『加太観光きっぷ』で行く、友ヶ島・加太散策　2023年 6月

2023/06/18 - 2023/06/18

何かと週末にスケジュールが詰まっていまる今日この頃。
急遽空いたのと、お天気も良いとの予報だったので、思い立って出かけて来ました。

前から行ってみたかった、友ヶ島。
こんなに人気の場所とは知らずに、平日人がいない時に行くのは。。と避けてたんですけど。。

行く前に少し調べたら、『ラピュタの島』と呼ばれていることや、人気で船に乗れない。。などと発見！
なので、予定より早く出発することにしました。

行ってみたら、週末臨時便が出る程で、ちょうど良いくらいに人がいる状態でした。
曇り空で少し残念でしたが、プチハイキングするには、この次期こんな天候でちょうど良かったのかも。。

加太温泉にも浸かり、思ったよりも早く帰れてちょうど良い１day tripでした ♪

エリア 加太(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 船 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

人が乗っていないのにバスが遅延。
難波駅でも、切符売り場には関空へ向かう外国人の列が出来ておりすぐに切符が購入出来ず、予定していた電車に乗れず。。

特急を使わない方を買うつもりが、特急利用なら予定していた時間に近づけるなぁと。。

なんば駅 (南海電鉄) 駅

そしてこれが、『加太観光きっぷ』。
@2,500円（特急利用）
（@2,000円（特急不可）)

難波から和歌山市までの往復特急利用
加太線の一日乗車券
乗車券の提示で、観光施設で特典あり

紀ノ川、数年前の台風で壊れた橋桁が綺麗になっています。

和歌山市駅で、加太線に乗り換えます。

めでたいでんしゃ 乗り物

『めでたいでんしゃ』って4色になってるんですね。
これは『なな』と呼ばれている赤っぽい電車。

車内の内装はこんな感じ。
魚や亀の形の吊り革や魚の水引飾り。
通路にはあみだくじもあります。

ピンク色の『さち』と交差して行きます。

GAL時代、和歌山での海水浴と言えば、ここ磯の浦か隣の加太かどちらかでした。
磯ノ浦はサーファーが多いんですよね。
今も、お一人サーフボードを持って降りて行かれたし、帰りは大ぜいのサーファーでにぎわっていました。

めでたい電車の時刻表
結構走ってるね。。

加太駅に到着。

加太駅 駅

加太駅から西に向かって進むと、レトロな洋館が見えて来ました。
現在は一般の方がお住まいの、旧加太警察署庁舎だそうです。

旧加太警察署庁舎 (中村家住宅主屋） 名所・史跡

そしてその先にあったのが、古の道標。

加太の海水浴場へはこちらを進みます。
駅からだと20分くらいかかったかな。。
結構歩くんですよね。。

加太春日神社
神武天皇の東征の際に参られたというくらいだから、かなり古いお社ですね。

加太春日神社 寺・神社・教会

風情ある町並みを歩き

加太港へ到着。

第一便は出てしまいましたが、次発の船に乗れそうです。

受付の際、チケット№と、携帯番号を控えられました。
そして、『必ず帰りの船の時間を確認して』とスタッフさんから声を掛けられました。
島に置き去り防止のためでしょうね。。

船が入って来ました。

この船に乗ります。

今日は波は穏やかそう

島が見えてきました。
友ヶ島は総称で、沖ノ島、神島、虎島、そして、少し離れて地ノ島の四つで構成されています。

凄い地層（虎島）

漁場なんですね。凄い数の船が出ています。

操縦出来るって凄いな ♪

コレってクラゲちゃん！
大量発生です！！
水族館並みやん (@_@)

では、いよいよ入島！
一番大きな沖ノ島に上陸です。

友ヶ島 自然・景勝地

新たなアニメとコラボ中みたいで。。

桟橋の近くにある観光施設で散策マップを貰い

大型マップも確認して、出発します！

何かの施設？

桟橋方向を振り返ってみました。

このくらいの距離感で人もいるので、寂しくも怖くもありません。

アート作品もありました。

ここは、『海の家』？
宿泊できるのかな？！
使われているようでしたが。。

船に乗る際に、『日帰りですか？』と確認されたのはこの為？

こちらへ進む人はいなかったのですけど。。
取り敢えず、行ってみます。

第五砲台

ラピュタ感はありますね。。

一番最初に来た砲台だったので、よくわからなかったのですが、今思えば、状態は良い方かと。。

こんな看板も多くて。。
カサコソ言う音に、少し敏感になりましたが。。

鳴き声？！　木を登る音？！
目を凝らして見てみると

リスたちが移動中でした。
きっと、私のせいだね。。
ごめんね ♪

少し薄気味悪く思い始めていた所に現れてくれたので、リスくんたちのお陰で和みました。

マップにある数字は、この道標の事みたい。。
分かれ道にあるので、わかりやすいです。

小さなお花や、半夏生も。。

立派な松も多いです。

海も綺麗なんだけど。。
曇ってる為イマイチ。。

淡路島も見えています。
そして、この海が紀淡海峡ですね。

昔は海水浴なんかもしてたのかな。。

すぐ近くには、宿泊施設の廃墟が有ります。

蛇が池
葦みたいな植物に覆われています。

赤い煉瓦が綺麗な第二砲台

ここは、かなり崩れてますね。。

一番端まで行ってみると、先程の海岸線も見えています。

晴れてたら、赤と青と緑のコントラストが綺麗だったかなぁ。。

友ヶ島灯台と書かれた看板の近くに、第一砲台らしき施設も

階段より、坂道の方が良いかな。。と、こちらへ

石造りの灯台守の小屋

イギリス人により設計された、国内8個目の石造りの灯台。
灯台の開放日もあるようですが。。

友ヶ島灯台 自然・景勝地

今は全て、コントロールされているから、灯台守の小屋は不要ですよね。。
古い物は、イギリス仕込みの小屋が多いみたいだから、ここにも煙突があるのかな。。

子午線広場
日本標準時の子午線が通る最南端だそうです。

そしてこちらが、第一砲台

ここも倒壊の危険が高いのか、入れない様にロープが張ってあります。

明るい場所にフォーカスしたら、こんな写真になりましたが

肉眼ではこんな感じです。

島の反対側の海が見えて来ました。

孝助松海岸

孝助松って？

あっ、あれの事か。。
なぜかみんな、お写真撮ってました。

ブラタモリしたくなるよな岩ですね。。

さっきは、向こうから見た蛇が池です。
こちらからの方が少し高台なので見下ろす感じでした。

覚悟はしてましたが。。
登りです。

小展望台

本当に、曇ってるのが残念ですが。。
でも、晴れてたら暑かったね。。
友ヶ島構成の四つの島の一つである、神島が見えています。
（手前の小さな島）

先に第三砲台へ

真っ暗な通路を

奥へ進むと

ここへ出てきました。
ここは、ちょっとラピュタですね。。

本来は、この奥へ行くんだったんだと思います。。

しかし、この後展望台へ向かい

タカノス山展望台で休憩し

景色を堪能した後は

元来た道を

戻ってしまったので

パンフや友ヶ島広報の景色に必ずと言ってあげられる第三砲台の景色を見逃したことを、帰りの船の中で気付きました。。残念。。

しかし代わりに、公衆トイレのお掃除をしてくださっていたおじいさんの、急な山道で切り返す見事な運転技術を見ることができました。

車が通れる道なので、広めで比較的歩きやすかったです。

最初の広場に戻ってきました。

桟橋近くの海岸へ降りてみましたが、階段も壊れているところが多く、足元も危険かな。。と思いました。

歩くたびに、何か動く気がしたのでよく見てみると、こんな虫たちが石の下に隠れていきます。
声にならなかったけど、心の中で絶叫したazuraです。（虫嫌い）

船の時間が増えてる。
12:00に乗るとしても30分あるから

カフェでお茶しよう。。と振り返った時に気が付きました。
この島で使われていた、砲弾だそうです。
意外と大きいなあと思いました。
第二次大戦の終戦により、破壊された施設ですが、明治期にできた要塞の島『友ヶ島』の遺構ですね。

島唯一のカフェ『らぴゅカフェ』で、コーヒーフロートを頂きました。
カレーライスなどの軽食などもありました。
私が席を立つ頃には、結構にぎわっていました。

帰りの方が少し波がたってるかな？

また２０分で加太港に戻ってきました。

お昼を頂こうと思っていたカフェはお休みみたい。。

キッチン大ちゃん グルメ・レストラン

それなら、日帰り温泉の施設で

和歌山加太温泉 加太海月 宿・ホテル

ランチもいただこうと思いましたが、大型バスがたくさん停まっていたせい？
ランチは予約で満員だと。。
日帰り温泉は、観光切符の特典で割引価格で利用できました。
（大人1,200円→600円）

お風呂は独占で入れたので

露天風呂の開放感も満喫しました。
友ヶ島もばっちり見えてるし。。

もう一軒、前回家族で利用した温泉旅館にランチへ行ってみましたが、そこも売り切れ状態。
そこで紹介してもらった淡嶋神社の入口にあるお食事処で

焼貝＋うどん＋おにぎりのセットを頂きました。

先田商店 グルメ・レストラン

焼貝は、サザエとおく貝の一個ずつにしてもらいました。
甘辛い醤油ダレが効いて美味しかったです ♪

そして、そのあとはお参りへ

朱塗りが目を引く立派な社殿です。

淡嶋神社 寺・神社・教会

人形供養の神社だと聞いていましたが、境内に溢れんばかりのお人形たち。。
ホントにすごい量でした。

サイクリングロードがあります。

加太港にあった小屋は、お魚を売ってる小屋だと思ったのですが。。
今は廃墟になってました。。

昔ながらの

町並みを抜け

駅へ向かいます。

お土産にしようかなと考えていた蓬餅は売り切れでした。

小嶋一商店 グルメ・レストラン

港町には赤煉瓦似合います。。

揚げパンのお店
餡子ときな粉クリームのフレーバーはもう完売。
残っていたカスタードクリームを買って帰りましたが、クリームが美味しかった ♪

キシモト商店 グルメ・レストラン

列車が出発するところでした。『乗りますか？』と改札の外で駅員さんが待機。
『乗りまぁす！』と答えてダッシュしました！！
ギリギリセーフで間に合いました。

加太駅 駅

帰りはブルーな『かい』くんとすれ違い。。

和歌山市駅直結のスーパーに寄り、今晩の晩ご飯を調達。
海の幸と、山の幸を頂きました ♪

和歌山市駅から特急に。。

お昼食べ損ねた時用の非常食として持ち歩いていたお菓子を、おやつにしながら帰りました。

途中から青空が見えて来ましたが。。

残念な様な。。コレはコレで良かった様な。。

何年越しかの目的地。ラピュタ好きの私としては、確かにそんな世界観も感じられる場所で、無事行って来られて良かったです。