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日御碕神社<br />下の宮「日沉宮(ひしずみのみや)」と、上の宮「神の宮」の二社からなる、厄除けや縁結びをご利益とした神社です。<br /><br />現在の社殿は、日沉宮、神の宮ともに、江戸幕府3代将軍・徳川家光の命により建立された権現造で、家光により建てられた日光東照宮と同じ構造。<br />当時の松江藩主であった京極忠高が1634年(寛永11)に着手し、1644年(寛永21)に松平直政が完成させました。<br /><br />

どこかにマイルで島根へ(3日目)日御碕神社

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2023/08/27 - 2023/08/30

881位(同エリア1233件中)

旅行記グループ 2023中国・四国地方

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chemire

chemireさん

この旅行記のスケジュール

2023/08/29

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日御碕神社
下の宮「日沉宮(ひしずみのみや)」と、上の宮「神の宮」の二社からなる、厄除けや縁結びをご利益とした神社です。

現在の社殿は、日沉宮、神の宮ともに、江戸幕府3代将軍・徳川家光の命により建立された権現造で、家光により建てられた日光東照宮と同じ構造。
当時の松江藩主であった京極忠高が1634年(寛永11)に着手し、1644年(寛永21)に松平直政が完成させました。

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  • 8月29日(火)旅3日目<br />9:53<br />JR出雲市駅から一畑バスに乗って出発。<br />

    8月29日(火)旅3日目
    9:53
    JR出雲市駅から一畑バスに乗って出発。

  • 10:34<br />時間帯によっては、出雲市駅から神社までの直行便もあるのですが、<br />

    10:34
    時間帯によっては、出雲市駅から神社までの直行便もあるのですが、

  • この時は出雲大社でバスを乗り換えました。

    この時は出雲大社でバスを乗り換えました。

    一畑バス (路線バス) 乗り物

  • 10:43<br />窓に張りついて、きれいな景色を堪能。<br /><br />

    10:43
    窓に張りついて、きれいな景色を堪能。

  • 道を作るために掘り起こした土のようだけど、不思議な質感。人工物みたい。<br /><br />

    道を作るために掘り起こした土のようだけど、不思議な質感。人工物みたい。

  • 約20分くらいで日御碕神社に到着。<br />

    約20分くらいで日御碕神社に到着。

  • 帰りのバスの時間をチェック。スマホで検索しても分かるけど、その場で実物を見たほうが安心なので。<br />

    帰りのバスの時間をチェック。スマホで検索しても分かるけど、その場で実物を見たほうが安心なので。

  • 日御碕灯台が描かれてます。連日の暑さでバテ気味なので、体力が残ってたら行こうかな。<br />

    日御碕灯台が描かれてます。連日の暑さでバテ気味なので、体力が残ってたら行こうかな。

  • 11:01<br />バス停から徒歩1~2分で、東の大鳥居へ。<br />昭和10年(1935)現在地に遷された際に銘文が見つかり、寛永16年(1639)に徳川家光が寄進したものと分かったそうです。<br />

    11:01
    バス停から徒歩1~2分で、東の大鳥居へ。
    昭和10年(1935)現在地に遷された際に銘文が見つかり、寛永16年(1639)に徳川家光が寄進したものと分かったそうです。

  • 和布刈神事(めかりしんじ)。<br />神職らが島にある神社にわかめを供え、豊漁を祈願する神事。<br />

    和布刈神事(めかりしんじ)。
    神職らが島にある神社にわかめを供え、豊漁を祈願する神事。

  • 出雲国風土記に美佐伎社と記される歴史ある神社です。<br />

    出雲国風土記に美佐伎社と記される歴史ある神社です。

  • 11:04<br />日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)<br />

    11:04
    日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)

    日御碕神社 寺・神社・教会

  • 上の宮(本殿・幣殿・拝殿・玉垣・宝庫・鳥居2基)と、下の宮(本殿・幣殿・拝殿・玉垣・禊所・廻廊・楼門・客人社2棟)の全てと境内の石造建造物は、国の重要文化財に指定されています。<br />

    上の宮(本殿・幣殿・拝殿・玉垣・宝庫・鳥居2基)と、下の宮(本殿・幣殿・拝殿・玉垣・禊所・廻廊・楼門・客人社2棟)の全てと境内の石造建造物は、国の重要文化財に指定されています。

  • 楼門の中で神社を守っていたのは、随神ではなく狛犬さん。<br />

    楼門の中で神社を守っていたのは、随神ではなく狛犬さん。

  • 木製の狛犬は、

    木製の狛犬は、

  • メカニックな感じ。<br /><br />

    メカニックな感じ。

  • 楼門の正面には下の宮・日沉宮(ひしずみのみや)、左右には門客人社(かどまろうどしゃ)が祀られています。<br />

    楼門の正面には下の宮・日沉宮(ひしずみのみや)、左右には門客人社(かどまろうどしゃ)が祀られています。

  • 楼門をくぐると、右手の石段上には「神の宮」へと続く階段がありました。<br />

    楼門をくぐると、右手の石段上には「神の宮」へと続く階段がありました。

  • 門客人社。<br />

    門客人社。

  • 下の宮・日沉宮(ひしずみのみや)<br />主祭神<br />天照大御神<br />正哉吾勝尊・天穂日命・天津彦根・活津彦根命・熊野櫲樟日命<br /><br />今から約1000年前の天暦2年(948年)に、経島からこちらに遷されたそうです。<br />

    下の宮・日沉宮(ひしずみのみや)
    主祭神
    天照大御神
    正哉吾勝尊・天穂日命・天津彦根・活津彦根命・熊野櫲樟日命

    今から約1000年前の天暦2年(948年)に、経島からこちらに遷されたそうです。

  • 装飾を見上げると、

    装飾を見上げると、

  • 千木が気になりました。<br /><br />これまで、削ぎの向きで祀られている神様が女神か男神か見分けていたけど、日御碕神社は違うようです。<br />あとで調べてみたら、男女分けは俗説であるとか、神社本庁の見解では削ぎとの関係について「必ずしもそうとは限りません」となっていました。他にも、九州系か出雲系を表しているという説も。<br />またひとつ学ぶことが増えました。今更ながら神社は奥が深いです。<br />

    千木が気になりました。

    これまで、削ぎの向きで祀られている神様が女神か男神か見分けていたけど、日御碕神社は違うようです。
    あとで調べてみたら、男女分けは俗説であるとか、神社本庁の見解では削ぎとの関係について「必ずしもそうとは限りません」となっていました。他にも、九州系か出雲系を表しているという説も。
    またひとつ学ぶことが増えました。今更ながら神社は奥が深いです。

  • 宝物庫 

    宝物庫 

  • こちらの階段を上って、神の宮を参拝。<br /><br />

    こちらの階段を上って、神の宮を参拝。

  • 上の宮・神の宮(かんのみや)<br />主祭神<br />素戔嗚尊<br />相殿神<br />田心姫・湍津姫・厳島姫(宗像三女神)<br />

    上の宮・神の宮(かんのみや)
    主祭神
    素戔嗚尊
    相殿神
    田心姫・湍津姫・厳島姫(宗像三女神)

  • 現社殿の背後にある隠ヶ丘に祀られていましたが、紀元前536年(安寧天皇13年)現在地へ遷座。<br />

    現社殿の背後にある隠ヶ丘に祀られていましたが、紀元前536年(安寧天皇13年)現在地へ遷座。

  • 丘の上にある神の宮からは、日沉宮の社殿の様子がよく分かります。神様を見下ろすのは気が引けましたが、失礼致しますと心の中で拝礼して撮影。<br /><br />日沉宮、神の宮とも、平入りの本殿が唐破風向拝付きの拝殿と続いた権現造りです。<br />

    丘の上にある神の宮からは、日沉宮の社殿の様子がよく分かります。神様を見下ろすのは気が引けましたが、失礼致しますと心の中で拝礼して撮影。

    日沉宮、神の宮とも、平入りの本殿が唐破風向拝付きの拝殿と続いた権現造りです。

  • 伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守る」と祀ったのが始まりといわれているそうです。<br /><br />日沉宮と神の宮を参拝してから、御朱印をいただきました。<br /><br />

    伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守る」と祀ったのが始まりといわれているそうです。

    日沉宮と神の宮を参拝してから、御朱印をいただきました。

  • 境内を出る前に、社殿や楼門の蟇股にある竜虎や鶴亀や松竹梅など鮮やかな彫刻を、もう一度じっくりと拝見。<br />

    境内を出る前に、社殿や楼門の蟇股にある竜虎や鶴亀や松竹梅など鮮やかな彫刻を、もう一度じっくりと拝見。

  • ひとつずつ見上げてたら、

    ひとつずつ見上げてたら、

  • 何かあるの?って、後から来た観光客の方々も見始めました。<br />

    何かあるの?って、後から来た観光客の方々も見始めました。

  • これは落下事故の対策なんだろけど、せっかくの装飾が見えにくいです。<br />

    これは落下事故の対策なんだろけど、せっかくの装飾が見えにくいです。

  • 日沈宮の回廊。<br /><br />

    日沈宮の回廊。

  • 11:47<br />境内から港へと進んでみると、境外摂社の宗像神社と、その右手側に御供所(神前に供える供物を調える場所)がありました。<br />

    11:47
    境内から港へと進んでみると、境外摂社の宗像神社と、その右手側に御供所(神前に供える供物を調える場所)がありました。

  • 宗像神社。<br />写真では分かりにくいけど、お堀の水(海水を引き込んでいるのかな?)に守られるように祀られています。<br />

    宗像神社。
    写真では分かりにくいけど、お堀の水(海水を引き込んでいるのかな?)に守られるように祀られています。

  • 宇龍(日御碕)漁港。<br />

    宇龍(日御碕)漁港。

  • 肉眼でも鳥居が確認できた経島(ふみじま)。角張った様子が経巻を重ねたように見えたための名で、文島とも記されます。<br />かつては日御碕神社の下の宮が鎮座していたことから、毎年8月7日には、日御碕神社の神職によって「神幸神事」が執り行われるそうです。<br />

    肉眼でも鳥居が確認できた経島(ふみじま)。角張った様子が経巻を重ねたように見えたための名で、文島とも記されます。
    かつては日御碕神社の下の宮が鎮座していたことから、毎年8月7日には、日御碕神社の神職によって「神幸神事」が執り行われるそうです。

  • 港から経島に向かって手を合わせてから、この先にある灯台まで歩こうかと思ったけど、36℃の暑さに向かうのを断念。<br />

    港から経島に向かって手を合わせてから、この先にある灯台まで歩こうかと思ったけど、36℃の暑さに向かうのを断念。

  • 境内で見つけたポスター。<br />ここから、灯台周辺までゆっくり歩いて15分。柱状節理が発達した岩壁を見下ろしたりできるそうなので、気候が良ければ行ってみたかったなぁ。<br />

    境内で見つけたポスター。
    ここから、灯台周辺までゆっくり歩いて15分。柱状節理が発達した岩壁を見下ろしたりできるそうなので、気候が良ければ行ってみたかったなぁ。

    出雲日御碕灯台 名所・史跡

  • 11:53<br />海辺で涼しさを感じられるかもと思ったけど、とにかく暑くて滞在1時間で参拝はお終いです。<br />

    11:53
    海辺で涼しさを感じられるかもと思ったけど、とにかく暑くて滞在1時間で参拝はお終いです。

  • バスで出雲市駅方面に戻る途中、一時だけ車窓から日御碕神社を俯瞰することができました。<br />(行きに気付いたので、帰りはスマホを構えてスタンバイ。見えた時にスマホを起動させたら間に合わないくらいの、ちょっとの時間だけ確認できます。)<br />

    バスで出雲市駅方面に戻る途中、一時だけ車窓から日御碕神社を俯瞰することができました。
    (行きに気付いたので、帰りはスマホを構えてスタンバイ。見えた時にスマホを起動させたら間に合わないくらいの、ちょっとの時間だけ確認できます。)

  • 12:32<br />帰りのバスは出雲市駅まで直通なので楽でした。<br /><br />

    12:32
    帰りのバスは出雲市駅まで直通なので楽でした。

  • 16:16<br />昼食はお弁当を買ってホテルで食べ、その後は昼寝したりダラダラと過ごしているうちに、日差しが弱くなってきました。<br />ちょっとだけ涼しくなったので、あてもなく駅へ向かってみると「しまねっこ号」がいたので喜び勇んで乗車。<br />

    16:16
    昼食はお弁当を買ってホテルで食べ、その後は昼寝したりダラダラと過ごしているうちに、日差しが弱くなってきました。
    ちょっとだけ涼しくなったので、あてもなく駅へ向かってみると「しまねっこ号」がいたので喜び勇んで乗車。

  • 人名のような駅名標と一緒に。しまねっこ可愛いすぎです。結局、しまねっこ号に乗るだけに時間を費やしてしまいました。<br />

    人名のような駅名標と一緒に。しまねっこ可愛いすぎです。結局、しまねっこ号に乗るだけに時間を費やしてしまいました。

    武志駅

  • 18:06<br />しまねっこ号を堪能してから、バスに乗り換えて松江駅へ。<br />

    18:06
    しまねっこ号を堪能してから、バスに乗り換えて松江駅へ。

    松江駅

  • 18:16<br />前日にも訪ねた「里坊」さんで夕食。<br />

    18:16
    前日にも訪ねた「里坊」さんで夕食。

    里坊 グルメ・レストラン

  • 初めて来た時は、中の様子が分かりにくくてドキドキしたけど、いまはワクワクしながらの入店です。<br />営業時間は16:00~22:00。<br />

    初めて来た時は、中の様子が分かりにくくてドキドキしたけど、いまはワクワクしながらの入店です。
    営業時間は16:00~22:00。

  • 本日メニュー。

    本日メニュー。

  • 長居はできないので一気に注文。<br /><br />昨日もいらしたでしょとお店の方々や常連さんと話が弾み、出雲市内に泊まっていると伝えたら驚かれました。<br />

    長居はできないので一気に注文。

    昨日もいらしたでしょとお店の方々や常連さんと話が弾み、出雲市内に泊まっていると伝えたら驚かれました。

  • 出雲方言の横綱「だんだん」。<br /><br />こちらの大将の「だんだーん」が聞きたくて再訪したと言っても過言ではないほど。料理のおいしさはもちろんのこと、大将のお人柄に惹かれた常連さんも多いはずです。<br />電車の時間の都合で、70分しか居られなかったのが心残り。次は、松江に泊まってゆっくり飲みに来ます!!<br /><br />

    出雲方言の横綱「だんだん」。

    こちらの大将の「だんだーん」が聞きたくて再訪したと言っても過言ではないほど。料理のおいしさはもちろんのこと、大将のお人柄に惹かれた常連さんも多いはずです。
    電車の時間の都合で、70分しか居られなかったのが心残り。次は、松江に泊まってゆっくり飲みに来ます!!

  • 松江駅前からバスに乗り、しんじ湖温泉駅へ。

    松江駅前からバスに乗り、しんじ湖温泉駅へ。

    松江市バス(路線バス) 乗り物

  • 20:32<br />売店は、20時(19時?)にはclose。<br />

    20:32
    売店は、20時(19時?)にはclose。

  • 構内の「ゆうあい文庫」。熱中して読んでしまっても、改札時間が近づくと駅員さんが声をかけてくれるから大丈夫です。<br />

    構内の「ゆうあい文庫」。熱中して読んでしまっても、改札時間が近づくと駅員さんが声をかけてくれるから大丈夫です。

    松江しんじ湖温泉駅

  • 20:41<br />10分前に改札開始。帰りも、しまねっこ号でした。<br />

    20:41
    10分前に改札開始。帰りも、しまねっこ号でした。

  • しまねっこの隣は空いていたけど、座るには恥ずかしくて正面からずっと見るだけに。<br />

    しまねっこの隣は空いていたけど、座るには恥ずかしくて正面からずっと見るだけに。

  • 21:53<br />1時間以上かけて出雲市に戻って来ました。<br />電車やバスに乗っている時間の方が多かった1日。それでも、とっても楽しかったです。<br /><br />

    21:53
    1時間以上かけて出雲市に戻って来ました。
    電車やバスに乗っている時間の方が多かった1日。それでも、とっても楽しかったです。

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