81日間世界一周★15 キト街歩きと展望台

2023/03/31 - 2023/04/01

３月はエクアドルの雨期に当たると知らずに計画。それでキト滞在中は雨を覚悟していましたが、意外にも雨に降られたのは3日間のうち2日目の1時間ほどだけでした。
高度計アプリを入れました。2850mあるはずですが実測は2817ｍとやや低めに出るようです。

【移動】(今回分の移動も無し)
3/28 バルセロナ1345 ⇒ ボゴタ1745 アビアンカ航空AV19 ANA特典航空券
3/29 ボゴタ空港 ⇔ Portal El Dorado　シャトルバス
3/29 ボゴタ1515 ⇒ キト1655　アビアンカ航空AV8373 ANA特典航空券
3/30 キト空港 ⇒ Simon Bolivar Y Juan Bautista Aguirre バス　2.5ドル
4/2 サントドミンゴ広場0951 ⇒ キトゥンベBT1028　C4バス　0.35ドル
4/2 キト1100 ⇒ テナ1620　PELILEOバス　8ドル
4/3 テナ ⇔ ミサワジ　バス　0.9ドルx2
4/4 テナ0630 ⇒ クエンカ1820　CENTINELAバス　20.9ドル
4/6 クエンカ2100 ⇒ チクラーヨ1030+1　Semeria国際バス　35ドル

【宿泊】
3/30-4/1 Hostel Yumbo Imperial ダブル　4.99ドル,4.87ドル×2

1ドル≒133円

エリア キト(エクアドル)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

キト2日目の午後、花壇が綺麗な広場のあるサンタクララ教会。楕円形のドームが目印。

サンタクララ教会 寺院・教会

そこから北東に１区画歩くとサンフランシスコ広場に出る。ここは終日鳩に餌をやる人や露店で賑わっていました。

サンフランシスコ広場 散歩・街歩き

天気が回復してきたのでパネシージョの丘に行ってみます。坂道に差し掛かると人通りが無くなり警戒モード。

住宅地の横の階段をひたすら上昇。犬の吠え声が聞こえてきた。

パネシージョの丘に立つ翼を持ったマリア像、足元には蛇を捕らえている。アルミニウム片で作られた像としては世界最大だとか。

パネシージョの丘 散歩・街歩き

上からはキト市内が一望できます。中央遠目にヴォ－ト国立大聖堂。

像の横には土産売り場や食堂が10軒ほど連なっていて、店頭でジュースの試飲を勧められました。

町の中心に向かって降りる道もあったけれど、そろそろ日暮れだし迷うと厄介なので登りと同じ道を降りました。

住宅地の中にも地元の食堂が夕方の営業を始めていました。

通りの屋台が人気だったので食べてみます。

牛筋がトッピングされた丼。1.3ドル。露店の婆さんがタレをかける前にpicante?と聞いてきた。調べたら「辛い」と言う意味。辛いのは苦手だけど生タマネギが好きなので少しだけかけてもらう。

サンフランシスコ広場から見たラ コンパニーア デ へスス教会のライトアップ。

ラ コンパニーア デ へスス教会 寺院・教会

キト3日目。部屋の窓から予想外の青空が見えたので、キト滞在の延長する気になる。

宿の居心地がいいので今夜も泊まることにしました。4.87ドルをコインで支払い。

「南米には珍しい植物があるので写真を撮ってほしい」と地元で生け花の先生をしている同級生にリクエストを受けていたので、植物の店をチェック。

昨日に続きメルカド・セントロで朝食。きのう向かいの席のおばさんが食べていた牛頭のスープに挑戦。

牛頭のスープ 1.4ドル。アルマジロの背中みたいな部分にはたじろぎましたが肉がホロホロにほぐれて、コラーゲンたっぷりそうで美味しい。肉全部で80g位。なにかの実もたくさん入ってて、隣のおっさんは全部それを残してた。

海産物を売る店。

サンフランシスコ広場に近いホテル・カサ・ガンゴテラ。

Hotel Casa Gangotena ホテル

カミロ・エガス(1889-1962)の作品を展示する美術館。彼はエクアドル生まれで先住民主義の現代美術画家。

原住民を描いた絵が展示されていました。

土と花の香りがしてくるような絵。

中庭もあってゆっくり過ごせます。

サンタバーバラ教会。現在の建物は19世紀に再建されたもの。

べナルカサル広場に立つセバスティアン・デ・ベラルカサルの像。ピサロの遠征に加わりキト渓谷を征服後にキト都市建設にあたった。

金魚売り。南米の繁華街では客を待たずに売り歩くスタイルも結構います。

韓国ラーメン屋では辛カップ麺を2.5ドルで売っていました。

ミャンマーでもよく見た豚皮のフライ。片手のひら程で１ドルなので割高に感じます。

お菓子を売る店。

チョココーティングしたバナナをよく売ってます。

1回10セントのゲーム機コーナー。

午後になって一段と賑わってきました。

キト市街 旧市街・古い町並み

サナグアという果物は慢性胃炎や便秘、感染症、腎臓の炎症にも効くようです。

ベトナムを連想する。

通りの先に見えるのが薄オレンジ色の凱旋門。

凱旋門 建造物

宿に近いサントドミンゴ広場に戻ってきました。

サント ドミンゴ広場 広場・公園

今日はサント ドミンゴ教会が開いていたので逃さず見学。

サント ドミンゴ教会 寺院・教会

主祭壇はネオゴシック様式の黄金の櫓が半円アーチの窓から光があたる独特の構造。

青を基調とした壁を植物文様がうめ、ムデハル様式の天井には殉教者の肖像画が並ぶ複雑な構造で、見ていて飽きない。

脇の礼拝堂の黄金の柱には葡萄の実が生っていて装飾山盛り。

赤いドレスのマリアは原住民がインカの伝統を残そうとスペイン人に抵抗して描いたものだそう。

この日は土曜。通りの出店も増えた感じ。

スイーツ？すごい色！

独立広場では流しのパフォーマンスが始まった。

独立広場 広場・公園

エクアドル国旗がはためく大統領府。

大統領府 建造物

公園でよく見かけるのはアイスクリームではなくメレンゲ。だから炎天下で売り歩いても溶けない。

エクアドルの露天商はアクティブ。ネギまで売り歩いています。

植物の立ち売りも多い。

揚げバナナにチーズてんこ盛りは全長24cm,推定350g。干しいもに近い味でチーズが多すぎて一部お持ち帰り。

セビーチェカマロンとジャガイモスープ、ポップコーンをトッピングした屋台めし。1ドルと激安。味はまあまあ。そばにいた女子が英語で通訳してくれたので、ついでに撮影用に持ってもらう。

今日は街の西側にある展望台に上ってみます。

徐々に坂道を上る。

登り口に建つエル・テハル教会は二つの白い鐘楼を持つ。Iglesia de El Tejar

祭壇の中央はバルセロナから持ち込まれた慈悲の聖母の像。

車道を横切り階段の小路を直線的に上る。

こんな急坂が通学路なら毎日が高地トレーニング。膝に手をあてて立ち止まる回数が増える。

苦労して上った先に路線バスが上ってきたのにはびっくり！次に来る機会があれば絶対このバスで来たほうがいい。

富士山以外の日本の山より標高が高いのに山は木々に覆われていて日本アルプスとは大違い。赤道直下だからか。

山奥に水処理場が出現。

その先で小さな滝を発見。ラ・チョレラの滝。水量少な目、落差は意外とありそう。

目標地点のフンボルト展望台(Mirador de Humboldt)に到着。

標高3250メートルまで登ったわりに成果は滝といまいちな遠景。昨日行ったパネシージョの丘よりはるかに高い展望台ですが、高ければよい景色とは限らないとつくづく思いました。

帰り道、坂を下っていくと南米らしくサッカーをやってました。

住宅地のとある路地が泡だらけ。Google翻訳を見せて尋ねたら誕生パーティーとのこと。この時がSpain語の翻訳機として初使用。

下山して中心部まで戻ってきました。キト大聖堂の銘板には「アマゾン川の発見はキトの栄光」と記されていました。明日はそのアマゾンにバスで下ります。

キト大聖堂 寺院・教会

この旅行記へのコメント （2）

• もれもれさん 2023/10/04 13:09:57

  カメラぶら下げて・・・

  前略、楽しく読ませていただいています。
  さて、現地の様子を教えていただきたいのですが、肩からカメラをぶら下げていても安全でしょうか？
  スマホやカメラは極力人目につかないようにとの書き込みを目にするのですが・・・。

  Halonさん からの返信 2023/10/05 21:06:48

  Re: カメラぶら下げて・・・

  もれもれさん、コメントありがとうございます。
  カメラを下げて歩いていると何度か通行人から気を付けるように注意されました。でも出し入れが面倒なので人通りの少ない場所など部分的に隠していました。今回行った中ではキトはリマの次に危険そうな空気を感じました。