々優秀です。(笑) -
実は駐車場から少し大間方面に走行すると、このような展望台があり、
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遠目にこのような景色を見ることができますので、体力に自信のない方は、こちらからの展望もしくは観光船でのアクセスをおすすめします。
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仏ヶ浦展望台から1時間ほどで、大間崎の駐車場に到着です。
駐車代は無料でした。 -
おなじみのモニュメントです。
撮影中に観光バスが次々と到着、たくさんの方が写真を撮っていました。
ただインバウンドは見かけませんでした。大間崎 自然・景勝地
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海の向こうには北海道が見えます。
写真には写っていませんが、かすかに見えた…
と思います。 -
もちろん本州最北端の地となります。
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沖合の島には大間埼灯台がありますが、これは「のぼれない灯台」です。
大間埼灯台 名所・史跡
-
こちらのお土産店では、本州最北端の到達証明書を200円で販売していました。
こういうのって買ってしまいます。(笑)大間観光土産センター お土産屋・直売所・特産品
-
駐車場付近には海鮮丼等の海の幸を提供する食堂が立ち並んでいます。
知らんけど、観光バスもお昼ご飯時に大間崎に到着するように時間設定をしているかも知れません。
ということで大間崎をあとにしました。 -
私は海鮮丼よりもお刺身定食が食べたいと思っていたので、事前に調べていた大間崎より車で10分弱の場所にあるこちらの店舗で食事をする予定でしたが、
-
相変わらず「引き」が激弱で臨時休業でした。(泣)
-
まことに遺憾ですが、時間の都合があるので先に進みます。
先ほどの臨時休業の店舗から約20分で下風呂温泉に到着しました。 -
下風呂温泉には「鉄道アーチ橋」があるようで、一応鉄道ネタなので見に行くことにします。
幻の大間鉄道アーチ橋「メモリアルロード」 名所・史跡
-
階段をあがり、遊歩道を100メートルほど歩いて行くと、
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鉄道アーチ橋メモリアルロードと名付けられ、レールが敷かれていて、その場所に石碑がありました。
石碑には、戦前に建設され昭和18年に工事中止となったまま残された「幻の大間鉄道」の一部であり、歴史的な価値のある陸橋の保存・修復・遊歩道の整備と刻まれていました。 -
こちらには足湯があり、硫黄のニオイもします。
-
さっそく利用させていただきました。
お湯はぬるめでした。
この時にも燈光会のホームページを確認したのですが、尻屋埼灯台は強風のため参観休止中でした。 -
さすがにおなかがすいたので、下風呂温泉街にあるこちらの食堂に入ることにしました。
あさの食堂 グルメ・レストラン
-
こちらのメニューが目にとまったので、注文しました。
-
食事はこちらです。
生卵を貝焼に入れて食べました。
ご飯がめちゃくちゃ進み、お酒のアテにもぴったりと思います。 -
下風呂温泉からは恐山に向かいます。
国道279号線から県道4号線に入ります。
途中からくねくね道になるのですが、道端はそんなに狭くなく、対向車とのすれ違いに支障は全くなかったです。 -
ただしこのように猿がいるため、動物には注意が必要です。
-
恐山が近くなると、硫黄のニオイがしてきました。
-
三途の川にかかる太鼓橋です。
以前からと思いますが通行止めになっています。
石造りの橋にかけ替える計画があり、募金を募っていました。 -
太鼓橋から少し先にある駐車場に車を置き、こちらの受付で500円を支払い入山しました。
恐山 自然・景勝地
-
恐山は、比叡山・高野山と共に「日本三大霊山」と言われています。
恐山訪問により、3つとも制覇しました。
総門から入山します。 -
こちらは山門です。
-
こちらは温泉(男湯)です。
中を覗こうとしたのですが、声がしたのでやめておきました。
なお、参道をはさんだ逆側に女湯があります。恐山温泉 温泉
-
地蔵殿です。
参拝させていただきました。
本堂は山門の手前の左側にあって、完全にスルーしていました。
やはりちゃんとパンフレットを見ないといけないですね。恐山菩提寺 寺・神社・教会
-
火山ガスが噴出する岩場を歩きます。
岩肌の一帯は地獄になぞらえられています。
この殺風景が何か虚しさを感じさせます。
硫黄のニオイがきつくて植物が育たないと、何かで読んだことがあります。 -
たくさんの箇所に「地獄」と呼ばれる場所があり、風車・石積みがありました。
-
「地獄」をすぎると極楽浜です。
名の通り、極楽になぞらえられています。 -
宇曽利湖というカルデラ湖を8つの外輪山が囲んでいるような感じです。
宇曽利湖は火山ガスが溶け込んで強い酸性のため、動植物の生息はほとんどないそうです。 -
順路を間違えたのか、極楽になぞらえた宇曽利湖を見学してから再び地獄と名がつくところに入ってしまいました。
しかも名前が「重罪」と言うこともあってか、 -
写真では見えないですが、大量の火山ガスが噴出していました。
-
御朱印を授受したかったのですが、お勤め中だったので今回は授受できませんでした。
どうも時間が決まっているようです。 -
六地蔵です。
こちらは境内を出て、駐車場の脇にあります。 -
駐車場付近には食事ができる施設と売店がありました。
風車は売店で販売していました。 -
恐山を出発する時に尻屋埼灯台の状況を確認しましたが、やはり強風のため観覧は休止されていました。
それでもとりあえず行ってみることとします。
恐山までの走行距離は276.5kmです。 -
恐山から50分弱で尻屋埼灯台の入口に到着、ビジターハウス脇のゲートを通過します。
ゲートは近づいたら自動でバーが上がります。尻屋崎 自然・景勝地
-
ゲートを通過して先に進んでいくと、
-
尻屋埼灯台に到着しました。
ここまでの走行距離は319kmです。尻屋埼灯台 名所・史跡
-
強風のために観覧は休止されていましたが、門扉は開いていたので入場します。
受付には係員がいらっしゃって少しだけお話をしましたが、強風のための観覧休止の日は結構あるようで、中には3回目の訪問で灯台にのぼれた人もいらっしゃったそうです。
今回はのぼることができなかったので、スタンプ押印もありません。
尻屋埼灯台は季節参観のため、11月上旬から4月上旬までの5か月間はのぼることができません。
来年にリベンジすることになりました。 -
灯台の敷地外から撮影しましたが、イマイチ迫力はありませんでした。
-
尻屋埼灯台からはひたすら新青森駅を目指します。
ビジターハウス付近の牧場には馬が放牧されていました。
寒立馬(かんだちめ)という種類の馬だそうです。尻屋崎 寒立馬 自然・景勝地
-
ガソスタで給油をして、夕方6時前に新青森駅近くのレンタカー会社に戻りました。
尻屋埼灯台からは、来年のリベンジの行程を考えながら運転していました。
総走行距離は455.7km、ガソリンは18.3リットルの消費で燃費は約25kmでした。 -
さて新青森駅からは、
新青森駅 駅
-
新幹線を乗り継いで、本日の宿泊地の秋田に向かいます。
盛岡駅までノンストップのはやぶさ号でしたが、座席は結構埋まっていて、通路側の席に座ることができました。
新青森 18:25→盛岡 19:13(はやぶさ44号) -
列車はほとんどの新幹線が停車する八戸駅もスピードを落とさずに通過して、盛岡駅に到着しました。
ここで秋田駅からくる「こまち号」との合体を見るために車両後ろ側に移動したのですが、なかなか列車がきません。盛岡駅 駅
-
残念ながら乗ってきたはやぶさ44号は、こまち号との併結がない列車でした。(泣)
-
盛岡駅では約20分の接続時間があったので、新幹線改札内の売店で「飲み物」を仕込んでから再びホームに上がりました。
-
これから乗る列車が入ってきました。
前日に乗ったJR北海道の新幹線と併結されていましたが、これから前方のこまちに乗車するため、当然列車の分割も見ることができませんでした。
盛岡 19:35→秋田 21:06(こまち39号) -
この列車は指定席券を取りました。
もともと違う列車の指定席を押さえていたのですが、この日の朝下北駅で変更してもらいました。
ラッキーなことに1人ぼっち席があいていました。 -
車内は立ち客こそいなかったものの、座席はそれなりに埋まっていました。
もうこの日は自動車を運転しないので、さっそく一献いきたいと思います。 -
コップ酒を開ける際にはタオルが必要です。
こぼれはしなかったのですが、 -
上手に開けることはできませんでした。
-
列車は大曲駅で進行方向が変わるのですが、誰も座席を回転させることはなく、
大曲駅 駅
-
秋田駅に到着しました。
進行方向と逆向きに座るのもなかなか良いものです。
見たことがありませんが、バスで進行方向と逆向きに座席があったらどうなるのでしょうか?(笑)秋田駅 駅
-
改札口を出てからは、駅近くのビジネスモデルにチェックインをして、速攻で居酒屋に向かいます。
-
秋田駅・ホテルのすぐそばにあるこちらの居酒屋に入りました。
南山亭 グルメ・レストラン
-
こちらの居酒屋は秋田に来たら必ず行くお店です。
今年の3月にも行く予定でしたが、酒田駅で痛恨の乗り遅れをしたために行くことができませんでした。
その時の旅行記がこちらです。↓
https://4travel.jp/travelogue/11816997
メニューは焼き鳥とおでんがメインで、秋田県ならではの料理は少ないですが、靴を脱いであがり、落ち着いて呑めるカウンターがものすごく気に入っています。 -
※食べかけの写真で申し訳ございません。
おでんと焼き鳥をアテに楽しいひと時でした。
お酒は何杯飲んだかは覚えていません。(笑) -
楽しいひと時を過ごした後は、ホテルに戻ってゆっくりしました。
尻屋埼灯台にはのぼることができませんでしたが、来年必ずのぼりたいと思います。
次の日は、男鹿半島にある入道埼灯台に行きます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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