貴船の川床料理を頂きに… 2014年 7月

2014/07/28 - 2014/07/28

夏生まれの京都在住の友人。
誕生日の食事会を
いつも暑い季節を避けて
秋の過ごしやすくなるまで
延期してもらっていましたが
京都にも涼しい場所があったと
思い出し、今年は少し贅沢に
貴船で川床料理を
頂く事にしました。

エリア 八瀬・大原・貴船・鞍馬(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

友人との待ち合わせ場所
出町柳駅に、戻って来ました。

出町柳駅 駅

叡山電鉄の出町柳駅 改札口です。
昔から、変わらない景色です。

綺麗にペイントされた列車が
相変わらずの2両編成で到着しました。

レトロな車両で、トコトコと
のんびり進んで行きます。

さっきから、何かチリンチリンと…

吊り広告の両脇に、風鈴が…
いい音色です ♪ ^^

町中を走っていたのが
だんだん田舎の景色に変わります…

30分程で、貴船口へ到着。

一車両にパラパラくらいの
人出かと思いましたが
立っている人はいないけど
座席はほぼ満席でした。

殆どがここで下車しました。

食事を予約した旅館の方が
駅まで迎えに来てくれました。

予約は、14:00からでしたので
30分程の待ち時間、貴船神社へ
参拝する事にしました。

神社前で降ろしてくれました。

本当に人が多くて
びっくりしました。

中々降りてくる人が途切れず
一瞬のこのチャンスにパチリ！

そう言えば、神社のホームページで
七夕の事、書いてありました。

旧暦の七夕？

短冊コーナーもあり、願い事を
書ける様になっていました。

そして、本堂へお参りする人の列…

狭い境内は、人・人・人…

とても背が高く、黄緑の涼し気な
葉っぱがたわわな木がありました。

御神木の桂の木です。

本日巡った寺社の中では
一番静かかと思っていたのに…

大にぎわいの神社を後に、旅館へ
向かいました。

本日お世話になる「右源太」さん。
「左源太」という別館も更に上手に
ある、料理旅館です。

旅館の前のここが川床への入口。
係りのお嬢さんに名前を言うと
お給仕して下さる別のお嬢さんが
案内してくれました。

貴船に着いてからも、涼しく感じて
いましたが、この中に入ると
一段と涼しくなりました。

初めての川床体験。
ワクワクして来ました。^^

あまりに嬉しくて
レトロな雰囲気に合わせて
ちょっとした遊び心が疼きました。

水が線の様に写る方法を探して
カメラの機能をチェック！

結局何もし無くても、この通り…

料理が運ばれて来るまで
雰囲気や、渓流のみず音を楽しみ…
マイナスイオンにも癒されて…

簾から指す、柔らかな日差しも
全て満点の空間でした。^^

中居のお嬢さんに
今年既に3人落ちてます。
4人目にならない様
充分にお気を付けて…と
言われました。

いよいよ、お食事の始まりです。
先ずは飲み物から…

お店オリジナルのビールです。
柚子の味と香りがして、飲みやすく
爽やかで美味しかったです。

先付
ジュンサイ
魚卵
(イクラより小さくプチプチ感が強い)
山桃
レンコンフライ
枝豆
エノキの和え物

お刺身は、鯛。
手前の緑のスカスカは
蓮の茎だそうです。
ちょっと苦味のある味でした。

焼き物はもちろん、鮎の姿焼き。
頭から丸ごとどうぞ。との事…
三杯酢に少し浸けるとまた、味が
変化して美味しかったです。^^

こちらも宇治の酒造とコラボの
お店オリジナルの清酒。
最初甘い口当たりですが
最後はキリッとしています。
飲みやすい冷酒でした。

こちらは、奈良の極細巻き素麺。
メチャくちゃ細い素麺ですが
腰はありました。

揚物
湯葉
アマゴ
生麩
シシトウ
猪肉のこんにゃく挟み

特性のお塩で頂きます。

鱒の南蛮漬け

ちりめん山椒のご飯と赤出汁
お漬物の沢庵、柴漬けも美味 ♪

デザートは黒糖蕨餅。

華やかなお料理では無かったですが
どのお料理も美味しくて
この様な特別な場所で頂くことが
更に美味しいスパイスになったと
思います。

私たちの両側は外国の方でした。
中国人の二人組お嬢さんと
西洋人の男性を連れた日本人の男性。そして、周りはどちらかと言うと
落ち着いた年代のカップルや
女性のグループ…

沢山見掛けた、若いカップル達は
いませんでしたが
もう少しリーズナブルになって
日本人に日本の良さを
もっと知って貰いたいな…
何て、ちょっと思いました。

(自分も初めてなのに…
生意気言ってすみません。)

帰りも、駅まで送迎してもらい…

今度は鞍馬の方にも
又来たいなぁ〜などと思いながら…

心にも、お腹にも贅沢な一日を
過ごしました。