クラシックホテルに泊まってみたい＊雲仙観光ホテル編【2：雲仙観光ホテル　館内探検＆BDディナー　温泉が最高すぎた】

2022/01/21 - 2022/01/22

※これは2022年１月のお話です。
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2022年1月のＳ家恒例「誰かの誕生日便乗旅行」の行先は【雲仙観光ホテル】に決定！
今回は妹の誕生日やねんけど、家族で九州行ったことないから行ってみたいってことで。それに妹と二人で去年（2021年）７月から9つのクラシックホテルを巡る旅ってのもやってまして、丁度いいのでこの機会を利用しようってわけやな(・∀・)
そして父も巻き込むｗｗ（これも恒例）

仕事終わりに大阪南港に集合して、さんふらわぁで大分へ。
上陸後は一気に島原までやって来た。島原で具雑煮を食べて、原城跡を見学してからメインの雲仙観光ホテルへ＝З

＜1日目後半～2日目前半＞
ホテルに到着してから、さっそく館内散策をスタート！
そして一番楽しみにしてた大浴場へ～＊*
雲仙観光ホテルにはクラシックな雰囲気の大浴場があるんよね。もちろん雲仙温泉の!!温泉好きでしかも古い建物好きにはたまりませんでしたわ( *´艸｀)
ディナーも朝食ほんまにめっちゃ美味しくて、もし9つクラシックホテル巡りを終えて宿泊特典を手に入れたら、もう一回ここに泊まりたいくらい好きやったな～

2日目は島原からフェリーに乗って熊本へ。
このフェリー移動もやってみたかった＾＾

エリア 雲仙(長崎)

ただいま絶賛館内探検中。

照明もさりげなく素敵なのが◎
照明てお部屋の雰囲気決めるから大事やと思う。
ちなみに創業当時からあるものらしい。本気のアンティークやな。

玄関入ってすぐ、フロアの真ん中にあるお花がすごくキレイ＊*

改めて外へ～

スイスとかドイツの木組みの家を思わせる外観。
海外みたいやな＾＾

雲仙観光ホテルは昭和10年、10月10日創業。
日本で最初の国立公園になった雲仙でも、当時インバウンドブームで多く訪れるようになっていた外国人観光客をもてなすために、ホテルが建てられることになったそう。それが雲仙観光ホテル。
そういう経緯で立てられたホテルは全国各地にあったんやけど、そのほとんどは取り壊されちゃったり、建て替えられちゃったりで創建時のままそのまま残ってるものはかなり少ないらしい。
というわけで、もちろんこのプレートもあるよ。

1938年に訪れたハンガリー文化使節のメゼイ博士は「東洋的であり、西洋的であり、しかもなんら不自然さがない」と讃えたそうな。（HPより）

ロビーにはすごく大きな柱時計があった。
こちら館内唯一の時計らしい。
これもかなり古そうやな～

フロントから少し階段を上がって、中二階？みたいなフロアの先にメインダイニングと、、、

右手にはバーもある。
ホテルオリジナルカクテルとかもあるらしいんやけど、コロナのせいで休業中・・・
飲んでみたかった；

メインダイニング前のくつろぎラウンジスペース。
ここの家具も素敵。
椅子の座り心地が良くてのんびりしたくなる～

通常ならここでは14：00～16：00の間、ラウンジとして名物のチーズケーキとか食べれるはずやねんけど、ここもまたコロナで休止中・・・(´・ω・｀)

建物全体的に客船をイメージしてるらしいよ。
このラウンジの場所ちょっと高くなってるからフロントロビーが見渡せるんやけど、客船の雰囲気、なんとなくわかるような・・・わからんような。（どっちやねん

大階段から玄関ホールを見下ろしてみた。
ここ集合写真とるのによさそう＾＾

階段の踊り場のお花も素敵です。
こっちはピンク系で統一されてる＊

さて、そろそろお風呂行きましょか！

一度お部屋に戻って準備してお風呂の方へ～
大浴場の前にはリラクゼーションスペースもあったよ。

そして大浴場前のお手洗い。
壁紙がウィリアムモリス!!

紳士用と婦人用でちゃんと柄が違うんやね。
使用してないので内部はどうなってたか知らんけど、入ってみればよかったなｗ

では大浴場内へ～
誰もいなくて貸し切り！

そもそも今日はお客さん少ないっぽい？
ロッカーはお部屋番号が書かれてて、予め指定されてた。
これなら他の人が使ったロッカーを使うことはないし、消毒とかもやりやすくていいかもね。

これまで泊まったホテルや旅館では間隔開けて使うように使用禁止のロッカーが多めやったり、人数制限してたりはあったけど、
大浴場のコロナ対策でこれは初めてのパターンやな。安心度高い！

タオルもたっぷり！

洗面スペースもどことなくレトロでかわいい。
ドライヤーだけでなく、なんとヘアーアイロンもあったよ！
女子は嬉しいよね。

そして中はこんな感じ。
ギャー天井のドームが素敵ー( ＊´□｀)
これはこれは・・・乙女心くすぐるのでは?!

この天井の形、デザインのためだけでなく、天井に付着するしずくがこの筋をつたって壁へ流れるようにってゆう工夫やねんて。
つまりこれなら、ピチョンって冷たいのが背中に落ちる心配ないってことか！
スバラシイ！

アールデコ調な浴室で、温泉ではあるけどホテルの雰囲気にうまく合ってますよねー

タイルも模様もかわいい。
洗い場はそんなに多くなかったな。

ライオンのお口からお湯が。。。

そして脱衣所への扉。
なんかもう全部が素敵。

レインシャワータイプのところもあったよ。
外人さんはこっちの方がありがたいやろね。

そしてちゃんと小さいながら露天もアリマス。
お湯はそこまで熱くなかった。源泉温度が高すぎる（93℃）から加水してるらしい。硫黄の香りもしっかりして、、、さすが雲仙温泉!!めっちゃ気持ちよかった～＊*

成分表はこちら。
源泉は「小糸地獄」。
つまり地獄の湯ってことか。。。

え、ph1.8？強っっΣ(ﾟДﾟ)
入った感じそんな風に思えんかったな。加水してるから？

さて、温泉のあとは一応ちょっとだけフォーマルなワンピースに着替えてメインダイニングへ。
フレンチディナーやで♪
楽しみ＾＾

ナプキンを置くだけのためのお皿。
かわいかった。

ろうそくに火が灯されて・・・
雰囲気バツグンやね。

本日のメニューはこちら～

メインのお肉は長崎牛か、フランス産子羊かを選ぶのね？
ふむふむ。えーどうしよう。父と妹は羊にするらしい。
じゃぁ私は・・・牛にしようかな。

ではでは～まずはシャンパンで。
カンパーイ☆彡

めーっちゃ美味しいね！上品で口当たりも良くて、香りも好き。

あとでダイニングの一角に飾ってあったボトルを撮った。
美味しかったから後で調べてみたら、パイパー・エドシックていう老舗のシャンパーニュ・メゾンのひとつらしい。
まぁこんな時でもないと飲むこともないかなｗｗ
でもまた機会があれば、出会えたら、飲みたいなぁ～

ではお料理スタート。

この後のお料理もやねんけど、盛り付け、ソースの置き方がいちいちオシャレなんよ。

こちら右から「ズワイガニとあおさのクロケット」「ゴルゴンゾーラチーズムースのマカロン仕立て」「雲仙野菜とトマトのエキューム」

完全にワインのアテｗ
チーズムースとか思ったより軽くて、美味しくて、もう一つ食べたくなった。

お次は「ヒラメのこぶ締め～長崎産柑橘のドレッシング　カラスミのアクセント～」

見た目もカラフルでかわいいし、
この昆布締めが私的に大ヒット!!この一皿が一番好き～
昆布締めおいしすぎる～( *´艸｀)

そろそろ赤ワインを頂きましょか。

選んだのはこちら。
大体いつも父が直観でチョイスする。
だって結局飲んでみないとわからんねんもんｗ

うまく表現はできんけど、甘すぎず、かといって渋くもなく、飲みやすくて好きな味やったな。軽くはないかな。ほんのり重めでＳ家の好きな部類で、これ選んで正解やった＾＾

続きまして、、、
「フォアグラのラビオリ　雲仙茸のヴルーテトリュフ香るムーステリーヌ」

ハンガリーに行ってからフォアグラ大好きでさ、
しかもラビオリも好きなんよ！私の好みの組み合わせすぎてやばいｗ
ふわ～っとトリュフのいい匂いするし、ペロッと食べてしまったー
おかわりしたーい(*´Д｀)
このソースというか、スープも美味しかったな～

次の一品は目の前でソースを注いでくださるパフォーマンス付き。

「九州産金目鯛と魚介のブイヤベース仕立て」

金目鯛の皮がパリっとしててよかった。
エビに大きな帆立に・・・で、またこのソースが美味しくてさ～
ゆっくり味わって食べた。

そしていよいよメイン！
「長崎和牛ロースのグリエ　雲仙太陽卵のベアルネーズソース　林檎のピュレと共に」

長崎牛、やからかくて美味しかった～( *´｀)
美味しいお肉は少量で満足度高いよね。

妹と父の選んだ「子羊のパン粉焼き」もおいしそうやったで。
写真はないけどね。

デザートの前にお口直しのシャーベットというか、かき氷みたいなのがやって来た。
これは・・・「苺とフランボワーズのデクリネゾン　レモングラスのグラニテ」だそう。

さっきからメニューが横文字カタカナばっかりでようわからん；
食感はシャーベットのようなかき氷。
爽やかなレモングラスの香りがよくてリフレッシュになりました～

で。

今回は妹のお誕生日お祝いディナーということで、なんとレトロな手回し式のオルゴールでハッピーバスデーを演奏してくださいました！

優しい音色でかわいくて、、、これは思い出になるな＾＾

そしてデザート登場。
「ガトーマルジョレーヌ　トリュフのグラスと安納芋のキャラメリゼ」

マルジョレーヌ美味しかった・・・・!!!
上品な甘さで、でもしっかりクリームの味もするし。
さすがパティシエがいらっしゃるホテルやね。

最後は紅茶でまったり・・・＊*

写真がブレブレなんやけど、、、実はこのメインダイニングに来てからカメラの調子が悪くってさ・・・シャッターが切れなかったり、シャッターが切れても数秒かかって結局ブレブレ。もしくは真っ暗で撮れてなかったり。
もうこのカメラも12年目になるからそろそろ変え時なのかも。。。悲

ブレブレで申し訳ないけど、こんなかわいらしいお茶菓子も出てきたので。
雰囲気だけなら伝わるかｗｗｗ

料理が食べ終わって、帰る頃にカメラさんの機嫌もちょっとだけ回復；

ダイニングにあったこのモリス柄の屏風もかわいかったな～
壁紙の見本みたい＾＾
お部屋のと同じのがあるか探すのも楽しいかも。

さて、お腹いっぱい！ごちそうさまでした～

帰り際にフロント前を通ったら、スタンプ押しておきましたよ～ってクラシックホテルパスポートを返却してくださった。

雲仙観光ホテルは三角のデザイン。
これでスタンプは3つ目やね。よし、あと一つで無料ランチ券ゲットやな。

その後、お部屋で休憩してから再度大浴場へ。
湯上りの一杯は売店で買ったサイダー。
もう今日はお部屋での2次回もそこそこにしておいて、早めに寝ましょ。
おやすみなさーい。

・・・・・・・・。

が、しかし。
深夜1時ごろ、エリアメールのけたたましい音でビックリして目が覚めた；
なんと日向灘でM6.6の地震発生やって((((；ﾟДﾟ))))
島原は震度３やったけどそこそこ揺れた；
明日大丈夫やろか・・・その後特に揺れは無かったし、そのままひとまず爆睡。

おはよーございます＊
朝いちばんでニュース見たら、大分と宮崎の一部が被害が出てるみたい。
最終日に関サバとか食べに行こうかと思ってたんやけど、今はやめた方がいいかもしれんな～
そのほか道路は大丈夫そうやし、まぁあと1日あるし、様子みましょ。

朝から大浴場で温泉堪能してからの朝ごはん！
メインダイニングへ。

席につくと、コーヒーと共に青汁みたいなのがやってきた・・・
小松菜と青りんごのジュースやってさ。
林檎味強めで飲みやすかったものの、、、うん、体によさそうな味(´ー｀)

続いてフォアグラパテ＆サーモンのサラダ。
普通朝からフォアグラとか入れる(笑)？？
大好きなのでいいんやけどね。
野菜たっぷりなの嬉しいし＾＾

次にヨーグルトがやって来た。

乳酸菌に弱いので、あんまりヨーグルトは食べれないんやけど、せっかくやから食べた。フルーツいっぱい入ってて好き。

そして次にやって来た「セロリのポタージュ」。
え、・・・(ﾟДﾟ;)ｳﾏｧ!!

そうそう、お料理が朝って一気にサーブされるのが多いと思うけど、ここはコースみたいにお料理の進み具合を見ながら順番にサーブされるんやね。

パンはクルミパンとクロワッサン。
クルミパンが好きやったな。

地元産のはちみつとマーマレードもあって、どっちも美味しかった！
たしかショップにお土産として置いてた気がする。

卵料理はプレーンオムレツで。
日光金谷のオムレツが美味しくって、クラシックホテル巡りでオムレツ食べ比べすることにしてん。
雲仙の太陽卵を使ってるんだそう。他にスクランブルエッグ、目玉焼きも選べた。
付け合わせのトマトソースみたいなのが絶品で、ふわとろ玉子と相性抜群！

ゆ～っくり朝ごはん食べてる時間が幸せ～＊

この日はあと3組くらいご夫婦とか女性2人組とか居てはったかな。
あと男性1人のお客さんもチラホラ。
昨日の夜は他のお客さんもいて写真撮れなかったんやけど、メインダイニングは天井の梁が印象的で、大きなホールみたいになってて、、、

カーテンも素敵。

モリス柄も所々あるよ。
この模様好きです。

こっちのもかわいい＊

タペストリーがあるだけで洋館っぽくなるよね。

飾り棚も素敵。

このお皿めっちゃかわいいな。鯉？

置いてあるもの全部、相当な価値があるんやろね～
老舗旅館もそうやけど、館内が美術館とか資料館みたいになってる時あるよな。
でもホテルや老舗旅館での宿泊についてはそうゆうの見るのも楽しみやったりするんよね。

メインダイニングを出る時、入口天井に会った書。
なんて書いてるんやろ～と思ったら、、、

スタッフさん「これ、だいにんぐるーむって書いてるんですよ。当て字なんですけどね、面白いですよね。創業当時からずっとここに掛けられてるんですよ＾＾」

って！
へー確かに、そう言われたら左から「大仁偶留無」かな？
もっと探したら他にも面白いものありそうやな＾＾

ショップでお土産にA5サイズのクリアファイルと、クラシックホテルの会のホテルオリジナルデザインピンバッチをゲット。
このA5サイズのファイルは愛用しまくってます。

お部屋でチェックアウトギリギリまでのんびりすごして、、、

いよいよチェックアウト。
居心地よかったなぁ～ごはんがめちゃくちゃ良かった！いつかまた泊まれますように☆彡

ほな出発＝З
雲仙地獄の煙の中を走って～

温泉街へ。
ここら辺は観光地らしくお土産屋さんも多い。

雲仙温泉界隈から島原港の方へ山を下ってきた。
雲仙普賢岳と、

その少し海側にあるこっちが「眉山」かな？

有明海が見えてきた！
海の向こうに阿蘇山らしきものも見える。

振り返って雲仙の山々を＊*
活発な火山って印象やったな～
特に地獄の勢いがすごかった。

10：40ごろ島原港周辺に到着～
ホテルからここまで30分かからんくらいかな。
案外近かった。

駐車場入り口でどの船に乗るの？って受付のおっちゃんに聞かれて、最初12時頃の熊本フェリーにしようかと思ってたんやけど、11：10発の九商フェリーに今なら乗れるって。

一旦九商フェリーの列に車を止めて、、、
受付行きましょ～

熊本フェリーも九商フェリーもターミナルは一緒で、車はレーンが分かれてるんやね。なるほどー

熊本フェリーは所要時間約30分。
九商フェリーは所要時間約1時間。
でも値段は九商フェリーの方が安い。

1時間かかったとしても、12：05の熊本フェリーを待つより早く着けるし、安いなら全然ＯＫてかむしろありがたいよね。

もう島原を離れるからここで最後にお土産などを物色。
やっぱりカステラが多かったね。
昔天草で買った「四郎の初恋」てゆうお菓子が買いたかったんやけど、島原にはおいてへんかったわ。あれは天草じゃないとあかんのかも。
あと、船内の売店にはもう熊本のお土産しかなかったから、島原土産はここで買っておいて良かった～

10：55頃乗船スタート＝З
出航の15分前なんかな。

徒歩客も車に乗ったまま乗船できた。

この船の名前は「フェリーくまもと」
そのまんまやな。でも、そうゆうの(´ー｀)ｽｷﾖ

デッキ部へ～
出航は外で見たい派です。

鎖が外れて、、、11：10、出航～(´▽｀)ゞ

バイバイ雲仙島原！
またのんびり電車で巡りに来るね！

出航も見届けたし、寒いから船内へ。。。
ガラガラやねぇ(;・∀・)

レトロな椅子やけど座り心地は悪くなかった。
お手洗いもそれはそれは古いタイプで。。。

でもなんか懐かしい感じのする船で嫌いじゃないな。

今日は天気がイマイチなんよね～
昨日はめっちゃ良かったのに。山に雲かかっちゃってる。

あっちの方遠くに島影が見えるんやけど、天草とかやろか。←かなり適当

船の走ったあとのこの白い跡ってゆうか波？見るの好きなんよ。
わかる人います(笑)？？

ゆうても1時間あるので、ほとんどは船内でのんびりしてた。
さっき港の売店で買ったこの甘夏つぶ入りジュースめちゃんこ美味しかった！

あ、だんだん九州本土が近くなってきたかな？

かもめと一緒に＊*

雲仙が完全に遠くなったな～
海は穏やかで全然揺れなし。

さて、この後は熊本に上陸して、今度は阿蘇山へ向かいまーす。
今思えば火山ハシゴ旅やなｗ

今日の宿は奥阿蘇の産山温泉【やまなみ】さん。
日本秘湯を守る会の宿やからこれまた温泉が楽しみやね♪

つづく