34番種間寺・35番清瀧寺・36番青龍寺・横波黒潮ライン・土佐龍温泉三陽荘☆四国お遍路ドライブ2023年春⑪-2

2023/04/05 - 2023/04/05

四国お遍路ドライブをしながら寄り道をしました。11日目は33番雪蹊寺、34番種間寺、35清瀧寺、36番青龍寺にお参りしながら、桂浜観光や、横波黒潮ラインをドライブしました。

【11日目前編】ホテルタウンセンター→桂浜→33番雪蹊寺→かね春
⇒ https://4travel.jp/travelogue/11835279

本編は【11日目後編】34番種間寺→35番清瀧寺→36番青龍寺→横波黒潮ライン→土佐龍温泉三陽荘
【表紙写真】土佐龍温泉三陽荘の夕食『青龍弁当』

　～～～～～～～～～～～～～～～～～～
四国八十八か所お遍路をいつかしたいと思っていました。
退職後なので時間的に自由で、気ままに自分のペースで、マイカーでドライブしながら回ることにしました。
今回は約半分にして1番札所から43番札所までを、観光を織り交ぜながら、2023年3月26日（日）～4月12日（水）の17泊18日で回りました。

【参考資料】
　『まっぷる 四国八十八か所 お遍路の旅』2021年 昭文社
　『四国八十八ヶ所霊場会HP』⇒ https://88shikokuhenro.jp/
【参考】Google画像検索（Googleレンズ）、Wikipedia

エリア 土佐市・須崎市(高知)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

【11日目】4月5日（水）後編
11:30　かね春（高知県高知市春野町）
念願のここの『うなぎ丼（1本）』を食べることができました。
丼の中段にもうなぎが入っていてビックリ！　確かに全部でうなぎ1本使ってあります！

12:15　34番札所 種間寺に向けて出発。

かね春 グルメ・レストラン

12:25　34番札所 種間寺（たねまじ）（高知県高知市春野町）
真言宗 豊山派、本尾山 朱雀院。

弘法大師よりも200年前に、航海の安全を祈願して創建したのが寺の起源。

種間寺 寺・神社・教会

弘法大師像
種間寺の名前になったのは、弘法大師が中国から持ち帰った五穀の種を蒔いたことが由来。

本堂
創建：810-824年（弘仁年間）
開基：弘法大師
御本尊：薬師如来（国指定重要文化財）

ろうそくとお線香をあげて、納め札とお賽銭を入れて、お経の代わりに私は「南無大師遍照金剛」を三唱します。

大師堂でも、ろうそくとお線香、納め札とお賽銭、お経の代わりの「南無大師遍照金剛」三唱。

子育観音
底を抜いた柄杓にお札を添えて授けられたものをお寺でいただいて、妊婦は床の間に飾ります。無事に安産すればお礼に底のない柄杓を寺に納める。
それがたくさん吊るされています。

真っ赤なツツジの花が綺麗です。

『納経印』300円
右：奉拝
中央：（梵字）（御本尊名）薬師如来
左：（寺名）種間寺

御影とカード

35番札所 清瀧寺への道は、ネットでは「非常に狭く、急坂のヘアピンカーブ、Uターンなどが多く、タクシーなどの交通量も多い。小型オートマ車がお薦めの最難関」と書かれてあって、ビビっていました。
横幅の大きい３ナンバー車でしたが、大丈夫でした。道路わきの桜の花を楽しむ余裕もありました。

13:05　35番札所 清瀧寺（きよたきじ）（高知県土佐市高岡町）本堂
真言宗 豊山派、醫王山 鏡池院（きょうちいん）。

創建：723年（養老7年）
開基：行基菩薩
御本尊：厄除薬師如来

ろうそくとお線香、納め札とお賽銭、お経の代わりに「南無大師遍照金剛」三唱。

清瀧寺 寺・神社・教会

大師堂でも、ろうそくとお線香、納め札とお賽銭、お経の代わりに「南無大師遍照金剛」三唱。

土佐市の北部、醫王山の中腹にあって、「土佐和紙」「手すき障子紙」の高知の紙どころ。
弘法大師が一七日の修法をして満願の日に、金剛杖で壇を突くと清水が湧いて鏡のような池になった。それが醫王山 鏡池院 清瀧寺の由来。
この水によって田畑を潤し、「みつまた」をさらし、紙を漉くのに貢献して、土佐和紙産業に結びついたらしい。

厄除け薬師如来立像
台座を含めた高さ15m。真っ暗な内部を手探りで進む88段の戒壇巡りもあります。
1933年（昭和8年）に、土佐和紙産業の地元の業者が寄贈。

『納経印』300円
右：奉拝
中央：（梵字）（御本尊名）（厄除）薬師如来
左：（寺名）清瀧寺

「駐車場代志納」とのことで200円納めたら、寺名入りボールペンをいただけました。

13:50　宇佐大橋（高知県土佐市宇佐町福島）
浦ノ内湾の土佐市宇佐町福島から、対岸の横浪半島の井尻までをつないでいます。
1973年（昭和48年）に橋ができるまで、福島から井尻まで約400mを、1200年も渡し船が出ていたそうです。

宇佐大橋 名所・史跡

橋を渡ると綺麗な浜があります。
竜の浜（ドラゴンビーチ）（高知県土佐市宇佐町竜）

竜の浜（ドラゴンビーチ）
正面に崎山（高知県土佐市）が見えます。
この浜に面している土佐龍温泉三陽荘に泊まりますが、時間に余裕があるのと、明日はもっと天気が悪くなりそうなので、もう少し行程を先取りします。

14:15　36番札所 青龍寺（しょうりゅうじ）（高知県土佐市宇佐町竜）鐘楼門
門の上の格子の中に鐘があります。
真言宗 豊山派、独鈷山 伊舎那院 （とっこうざん いしゃないん）

青龍寺 寺・神社・教会

仁王門

三重塔
1992年建立。

本堂まで170段の急な石段がつらかった (;T_T;)
元横綱の朝青龍は、隣接する明徳義塾高校在学中にこの階段で練習をしたという。しこ名もこの寺の名前が由来。

龍の手水舎

本堂
創建：815年（弘仁6年）
開基：弘法大師
御本尊：波切不動明王（海難守護や世の荒波から人を守る）
木造愛染明王坐像は重要文化財指定。

ろうそくとお線香、納め札とお賽銭、お経の代わりに「南無大師遍照金剛」三唱。

大師堂でも、ろうそくとお線香、納め札とお賽銭、お経の代わりに「南無大師遍照金剛」三唱。

薬師堂

『納経印』300円
右：奉拝
中央：（梵字）（御本尊名）波切不動明王
左：（寺名）青龍寺

御影とカード

納経所に「お接待です。御自由にどうぞ」と書かれていたので、最中をいただきました。
今回のお遍路ドライブは車で回っているので、ほかに途中で『お接待』にあうことはありませんでした。

14:45　まだ時間に余裕があるのと、明日の天気が心配なので「横波黒潮ライン」を走ります。

15:00　横浪県立自然公園 帷子崎（かたびらざき）（高知県土佐市　横浪半島）
横浪黒潮ラインの途中で一番見晴らしの良い、綺麗な場所です。展望台があって、ゆっくり景色を楽しめます。

横浪県立自然公園 帷子崎 公園・植物園

右に見えるのは、清吉碆。
リアス式海岸の景色をじっくり眺めることができます。
こんな磯ならば、良い釣り場なんだろうなぁ！

横浪黒潮ライン（高知県土佐市　横浪半島）
緑の植物にさえぎられて、リアス式海岸を眺めながらずっと走ることはできません。でも帷子崎、武市半平太像など、数か所に展望台があります。

横浪黒潮ライン 名所・史跡

須ノ浦パーキング
この高台に立っているのが…

15:12　武市半平太像（高知県須崎市浦ノ内須ノ浦）小雨降ったりやんだり・18℃
武市 瑞山（たけち ずいざん）1829年（文政12年）-1865年（慶応元年）
幕末の志士、土佐藩郷士。土佐勤王党の盟主。

武市半平太像 名所・史跡

土佐偉人像が高知県内のあちこちにあるのを一覧にしてあります。
今回のお遍路ドライブでかなりカバーしていますね。

須ノ浦パーキングからの見晴らしはお薦めですね。
天気が良ければもっと良いですね。

15:20　横浪黒潮ラインを折り返して、竜の浜前の土佐龍温泉三陽荘に向かいます。

15:40　竜の浜（ドラゴンビーチ）（高知県土佐市宇佐町竜）に戻りました。

右に崎山があります。

土佐龍温泉三陽荘（高知県土佐市宇佐町竜）

予約サイト：じゃらん
プラン名　：お遍路さん応援プラン・山側眺望なし洋室ツイン・B&洗浄T付・Wifi・夕朝食『青龍弁当』
1泊2食　 　：12,980円。
じゃらんp　 ：－500p
全国旅行支援：－2,596円　
地域クーポン：2,000円分
※　旅行前に予約しましたが、4月に入って高知県の旅行支援再開を知って、予約を取り直しました。
請求額　　　：9,884円　事前オンラインクレジットカード決済。
「龍馬パスポート」スタンプ2個押印、ミネラルウォーター1本いただけました。

入湯税 150円と、夕食時の飲み物はチェックアウト時に清算。

土佐龍温泉 三陽荘 宿・ホテル

玄関横に足湯があります。
チェックインしたらすぐに大浴場の温泉に浸かりたいので急ぎます。

客室2209号室　B&洗浄T付・Wifi完備
「山側眺望なし洋室ツイン」と思ったら…

海側です！ 雨でかすんでいるけど…
あとでフロントで聞くと、「2階は視界が良くないので、当館では『海側』扱いにしていません」と。なんか嬉しかったです。

お茶とお茶請け菓子

楽しみだった温泉に入ります♪

土佐龍温泉
泉質：カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉（高張性中性温泉）
泉温：40.1℃
Ph ：7.2
効能：筋肉痛、腰痛、神経痛、胃腸機能の低下、軽い喘息又は肺気腫など。
その他：源泉かけ流し・循環ろ過

露天風呂

露天風呂には風情ある庭があります。

18:00　夕食
1階レストラン「tossa竜terrace」
わら焼きライブキッチンになっていて、食材もお酒類も地元のものにこだわっているようです。期待が持てます。
このレストランでもネパール女性が働いていました。（四国ではネパール人の特定技能外国人が多いですね。）

ゆずサワー（660円）

『青龍弁当』
（下段左から）前菜6種（サンマの照り焼き・厚切りベーコン・ギンナン・バイ貝など）
カツオのたたき・カンパチ
カツオの照り焼き
（上段左から）シイラ（スズキ目シイラ科）の南蛮漬け
エビと野菜の炊き合わせ
エビとサツマイモなどの天ぷら

どれも美味しかったです。胃袋も心も満たされました。

　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
この続きは【12日目】4月6日（木）前編「鳴無神社・しんじょう君と鍋焼きラーメンのかわうその里・久礼大正町市場・37番岩本寺」
⇒ https://4travel.jp/travelogue/11840295

この旅行記へのコメント （4）

• ありんありんさん 2023/06/29 05:16:43

  おはようございます

  RON3様。メールありがとうございました。
  お遍路ドライブ、壮大な計画で
  運転、写真に、記録に…と
  毎回スゴイなあと思っています。
  仕事が立て込んで、なかなか旅行には
  行けそうもないので、また、
  訪問します。お体ご自愛下さいませ。
  ありんありん
  

  RON3さん からの返信 2023/06/30 10:37:25

  Re: おはようございます

  ありんありんさん、おはようございます
  
  いつも訪問、投票、そしてコメントをくださり、ありがとうございます。
  とても励みになります。
  
  年々加齢とともに、体力、健康も下り坂を実感する中で、今春に念願の「四国お遍路ドライブ」を実行できてよかったなと、しみじみ感じています。
  今秋は是非残りの札所を回りたいものだと思っています。
  
  ところが、先日群馬県の草津温泉での湯治中に転んで利き腕の右手首を骨折してしまいました。全治1か月半とのこと。
  秋までには治るのであれば、なおさら加齢を重ねる前に、是非行きたい、結願したいものだと、思っています。
  そのためにも、医師の指示をきちんと守って治療・リハビリはきちんとやらなくちゃと、自分に言い聞かせています。
  　　　　　RON3

  ありんありんさん からの返信 2023/06/30 20:00:28

  Re: おはようございます

  大変です。骨折。
  暑いし、利き手で…。
  でもこんな時こそ、焦らず、
  ゆっくり養生してください。
  

  RON3さん からの返信 2023/06/30 21:02:21

  RE: Re: おはようございます

  ありんありんさん、こんばんは！
  
  おっしゃる通りですね。
  こんな時こそ、焦らず、しっかりと養生しないといけませんね。
  
  ありがとうございます。
  　　　　RON3
  
  （同じ文面の返信が2通届きました。こちらの判断で、1通は削除させていただきましたね）