フィンエアでベルリンとウィーン２都市訪問記⑥　ウィーン　その３

2023/10/01 - 2023/10/01

９月２７日～１０月３日まで、１か月前に計画、ベルリンとウィーンへ行ってきました。
コロナ後、初めての海外。フィンエアも初めての搭乗で、こちらも楽しみでした。
ベルリンは初めての訪問で、けっこう緊張とドキドキが入り混じりつつの２日間でした。
１０月から大規模な改修のため３～４年余りの閉館に入るペルガモン博物館、イーストギャラリー、などに行くことができました。
１泊の後、ウィーンへ。
ウィーンは何度か来たことがあり、安心できる街です。３泊して、前から行きたかったアム・シュタインホーフ教会をなどに行ってみました。
いろいろアクシデントもあり、へこむこと数回？！
久々に海外の空気に触れ、無事、帰国できて感謝感謝。
主な行程
9/27　夜　成田～ヘルシンキ（～ベルリン）。
9/28　朝　ベルリン着　博物館島　（ペルガモン博物館）
　　　　　 カイザーヴィルヘルム記念教会
9/29　ベルリン　イーストサイドギャラリー、ブランデンブルク門
　　　午後　ウィーンへ　オペラ座界隈　
9/30　ベルヴェデーレ宮殿　　楽友協会　王宮　
　　　ミヒャエル門
10/1　スーパーで買い物　アムシュタインホーフ教会
10/2　午前　ウィーン～ヘルシンキ　夕刻　ヘルシンキ～成田
10/3　昼　成田着

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空 オーストリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝、ペンションの窓から。
この日はホーフブルク王宮礼拝堂のミサのチケットを買っていました。あのウィーン少年合唱団がミサ曲を歌う日曜の礼拝です。し、しかしそのチケットの控えを、例の紛失バッグに入れていて、なおかつ、100パーセント紙ベースのチケットで、購入したサイトのマイページもなぜか予約なしとなっていて（不思議！）、こりゃだめだな～と諦めました。

シュテファン広場 広場・公園

そんなわけで、朝はシュテファン寺院の中を見たり、ぶらぶらすることにしました。

グラーベン通りを歩きます。

グラーベン通り 散歩・街歩き

今日も晴れそう。

グラーベンから歩いてボーグナー小路にあるエンゲル薬局に来ました。
ここも３０年以上ぶりに来たねー。

エンゲル薬局 現代・近代建築

アムホーフ広場に来ました。
ここはモーツァルトがザルツブルクからウィーンに来て３日目に初めてコンサートを開いたコラルト宮という場所。

アム ホーフ 広場・公園

コラルト宮。

となりはバロック建築としては重要なもので、ウルバニハウスという建築物です。

アムホフ広場。日曜の朝はあまり人もいません。

アム ホーフ 広場・公園

Am　Hof広場近くにある「Der Man」というパン屋さん。イートインもできます。
窓際の席に座りました。

ウィーン風朝食セットをたのみました。
シンプルなセットですが、ここのメランジェは泡立てたミルクが出され、別添えのコーヒーを自分でそそぐというもの。おいしかったです。パンは１個、お持ち帰り。袋ももらえました。

グラーベンに戻ります。
お散歩のジャーマンシェパード見つけました。（小さくてわかりづらい。。）

王宮に続くコールマルクト通り、かな？

コールマルクト通り 散歩・街歩き

ペーター教会をのぞきます。

聖ペーター教会 寺院・教会

スーパーやマンナーでお土産類を買って、一度、ペンションに戻ります。
シュテファン寺院周辺、お昼くらいには、また人がいっぱいになってます。
さてお昼から、アム・シュタインホーフ教会へ行ってみます。
ウィーン中心部から少し離れているので、ちょっと不安はありますが。
土曜日（１６時から１７時）と日曜日（１２時から１６時）しか公開してないので、今日がチャンスです。
開館曜日と時間は時々、変わってるようなので行く前に確認してください。
冬季も閉館してるようです。

ペンションで貸し出してる通話のみできるモバイルフォンで、行き方を確認しました。コロナ以前とコロナ禍の時期で、行き方（入口）が、変わっていたからです。直前に見た情報ではコロナ以前のルートに戻っているようなのですが。
４８番のバスに乗って行けるということでした。バスから降りて正面から敷地に入るのでこちらがわかりやすいと思います。コロナ禍では、４６番のバス（降りたら公園のような森のようなところを通っていく）でしか行けないとなっていました。
シュテファン寺院からだと、地下鉄U3で、 Volkstheater まで行きます。自然史博物館の裏手に４８Aのバス乗り場(Volkstheater U) がありますが、ちょっとわかりづらいです。この写真は自然史博物館の裏手から見たバス乗り場に面しているBellariastr.（ベラリア通り）。

バス乗り場近くから Volkstheater 方面を見ると、こんな感じです。
U3でOttakringまで行って、４８Aのバスに乗る方法もあるようですが、私はOttakringに行ったことがないので、こちらを選びました。
48Aのバスに２５分くらい乗ります。郊外へと向かっていきます。観光客らしい人は一人も乗ってなかったので、若干、不安になります。 客のほとんどがウィーン市民という感じ。

自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

４８Aのバスに乗ったらKlinik Penzing　というところで降ります。教会は病院の敷地の中にあります。
そこから１０分くらい、小高い丘を目指して、登ります。

シュタインホーフ教会
オーストリア 〒1140 Wien-Penzing, Baumgartner Höhe

Kirche（教会）の→に沿って、ひたすら登ります。

最初はゆるいんだけど、すこしづつ、きつくなる傾斜です(-_-;)
私の前をご年配のご婦人がたんたんと登っていました。

ここで「ウィーン警察犬刑事REX」ロケ地⑫！！
モーザー警部が病院内の連続殺人事件の犯人を突き止めるためアル中患者を装って入院する病院です。
ジャーマンシェパードのREXが敷地内の小屋にこもってモーザー警部を助けます。
教会もドラマに出てきます。
ここは、実際、精神病院の敷地です。なので、コロナの時は、病院の敷地からは入れなかったようです。

照明とかもユーゲントシュテイール様式ですね。

見えてきました。

青空に黄金の屋根。

登ること８，９分。着きました。アムシュタインホフ教会全景。

シュタインホーフ教会 寺院・教会

入場料は５ユーロだったと思います。
建築家オットー・ワーグナーの最高傑作と言われています。

主祭壇

この葡萄みたいな、シャンデリアがユニーク。

ステンドグラスはコロマン・モーザーという人の作品です。

多方面にあるステンドグラスから、光が差し込んできます。

ステンドグラス

座席。
病院の患者さんが安心して座れるようになってるらしいです。

主祭壇横の祭壇

主祭壇横の祭壇

司祭さんの服も個性的。

天井。細いステンドグラスも素敵です。

天井。

告解（罪を告白する）するところかしら？

聖水（？）
すべてのデザインが斬新です。

出入口。
けっこう見学者、いらっしゃいます。

この日も暑くて、登ったりしたので、すごい運動した感じです。

天使像。

裏は森みたいになっている。４６番バスで来ると、この森みたいなところを通って、裏手から入ることになるのかな？

看板

以前から来たかった念願の教会へ訪問できました。
ちなみに、２０２４年１月現在、冬季（１１月～３月）は、休館のようです。
冬景色も素敵なんだろうな～

シュタインホーフ教会 寺院・教会

道端に可憐な青い花。

帰りはゆっくり坂を下ります。

教会と病院の敷地、正面。
帰りも向かいに４８番バス停があるので、市の中心地まで１本で帰れます。
本数もまあまあ、あります。

シュテファン寺院へ戻ってきました。
グラーベンのウィーン風カナッペの店に入ります。
ニシンと玉ネギと、なんかよくわからない具のカナッペをたのみました。
ニシンはおいしかったけど、もう一つは微妙。酸味が強くて、これってまさか世界で一番くさい缶詰の魚か？？と思いました。

ツェスニエフスキー 地元の料理

でも手軽に食べるには、良い店です。テレビでも紹介されてました。

この後、オペラ座からトラムに乗って「カフェラントマン」に行こうと思ったんですが、警察官やパトカーがどんどん来て、大通りが通行止めになりました。
なにやらデモ行進が始まって、トラムが全く来ない状況になりました。
カウベルとか鳴らした人たちがいっぱい来てたので、酪農か牧場関係の抗議だったのかな？

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

警察官が先頭に歩いてます。ひとも集まってきて人に酔ったか、さっきの魚？？に酔ったか、くらくらしてきたので、オペラ座（地下鉄カールスプラッツ駅）地下のANKERでパンを買って帰りました。とほほ。

それでも一応、夜のシュテファンにも寄ったりして。

シュテファン大聖堂 寺院・教会

いつ見ても美しいシュテファン寺院。

ANKERのソーセージ入りセンメル。ピクルスも入っていて、これが、非常においしかったんです。
犬刑事REXと人刑事さんたちの好物（ドラマの話です）。
コーヒーマシーンでコーヒー入れて満足。
今回も食事が雑だった（笑）

ウィーン最後の夜は月も満月で、美しかったです。
荷造りして明日の出発に備えましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。