2023/08/18 - 2023/08/21
3027位(同エリア6058件中)
モノリスさん
この旅行記のスケジュール
2023/08/18
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長年の夢だった中欧へ一人で出かけました。
ミュンヘンでは日帰りで「みゅう」ノノイシュヴァインシュタイン城ツアーへ参加。
ウイーンからは「マイバス」の中欧バスツアーに参加。
英語もドイツ語もほんの少ししか理解できず、苦労しましたがが、一生の思い出ができました。
なかなか文章をまとめる時間がありませんが、折を見て書いていきます。
..........................
50代がヨーロッパに一人で行ってきました。
ヨーロッパは20年前に数回旅をしましたが、久々の海外、しかも一人での旅行。
現地では、途中 日本から予約したJTBランドクルーズ「マイバス」を利用し、なんと貸切で最高な時間を過ごしました。
長々と旅行記を書きますが、今回の旅行で学んだことを端的に書くとこんな感じです。(旅慣れていない中高年のフリー旅行者向けメッセージ)
・どこも混みあってます。
予定をできるだけしっかり組んで、時間には余裕を持たせながらも、絶対に行きたい店・美術館などは日本から予約してください。そして、予約書をプリントアウトして持っていきましょう。
・夏なら、予約するホテルにエアコンがあるか必ず確認してください。ないホテルも多いです。
・「マイバス」ランドクルーズおすすめです。
・鉄道を利用する場合も、日本から予約がおすすめ。夏場なら指定席必須。
・食べ物は、私には合いませんでした。昔、旅行したときは気にならなかったけど、やはり年のせいかも。ただ、宿泊ホテルに朝食が付いていたので、朝はパンやらハムやら卵やらをしっかり取っていました。おかげで体調をくずことなく過ごせました。あまり食べられない人は、カフェ利用をお勧めします。
・荷物のこと
私はソフトスーツケースで行きました。軽くてたくさん入って良かったです。ACE社のものでしたが、丈夫でびくともしませんでした。
・フリーWi-Fiのお店は、あまりないので期待しないように。
・携帯電話が常に使える状態に日本から準備していきましょう。
・クレジットカードを複数枚
基本的にどの店もクレジットカードが使えます。心配なら日本の空港で1万円分ぐらいEUROを両替すればOKではないでしょうか。(チェコ・ハンガリーでもEURO清算できます)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
8月18日(金)
羽田空港 ANAラウンジ
ANA特典航空券を利用し、プレミアムエコノミーで羽田→ミュンヘンへ。
行きは、プレエコの場合、ANAラウンジを利用できるため、行ってみることに。
お盆を過ぎていたとはいえ、大混雑。私は18時ぐらいに到着しましたが、以降だんたん混雑が激しくなり、20時ぐらいにはほぼ空きの席がないような混雑ぶりでした。
そのため、シャワーを浴びるつもりが64人待ち...。当然無理でした。
(ラウンジの入り口付近に、発券機のようなものがあり、そこへ入力するとSMでシャワーの順番の案内が届くようになっています。)
ラウンジ内でビュッフェ形式の食事ができてデザートも食べられて、庶民としては大満足でした。 -
ANA 羽田ミュンヘン便 機内食 フィッシュメニューを事前にサイトから予約していました。お米はカリフォルニア米。サーモンが大きかったです。
いよいよ搭乗。夜便だったので、「寝ないと!」という気持ちが強すぎて、逆になかなか寝付けず。
出発2.3時間後に、軽食セットが配られました。フィッシュメニューをあらかじめANAのHPで選択していたので、ツナのサンドイッチが配られ、その後しばらくして消灯。サンドイッチはパサパサして好みではなく、ワッフルも甘すぎなんですが、有難くいただきました。
しかし、機内で日本語が通じるって本当に良いです。そしてどのクルーの方もとても親切。さすがです。
行きは、昔あったアンカレジ方面を経由して北極を超えるルート。14時間は長かった...。
映画でも見ようかと「 Everything Everywhere All at Once」を選択したのですが、噂どおりのぶっ飛んだ展開だったので、途中で見るのを止めました。 -
8/19(土)
ミュンヘンン到着 レジデンツ アルテピナコテーク(ノイエピナコテーク)
何とか無事ミュンヘン空港に到着。入管や、検査場所では洗礼を受けました。自分がこんなに英語もドイツ語もできないなんて...。もうほとんどなにを言っているか分かりません。そして、ボディチェックの厳しいこと。体中しっかり触ってチェックされました。これで安全が守られているんですね。
チェックが終わってから、さてどこへ行くんだっけと早速うろうろしてしまいました。日本人の係の方がいたので尋ねたら「AUSGANG]「EXIT」に沿っていけば大丈夫と言われました。そりゃそうだ。情けないことに、それさえ分からなくなるほどテンパっていたのです。
荷物は優先的に出てきたので早めにピックアップできました。
外にでると、ああ外国に来たんだなと実感。きれいな空港です。無事、空港から出たところで問題発生。
市内公共交通の一日券を買うために自動販売機へ出向いたのですが、何をどう触っても1日券がでてこないのです。もう何回も、何か所もトライしたけど、思うものが出てきません。1回券を買うものありかなと思ったけど、ここまで来たら...と踏ん張りました。
最後は検索画面で「TAGESKARTE」と入れたところ、やっと成功!購入できました。この間30分以上。ガイドブックには”日本語のもあるかも”って書いてあったけど、空港駅から乗るSーbahnの販売機にはひとつもありませんでした。そして係員もいない....。多くの旅行者が戸惑っていましたし、アジア系の外国人に「これどうやったらいいの?」って逆に聞かれたりもしました。
ミュンヘン空港を利用するのは初めてでしたが、ミュンヘンHB(中央駅)までは50分ぐらいかかります。遠いですが、S-Bahnの乗り心地は良く、混み合ってもおらず、窓の外には牧歌的な風景が広がっているので気持ちが安らぎました。 -
こちらは番線の多い方の出口。
駅は古い。大改装中。2023夏
無事、ミュンヘン中央駅に到着し、ホテルへ。ミュンヘン中央駅は今、大工事中です。数年後にはきっときれいで機能的な駅になっていると思います。ミュンヘン中央駅 (ハウプトバーンホフ) 駅
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ミュンヘン 5シラーホテル シングルルーム
とても素晴らしいホテルでした
エアコンあり
日本からAGODAにて予約していた「5シラーホテル」へ。大きな通りから1本入るので分かりづらく少し迷いましたが無事到着。
入り口を入るとすぐ右に半透明のドアがあり、そこをあけたら小さいながらもフロントになっています。
駅からは5分ほどの距離。評判がよさそうなので楽しみにしていましたが、実際に本当に良かったです。
なにせ朝9時に到着して荷物を預けようとしたら、「部屋の準備はできてるから使ってくださいね」って。神です。部屋はおしゃれで広い。セキュリティもしっかりしています。翌日の朝食もとても美味しかったです。 -
ミュンヘン新市庁舎。ランドマークです。
「新」といっても歴史ある建物です。
少し休んで市内観光へ。
まず、マリエンプラッツへ。地下鉄を出ると目の前に朝日を受ける市庁舎が!迫力に感動。ミュンヘン新市庁舎 建造物
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次に「レジデンツ」へ。
入り口がよく分からずウロウロしたがスタッフに確認して入る。受付のおじさんも愛想ない。
レジデンツの良いところは、自由に回れて写真撮影がOKなところ。ただし、広すぎて迷ってしまいました。
本当に豪華絢爛で見応えがありました。シェーンブルン宮殿みたいに混んでないところも良かったです。ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー
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レジデンツ。
バイエルン王ヴィッテルスバッハ家の居住宮殿。
中は広くて豪華。まず有名な広間。その後もゴージャスが続く。でも、どこをどう回ったら良いのかわからず出口もないので早足でぐるぐる回るはめに。広くて何から見たら良いのか分からないくらい。適当にまわっても感激しました。写真撮影可能。自由見学可能。ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー
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ミュンヘン レジデンツ
ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
アルテピナコテーク
次に「アルテピナコテーク」へ。
トラムに乗るのは初めてだったけど分かりやすかったし、景色が見えるのは安心感がある。着いたけど、どの建物かよく分からない...。が、人についていったら合ってたようで一安心。 宮殿のような立派な建物です。
その後、チケットを買って入ろうとしたら、係の人に呼び止められ、荷物を預けろと言われました。 ロッカーの使い方がイマイチ分からないが、いろいろやっているうちに判明。
ドアの内側に2EURO入れて締めると鍵が回せて、鍵を取ることができます。荷物を取るときに、鍵を開けたら戻ってきますので忘れないように。
その後、まず1階に特別展示されている「ノイエピナコテーク」の作品を見学。
(ノイエピナコテークが長期閉館中のため。逆に、ラッキーです。)
クリムト「マルガレーテ・ストンボロー=ヴィトゲンシュタインの肖像」
ゴーギャン「キリストの誕生」
ゴッホ「ひまわり」・・・・有名作家の有名作品を堪能。絵マネ「アトリエでの朝食」の絵がかっこいい。大好きな絵です。
2階は、長くまっすぐな美しい階段を上ると展示室につながります。
こちらは元々のアルテ・ピナコテーク収蔵作品群。
想像以上に広く、そしてルーベンスの宗教画・ギリシャ神話の絵の大きさに驚きました。
ルーベンスの「スイカズラの木陰のルーベンスとイザベラ・ブラント」が素敵でした。
そしてアルテ・ピナコテークで、もっとも有名で、大切にされている絵がデューラーの「自画像」。一番大切にされているこの作品は、デューラー自らをキリストになぞらえて描いたもの。「自画像」と一緒に自撮りしている人も多かった。他にもデューラーの絵が多くあり、門外不出、日本ではほとんど見ることのできないデューラーを堪能しました。
ブーシェの「ポンパドゥール夫人」もお見逃しなく。
美術館のショップも充実していました。円安なのでなんでも高く感じますが、「自画像」のマスパッドはパンチが利いていて良かったです。
ツアーではあまり立ち寄らないかもしれませんが、時間が取れる方には是非訪れてほしい美術館です。アルテ ピナコテーク 博物館・美術館・ギャラリー
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今回、「ダッハウ」(強制収容所跡)へ絶対行きたかったのですが、どうやらダッハウ方面へのSバーンが工事中で完全閉鎖されています。(確認したところ、先日から10日間閉鎖しているそうで。代理のバスが出ているそうだけど敷居が高く断念。)
結局、ダッハウにはいけなかったのは心残りでした。 -
トラムに乗ってその後、もう一度マリエンプラッツへ。お水が高いので躊躇してしまったが、デパートの地下に安いものを発見。レモンティー最高。レジのおばさんも愛想が良くて嬉しい!結局、夜に再訪してしまいました。
これは私の勝手な印象なのですが、地下鉄駅にあるようなスーパーは古く、何か苦手なニオイがして食欲が出なくなりあまり食べ物を買えませんでした。また、値段も高く、サンドイッチ12EUROとかなので...。という訳でハンガリーに行くまであまりまともな食事はできませんでした。運動量はいつもよりあるので、おかげて3.4キロ体重が落ちました。期せずして痩せました。
日曜日は、スーパーも閉まっているところが多いのですが、地下鉄駅周辺は結構開いているお店が多かったです。(レジは大混雑) -
8/20(日)
ノイシュヴァンシュタイン城、ヴィース教会
日本から予約していた「みゅう」のノイシュヴァンシュタイン城ツアーへ。集合場所はミュンヘン中央駅と便利です。日本人30名弱のツアーで、若い人もいれば、60歳を過ぎた人もいらっしゃいました。
日本人ガイドさんがついてくれました。
とても素晴らしいベテランガイドさんで、細やかだし知識も豊富だし、おかげさまでとても思い出深い一日となりました。
本当は別会社の方で「リンダーホフ城」にも行くツアーが良かったのだけど、日曜日は催行されておらず、こちらを選んだのだけど、ゆったり見られたし、ツアー参加者も良い方ばかりでした。
平日はミュンヘン市内が渋滞するらしいのですが、日曜日だったのでスイスイ抜けて早めにふもとの町へ到着。
道中の景色は、アルプスのふもとならではの牧歌的な美しさ。感激しました。
早めにふもとの村へ到着したので、お城へのルートは選び放題でした。
徒歩、馬車、バスがあるのですが、一番楽そうなバスを選択しました。
馬車もいいなーと思ったけど、ガイドさんおすすめはバスで、なぜなら「マリエン橋」に近いという点でした。こちらは現金のみの支払いなので注意です。(前払い)朝早いと言っても大人気の観光地なので、バスは2台見送り、いよいよ乗車です。基本、立って乗ることになるのと、急な坂道をかなりのスピードで飛ばすので、揺れに注意です。
「マリエン橋」のすぐ近くに到着しました。マリエン橋もまだ混んでいなかったので写真撮影がばっちりできました。(これは私の見学後に撮影したもの。すでに大混雑していました)それにしても怖い橋です。高さと揺れと、で私にはアトラクション並みに感じました。外国人で、ベビーカーを押しながら橋を渡っている人がいましが、ツワモノですね。
食事は麓か城近くで出来ます。レストランは混むらしいのですが、軽食はいろんなところで取れるので心配ありません。日曜日でもちゃんと開いてます。マリエン橋 建造物
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マリエン橋からの眺め。天気も良く、周りの風景も含めて、とても素晴らしい眺望でした。朝早い時間だったので、すぐビューポイントに行けました。
時間帯によっては入場?制限があります。揺れるし細いし怖い橋です。
いよいよ観光です。ツアーごとに専属係員さんがついてくれて、説明アナウンスはラジオのようなものを耳に当てて聞きます。勉強になる!
写真撮影はできませんが、豪華さや、ある種の異様さを感嘆しながら満喫しました。お城の中からの眺めも素晴らしいです。
ヴィスコンティの「神々の黄昏」の世界そのものです。ガイドさんもルートヴィヒ2世について、バスの中で丁寧に説明してくださいました。
今回の旅のハイライトでもありました。
予定時間より少し早めにミュンヘン中央駅に到着(行きもそうでしたが、渋滞がなかったので)
帰り道で、ガイドさんがおすすめのお店を教えてくれたり、困っていることがあればお知らせくださいねと聞いて回ってくださいました。
自分一人ではいけないルートですし、日本人の方と話ができたこと、ドイツやノイシュバンシュタイン城について深く学べることができて、充実した一日でした。ノイシュヴァンシュタイン城 城・宮殿
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昼からは世界遺産でもある「ヴィース教会」へ。周辺に牛や鶏や猫がいて、緑が広がっており、癒される風景です。中はご存じのようにゴテゴテの豪華さです。(カトリック)信仰の強さを感じる素晴らしい教会でした。
ヴィース教会 寺院・教会
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ヴィース教会の外観。鶏、猫、牛がいて長閑で牧歌的。
今回のツアーでは、メインの2か所はもちろんですが、道中のアルプスらしい穏やかな風景に大感激しました。ヴィース教会 寺院・教会
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8月21日(月)
ミュンヘン→ウィーンへ鉄道移動 トラブル発生
ウィーン美術史美術館 ザッハー
一路ウィーンへ鉄道で移動します。
日本出発前にOEBBのHPから指定席を予約していきました。これは大正解でした。なぜなら満席だったからです。1等とはいえ、新幹線んみたいに座席が広いわけではないのですが、Wi-Fiも使えますし、静かだしで快適で良かったです。
ですが、なぜか私の席に人が座っていて、でも予約表をみても、これが自分の席が確証が持てなかったので車掌さんが来るのを待ちました。年配の女性車掌さんでしたが、話しかけると「あとで」って冷たく言われへこんでしまいました。しかし、あとでちゃんと私の席に座っている人に確認してくれました。どうやら2人組なので一緒に座りたくて座っていたとのこと。そのうちの一人が一人席の切符を持っていたので、私は一人席に座りました。日本人と感覚が違うことにちょっとイラっとしました(笑)が、結果的に一人席に座れてラッキーでした。
無事、ウィーン中央駅に到着。かなり近代的になっていました。
ここで問題発生。コインロッカーを探したところ、見事に全部ふさがっています。空いているのはスキー板用の長細いところだけ。。仕方ないので、ホテルへ荷物を預けることにします。
ホテルは、JTBランドクルーズ指定。ツアーは明日から始まりますが、宿泊は今日からです。Sバーンの駅に近いようには思うのですが、不安だし、タクシーに乗ることにしました。
タクシー乗り場もすぐ近くにあり、一安心。「ウィーンのタクシーはボラないって書いてあったし」と愛想のよいおじさんのタクシーに乗りました。「ウィーンは初めて?」とか会話しながら楽しくしてたんだけど、どうやら様子がおかしい。メーターを倒してなかったんです。駅から10分以内にホテルに到着したところ「25?だ」って。そんな高いわけないって言ったけど、スーツケースも預けたままだし、怖いし...交渉も怖くなって、諦めてしまいました。領収証と車のナンバーは控えておきました。
というショックから立ち直れないまま、ホテルへ。
ホテルではパスポートを見せればチェックインOKと聞いていたので、フロントに提示しました。そこでまたトラブルが...
「予約入ってませんよ」「!!???」一体どういうこと!?
JTBランドクルーズや、現地旅行会社の「ヨーロッパムンド」とかいろいろ言ったけど「いや、入ってないよ」の一点張り。
JTBへ連絡しようにも、営業時間じゃないし。現地の旅行社に連絡しようにも、言葉が分からない....。といろんな方法を考えているうちに1時間経過。もう一回フロントに交渉しにいったら、「ヨーロッパムンドと連絡とれた。部屋を用意します。」って。なんかのらりくらり。
ちなみに翌日判明したことには、ヨーロッパムンドの担当者さんは前日に確認(リコンファーム)の電話も入れたとのこと。このホテルどうなんてんの??フロントも詫びないし、遅いし。(日本とは違うから仕方ない面もあるけど)
何てお思いながら入った部屋は広くて天井が高くて快適だったので、心の中で悪態をついたことを反省しました。 -
昼からは「ウィーン美術史美術館」へ。こちらは30年前にも訪れましたが、建物の豪華さとベラスケスとフェルメール、ブリューゲルの記憶しかありませんでした。今回もそういったメイン作品を堪能しましたが、
以前は知識のなかったギリシャ神話やキリスト教の話についても、今回は日本で勉強してきたので、そういった絵画も興味深く鑑賞できました。
カフェは混んでいるので諦めました。
今回一番印象に残ったのは、カラヴァッジョ作品。光と影。見入りました。
ベラスケスのマルガリータシリーズはメインの大部屋ではなく窓側の部屋なので、注意が必要です。
カメラOKなので、みんな撮影しまくっていました。
あと、月曜なんですけど8月は開いてます。いろんな予約サイトを見ましたが、どこも月曜日は予約できなかったので、公式サイトからチケットを購入していきました。月曜日のせいか、少し人は少なめに感じました。
そして、ここで落とし物(上着)をしてしまい、受付へ尋ねることに。ここの人たちはみんな笑顔もないので冷たく感じましたが、これは私が日本のサービスしか知らないせいなのでしょう。そして、最終的には見つかりました!良かった。 -
美術史美術館。広いけど、パンフレットを見れば見たい絵に辿り着ける。
有名なベラスケスのマルガリータ王女の絵はメインの部屋ではなく、窓に近いところに(確かカラヴァッジョ(素晴らしい!)の絵の部屋の隣)あるので見逃さないように。
月曜日ですが、夏場はオープンしています。知らない人が多いのか、ブリューゲルの部屋以外は混んでない。フェルメールもゆっくり見られる。美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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次はミュージアムクオーターにある「レオポルト美術館」へ。
敷地内は広く、素敵な建物ばかりです。レオポルト美術館もそれに漏れず、おしゃれ。シーレのコレクションで有名ですが、クリムトやユーゲントシュティーるの家具なども多く収蔵されています。一番上の階にエレベーターであがって降りながら観るのが良いと思います。
今年から屋上へ無料で上がれるようになっていると聞いていましたが、時間もなく、屋上への入り口も分からなかったので諦めました。 -
レオポルト美術館。
係の人が笑顔で接してくれて感じが良いです。
クリムトやシーレはもちろん、世紀末の芸術家の作品がたくさん見られて素晴らしかったです。ショップも充実していました。
お客さんもとても多かったです。レオポルト美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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カフェザッハー。日本から予約して行ったので、並ばずに入れました。かなりの行列。カフェは入り口はオペラ座に面しているところの方です。
外国からの観光客ばかりですが、良い記念になりました。
これはザッハートルテの小さいサイズ(Würfel=キューブという意味)。値段も少しだけ安いです。飲み物はメランジェを頼みました。
どちらも6~7EUROぐらい。チップもお願いされます。
知っていますよ、そんなに〇〇じゃないらしいって。でも、どうしても行きたかったんです。入り口は、南側の方です。東側に間違えて並んでしまい、少し遅れましたが正しい入り口からすぐ入れました。どちらも行列していますが、その横からするりと入って予約の紙や画面を見せればすぐ案内してくれます。
値段は高いし、サイズも大きいと聞いていたので、小さいサイズをお願いしました。一口目の「じょり」っとした舌触りは想像したとおりでしたが、中のアプリコット、添えられた甘くないホイップクリームとの相性が想像以上で、結構おいしくいただきました。周りに座っている人はすべて観光客なので、写真を撮っても恥ずかしくありません。が、一人だとやっぱり何か気恥ずかしい...自撮りはしませんでした。
会計の時には、例の「この金額にはチップ入ってないです」を言われました。入れろってことですよね。
なんだかんだいっても良い経験です。あんまり〇〇しくないっていうけど、食べてみないと分からないですものね。カフェ ザッハー カフェ
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8月22日(火)
ウィーン市内観光【(ウィーン市内観光(約4時間)
シェーンブルン宮殿(入場)、シュテファン寺院(入場)、ヨハン・シュトラウス像、ケルントナー通り(いずれも下車)へご案内します。】
観光後、シュテファン寺院近く(4月~オペラ座近 応用美術館 ゼツェッション ベルヴェデーレ宮殿
ゲルストナー
朝食もおいしくいただき、今日からガイドさん運転手さんたちとツアーが始まります。今日の午前中はウィーン市内観光。
日本人らしき人は一人いたけど、大勢ではなさそう...。
フロントで待っていたら、大柄な男性が「〇〇さんですか?ガイドの〇〇です。実は今回、参加者はお一人なんです。VIP旅行ですね!」って。
マジですか!!!そんなことがあるのか!!
私一人に日本語ガイドさん、運転手さん、今日はウィーンガイドさんまで。
嬉しいを通り越して、申し訳ない気持ちです。
一人のため、バスではなく大きめの自動車で移動しますとのこと。その方が何かと便利。
今日の現地ガイドさんは日本人の女性の方。
いろいろと個人的に聞きたいこと(ウィーンに住み始めた理由とか)はあったのだけど、私もまだ緊張やらで観光のことしか聞けませんでした。
シュテファン聖堂、市民公園、シェーンブルン宮殿を観光。現地ガイドさんまで貸し切りなわけですから、質問はし放題。時間調整も私に合わせてくれて...。感謝しかありません。
2回目のウィーンですが”何事も先達はあらまほしきことなり”勉強になりました。ガイドさんに感謝。
「シュテファン聖堂」
朝の葉や時間だったため人も少なく、朝日に輝く聖堂はとても美しかったです。シュテファン聖堂は、増築などを繰り返し、いろんな様式があること、名前の由来など、やはりガイドさんがいるのといないのでは全く違うなと思いました。 -
朝日を浴びた「王宮」神々しいです。
ホーフブルク宮殿 (王宮) 城・宮殿
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「シェーンブルン宮殿」
グランドツアーでした。ノーマルなツアーより、こちらの方がずっと見どころが多いです。写真撮影はできないのが残念ですが、日本語のオーディオガイドを聴きながら進むので理解しやすく、とても面白かったです。とても混みあっていましたが、しっかりと見ることができました。シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿
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PMは自由行動です。シュテファン寺院付近で解散予定だったのですが、ガイドさんが「どこか行きたいところはありますか」と聞いてくださって、目的だった「応用美術館」まで送ってくださいました。本当に感謝。
「オーストリア応用美術館」
ここは評判がよかったので、ある程度は期待していましたが、それ以上のすばらしさでした。美術に興味がある方なら一日中過ごしたいと思える場所でしょう。展示方法もおしゃれですし、係の方も親切でした。ユーゲントシュティールティールの家具などの造形作品が多く、本当に見応えがありました。 -
入ってすぐの空間
手前は巨大はソファー。実際に座っている人がいましたが、その大きさが画像では伝わらず残念です。オーストリア応用美術博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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併設されているレストラン。
真夏にもかからわず、店内は閉鎖で、テラスのみオープン。
いや、真夏だからなのか。暑さに強いのか欧米人。オーストリア応用美術博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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とてつもなくおしゃれ。
オーストリア応用美術博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ウィーンのチェーン店カフェ。広々として落ち着いた雰囲気。
応用美術館近くのお店を訪問。真夏なのにエアコンなしで、窓も空いている。
ヨーロッパらしさ満点。
ケーキはショーウインドウから選択できる。
紅茶を頼むと、ティーバッグなのでちょっと損した気分になるけど、このスタイルがウィーンらしくて良い。
昼間の暑い時間帯でもヨーロッパは基本的に冷房なし。涼みたかったけど、郷に入れば郷に従うしかない。そもそもアイスコーヒー文化はもちろんないので諦めてSchwarzer tee(紅茶)を頼みました。あ、こちらの紅茶ってティーパックということを忘れてました。コーヒーにすればよかったかな。近くの席の女性(常連っぽい)が、私の頼んでいる紅茶をみて「あれは何?」って店員さんに聞かれてました。あまり頼む人もいないのかもしれません。オーバーラー カフェ
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オーバーラー
応用応用美術館近くのお店。チェーン店で、地元の人に愛されているお店だけど、ここの店舗は観光客はいなかった。夏でも冷房は入っていないのがなんとも。
高くはないけど、安くもない。ケーキは大きい。
紅茶を頼んだけど、やっぱりティーパックでした。コーヒーにすればよかった。オーバーラー カフェ
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その後は、夕方まで予定がなかったのですが、この美術館の裏にリチャード・リンクレーター監督作品でイーサン・ホーク主演「恋人たちのディスタンス」→「ビフォアサンライズ」の撮影場所があることを聞いていたので、行ってみることに。冒頭付近で、現地の若い男性たちが「演劇やるから見に来る?」って話しかけるシーンの橋です。ここは想像以上に良かったです。電車が交差する場所で、ユーゲントシュティール風の欄干も趣がありました。
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次に行ったのは
旧 「郵便貯金局」 オットー・ワーグナー設計
現在はカフェになっているとのことだが、2023.8月は閉店中 入りたかった。
ドア越しに撮影。
数年前までは、実際に郵便局として使われていたようですが、今はカフェになっています。が、閉鎖中で入れませんでした。残念。9月には再オープンすると書いてありました。
他のフロアは芸術系の学校や貸館になっているようでした。外観だけでもその美しさや斬新さが伝わってくる建物です。郵便貯金局 現代・近代建築
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「ロースハウス」
アドルフ・ロース設計
シンプル過ぎる外観が当時は大ブーイングだったそうです。
今見ると、普通過ぎて見過ごしてしまいそう、というか見過ごして引き返しました。
斬新だったのですね。
ちなみに「エンゲル薬局」は改装中でした。ロースハウス 現代・近代建築
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「Trink Wasser」=飲み水 コーナーがありました。
シュテファン大聖堂、グラーベン近く。
暑い時期だったので行列していました。
日本のそれのようにキンキンに冷えてはいませんでしたが、少し冷たく、何より美味しいお水でした。
ウィーンは水道のお水が飲めるのがありがたいですね。
でも、レストランではやはりお水は有料です。 -
「マジョリカハウス」「マヨリカハウス」
「メダイヨン・マンション」オットー・ワーグナー(ヴァーグナー)設計
続いて、ケッテンブリュックガッセ駅にあるオットー・ワーグナー建築の見事なユーゲンシュティール建築です。
きらびやかで美しさこの上ない建物でした。
残念なのは1階はチェーン店みたいな一般の店が軒を連ねていて情緒がないところ。もうちょっと何とかならないものかと思ってしまいます。
美しい壁面はもちろん、上も見逃さないでほしいです。
現在も集合住宅として使われているとガイドブックに書いてありました。
素晴らしかった。
観光客はいませんでした。マジョリカハウス 現代・近代建築
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ここの近くには有名な市場「ナッシュマルクト」がありますが、寄ってみたところ中東系からアジア系のお店が多かったです。
レストランも多く、素敵そうでしたが、露天のお店の商品は虫がいっぱいたかっており、衛生面が気にかかったので何も購入はしませんでした。ナッシュマルクト 市場
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「セセッション」(ゼツェッション)
次に「ゼツェッション」へ。30年前は時は貸し切りのようだったのに、今はすごい人人人...。それでも「ベートベンフリーズ」には感激しました。
ここは、正直言ってそれしかないので、入場料金は高いと感じる方もいるかもしれません。中は撮影できませんが、建物が印象的なので外観の写真撮影は必至です。「ベートベンフリーズ」のあるところ
こんな建物でさえ、外観にはスプレー落書きがある。
「セセッション」といわれるけど、ドイツ語では「ゼツェシオン」だと思う。セセッシオン 劇場・ホール・ショー
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「ベルヴェデーレ宮殿」
夕方はこれまた日本から時間指定予約していた「ベルヴェデーレ宮殿」へ。トラムの方が便利です。オペラ座近くの停留所から乗りましたが、その時点でかなり混んでました。美術史美術館より混んでるくらいです。
夕方だったせいか、予約がなくてもすんなり入れているようでした。しかし、チケット売り場はそれなりに待ち人がいたので、やはり事前購入が良いと思います。
何と言ってもクリムトの「接吻」の前の人だかりは凄いです。でもその人だかりが面白くて群像を写真に収めました。
他にもダヴィットのナポレオン(ルーブル美術館にも同じ構図の作品がある)とかは人だかりでした。30年前はひっそりしてたんですよ、ここも。
建物や庭も素敵なので、もっとひっそりしてたら趣があるところだと思います。まあ、私もその賑やかしの一人なんですが、いってよかったです。いつもひどだかり。それでも十分しっかり見ることはできます。ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿
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セガンティーニ「悪しき母たち」
好きなんですよ、この絵。牧歌的な絵画のイメージがあったセガンティーニですが、こんな絵をかいていたのかと驚きましたベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿
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日の暮れていく「国立歌劇場」
ハプスブルク家の威力、音楽を愛する国民性などに思いを馳せながら。ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー
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ゲルストナー1 国立歌劇場が見える席
こちらも日本から予約していたカフェ「ゲルストナー」へ。
こちらもKundK(王室御用達)です。
こちらはザッハーの向いにあるのですが、そこまで混んでいません。ですが、雰囲気や接客はこちらの方が断然良いです。
本当は日本式で言うところの3階が、一番ゴージャスらしいのですが、この時期は開けてないようで、予約できませんでしたし、実際に閉まっていました。
2階の予約席に案内されると4人掛けの窓側にリザーブされてました!ありがとう!!(昨日とは大違い。)で、テンションが上がります。
窓際で暮れかかる街並みとオペラ座を見ながら頂くケーキとカフェの美味しかったこと。夢見心地でした。ゲルストナー カフェ
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どのケーキも美しい ゲルストナー2
ケーキは2階にもショーケースがあり、見て選べるようになっています。またテンションがあがります。これをお願いしますと指差し、少し待つと、テーブルへ持ってきてくれました!「あれ、頼んだのと違う...。」指さしたものの隣にあったケーキを持ってこられてしまいました。いや、これは私がちゃんと指さしてなかったんだから悪い、とすっかり謙虚になっている私は黙っていただくことにしました。思ってたんと違う..のですが、とってもおいしかった!!ゲルストナー カフェ
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ゲルストナー3 ケーキはショーケースから指差しで選べます。ケーキもコーヒーも美味しい。
ケーキが6.0EURO、メランジェコーヒーが6.2EURO。場所代を考えると、お安く感じました。
絶対に行きたかったのは「ザッハー」「ゲルストナー」。
結果的に「ゲルストナー」の方が格段によかったのだけど、ザッハーも一度は行くべきお店だと思う。
以前の旅行では美術史美術館のカフェにに入ったことがあったので今回は違うお店へ。「ツェントラル」にも行きたかったけど改装中?夏休み中はweb予約をとっておらず諦めました。お店の前を通ったときには行列ができていた。外観だけだったけど雰囲気がよさそうでした。
「デメル」も雰囲気が良さそうだったけど時間の関係で行けなかった。
次回、ウィーンを訪れるならこの2つは絶対に行きたい。ゲルストナー カフェ
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ゲルストナー4
店内1階(日本式2階)からグランドフロアー(日本式1階)を見たところゲルストナー カフェ
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月23日(水)
ウィーン→ショプロン ジェール ブダペスト
【≫ショプロンへ▼所要時間:約1時間30分/75km
ショプロン自由行動(約1時間30分)ヨーロッパの美しい村30選にも選ばれているハンガリーの可愛い街にて散策をお楽しみください。
≫≫≫ジェールへ▼所要時間:約1時間30分/96km
午後 ジェール自由行動(約2時間/昼食は各自)
バロックの街並みが続く美しい旧市街の散策をお楽しみください。
≫≫≫ブダペストへ▼所要時間:約2時間/121km】
国境を車で越えて、「ショプロン」という小さな町を目指します。添乗員付きの日本のツアーではまず行かない町。
中欧の高速道路を走っていると、風力発電の機械をよく目にします。ガイドさんによるとヨーロッパは今もどんどん風力発電が増えているとのことでした。何機もゆっくりと回る姿を目にすると、なんだか素敵で何枚も写真に収めてしまいました。
国境は、検問所らしきものはあってもパスポートチェックはもちろん、係の人もいません。ハンガリーに入りましたが、景色が極端に変わるということもありません。相変わらずのどかな景色が続きます。旧市街 (ショプロン) 旧市街・古い町並み
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ショプロンというと、「ヨーロッパ・ピクニック計画」で有名ですが、市内中心部ではないので、訪れてはいません。
あいにくの天気で雨がしとしと降っていますが、朝早いせいか他に観光客もおらず、落ち着いた街並みを独り占めです。特に何があるかという訳ではないのですが、ローマ時代の遺跡や、石畳の趣のある街並みが素敵です。
ここは自由観光のはずですが、ガイドさんが一緒に行動してくださり、説明もしてくれました。旧市街 (ショプロン) 旧市街・古い町並み
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旧市街 (ショプロン) 旧市街・古い町並み
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次は「ジェール」(ジョールとも)です。
ショプロンから車で30分ほど走ると、川に面したこちらも可愛らしい町に到着です。ショプロンよりはかなり大きな町です。こちらもローマ遺跡があります。ユダヤ人が昔から住んでいたようで、シナゴーグが残っていたり、居住区域も残っています。ヨーロッパの小さな町らしく教会を中心とした雰囲気のある町でした。
完全な一人旅だとこういった小さな町は訪れられないので貴重な経験でした。 -
「ジェール」
この町で昼食を自由に取ることになっていて、ガイドさん運転手さんと一旦離れます。「どこにしようかな」と思いながらも良い店が分からずウロウロしていたら、ガイドさんと遭遇。「良かったら一緒に食事しますか?」と言っていただき、二つ返事で合流。ここは「グラーシュ」がおいしいんですよということで、迷わずグラーシュにしました。濃厚でスパイスが効いていて、でも日本人の口にも合う美味しいスープでした。量は多かったけど、スープのみを注文したので完食できました。食後はカフェラテを頂きましたがこちらもおいしかったです。 -
一路ブダペストへ。
ブダペストは、今回初めて訪れるので、かなり楽しみにしていましたが、ツアーでの滞在時間が半日ほどしかなく、自由時間もないことを残念に思っていました。しかし、一人なので、時間調整もしやすく、17時着予定が15時ぐらいに到着できました。
ホテルは「ノボテルブダペストセントラム」。町中にあり、便利なうえ、歴史を感じる重厚さもある素晴らしいホテルでした。部屋は新しく水回りもきれいでした。
「今日の予定は?」とガイドさんに聞かれましたが、時間があったら今日は絶対に温泉に行きたい!と思っていたので、一緒に行動は残念ながらできないとお伝えしました。ガイドさんたちはブダペスト王宮にあるラビリンスに行くそうです。後ろ髪をひかれますが、時間に制約があるのでお断りしました。
そうしたら、なんと「どこの温泉ですか?お連れしますよ」とのこと。神です!どこの温泉にするかは、かなり悩んでいました。写真映えする「セーチェニ温泉」昔からあこがれていた「ゲッレールト温泉」どちらも捨てがたいのですが、温泉の後の予定もあり、日本で検討していたホテルからほど近くコンパクトな「ルダシュ温泉」にやはり行くことにしました。ルダシュ温泉 温泉
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プールもあります。
あまり人がいなかった。
スイミングキャップが要るようです。ルダシュ温泉 温泉
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眺めが最高
来訪しているのは殆ど欧米人でした 2023夏
「ルダシュ温泉」
ここの良さは、やはりコンパクトであることと、屋上からの眺めがとても良いところです。本当は、トルコ式のお風呂もあるのですが、修理中でダメでした。また、通常こちらの温泉は、昔ながらの伝統で男女で入れる日が決まっているのですが、日本で検索して8月中は、いつでも男女OKとなっていることを確認していましたので、これも何かの縁かも、という気持ちでチョイスしました。
お金を払って入場したものの、ロッカーがまず分からず、というか構造が複雑です。あっちにいけばよいのか、あそこを抜けないと階段がないとか、いろいろなんですけど、とにかくウロウロして、構造をつかみました。95%以上が、欧米人でアジア人は、私ももう一人男性がいるだけでした。穴場と言えば穴場かも。
・入口でチケットを買い、受付の人に見せると、腕時計みたいなバンドをつけるように渡される。
・ロッカーは男女共用 男性はその場で着替えている人もいて目のやり場に困る。
・ロッカーのカギは、前述の腕時計式バンドをピッとやれば閉まる。便利ですね。
・屋上に上がるには、1Fの大きめの温泉の横を歩ききった奥に階段がある。階段に”レストランはこちら”的なことが書いてあるので、上がっていく。確か2Fにレストラン、サウナがあったと思いますが、そのまま上に上がっていくと屋上の温泉に辿り着きます。日光浴のようなこともできますが、ぬるい温泉であったまるのが良いかと思います。ルダシュ温泉 温泉
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屋上の温泉は見晴らし最高
湯舟?が大きくはないので、占領されていると入りづらい。欧米人は何時間も入っているようだった。
ドナウ川を始め市内が一望でき、反対側にはゲッレルトの丘も見えて絶景です。ルダシュ温泉 温泉
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「セーチェニくさり橋」
続いて、夜までフリーなのですが、少しトラムに乗り、あとは対岸まで歩くことにしました。有名な「セーチェニくさり橋」が見えたのでトラムを下り歩きます。
川は大きく、橋は高さがあるので、私は少しクラクラしながら慎重にわたりました。揺れるわけでもないし、普通の方は平気だと思います。立派な橋です。
少し前に大規模な修理があったばかりなので、全体的に綺麗でした。修理は2023夏以降までかかるという情報でしたが、2023年8月開催の、世界陸上に合わせてそれまでには終わるだろうと期待していましたが、やはり夏前には通行できたそうです。
ちなみにまさに開催中の時期に行きました。セーチェニー鎖橋 建造物
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「イシュトバーン大聖堂付近」
大橋を渡ってから、ぶらぶらと観光です。国会議事堂に行きたかったのですが、時間的に無理なので今回は諦めます。イシュトバーン大聖堂付近をぶらぶらと歩いていましたが、ちょうど夕暮れ時で、神々しいまでに輝く大聖堂は見応えがありました。周りに大きな建物がないせいか、よけいに迫力満点でした。中は、明日の市内観光で行くので外観を堪能しました。
周りはレストランが沢山あり、食事には困らないと思いますが、日が暮れてくると満席のお店も増えていたようなので、予約がないなら早めに食事をとるのが良いかもしれません。そういうことで、私も悩んでいたらあっという間に時間が過ぎていき、もう食べなくてはという時になってしまいました。聖イシュトヴァーン大聖堂 (セーケシュフェヘールヴァール) 寺院・教会
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「レテックビストロ」ブダペストの外観
「レテックビストロ」(レテクビストロ)
予約はしていませんでしたが、トリップアドバイザーで人気のお店「レテクビストロ」にいったところ、「予約がないと今は入れないです。」と言われてしまいました。しかし、「同じ系列のお店があるからそちらに行ってみては?」と言われていくと、ちょうど1席空いていてすぐ座れました。ラッキーです。
こじんまりしているとても可愛いお店です。このお店は日本から予約しようと思ったのですが、2名以上でないと予約できなかったので諦めていたこともあり、入れたことにすでに大感激。
ここ数年の円安と政情不安定のせいで、何を選んでも食べても高く感じますが、一番安いやつを何かも分からず選んでみました。すると運ばれてきたのは名物の「パラチンタ」でした。美味しそうだしラッキー。本当においしいのですが、いかんせん油とチーズ。だんだん苦しくなってきて、最後まで食べられませんでした。「とってもおいしいのですが私の胃が小さくてごめんなさい」と詫び、残させてもらいました。お店の雰囲気が素敵で、音楽も素敵だなあと思ったら、すぐ近くにオルガンが合って生演奏でした!20人ぐらいしか入れないお店で生演奏とは。素晴らしいです。感激しました。 -
ハンガリー名物「パラチンタ」
付け合わせもハンガリー名物
「レテックビストロ」ブダペスト 2023夏 -
夕暮れ時はまた日中や夜とは違った美しさ。
8月下旬 19時30分ころ
【ドナウ川クルーズ】レゲンダ社
お腹もいっぱいになり、時間も良くなってきたのでいよいよクルーズです。
本当に楽しみにしていました。天気も良く、20:30スタートはちょうど日が暮れたころで美しい夜景が観られそうです。
予約については、チケットサイトから日本でかなり早めに予約をしていきました。(出発の1週間前ぐらいには、この時間は売り切れていました)
レゲンダ社を利用する日本人は多いと思いますが、やはり日本語の解説が聞けると面白さも倍増すると思うので、お勧めします。
また、8月下旬ならこの時間がベストだと思います。夕暮れの街並みを観ながら待ち、乗る時にはちょうど日が完全に沈み夜景を堪能できました。
それと、船着き場がものすごくたくさんあるので、早めにチェックして到着しておいた方がよいです。
乗船方法について。
席は自由席なので早い者勝ちです。私も20分前には船着き場に行きましたがすでにぎゅうぎゅう人の波が。列になっているわけでもなく、前の方から詰めて立っているだけなのでズルい人もいましたが、仕方ありません。
予定出発の時間になってやっと前の便が帰ってきました。この調子だと、これ良い遅い便の人はもっと待たされるんだろうなあ。
いよいよ乗船です。チケットは見せますが、どばーっとみんな急いで走っていく感じで、ちゃんとチケットチェックもされていないようでした。
上の眺めの良いところへ皆上がっていったので、上は諦め、下の階の窓際を死守したいと思っていました。後ろの方にまだ空きがあり、無事窓際の席をキープできました。窓際と書きましたが、実は窓はありません。海側の席ということです。やはり端っこだと眺めが抜群です。
各席の前にイヤホンがついており、原語を選んで説明を聞けるようになっています。日本語での丁寧な説明があるので勉強になりますし興味深い内容でした。
この船はワンドリンクついていますが、係の方が一人づずオーダーを撮ってくれるという丁寧な方式です。しかし!私のように一番窓側の人間はスルーされるのです。席も立てないし、結局ナシでした。ああもっと英語ができたら言えたのに。。オーダーしたドリンクはきちんとグラスで運ばれてきます。丁寧です。ちょっと感動しました。
そしてこのクルーズは本当におすすめです。
たかが夜景と侮ることなかれです。本当に素晴らしくて感動しまくりでした。夏の暑い時期だったので、川面からくる風も気持ちよく夢見心地でした。やはり国会議事堂の美しさには、特に感動して、あとで何十枚も写真を撮っていたことに気づきました。やっぱり肉眼の方がずっと美しいのですが。
帰ってきたのは1時間後。ドナウ川沿いはまだ大勢の人がいます。なんと、今日はガイドさんと運転手さんが、このツアーのお迎えまでしてくださったのです。感無量です。タクシーで帰ると伝えたら、心配ですと言ってくださって、またまたお言葉に甘えてしまいました。本当にありがとうございます。(帰国してから、ツアー会社にお礼を伝えたのですがもしかしたら好意でやってくださっていることに会社からNGが出てしまったらいけないと思い。こういった個人的な送迎については会社へは伝えませんでした。)
明日は市内観光です。ブダペストのドナウ川クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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趣のあるホテル。
中は改装されていて綺麗。
場所も便利でよかった。ノボテル ブダペスト セントラム ホテル ホテル
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朝食会場も素敵だった
ノボテル ブダペスト セントラム ホテル ホテル
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8月24日(木)
市内観光(漁夫の丘、マーチャーシ教会、聖イシュトバン大聖堂、英雄広場)→スロバキア ブラチスラバへ
【ブダペスト市内観光(約3時間30分)
漁夫の砦、マーチャーシ教会、聖イシュトバン大聖堂(いずれも入場)、英雄広場(下車)、くさり橋(車窓)へご案内します。】
くさり橋近くの市中心部で解散後、自由行動(約1時間30分/昼食は各自)
歩行者天国のヴァーツィー通りや中央市場、ドナウ川のパノラマなどお好みでお楽しみください。
午後 ≫≫≫ブラチスラバへ
ホテルに来てくれた現地ガイドさんは、年配の男性の方。話では日本語ペラペラとは言われていましたが、本当にすごい語学力です。日本語だけではなく、英語はもちろん、ロシア語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語など通訳・ガイド経験があるとのこと。
まず、「英雄広場」へ。
なんだか人が多いなと思ったら当日は競歩の決勝ゴール会場となっていました。期せずして、世界の一流アスリートと遭遇できて感激しました。会場の雰囲気はとにかく迫力がありました。「英雄広場付近」ブダペスト 2023年8月 世界陸上会場となっているため、立ち入りはできませんでしたが、雰囲気を満喫できました。英雄広場 広場・公園
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ブダペスト「地下鉄1号線」
地下鉄の駅はすぐ近くにありましたが、地下道よりも浅いくらいの、なんとも浅いところを走っていて驚きました。情緒ある雰囲気だなと思っていたら世界遺産だそうです。世界で3番目に古い地下鉄だそうです。 -
ガイドさんの機転により、急きょ地下鉄で次の「イシュトバン大聖堂」へ移動することになりました。
「聖イシュトバン大聖堂」
昨日とはまた違った雰囲気で朝のすがすがしさを感じながらの見学。説明があるとやはり分かりやすいです。聖イシュトヴァーン大聖堂 寺院・教会
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「聖イシュトバン大聖堂」
昨日とはまた違った雰囲気で朝のすがすがしさを感じながらの見学。説明があるとやはり分かりやすいです。
聖人の手が大切に保管されています。本当に豪華絢爛。素晴らしい建築です。聖イシュトヴァーン大聖堂 寺院・教会
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次は王宮へ向かいます。
「王宮」
王宮の前は大規模な工事中。ガイドさんによると、官公庁を移設する工事をしていて、建物も昔のクラシックな建築様式にしているとのこと。数年したら立派な建物群になっていることでしょう。ちなみにガイドさんは現大統領のことはあまり支持していないようでした。
王宮や教会のすばらしさは多くの方が書かれていると思いますので、詳細は省略しますが、「漁夫の丘」からの眺めは素晴らしく、いつまでもゆっくり見ていたいなと思うものでした。
ただ、「漁夫の丘」で一番眺めの良いところは現在カフェになっていて、お金を払わないといけないので、そこを避けたところから眺めることになります。(それでも十分)
漁夫の砦
眺めが抜群 人が多いけど見られないほどではない王宮の丘 旧市街・古い町並み
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漁夫の砦 建造物
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マーチャシュ教会は、少し東方の建築を思わせるもので外観も内部もとても素晴らしいものでした。
観光はここで終了ですが、またまたご厚意に甘えて、現地ガイドさんの案内でおすすめのカフェでランチをすることになりました。西ヨーロッパの教会とは異なった美しさ。屋根のマジャール装飾も美しい。マーチャーシュ教会 寺院・教会
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ブダ城 (ブダ王宮) 城・宮殿
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お店の名前を失念してしまったのですが、セーチェニくさり橋近くの川沿いのホテルの道を挟んで向かい側付近の立派な建物の1階にあるカフェです。
スィーツを製造している会社が運営しているといわれていました。サンドイッチがおすすめとのことだったので4人ともそれをチョイスしました。でてきたものはヨーロッパサイズ、つまりビッグで、食べきれないほどでしたが、なるほどとても美味しかったです。そして、いろんな言語が喋れる私のガイドさんと、現地ガイドさんとのトーク。お二人ともイギリス英語よりアメリカ英語の方が好きだとか、日本人は語学がでいないなんて謙遜するけどハンガリーいちハンガリー語が上手なのは私の友人の日本人だと言われたり。興味深い話が多かったです。
ブダペストへまだまだ居たかったけどこれで、さようならです。絶対再訪したいと思う美しい街でした。
雰囲気も素敵
値段も高くなくておいしかった -
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車で移動しながら、平原を眺めているとやはりハンガリーは平地なんだなと実感します。それにしても風力発電が多いなあ。
「ブラチスラバ」へ到着。
旧王宮は大統領がいる建物とと言われていたと思います。中には入りませんでしたが、外観はとっても可愛らしい。 -
「ブラチスラバ旧市街」
ここでまた、ガイドさんのご配慮で予定になかった旧市街へ行けることに。めっちゃ嬉しい。ほんとにありがとうございます。やはり旧市街へ行かないとこの町の印象は全然違ったと思います。「青の教会」は本当に青くて美しかった。しかしガイドさん曰く「何度も来ているけど、いつも閉まっている」とのこと。たぶんミサがある時しか開けてないのだと思われます。外観だけでも見られて良かった。
いつも閉まってるそうです。
ガイドブックでは開館時間が書いてあるし、教会の前にも書いてあるけど、閉まっている。青の教会 (聖アルジュベタ教会) 寺院・教会
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その後、町の中心部へ。いたるところへ等身大のオブジェがあり、可愛いです。
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そして!日本のガイドブックを見ていて「いけたらいいのにな」と思っていた「ハニーショップ」が目の前に。感激です。さらには娘が買いたがってた「巣蜜」が沢山!しかも安い。(1000円ほど。日本では3-5倍します。)持ち帰るようにはなっていなかったのですが、ガイドさんが英語でお願いしてくれたので、しっかり梱包もしてもらえました。後日談ですが、日本に持ち帰り食べたところ家族全員、「おいしい!おいしい!」と感激。あっという間になくなり、もっと買えばよかったと思いました。他にもお土産用のハチミツが沢山購入できて、大満足です。今回の旅行では、円安や物価高の影響で、なかなかお土産が買えず困っていたので、本当に良かったです。
その後ドライバーさんに載せてもらいホテルへ戻りました。
せっかくなので一人で今度はショッピングモールへ行くことにしました。大きなスーパーでお土産を物色して、いたら閉店時間に。来た道を戻ったたはずが、なんと真反対から出てしまったようで、人気がなく暗い道を10分ほど走りました。怖い目には合わなかったけど、旅が進んできて気のゆるみがあったことを反省しました。
遠くに王宮を望む景色。ブラチスラバ旧市街 旧市街・古い町並み
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NHゲートワン ブラチスラバ
この後ホテル「NHゲートワン ブラチスラバ」へチェックイン。郊外の、ビジネス街の一角かな?ホテルは近代的で建物もフロントの女性も本当に美しい。フロントの方は笑顔も素敵でした。
ウェルカムドリンクがあって、好きに飲めるようになっていました。美味しかったです。
大きな道を渡るとショッピングモールがあり、便利そうです。
広くて新しいホテル
道を挟んで巨大なショッピングモールがあるNH ブラティスラヴァ ゲート ワン ホテル
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8月25日(金)
ブラチスラバ→チェスキークルムロフ観光→プラハ
「チェスキー・クルムロフ」
朝食も美味しくいただき、一路チェスキークルムロフへ。今回の旅のハイライトの一つかもしれません。訪れた人から「あそこは良いよ」と聞いてはいたものの、正直そこまで期待していませんでした。
しかし!車で到着し、大きな門のような建物をみた瞬間から心を奪われました。そして門をくぐり見えてきた景色に、思わず歓声があがりました。
本当に美しい。美しいです。目に見えるすべてものが美しい。
上手く表現されている方がおられると思うので、詳細は省略しますが、ここは訪れるべきです!
どこを見ても美しいのですが、やはり美しく見えるスポットがあるので、ガイドさんがいてくれて案内してもらえたのが本当に良かったです。チェスキー クルムロフ歴史地区 旧市街・古い町並み
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食事は今回もガイドさんおすすめのお店へ。毎度ながらありがたいです。
肉料理が沢山ありますが、悩みつつ...カツレツを選択しました。これは大ヒットでした。やはり日本人の口に合う。つけあわせのポテトサラダの味はさっぱりしていてお肉に合うし、本当においしかったです。やはり量が多くて最後は頑張りましたが、オーストリアでは高くて食べられなかったシュニッツェルが食べられたのも良かったです。
ゆっくりとした時間を過ごしたあと、一路「マイバスツアー」の最終目的地プラハへ向かいます。想像より、写真よりずっと素晴らしい
シュニッツェル
付け合わせも美味しかった
量が多いです
ガイドさんたちの料理のボリュームはもっとすごいチェスキー クルムロフ歴史地区 旧市街・古い町並み
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プラハ 市民会館のメニュー 2023.8
軽食もある
飲み物もの豊富
欧米人はテラスで飲食するので、建物の中は空いている市民会館 建造物
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定では5.6時間ほどかかると書いてありましたが、途中休憩を入れながらも4時間ほどで到着。
プラハのホテルは郊外のモールにあるホテルです。地下鉄の駅が近いとありましたが、ホテルのフロントからは5分以上かかります。地下鉄の駅はショッピングモールの中にあるので便利ではあります。
ホテルに到着したところで、今日でドライバーさんとはお別れとなりました。安全かつ的確な運転で、温かく接してくださったイヴァンさん。本当にありがとうございました。
少し天気が怪しくなってきましたが、せっかくなので一度市内中心部へ行くことにしました。今回は一人で向かいます。
地下鉄の切符の購入方法は分かりやすいです。打刻を忘れないように。
地下鉄の駅は近代的で機能的でした。
「市民会館 カフェ」「カヴァールナ オヴェツニー ドゥーム」
まず明日内部を見学する「市民会館」へ。アールヌーボー(ユーゲントシュティール)の美しい建物です。せっかくなので中のカフェに入ってみることにしました。男性の店員さんがいるけど、目があっても無視されるので躊躇しましたが、声をかけて入りました。欧米人はテラス席が好きなので、中はガラガラでした。夕方という早めの時間帯のせいもあるかもしれません。
カフェの中は想像以上に美しく圧倒されます。入場料を取っても良いんじゃないかと思うくらいのすばらしさです。
お茶だけにしようかと思いましたが、思いのほか食事の種類も多く、「ラビオリ」の文字に惹かれて注文しました。出てきたものは、想像していたよりビッグで見た目が美しく、美味しくて感激です。こちらのカフェは本当におすすめです。
プラハ 市民会館レストラン 2023.8
軽い食事もできる。
ほうれんそうとパルメザンチーズのラヴィオリ 289チェココルナ
バジルの香りで美味しかった(量は、やはり多い)
ジュースを頼んだけど、よくある瓶で出てくるタイプだった。市民会館 建造物
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「フランツ・カフカ博物館」
入場料が高いし、あまり評判がようなさそうなので迷っていましたが、結局カレル橋を渡って訪れることにしました。
入り口が分かりにくくて困りましたが、広場のある方が入り口になっていました。ここには有名な噴水があります。みんな不思議なまなざしを向けていました。
入場するとすぐショップがありますが、定員の態度も良くないし、どれも高くて買う気になりませんでした。その後、展示室に入場。内装は趣があって展示方法も工夫が凝らされています。しかし!全部レプリカなんです。てっきり直筆のものがあるのと思ってたのに。入場料に見合ってないなあと思いながらも、そのレプリカや家族の物語を読み進めました。(英語解説あり)
それなりには面白かったですが、あまりお勧めしません。
有名なモニュメント。後ろが博物館のショップ。フランツ カフカ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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その後、日が暮れるまで旧市街を散策しました。何とも美しい街です。
イメージと違ったのは、スーパーなどは(ミュンヘンやウィーンなどと比べて)新しく清潔。本屋さんが多いことです。これは嬉しい誤算でした。
そして、その本屋さんには日本の漫画が沢山ありました。びっくり。
30年前のドイツにも日本の漫画はおいてありましたが(「あさきゆめみし」があったのは驚きでした)、日本の漫画文化は凄いですね。
プラハは本屋さんが多い。
明日は市内観光です。
日本の漫画がたくさんあってびっくり プラハ2023.8 -
8月26日(土)
【プラハ歴史地区観光(徒歩にて/約4時間)>プラハ城にある聖ビート教会(ミュシャのステンドグラスがある有料エリアにも入場)・旧王宮・黄金の小路、聖イジー教会(いずれも入場)、カレル橋、旧市街広場へご案内します。旧市街広場にて解散 午後 自由行動】
朝から少し雨模様。でも、プラハは雨も絵になる街です。
今日のガイドさんは日本人の方。「ほんの1.2年のつもりが、気づいたら20年も住んでました。」とおっしゃっていました。今年は、春に行われたWBCでのチェコ選手の活躍が記憶に新しいところで、お尋ねしたら、あの後、在住日本人で集まってチェコの野球を見に行ったといわれていました。
まず、タクシーでプラハ城へ向かいます。朝早いとはいえ、多くの人がいます。建物は全然ちがいますが、丘の上に王宮や教会があるのはブ
ダペストと似ています。
ちょうど衛兵交代式の時間に合わせてくださっており、交代式を観ることができました。観光客は少なかったです。プラハ城の衛兵交代式 祭り・イベント
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「聖ヴィート大聖堂」は荘厳で美しい建物です。
何と言ってもここを訪れる人の最大の目的はミュッシャのステンドグラスだと思います。
ミュッシャについては、日本で何度か展覧会を見に行ったことがありますが、正直そこまで好きという感じではありませんでした。しかし、ガイドさんの話を聞いたり、歴史を調べていくと、このミュッシャがスラブの独立のために、どれだけ思いを馳せ尽力したのかということを知ることができました。そういう思いで、このステンドグラスを見ると、本当に感動します。
イラストレーターなどのマルチクリエーターとしてのミュッシャの作風は、人々の心をつかむ美しいものですが、その美しさだけではここまで人を感動させないでしょう。聖ヴィート大聖堂 寺院・教会
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「聖ヴィート大聖堂」
930年建築後、14世紀のカレル4世の時代に改築工事が進められた教会。
西ヨーロッパのそれとは異なる趣があって、とても素敵でした。聖ヴィート大聖堂 寺院・教会
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旧王宮内「ヴラディストラフホール」1493~1503年に造られたもの。
16世紀まで歴代の王宮として使われていた建物。
王冠のレプリカがあります。
私は個人的に「プラハ窓外放出事件」の舞台が気になっていました。なんとなくここなのかなと思いつつ、なぜか聞けずに終わってしまいましたが「フス戦争」やドイツ中が荒廃して、生き物が歩いていないと評された「三十年戦争」のきっかけになった事件の舞台にいるのかと思うと胸が熱くなりました。旧王宮 城・宮殿
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1938年3月15日 アドルフ・ヒトラーが、このバルコニーに立ち「ドイツによるオーストリア併合」の演説をしたとのこと。
旧王宮 城・宮殿
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「聖イジー教会」
12世紀の建築とのことで、信仰心を感じさせる内部。
ゴテゴテしてなくて、ゴシック建築よりこちらの方が好き。聖イジー教会 寺院・教会
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「黄金の小路」
王宮観光の出口近く。
かわいいショップが数件。(そんなに多くはない)
この青色の家は一時期カフカが住んでいたそう。
ここもショップになっている。
ここから、歩いて旧市街へ降りていきます。ガイドさんのおすすめ観光ルートなのですが、さすがおすすめの観光ルートだけあって、坂道を下っていくと街並みが次第に見えていくよさがありますし、なにしろしんどくないのが良いです。真夏なので特に助かりました。黄金小路 散歩・街歩き
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かわいいデザイン マナーストラナ
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これは、日本人に一番馴染みのある「聖フランシスコ・ザビエル」像
下にいるのは日本人だそう。西洋顔だけど。カレル橋 建造物
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旧市街へ到着。ちょうど有名な天文時計が動き出す時間に合わせてくれていました。どこからともなく人が人が人が集まり、大変な混雑ぶりです。多分他の都市のものと似た様なものだとは思いますが、面白かったです。見る価値ありです。
ここで、日本人ガイドさん、現地ガイドさんとお別れです。長い旅もこれで終わりに近づいたなと実感しました。
人人人天文時計 建造物
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フス像
思ってたより大きい
尊敬されているのが分かるヤン フス像 モニュメント・記念碑
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プラハ歴史地区 旧市街・古い町並み
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「ウモドレーカフニチュキ」2号店
一番有名なローストダック 2023.8
プラハ (私が行ったのは、マラーストラナの方ではなく、市場近くのお店の方です
こちらの方がカジュアルと聞きましたが、重厚な雰囲気でした。)
量が多いです。お店の雰囲気抜群ギャルソンの方も親切でした
お水とサービス料を合わせて5000円ぐらい
円安なので高く感じますが、せっかくなのでウ モドレー カフニチュキ 地元の料理
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「ウ・モドレー・カフニチュキ」
昼ごはんの場所は、悩みましたが、行ってみたかった有名なカフェ(ネクストバイインペリアル)は予約がないと席が空いておらずダメでした。やっぱり予約しておけば良かったかなと思いつつ、もう一つの候補である「ウモドレーカフニチュキ」(2号店)を探します。こちらは思ったよりも小さな入り口で見逃してしまいそうでしたが、ガイドブックにある青い入り口を見つけました。昼ではや時間だったせいが、覗くと一人しかお客さんがおらずチュ著してしまいました。しばらくほかのお店を探して回りましたが、やはり後ろ髪をひかれる思いがして、戻りました。
中に入るとさすがに趣があり重厚さもあるお店でした。チェコでは、東洋人の中年である私に対しても、ある程度丁寧な対応を受けていましたが、このお店でもそうでした。ありがたいことです。
おすすめの「ローストダック」を注文しました。多分そうだろうと思いましたが、やっはり量が多く、最後は頑張ってほおばりました。
付け合わせの玉ねぎも美味しくいただきました。
すごく美味しいかというと日本の料理の方が私には合うのですが、グルメな方なら美味しいと感じるのだと思います。お水とチップを合わせて5000円ぐらい。記念になってよかったです。ウ モドレー カフニチュキ 地元の料理
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プラハ市民会館
英語のガイドさん
ゆっくりと話してくれるので、英語が苦手でも何となくわかって良かった
「市民会館 見学ツアー」
こちらも今回の旅のハイライトの一つ。日本から予約してきました。(当日は受け付けてもらえないのかも)〈予約できるのは公式HPだけで、英語ツアーがあるのも、決まった日時ではないので要チェックです。自分の仁手に合わなかったらどうしようと、ずっと気にかかっていましたが良かったです。予約方法そのものは分かりやすかったです。〉
入り口は正面を入って、すぐ左です。階段は上りません。
すぐ左に係の人がいれば日本語のパンフレットを貸してもらえます。いなければ、道伝いに奥に進んでいくと、トンネルみたいなところがありさらに進むと待合とショップがあるので、ここで待機します。おみやげ物も結構素敵なものが多いので早めに行くのもありかなと思います。市民会館 建造物
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この空間に立つと鳥肌が立ちます
スラブの団結・独立への思いを馳せます市民会館 建造物
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「i MUCHA]展が、市民会館で開催されており、市民会館見学ツアーのあと訪れました。
「ミュッシャ美術館」はこじんまりしていると聞きましたが、こちらは大規模な展覧会で大変見応えがありました。
展示も趣向を凝らしてありました。市民会館 建造物
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「黒い聖母の家」
目立つ建物です。一見の価値あり。黒い聖母の家 建造物
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「カフェ スラヴィア」
雰囲気抜群。お値段も高くありません。
夕方の時間、あまり混んでいませんでした。
窓際の席からはブルダヴァ川を眺められます。すぐ近くに市電が通っており、景色も大変美しいです。
ケーキも美味しかったですし、店員の方も親切でした。
そして、ピアノの生演奏。
中欧のカフェ、最高です。カフェ スラヴィア カフェ
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「アッシジの聖フランシスコ教会」
日本からコンサートを予約していきました。
当日も呼び込みをしていましたが、予約をしていた方が良い席に案内されました。
パイプオルガンは向かって右側の2階なので、できるだけ左に座った方が良いのですが、予約席は中央寄りでした。
女性のトリオの演奏でした。ソプラノ、パイプオルガン、バイオリンの演奏でした。
宗教曲だけで構成されており、知っている曲が「アヴェ・マリア」しかありませんでしたが、パイプオルガンの演奏を聴きたかったので、満足しました。
もっと知っている曲が良い方は、違う場所の方が楽しめるかもしれません。
真夏でしたが、熱くもなく寒くもなく快適でした。
教会の方はみなさん親切でした。アッシジの聖フランシスコ教会 寺院・教会
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陽が落ちてくると趣が増します。
アッシジの聖フランシスコ教会 寺院・教会
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シナゴーグに行く途中で偶然通りかかりました。
美しい。一見の価値あり。
街角ピアノで映る駅 ガラス張りで美しい プラハ西駅 2023.夏プラハ マサリコヴォ駅 駅
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スペインシナゴーグ 2023.8 プラハ
豪華 オリエンタルな雰囲気もあるような
周辺にユダヤ教会が沢山あるが、ここがはやり一番すごい
絶対に訪れてほしいですスペイン シナゴーグ 建造物
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「旧新シナゴーグ」ユダヤ教会は、場所が近いので、どれも歩いて回れます。
趣がある建物です。
チケットは共通券を買った方が良いとは思いますが、購入場所も行列しているところが多かったです。
「ピンカス・シナゴーグ」「スペインシナゴーグ」へも行きました。旧新シナゴーグ 建造物
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「ピンカス・シナゴーグ」はこれといって見どころはありませんでしたが(無知なので)、ホロコーストの犠牲者の名前が壁一面に描かれており、テレジーン(プラハ郊外の収容所)で子供たちが描いた絵が展示されており、他のシナゴーグとは異なった趣がありました。
また、この「ピンカス・シナゴーグ」を出ると、有名な「旧ユダヤ人墓地」につながっているので、訪れる価値はあると思います。
このお墓は有名で、いろんなところから見えるのですが、どこから入るのか分からなかくて、延々と歩きました。早く気づけはよかったです。
「ピンカス・シナゴーグ」の見学ルート上のコースになっていました。
ただ、一度入るとUターンできないのでひたすらお墓の周りを歩くことになります。
ここの入り口の券売り場は行列していたので、チケットは他のところで買う方がよいかもしれません。ピンカス シナゴーグ 建造物
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市電は旧タイプの方が情緒がある
新タイプも多い
2023 プラハ -
チケット売り場
朝は空いてたけど、午後は混雑してました。
もちろん係の人の愛想はない。プラハ本駅 (プラハ中央駅) 駅
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カフェルーブルのメニュー
おいしかったのと、雰囲気も抜群
お店の店員さんも親切
価格も安め
2023.8カフェ ルーブル カフェ
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カレル橋 建造物
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見た目の4倍でかい
カフェ ルーブル カフェ
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いたって平和な大通りですが、「共産主義博物館」を訪れた後だと、いろんな思いがこみ上げてきます。
民主主義プラハが生まれた場所
歩いていて気持ちの良い大きな通りです。ヴァーツラフ広場 広場・公園
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意外に安い。果物がカラフルで可愛い。虫がブンブン飛んでいる。そしてくっついているけど、みんな平気みたい。
プラハ市場 市場
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展示方法がおしゃれ。感銘を受けました。
入場料は高い。共産主義博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ショッピングモールにあり。
ついでがあれば見てみたら面白いと思います。フランツ カフカ 顔のオブジェ モニュメント・記念碑
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フレミングス ホテル ミュンヘン シティ ホテル
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ANA ミュンヘン→羽田便
日本で作った機内食と思われる。照り焼きハンバーグの味に感激 お水はウィーンのもの。プレエコは食事はエコノミークラスと同じ。このあとオーストリア製の大きなアイスクリームが出ました。
「特別にビジネスクラスで出しているお酒もいかかですか?」とCAさんが回られていました。
帰りの便は2回機内食がでて、どちらも和食が選べて美味しかったです。
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